短い足は改善できる?長くする方法をチェック!
足の長いすらっとした見た目は誰でもが憧れるモデルスタイルです。足を長くする方法は毎日のストレッチや運動によって手に入れることができ、成長期の終わってしまった大人の女性でも気軽に挑戦することができます。
今回は足が短くて悩んでいる方に、足を長くする方法を詳しくご紹介します。ストレッチや運動はだれもが始めやすいメニューばかりなので、モデルスタイルに近づきたい方はぜひ参考にしてみてください。
そもそも足が長いか短いかはどうやってわかるの?
足を長くする前に知りたいのが、自分の足は短いのか、長いのかです。自分の足が短いのか、長いのか判断するのが難しい現状です。昔は座高が高いと足が短いと思われてきましたが、座高は足の長さと関係ないことが分かっています。
足の長さを知りたい方は、股下を測るようにしましょう。しっかりと直立した状態で、股下から床までの長さを測ります。身長と股下のバランスもあるので、成長期の方は計算に気を付けてください。
股下を身長で割る「股下比率」
足の短い、長いを判断するのは「股下比率」がおすすめです。股下比率とは1人1人身長に対する足の長さを測ったものになり、身長に合わせて足の長さを測れるのでより正確な数字が出せると言われています。
股下比率のやり方は、まず自分の身長と股下の長さを測ります。計算式は「(身長÷股下)×100」です。足が長いという目安は45%と言われているので、自分の足の長さを正確に出すことができます。
足の長いモデルの平均が46%から47%と言われています。たまに50%を超える方がいますが、まれに見る足の長さと言えます。逆に40%前後の場合は、足が短いと言えます。
日本人男女の平均股下比率
自分の身長に対して測れる股下比率は、運動やトレーニングのメニューを組むのに役立ちます。日本人の平均身長と平均股下の長さで平均の股下比率が出せるので、この平均値を目安に運動やトレーニングを行うのがおすすめです。
まず男性の平均股下比率は44.95%です。この数字は日本人男性の平均身長が「171cm」、平均股下の長さが「77cm」の場合に出した数字になります。
女性の平均股下比率は44.94%です。この数字は日本人女性の平均身長が「158m」、平均股下の長さが「71cm」で出した数字です。このように平均の股下比率は男女で大きな差はありません。
足が短い原因は?
足を長くする前にまず、自分の足がなぜ短いのが原因を知っておくのがおすすめです。毎日の生活によって足が短くなっている可能性もあり、足を長くする前に生活習慣を改善することができます。
今回はそんな足の短い原因について、詳しくご紹介します。初めてチェックする方は、自分に当てはまる箇所はないか最初に目を通しておくのがおすすめです。この情報は足を長くするやり方の参考になります。
成長期の栄養不足
身体は子供から大人になるために「成長期」が設けられています。この成長期に栄養不足の場合は足が短い原因となってしまいます。成長期に必要な栄養素はカルシウム、マグネシウム、ビタミンD、ビタミンK、たんぱく質です。
成長期に必要な栄養素が偏ってしまうと、骨の成長が阻害されてしまいます。そのため足の骨も充分に成長できず、結果的に足が短くなってしまいます。成長期だけでなく、幼少期からバランスの良い栄養をしっかりと取りましょう。
成長期に関わらず、栄養素をしっかりと摂取することで足を長くすることに繋がります。もちろん、栄養をしっかりと取って運動するのも忘れないようにしてください。
運動不足
足の短い原因は、運動不足も充分に考えられます。骨格がほぼ出来上がってしまう大人からやるよりも、運動は小さいころから続けるのが重要です。身体全体の骨の成長をスムーズにするために、食事と運動は欠かせません。
運動やストレッチをすることで骨周りの筋肉がつき、骨の成長を手助けしてくれます。運動もテニスや水泳、バトミントン、サッカーが足が短くなりにくいと言われ、小さい子供から始めやすいです。
運動は適度な量を行いましょう。無理に筋肉をつけすぎても、足の短くなる原因を生んでしまいます。そのため、あまり無理をせずに楽しみながら運動を行うのがおすすめです。
太り過ぎ
実際には足が長いのに、足が短く見えてしまう原因として「肥満」があります。少しぽっちゃりとしている方も腰のくびれが無くなってしまうので、結果的に足が短く見える原因になります。
太っている原因としては食べすぎ、もしくは運動不足があります。適度な運動をすることで体脂肪を減らすことができ、スタイルが良くなるので足も長く見えます。足の長さがある方は、脂肪を落とす運動に専念しましょう。
