ロングヘアでセルフカットってできる?
「毎月のように美容室に行けるなら行きたいけど、時間とお金がない」と悩む人も少なくないでしょう。美容室でカットを頼むと美容室によっては、1万円近くする所もあるのです。時間もとられてしまいます。
そしてロングヘアの人は、「毛先だけ数センチ切りたい」「傷んだ所だけ切りたい」なんてパターンも多いでしょう。その為だけに美容室行くのもめんどうなものです。
そんな悩めるロングヘアさんにおすすめなのが、簡単自宅でのセルフカットです。ロングヘアならコツさえつかめば、自宅でセルフカットができるのです。
そんなロングヘアのセルフカットのコツを一挙ご紹介します。ロングヘアのセルフカットのすき方、毛先や後ろ髪の切り方など、この記事を読んで自宅でロングヘアのセルフカットを楽しみましょう。
ロングのセルフカットのメリット
自宅でのロングヘアのセルフカットは難しそうと感じる人も多いでしょう。「自分は不器用だし」「失敗したらどうしよう」など不安を感じる人もいるでしょう。
もちろんセルフカットで失敗してしまうとまた髪が伸びるまで時間もかかります。しかしロングヘアなら多少失敗してもそこまでわからないのでリスクが少ないのです。
そしてそれ以外でもロングヘアのセルフカットはデメリットばかりではありません。ロングヘアのセルフカットだからこそのメリットもあります。そんなロングヘアのセルフカットのメリットをご紹介します。
費用が安い
ロングヘアのセルフカットのメリットその①、価格が安い事です。上記でもご紹介しましたが、美容室でカットをお願いすれば、高い所だと1万円近くかかる美容室もあります。
ちょっと毛先を切りたいなんて時にそんな金額払うのは考えてしまうものです。しかしセルフカットのコツをつかめばその高額な費用がただになります。
さらに、ロングヘアのセルフカットに必要な物もこだわらなければ100均でほとんど手に入ります。たった数百円でセルフカットできると考えるとかなりお得でしょう。
もちろんセルフカットグッズにこだわるなら高いものもありますが、それでも毎月美容室に行くのよりは断然安くすみます。
慣れてしまえば簡単
ロングヘアのセルフカットのメリットその②、慣れてしまえばとても簡単な事です。もちろん最初は難しく感じ、手こずる事もあるでしょう。ちょっと失敗してしまったなんて事も。
しかし慣れればあっという間にセルフカットできるのです。しかしハサミを使うのでもちろん注意が必要です。慣れる前は注意して切っていたのに、慣れたら注意不足でハサミで髪以外を切ってしまったなんて人も。
慣れればとても簡単なロングヘアのセルフカットですが、ハサミの取り扱いにはセルフカットに慣れた後でももちろん注意が必要です。
毛先のケアにもなる
ロングヘアのセルフカットのメリットその③、毛先のケアにもまります。ロングヘアの傷んだ毛先を修復するのはとても難しいです。
さらにその傷んだ毛先をそのままにしてしまうと、その部分を修復しようと髪の栄養がその傷んだ部分に集中してしまい、その他の髪に栄養がいかなくなります。
結果、パサパサなのロングヘアになってしまうのです。パサパサのロングヘアに憧れる人はいません。そうならないように、傷んだ毛先はこまめにカットすると良いでしょう。
毛先の傷んだ所だけこれ以上傷みを増やさないようにセルフカットする人もいます。そんなセルフカット術もおすすめです。
ロングのセルフカットに必要な物
「ロングのセルフカットのメリット」はいかがでしたでしょうか。ロングヘアのセルフカットは、ショートカットのセルフカットよりはるかに簡単です。慣れるまでは失敗もあるかもしれませんが、ロングヘアなら失敗しても周りにばれる事はほぼありません。
そして、ロングヘアの毛先の傷んだ所だけセルフカットする技なら、カットしたのかも周りからはわかりません。心配なら傷んだ毛先だけのセルフカットが良いでしょう。髪の毛も傷みにくくなりおすすめです。
続いては、ロングヘアのセルフカットに必要な物をご紹介します。と言っても、必要な物は、6つしかありません。ここではその6つをつをご紹介します。
髪切りハサミ
まず一番大事なのが髪切りはさみです。プロの美容師さんが一番利用しているハサミの大きさは6インチです。刈り上げなどする場合は、7インチを使用したりとプロの美容師さんは使い分けています。そしてプロの美容師さんは何十万とするハサミを使用しているのです。
しかし、セルフカットの場合は、そんなサイズはそこまで気にする事はありません。ましてや毛先の傷のみカットならよりです。セルフカット用のハサミで安くすませたいなら100均でもハサミは販売しています。100均でなくても、1000円程度で十分なハサミが購入できます。
まずはお試しで低価格なハサミを購入する事をおすすめします。セルフカットに慣れてきたらハサミにこだわるもの良いでしょう。
ちなみにすきバサミも100均で販売しています。すきバサミもロングヘアのセルフカットであると便利なアイテムです。すきバサミも一緒に購入すると良いでしょう。
コーム
ロングヘアのセルフカットは、普段使用しているヘアブラシでもできなくないですが、写真のようなコームの方が、髪の毛先も揃いやすいので、綺麗に失敗なくカットする事ができます。コームも、もちろん100均で販売しています。セルフカット用のコームなら100均で十分です。
大きい鏡
ロングヘアのセルフカットには鏡が必要になります。できれば大きめで3面鏡を購入しておくと、実際セルフカットした時に、サイドや後ろ髪が切りやすいです。三面鏡はそこまで大きくなければ100均でも販売しています。自宅に大きめの鏡があればそれで充分です。
しかし自宅のある鏡が動かせないような大きな重い鏡なのであれば、100均の3面鏡を購入しておく事をおすすめします。片手で楽々持てる鏡があった方が良いでしょう。
霧吹き
美容室でも霧吹きで髪が塗れるまでシュッシュとかけられる経験した事ある人も多いでしょう。髪が濡れている状態の方が、髪が水分を含んでいることで毛先がまとまりやすく、長さも正確に切りやすいというメリットがあります。
そして濡れている方が、髪も柔らかくなっている為、ハサミが当たっても傷みにくいのです。特に髪質がしっかり太めな人は、ハサミのダメージを受けやすいので、濡らした方が良いでしょう。
セルフカットの場合も霧吹きでしっとりするまで髪を濡らす事をおすすめします。霧吹きももちろん100均で購入できます。
大きめクリップ
ロングヘアのセルフカットには、大きめのクリップもあった方が良いでしょう。美容室に行ってもクリップでブロックングしてカットする美容師さんがほとんどです。カットしてみればわかりますが、クリップでブロッキングした方が断然カットしやすくなります。
散髪用ケープ
散髪用ケープもあった方が部屋が汚れないのでおすすめです。子供用なイメージもありますが、大人用で両手がしっかり出せるタイプもケープもありますので、セルフカットでも問題なく使用できます。
切った髪は思っている以上に散らばります。切った後の掃除は意外と大変なのです。そうならないように散髪用ケープを使用した方が良いでしょう。写真がセルフカラーも出来る大きめなケープで汚れの心配もありません。ロングヘアでももちろん使用出来ます。
ロングのセルフカットのコツ
「ロングのセルフカットに必要な物」はいかがでしたでしょうか。ロングