化粧ポーチの中身を最小限に減らしたい!
皆さんは化粧ポーチの中身はどのようなアイテムを入れているでしょうか?そして、どれくらいの大きさ、重さの化粧ポーチをいつも持ち歩いていますか?
メイク道具はもちろんのこと、櫛、ヘアゴム、ハンドクリーム、目薬、絆創膏、エチケット用品など、出先で使うかもしれない物をたくさん化粧ポーチに入れている方もいます。一方、出来る限り化粧ポーチの中はスッキリコンパクトにさせたいという方も多いでしょう。
今回はその中でも特に「メイク道具」に注目して、化粧ポーチの中身をお話しします。化粧ポーチの中身の中で一番量を減らせる可能性が高い物の一つが「メイク道具」です。
化粧ポーチ内の道具を減らすために必要なちょっとしたテクニックや入れるアイテムの選び方など、化粧ポーチの中を最小限にコンパクト化させるために役立つ情報をご紹介します。この記事を読んで皆さんも化粧ポーチの中をスッキリさせましょう!
化粧ポーチの中身で外せない必須アイテム
まず最初に化粧ポーチの中身として必須アイテムを4つご紹介します。出先や仕事中に素早くきれいに化粧直しが出来ると嬉しいです。必要最小限せめてこれらを化粧ポーチに入れておき、使って化粧を直せばよし!というアイテムになります。
フェイスパウダー
化粧ポーチの中身として必須アイテム1つ目は「フェースパウダー」です。フェースパウダーはベースメイクの仕上げとして肌をよりきれいに魅せるために使われるパウダーのことを言います。
フェースパウダーには「ルースパウダー」と「プレストパウダー」の2種類があり、それぞれ果たす役割に違いはほとんどありません。この2つの違いはそのパウダーの形状にあります。ルースパウダーは粉がバラバラな状態の物を言います。
例えるなら、小麦粉や片栗粉の様な完全に粉状のパウダーです。一方プレストパウダーはプレス(圧縮)されているパウダーです。
これはパウダーファンデーションのような形状と同じです。仕上がりとしてはルースパウダーは優しいふんわりとした肌になり、プレストパウダーはそれに比較してしっかりとした質感の肌になります。
ちなみにファンデーションとの違いですが、フェースパウダーは仕上げとして用いられ、ベースメイクを整える働きがあるのに対して、ファンデーションはベースメイクそのものを意味しており、肌をきれいに魅せるカバー効果のあるものです。
そのため、使用する順番としてはパウダーまたはリキッドのファンデーションを塗った後にフェースパウダーをはたきます。
加えてメイクアップとしてチークを用いる際は、クリームチークはフェイスパウダーの前、パウダーチークはフェースパウダーの後に塗るようにしてください。基本的にフェースパウダーはベースメイクとメイクアップの間で行いますが、チークの形状によって前後する点は注意しましょう。
化粧直しではファンデーションを塗り直さなくとも余分な油分をティッシュなどで吸い取った後、パウダーをはたくだけで十分直すことが可能です。
チーク
メイクポーチの中身として必須アイテム2つ目は「チーク」です。チークにはパウダー状、クリーム状、スティック状など様々な形状のものがあります。チークは頬の少し高い位置に塗ることで、血色をよく見せ、顔全体を明るくする効果が期待できます。
チークを塗る場所について頬の少し高い位置と述べましたが、これは自分のなりたい顔に合わせて位置は微調整していきます。
チークの位置を高くすると大人っぽく、低くすると少し幼い顔になると言われています。フェイスパウダーなどで化粧直しをすると、本来あったチークが隠れてしまいます。そのため、化粧直しの際はチークも忘れずに塗り直すのが良いでしょう。
リップ
メイクポーチの中身として必須アイテム3つ目は「リップ」です。リップと言っても口紅からリップクリームなど用途によって異なるものが存在します。
血色を良くしたいのか、薄めのメイクだから唇の乾燥を防ぐ程度のリップで済ませたいのか、自分のニーズによって選択するのが良いでしょう。リップもチークと同様に血色を良く見せ、顔を明るくしてくれる効果があります。
特に口元は人間の顔においてよく目が行きやすい位置をされているため、その人の顔を印象付ける重要なパーツの一つといっても過言ではありません。
加えて、食べ物や飲み物を口に付けることで、リップはよく落ちてしまいます。メイクポーチに入れるアイテムとしては最小限に抑えたとしても絶対に欠かせないでしょう。リップはフェースパウダーやチークに比べると、本体自体コンパクトで持ち運びしやすいため比較的携帯しやすいです。