身長が低い
足が短く見えてしまう原因よして、身長の低さも関係します。身長の高い人は身長の低い方よりも必然的に足が短く見えてしまいます。例え股下比率が一緒でも、短く見えるのが身長の低い方です。
身長が150cm以下の方は通常より足が短く見える可能性が高いです。また、マキシ丈のスカートを引きずってしまう方も足が短く見えてしまう傾向があります。身長の低さは大きな原因として挙げられています。
遺伝によるもの
足の短い原因として、最近では遺伝も関係していると言われています。ですが、すべてが遺伝子のせいとは言えません。例え親が足の短い人であっても、運動の工夫や食事など生活スタイルで足を長くすることができます。
運動やストレットをして体格を増進することで、短い足も改善されていきます。成長期にはもちろん、大人になるまでに運動や栄養をしっかり補給しておきましょう。スタイルの良い人は陰で並みならぬ努力をしています。
正座して座ることが多い
日本人は欧米人に比べて足が短いと言われていますが、その1番の原因は「正座」です。日本人には昔から正座の文化があり、畳部屋が多かったので足を曲げて座る習慣がついています。
正座は足を曲げて座るので、足の成長を妨げてしまうと言われています。そのため、椅子やソファに座っている欧米人よりも足が短くなってしまい、足を長くする習慣がありませんでした。
戦後には椅子やソファの文化も取り入れられ、現在では足の長い人が増えはじめています。正座をしすぎると足のむくみ原因にもなってしまうので、長時間正座をすることはなるべく避けましょう。
足を長くする方法
足の短い原因が判明したら、次は足を長くする方法を学びましょう。足の短さを悩んでいる方も、正しい運動やストレッチで足を長くすることができます。大人の方も挑戦しやすいので多くの女性から注目を集めています。
今回は足を長くする方法を詳しくご紹介します。運動やストレッチなど種類もいくつかあるので、自分の続けやすい方法を調べるのがおすすめです。初めて行う方はぜひ参考にしてみてください。
長くする方法①太ももに効く筋トレ
足を長くする方法としておすすめなのが太ももの筋トレです。太ももの筋トレは家にいながら簡単に行うことができ、下半身の筋肉をつけることでむくみにくい足を作ることができます。
太ももの筋トレはまず、椅子に座って左右の膝の間にペットボトルを挟んでしっかりと固定しましょう。ペットボトルを挟んだまま30秒ずつ上下に動かし、太ももに力が入っているか確認しましょう。
休憩をはさみつつ10セット行うのがおすすめです。ペットボトルをはじめ、辞書など膝に挟みやすく、重量のあるものを選ぶのがおすすめです。
長くする方法②むくみを取るマッサージ
足を長くする方法として、簡単な足マッサージもおすすめです。足のむくみを取ることができ、足が太く見える原因を解消できます。オフィスなど長時間座ってむくみやすい方はマッサージがおすすめです。
足を長くするマッサージの方法は、両手をぐーにした状態で足の下から上へ押しあげるようにマッサージしていきます。押し上げるときはあまり力を入れずにリラックスすることが大切です。
最後に両手をパーにした状態で足を揉みながら下から上へマッサージしましょう。親指を中心に指圧を加えていきながら、むくみを取るのをイメージしていきましょう。
長くする方法③背筋を伸ばすストレッチ(1)
足を長くする方法として、背筋を伸ばすストレッチがおすすめです。背筋を伸ばすことで身長が伸び、結果的に足を長くすることに繋がります。身体全体のバランスを上げることで、足を長く見せることができます。
まず、ストレッチ方法として楽な姿勢を取って前で両手を組み揺らしましょう。組んだ手をひっくり返して、上に持っていき深呼吸しましょう。そのまま右手を床に置き、左腕を肩甲骨から動かしてゆっくりと回します。
その後斜め上で腕を止めて深呼吸します。左腕を肩甲骨から動かし、ゆっくり回して、膝の上に腕をクロスにして背中を曲げましょう。腕をほどきながらゆっくりと上に上げ、手をクロスさせます。最後に腕を後ろ向きに下ろしながら肩甲骨で胸をそらします。
長くする方法④背筋を伸ばすストレッチ(2)
背筋を伸ばすストレッチはもう1種類あります。両手両足を床につき、肩幅に広げます。へそを見るように身体を丸めていき、腕を前に滑らせて身体を指先で支えてお尻を突き上げます。
