縄跳びの消費カロリーは?ランニングより効果的なダイエット方法紹介!

縄跳びの消費カロリーは?ランニングより効果的なダイエット方法紹介!

ダイエット効果が高い有酸素運動には多くのダイエット方法がありますが、中でも「縄跳び」を使った方法は消費カロリーも多くおすすめのダイエットメニューです。そんな縄跳びを使ったダイエット方法はどのくらいの消費カロリーがあるかをご紹介していきますのでご覧ください。

記事の目次

  1. 1.縄跳びは有酸素運動でダイエットに効果的
  2. 2.縄跳びダイエットの効果が出やすい部分
  3. 3.縄跳びの消費カロリーを上げるコツ
  4. 4.縄跳びダイエットのポイント
  5. 5.縄跳びダイエットの注意点
  6. 6.縄跳びはランニングよりも消費カロリーが高い

縄跳びは有酸素運動でダイエットに効果的

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大人から子供まで幅広い年齢層が簡単に取り入れられる「縄跳び」は、ダイエットのトレーニングとしてもおすすめの方法です。

縄跳びはダイエット効果の高い有酸素運動の1つとされており、有酸素運動では脂肪や糖をエネルギーにしてくれるため、体についてしまった余分な糖や脂肪を燃焼してくれます。

多くの有酸素運動がある中で、縄跳びがダイエットのトレーニングのおすすめである理由はまだまだありますので、より効果的なダイエットメニューを知りたい人はぜひ参考にしてみてください。

縄跳びの消費カロリーは多め

縄跳びがダイエット方法としておすすめな理由は、太る原因である脂肪や糖をエネルギーとし、しっかりと余分なものを燃焼してくれるだけではなく、縄跳びで得られる消費カロリーが多いところが魅力の1つです。

カロリーとは食事や飲み物から摂取されるエネルギーのことで、エネルギーが無ければ体は栄養失調となってしまうため、必要最低限のカロリーは必要となります。

成人女性では平均1400キロカロリーから2000キロカロリー、成人男性は2000キロカロリーから2200キロカロリー程度が目安とされており、この平均摂取カロリーを超えてしまうと必然的に太る原因となります。

縄跳びでは体全体を使い一気に鍛えることができるため、有酸素運動では最低限20分程度の運動量が必要なところ、10分程度の縄跳び運動に休息を入れながら繰り返していくだけで、大幅な消費カロリーを得ることができます。

縄跳びを使った運動では、どれほどの消費カロリーが得られるかは、下記で計算方法と共にご紹介していきますので、ぜひ参考にしてみてください。

消費カロリーの計算方法

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縄跳びで得られる消費カロリーは、さまざまな活動で決められている「METs」を活用していくことで、簡単な計算式で消費カロリーを調べることができます。

縄跳びの「METs」は、ゆっくりのペースで飛ぶと8.8METs、ほどほどのペースで飛ぶと11.8METs、速いペースで飛んでいくと12.3METsとされていますので、こちらの数字と自分の体重を合わせて縄跳びの消費カロリーを計算して調べてみましょう。

縄跳びの消費カロリーを調べる計算式は、METs×運動時間(h)×体重×1.05で消費カロリーを導き出すことができます。

この計算式を活用して、体重50キロの人が合計30分間ゆっくりのペースで縄跳び運動をしたら、8.8×0.5×50×1.05=231となりますので、わずか30分で200キロカロリー以上カロリー消費したことになります。

他の運動との消費カロリーの比較

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縄跳びの消費カロリーを上記の消費カロリー計算方法で導き出すと、体重50キロの女性が10分間で70キロカロリー程度消費できることとなりますが、これは他の運動方法と比較しても大きな消費カロリーとなります。

縄跳び運動で得られるカロリー消費量は、ウォーキングの倍の消費カロリーであり、ランニングよりも高いMETsとされております。

縄跳び運動の消費カロリーである10分間で70キロカロリー程度の運動は、ハードなトレーニングである腹筋運動やジョギングと同等となっています。

縄跳びダイエットの効果が出やすい部分

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消費カロリー数が大きくダイエットに最適な縄跳び運動は、摂取したカロリーを短時間で効率的に消費してくれるだけではなく、体の部位もしっかりと引き締めてくれる効果があります。

そこで、ここでは縄跳び運動を行った際に効果が出やすい体の部位についてご紹介していきますので、体重だけではなく体型をきれいに引き締めたい人はぜひ参考にしてみてください。

お腹痩せ

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縄跳び運動では全身をしっかりと使っていくため、ウォーキングやランニングではなかなか鍛えることができないウエストも、縄跳び運動ならしっかりと鍛えることができます。

縄跳び運動では上下運動が激しい運動となっていますので、体温が上がり脂肪燃焼がグッと上がります。また縄跳びは背筋をしっかりと伸ばすと飛びやすく、姿勢を伸ばした状態では自然とウエストに力が入るためキュッと引き締まっていきます。