コンシーラー
メイクポーチの中身として必須アイテム4つ目は「コンシーラー」です。コンシーラーは毛穴やシミ、クマなどの消したい部分の悩みをカバーしてくれる画期的なアイテムです。
しかし、ファンデーションがあればコンシーラーをメイクポーチに入れておく必要はないのでは?と思った方もいるでしょう。実はコンシーラーは「部分ファンデーション」とも呼ばれ、メイク直しには持ってこいのアイテムです。
メイク直し前に自分の顔を見てみると、顔全てにおいてメイクが崩れているでしょうか。冬などそこまで汗をかかない時期は鼻やおでこなど、油分の多い部分のみが崩れていることもあるでしょう。
そう言った部分直しにはファンデーションを用いるより、コンシーラーの方がより便利です。コンシーラーにはスティックタイプの物が多くあるため、嵩張りにくくメイクポーチの中身としては優秀なアイテムです。
化粧ポーチの中身の決め方
化粧ポーチの中身として必須のアイテムについてご紹介しましたが、中にはこのアイテムは私には必要ない、逆にこのアイテムも私には必要だと思う、と言った意見が各々出てくるでしょう。
そうなると結局のところ、化粧ポーチには何を入れればいいのか、どうやったら最小限に化粧ポーチをコンパクト化できるのかわからなくなってしまいます。そこで続いては化粧ポーチに入れる中身の決め方についてご紹介します。
個人個人に合った、自分に必須の化粧ポーチアイテムをより最小限に選ぶコツをお伝えします。ぜひ自分に合った化粧ポーチアイテムを選別してみてください。
悩みや目的でメイクポーチの中身を決める
メイクポーチの中身を決めるためのコツは「悩みや目的でアイテムを選ぶ」ということです。皆さんが日常メイク直しをしたときに気になっていることはありませんか?
口紅がすぐ落ちてしまう、ベースメイクが崩れやすい、血色が悪くて疲れて見える、香りの良いメイクアイテムを使っているのに香りが飛んでしまう、肌がカサカサになってくるなど、肌質も違えば好みも違いそれぞれに重要視している悩みがあるでしょう。
そこで、メイクポーチの中身を決める際は、その悩みを解決するのに必要なアイテムをメインで入れることです。実際に悩みや目的別に化粧ポーチに入れるべき必須アイテムを見ていきましょう。
ポイントメイクの崩れが気になる場合
ベースメイクはそこまでではないけれど、ポイントメイクの崩れが気になるという方は「ラメアイシャドウ」や「ハイライト」を化粧ポーチに入れておくと良いでしょう。
アイシャドウは単色でコンパクトなものも多く、手軽に携帯出来ます。また、ハイライトは手軽に顔を明るくしてくれるのでオススメです。その他、万が一のコンシーラーや後述しますがマルチフェースカラーなどを化粧ポーチの中にプラスすると怖いものなしです。
皮脂崩れが気になる場合
皮脂崩れが気になる方はまず皮脂を取り除けるように「ティッシュや専用の汗拭きシート」を化粧ポーチに入れておきましょう。汚い状態の上からメイクを直しても、すぐに崩れてしまいます。ティッシュなどを使って擦らずに、軽く押し当てるように油をオフしていきます。
そして、化粧ポーチに入れて置いたコンシーラーまたはファンデーションでベースを塗り直し、フェースパウダーで仕上げるようにします。
顔の血色が気になる場合
顔の血色が気になる方は「ティントリップ」や「マルチフェースカラー」を化粧ポーチに入れておくと良いでしょう。ティントリップは他のリップよりも色持ちがよいのが特徴です。一方で乾燥しやすいとも言われていますが、グロス付きの2wayタイプを選べば心配ありません。
また、マルチフェースカラーはチークだけでなく、リップとしても使えるマルチアイテムなので、2つ分のアイテムを1つで済ますことが出来て化粧ポーチもよりスッキリさせられます。
唇の乾燥が気になる場合
唇の乾燥が気になる場合は「リップ」を化粧ポーチに入れて持ち歩くようにしましょう。特にシアバターやヒアルロン酸など、保湿力が高い成分を配合したものを選ぶと良いです。また、グロスや口紅でも保湿成分入りのものはありますので、そう言ったタイプを化粧ポーチに入れておくと安心です。
リップは比較的小さい物が多いので、化粧ポーチに入れる際も場所を取らず、自分の好みに合わせた物を選びやすいです。