また、肘を床に着けて同様の姿勢を取ります。手のひらを床につき、ゆっくりと膝を床につけながら伸ばしていきましょう。その動作を続けて行くことで、ストレッチになります。
その後膝立ちになり、つま先を立ててかかとを手で掴みましょう。最後に腰に手を当ててゆっくりと姿勢を戻し、身体をリラックスさせます。ストレッチはもちろん、心も穏やかになります。
長くする方法⑤ヒップアップエクササイズ
足の短くなる原因として、お尻の筋肉ないこともあります。そのため、足を長くする方法としてヒップアップエクササイズが人気を集めています。
ヒップアップエクササイズの方法はまず、腹式呼吸をしながら足踏みをして身体を温めていきましょう。その後前屈姿勢になりながら足踏みを続けていき、床にあおむけに寝転びましょう。
膝を曲げてお尻を挙げていきましょう。お腹をへこますのを意識して、お尻を上げ下げしましょう。最後に膝を抱えて起き上がります。ストレッチの間は腹式呼吸を意識するようにしましょう。
長くする方法⑥ヒップウォーク
足を長くする方法としてヒップウォークもおすすめです。ヒップアップを目指せるエクササイズになり、ヒップウォークは健康にも良いと言われています。
まず床に座って、両足を揃えて前に出します。お尻を床につけたまま右足、左足の順番で交互に前へ3歩ずつ進んでいきます。3歩進んだらまた交互に後ろへ3歩下がります。
この行為を10回続けるだけでヒップウォークができます。骨盤を引き締められる効果があり、正常な位置に戻ります。そのため痩せやすい身体を作ることができ、ダイエットにも最適です。
足を長くするO脚の改善方法
日本人女性で悩んでいる方の多い「O脚」。O脚は足を短く見せる原因とも言われており、O脚を治すことで見た目も美しい足になります。O脚は歩き方や足のゆがみが原因ともいわれています。
O脚は太もも、膝、ふくらはぎがそれぞれ離れている方のことを言います。直立で立った状態で鏡を見たら、自分がO脚なのか把握することができます。隙間が空いてれば空いているほど重度のO脚です。
日本人女性の8割はO脚
日本人女性の約8割はO脚と言われており、悩んでいる方は全国に多くいます。O脚は足を短く見せるので、注意が必要です。O脚は足のゆがみが原因と言われており、本来の長さが出ていない場合がほとんどです。
足を長くする方法として、そのO脚を治す運動やストレッチ方法があります。足をまっすぐすることによって結果的に足を長くすることができ、足を長くする方法を知りたい方は要チェックです。
O脚改善方法①ストレッチ
O脚を改善できる簡単なストレッチがあります。まず、仰向けに寝転がって膝を立てます。そのまま右足を左膝の上に重ねて、寝転がりながら足を組んだようなポーズを作っていきます。
その後、右足のつま先を左足のふくらはぎの下に入れ、そのまま20秒ほど維持します。その後足をほどいていき、左足で同様のストレッチを行います。
このストレッチは器具など必要なく、寝転がれるスペースで行うことができます。また、毎日日課にすることでO脚が改善され、足を長くすることに繋がります。
O脚改善方法②筋トレ
O脚の改善には効果的な筋トレもあります。O脚の原因でもある股関節のゆがみは姿勢が原因とも言われているので、姿勢を正すのも効果的です。筋トレの前に姿勢を見直しておきましょう。
まず、椅子に座って足をぴったりと閉じます。両手を膝の内側におき、そのまま膝を開くように外側に力を入れていきます。そのとき、足は手に抵抗すうように内側へ閉じようと力を入れます。
この状態を20秒間維持するだけで、O脚を改善できる筋肉がつきます。合計3セット行うことで足の内側の筋肉がつき、外側の筋肉とバランスを取ることができます。
足を長く見せる方法
足を長くする方法は、運動やストレッチ以外にもあります。どれだけ綺麗な足をしていても、服装や見せ方によって短く見えてしまう可能性が高いので、足を長く見せる方法を把握しておくのがおすすめです。
今回はそんな足を長く見せる方法をまとめてご紹介します。人間の錯覚をうまく利用することで少しでも足を長く見せることができ、自分のモチベーションも上がるのでおしゃれが楽しくなります。
長く見せる方法①姿勢を良くする
足を長く見せる方法として簡単なのは、姿勢を良くすることです。前かがみになったり、猫背の状態が続くとどうしても姿勢が悪くなって身体のゆがみが発生してしまいます。
身体のゆがみは足を短く見せる原因ともなります。また、姿勢が悪くなるとO脚の原因とも言われているので、普段の生活から姿勢に気を遣うようにしましょう。