二の腕の引き締め

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二の腕は普段の生活だけでは鍛えることが難しい部位であり、年齢を重ねるごとにたるみやすい部位でもあります。そんな二の腕も縄跳び運動ならしっかりと鍛えることができます。

縄跳びは縄を回すことで行えるトレーニングとなっていますので、ゆっくりのペースでも速いペースでもしっかりと縄を回していくだけで、脂肪が自然と燃焼されほっそりと引き締まった二の腕へと鍛えることができるでしょう。

太もも・ふくらはぎの引き締め

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全身を鍛えることができる縄跳び運動では、一番効果が出やすい部位は下半身となっております。縄跳びでは一定のリズムでジャンプをしながら上下運動を繰り返すことになりますので、太ももやふくらはぎ、年齢と共に下がってきてしまうお尻にまで効果があります。

下半身の脂肪は燃焼しずらく、一度付いてしまうとなかなか落としずらいですが、縄跳び運動のように全身を鍛える中でも下半身の負荷が大きな運動では、下半身をしっかりと引き締まるだけではなく、脂肪を燃焼しやすい痩せやすい体質へと改善することができます。

体幹が鍛えられる

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有酸素運動の1つである縄跳び運動では、体の47種類ほどの筋肉を一気に活用していく運動のため、全身がしっかりと鍛えられます。

また体のバランスが悪いと上手に縄を飛べずに引っかかってしまいますので、縄跳びが上手に飛べるようになると自然と体幹も鍛えられていきます。

バランス力が大切な縄跳び運動では、体幹が鍛えられ痩せやすい体質へと改善されますので、見た目だけではなく体内から痩せやすい体へと改善されていきます。

縄跳びの消費カロリーを上げるコツ

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これまで消費カロリーが大きい有酸素運動の1つとして縄跳び運動についてご紹介させていただきましたが、消費カロリーの計算方法から効果の出やすい体の部位をふまえた上で、縄跳び運動の消費カロリーをさらに上げるコツはあるのでしょうか?

ここでは、ゆっくりと飛んでも10分間で70キロカロリーほどの消費カロリーがある縄跳び運動を、より効率的にダイエット方法として取り組むコツをご紹介させていただきますので参考にしてみてください。

毎日一日30分以上は行う

縄跳び運動の消費カロリーをより上げながら取り組んでいきたい人は、30分以上の縄跳び運動を毎日続けていくと良いでしょう。

有酸素運動は毎日続けてしまうと体がその負荷に慣れてしまいますが、縄跳びのように負荷に強弱が付けられる運動は、毎日続けても効果的に体を鍛えることができますので、消費カロリーを上げながら縄跳び運動をしたい人は毎日続けることをおすすめします。

縄跳び運動では10分間程度でも脂肪燃焼が始まっていますので、10分間の縄跳びを3回に分けて取り組んだり、体力に自信がある人は継続時間を長くしてみましょう。

縄跳び運動の時間を伸ばすことで、その分消費カロリーはどんどんと上がっていきますので、自分のペースに合った時間や頻度を見つけていきましょう。

縄を回すスピードをアップする

縄跳び運動の消費カロリーをグッと上げるコツでは、縄を回すスピードを上げてみるのもおすすめです。縄跳び運動では、縄跳びが回る速度によってエネルギーの消費量が変わるため、縄を速く回したらその分カロリーはグッと消費されます。

また、ゆっくりのスピードではランニングと同等の消費カロリー数ですが、縄を回すスピードを上げることでランニングよりも消費カロリーをグッと上げることができます。

片足ずつ交互に飛ぶ

縄跳び運動の消費カロリーを上げる方法では、縄跳びの飛び方にも注意してみると良いでしょう。消費カロリー数を上げるおすすめの飛び方は、片足立ちの状態で縄跳びを飛んでいく方法で、均等に筋肉を使うためには交互に足を上げていきましょう。

正しいフォームで飛ぶ

縄跳び運動の消費カロリーを上げてより効果的なダイエット方法で取り組んでいきたい人は、縄跳びを飛ぶフォームにも気を付けてみましょう。背筋が曲がった飛び方では、上手に縄が飛べないだけではなく、筋肉がうまく働かなくなってしまいます。

運動のフォームは縄跳びだけではなく、室内トレーニングやランニングなどでも重要なポイントとなっておりますので、運動は正しいフォームで行うとしっかりと効果が実感できるようになるので注意しましょう。

縄跳びダイエットのポイント

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ここまで有酸素運動の1つである縄跳びについて、鍛えられる体の部位やより消費カロリーを上げるコツなどをご紹介させていただきましたが、縄跳びを使ったダイエット方法にはポイントがあります。

ここでは、縄跳びを使ったダイエット方法の基本ポイントをご紹介させていただきますので、ダイエットとして取り組む際にはしっかりと基本のポイントを守り取り組むようにしましょう。

縄跳び前のストレッチが大切

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縄跳びを使ったダイエット方法を取り組む際には、縄跳びを始める前にしっかりとストレッチを行ってから運動にするようにしましょう。