香りをずっとまとっていたい場合
香りをずっとまとっていたいという方も多い一方で、香水やコロンは香りが飛びやすい上に、香水本体を化粧ポーチ入れるのはなかなか至難の業です。そんな時は「アトマイザー」や「ハンドクリーム」を利用しましょう。
アトマイザーなどの液体を個別に入れることの出来る容器です。スプレータイプやローラータイプなど様々な形状のものがあるため、用途に合わせてアトマイザーを選びましょう。
今回のように香水であればスプレーボトルのタイプが無難です。また、ハンドクリームには香り付きのものが数多く存在します。ハンドクリームを手や腕に塗ることで、香水の代わりになってくれます。肌の保湿もしつつ、香りもまとわせることが出来るため一石二鳥です。
その他化粧ポーチの中身を減らす方法
ここまでメイクポーチの中身を最小限に抑えるためのコツとして、メイクアイテムの選び方についてご紹介してきました。次はその他に考えられる化粧ポーチの中身を減らす方法についてお伝えします。様々な方面からアプローチしてアイテムを減らせば、もう重いメイクポーチともさよならです。
崩れにくいメイクをする
ここまでメイクポーチに最低限の必須アイテムやメイクの悩み、目的別のアイテム選びについてご紹介してきました。しかし、化粧ポーチの中身を減らすのにも限度があります。皆さんそれぞれに譲れないアイテムがあるでしょう。
では、次にさらに化粧ポーチの中身を軽くするための方法を少し視点を変えて考えて行きます。その方法とは「化粧を崩れにくくする」ということです。
ここではより化粧崩れしにくくなるポイントについてお話しします。化粧が崩れなければ、そもそも化粧直しをする頻度も少なくなり、化粧直しがいらないのであれば化粧ポーチに入れるメイクアイテムも少なくて済みます。
ベースメイクのポイント
崩れにくいメイクをする方法、まずはベースメイクについてです。ベースメイクは毛穴やシミ、シワなどカバーしたい物を隠すために厚くなりがちです。しかし、ベースメイクは厚くなればなるほど崩れやすく、崩れ方が汚くなってしまいます。
そのため、ベースメイクは出来るだけ厚塗りを避けるようにします。加えて季節の変わり目や常に乾燥肌な方はベースメイクによる乾燥も避ける必要があります。
対策方法としては、化粧前のスキンケアの段階で保湿を丁寧に行う事から始めてください。そして、美容成分入りの下地を塗ってからベースメイクを始めると良いでしょう。逆に皮脂が気になる方は下地を皮脂崩れしにくいタイプの物を選びましょう。
そして最後に共通する点として、下地を含めたベースメイクを行う際は手やスポンジで軽く押さえて、肌に馴染ませることがポイントです。
アイメイクのポイント
崩れにくいアイメイクのポイントは「コーティング」です。目元は比較的皮脂の分泌が少なく、崩れにくいとされている部位ではあります。それでも何かの拍子に擦れてしまったり、泣いてしまったりすると崩れやすくなります。
アイメイク、特にマスカラなどまつ毛をメイクする際は「コート」を使用して剥がれてこないようにカバーするのがオススメです。
また、アイシャドウなどの発色がぱっとしなかったり、消えてしまうようであれば「アイシャドウ下地」を先に塗ることで見栄えがガラッと変わります。ベースメイク同様、土台をしっかりすることで崩れが軽減されます。
加えて、心配であればちょっとした修正の効く単色のアイシャドウなどを化粧ポーチに入れておくと安心です。
チーク・リップのポイント
崩れにくいチークやリップメイクのポイントは「ティントと保湿」です。チークはベースメイクの崩れとともに色味が落ちてしまうことがあります。
ベースメイクを崩れないようにしっかりと行う事を前提として、それにプラスして「ティント」を塗って多くと良いでしょう。ティント系のチークやリップは色持ちがよく、落ちにくいです。また、リップを塗る際の注意点は唇の乾燥です。
唇がカサカサしているとそれだけで均一にリップを塗ることが出来ず、崩れの原因になります。口紅を塗る前に保湿リップを塗ってみたり、グロスを塗ると乾燥が軽減されます。
重ね塗りした場合に、1番したに塗るものは案外取れにくい傾向にあります。そのため、化粧ポーチには色味を付ける物、例えば口紅やグロスなどをメインに入れておくと良いでしょう。細身の形状の物であれば、化粧ポーチをさらにスッキリ出来ます。
化粧ポーチの中身を軽くするコンパクトなアイテムを紹介!