姿勢を正すことで筋肉の付き方も変わり、歩いているだけでおしっかりと脂肪を燃焼してくれます。また、姿勢が良いと全体的に美しいスタイルとなり、足も長く見せることができます。
長く見せる方法②ハイヒールを履く
足を長くする、長く見せる方法として効果的なのはハイヒールです。女性はハイヒールを履くことで足を長く見せることができ、ハイヒールはパンプスや運動靴と違って歩いているだけで筋トレになります。
ハイヒールは身長を高く見せる効果もあるので、結果的に足を長くすることができます。ミニスカートなど足を出す服装にする場合は、足を長く見せるためにハイヒールを履く方が多いです。
ヒールだと足が疲れてしまう方は、インソールを入れるのがおすすめです。少しでも足を長くすることができるうえ、足への負荷が軽減されるのでデートや女子会にも利用することができます。
長く見せる方法③服装の見直し
足を長く見せるために、服装を見直す必要があります。コーディネートはスタイルを良く見せるために重要なポイントでもあり、ファッション次第で人間の錯覚を利用して足を長くすることも可能です。
コーディネートのポイントとしては、重心を上に持っていきます。重心を下に持っていくとどうしても短い足に見えてしまい、アンバランスです。そのため、なるべくハイウエストやワンピースなど選びましょう。
また、首周りにストールを巻くなど重心をなるべく上に持っていきましょう。実際に足を長くするわけではありませんが、服装や姿勢を変えるだけですぐにでも始められる方法です。
ワンピースを着る
足を長く見せる服装としておすすめなのが、ワンピースです。ただワンピースをそのまま着るのではなく、大人っぽいワンピースを選びウエスト部分にベルトを巻いて重心を上にもっていきましょう。
人の視線をウエストのベルトにもっていき、身長を高くして足を長く見せることができます。ワンピースを着る場合は太ももを絞っておくことで、さまざまな種類のワンピースを着こなすことができます。
冬の時期はニットのワンピースに、お好みのベルトを装着しましょう。足元はパンプスやハイヒールを履くことでより足を長く見せることができます。また、女性らしさも演出できるので、デートにもおすすめです。
丈の短いトップス
足を長く見せるためには、トップスの丈を短くするのがおすすめです。丈の短いトップスはコーディネートが少し難しいですが、思い切って挑戦してみてください。胴が長く見えるので、結果的に足を長くすることができます。
丈の短いトップスは着こなしによってさまざまな見え方を楽しめることでも知られています。丈の短いトップスを利用してコーディネートする場合は、必ず鏡を見ながら選ぶようにしましょう。
丈の短いトップスの場合は、足元がスニーカーでも足を長く見せる効果があります。そのため、歩きやすい恰好をしたい方にはおすすめのコーディネートです。
パンツと靴を同じ色にする
あまり知られていませんが、足を長く見せる方法としてパンツと靴を同じ色にする方法があります。同じ色で統一することによって、足と靴が一体化して見えるのでとても長い足を演出することができます。
逆にパンツと靴がまったく違う色をしている場合、足と靴の境界線がはっきりとしてしまいます。そのため足の長い方も短く見えてしまうので、なるべく同じような色を選択するのがおすすめです。
パンツと靴の色を同じにすることは、目の錯覚を利用しています。コーディネートは実際の足を長くすることには繋がらないので、しっかりと運動やストレッチを行いましょう。
長く見せる方法④足を揃えて座る
足を長く見せる方法として「足を揃えて座る」が効果的です。まず、座るときの姿勢で気を付けることは、足を揃えて斜めにすることです。足を長く見せる以外にも、女性らしさを演出できます。
また、つま先までしっかりと伸ばして座ることで足の長い美しいスタイルに見えます。また、この姿勢を良くする方法は自然と足の筋肉を使っている座り方なので、筋トレもできて一石二鳥です。
もちろん、歩いたり立っている時も姿勢を気にしながら進むようにしてください。姿勢を伸ばして身体全体を伸ばして見せることで、自然と足を長くすることができます。
大人でもOK!足を長くする方法を試そう!
足を長くすることで、モデルのような綺麗な身体を目指すことができます。足を長くする方法は紹介した以外にもたくさんあり、毎日続けることで美しいスタイルを保つことができます。
足を長くしたい方はもちろん、女性らしいスタイルになりたい方にもおすすめの運動方法です。成長期を終えた大人の方でも気軽に挑戦できるので、ぜひ1度試してみてください。