縄跳び運動では全身を使う運動となりますので、何の準備をしないまま取り組んでしまいますとケガをする恐れがあります。そのため、手首や足首または足の付け根を重点的にしっかりとストレッチすることが大切です。

縄跳び後もマッサージを行う

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縄跳び運動を行った後は、足が重くなり疲労感が感じられるでしょう。これはしっかりと全身が鍛えられている証拠ですので、筋肉の疲れをほぐすように縄跳び運動の後もマッサージを行っていくと、筋肉の疲れが緩和されるのでおすすめです。

コンクリートの上で行う

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縄跳び運動では、縄のスピードに合わせてジャンプを繰り返していく運動となっていますので、不安定な場所で取り組んでしまうと危険が伴います。そのため、縄跳び運動を取り組む際には、しっかりとコンクリートで行うようにしましょう。

縄跳び表でモチベーションを維持する

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縄跳びを使ったダイエット方法を効率よく取り組んでいくポイントでは、自分の体力に合った縄跳び表を活用していくのもおすすめです。

有酸素運動では同じメニューを続けてしまいますと、運動効果が半減してしまう可能性がありますので、毎日の縄跳び運動の中で強弱を付けながらメリハリがあるメニューを行っていくと良いでしょう。

筋トレと併用する

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よりダイエット効果を実感したい人は、縄跳びだけではなく他の有酸素運動などと併用していくと効果は増加します。縄跳び運動と併用していくのであれば、気分転換にもなるウォーキングやランニングなど手軽に取り入れられる運動が良いのではないでしょうか。

高カロリーの食事は控える

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縄跳び運動では、縄を回すスピードによってはランニングよりも多い消費カロリーを得ることができますが、消費カロリーが多いからと言ってダイエットが成功するわけではありません。

しっかりとダイエット効果を実感していきたいのであれば、縄跳び運動などの有酸素運動を取り入れながら、高カロリーの食事は控えた食事制限も取り入れていくと良いでしょう。

縄跳びダイエットの注意点

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縄跳び運動を取り組んでいく際には、基本のポイントだけではなく注意しなければいけないポイントもあります。運動をしていく上では、注意ポイントを知ることで安全に取り入れていくことができますので、運動に合った注意ポイントを知っておくことが大切です。

ここでは縄跳び運動の注意ポイントについてご紹介していきますので、しっかりと注意ポイントを知って安全に取り組めるようにしましょう。

腰・膝に負担がかかる

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縄跳び運動では全身が鍛えられる運動ではありますが、とくに腰や膝への負担が大きい運動となっています。そのため、自分の体力に合った時間や回数で行っていくことがベストであり、運動前後にはしっかりと腰や足全般を重点的にケアしてあげましょう。

縄跳び向けの靴選び

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縄跳びは不安定な場所で行ってしまいますとケガをする恐れもあるため、しっかりと平らであるコンクリートの上などで行うのがおすすめですが、コンクリートの上でのジャンプは負荷が大きいこともあります。

そのため縄跳び運動を行っていく際には、ランニングシューズなどのクッション性の高い靴を選んで取り組んでいくようにしましょう。

縄の長さに気をつける

縄跳び運動では縄の長さにも注意するべきポイントがあります。縄跳びは、足で押さえまっすぐ上に伸ばした時に胸元らへんになる長さが適切となっています。縄跳びが長すぎても短すぎでも、足が絡まったりしてケガをする恐れがありますので注意しましょう。

胸痩せの原因になる

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縄跳び運動では全身を鍛える運動となっているため、足だけではなく二の腕やウエスト回りにまでダイエット効果が表れます。しかし痩せるのは嬉しい部位だけではなく、胸痩せも含まれておりますので胸を落としたくない女性は注意しましょう。

クーパー靭帯を守ることが大切

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ジャンプをしながら上下運動を繰り返す縄跳びでは、体が上下へと動くことで胸のクーパー靭帯も上下に揺さぶられてしまいます。そのことが胸痩せの原因となっていますので、縄跳び運動を女性が行っていく際は、胸をしっかりと固定できるブラジャーを選ぶようにしましょう。

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縄跳びはランニングよりも消費カロリーが高い

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ダイエット方法として多くの種類がある中で、手軽に始められるランニングは男性女性と共に取り組んでいる人が多いメニューですが、初心者にはハードな運動ともされています。

そんなハードな運動であるランニングと比べ、大人から子供まで幅広い年齢層ができる縄跳び運動の方が消費カロリーが多いため、効率よくダイエット効果を感じたい人はぜひ縄跳び運動をはじめてみましょう。

uka
ライター

uka

人生のモットーは日々をいかに楽しく過ごすか。ファッション、インテリア、食べ物、音楽、スポーツなど多くのものに興味を持ち、毎日新しい発見をしていくことが好きです。新しい発見を生活だけではなく仕事でも活かしていけるように精進していきます。

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