最後に化粧ポーチを最小限に抑えるため、必須メイクアイテムそのものをコンパクトにしてみましょう。ここでは特にコンパクトで携帯しやすいメイクアイテムについてご紹介していきます。コンパクト性はもちろんのこと、性能も申し分ないアイテムばかりなのでぜひご覧ください。
スリー エピック ミニ ダッシュ
化粧ポーチの中身を最小限にするコンパクトアイテム1つ目は「スリー エピック ミニ ダッシュ」です。スリーシリーズのリップです。手のひらサイズで、色持ちや発色も良く、化粧ポーチの中身としては大変優秀です。多色展開されているので、自分にピッタリのお気に入りカラーが見つけましょう。
アディクション チーク スティック
化粧ポーチの中身を最小限にするコンパクトアイテム2つ目は「アディクション チーク スティック」です。単色のアイシャドウの様な入れ物に入ったクリームタイプのチークです。
パウダーチークだとブラシがある分ケースが大きくなる傾向にありますが、クリームタイプなため最小限にまで大きさを抑えられ、よりコンパクトさが際立っています。色んな色味があるため、今日の気分に合わせ好きな色を化粧ポーチに入れるのも楽しいでしょう。
ヴィセ リシェ クレヨン アイカラー
化粧ポーチの中身を最小限にするコンパクトアイテム3つ目は「ヴィセ リシェ クレヨン アイカラー」です。これはペンタイプのアイカラーで、アイシャドウとしてもアイラインとしても使えるオールマイティーなアイメイクアイテムです。
筆箱に入れるような気持ちで手軽に化粧ポーチに入れることのできる形な上に、塗り心地の評判も良くちょっとアイメイクを直したいというときにはオススメです。
キャンメイク シークレットビューティーパウダー
化粧ポーチの中身を最小限にするコンパクトアイテム4つ目「キャンメイク シークレットビューティーパウダー」です。
キャンメイクのフェースパウダーで、フェースパウダーの中でも一二を争うコンパクトさなパウダーです。お値段も手ごろで評判のキャンメイクなので、このパウダーも例にもれず他社から発売されているフェースパウダーに比べても低価格です。
メイク初心者の学生でも購入しやすく、気軽にチャレンジしてみることが出来ます。化粧ポーチのお供としてにもピッタリです。
SUQQU リタッチ プレスト パウダー
化粧ポーチの中身を最小限にするコンパクトアイテム5つ目「SUQQU リタッチ プレスト パウダー」です。このパウダーはフェースパウダーとしてはもちろん、ハイライトとして使用することも可能な万能パウダーです。パウダーの中でも比較的小さめなので、化粧ポーチ内でも嵩張りません。
色味の異なった4色展開なので、肌の悩みに合わせてカラーが選べるのも便利です。肌をフラットにしてくれるだけでなく、透明感のある艶肌にしてくれます。
コフレドール コンシーラー マジカルグロウスティック
化粧ポーチの中身を最小限にするコンパクトアイテム6つ目「コフレドール コンシーラー マジカルグロウスティック」です。コフレドールから販売されているコンシーラーで、コンシーラーとしての他に、ハイライターとしても使えます。
手のひらにすっぽりと収まるサイズな上にペンタイプなため、化粧ポーチの中身としてはほとんど嵩張ることはないでしょう。
化粧ポーチの中身を減らしてスッキリさせよう!
いかがでしたでしょうか?今回は化粧ポーチの中身を最小限に抑える方法と、それにオススメの必須アイテムについてご紹介しました。ぜひ実践して化粧ポーチやバッグの中身をスッキリコンパクトにさせてみてください!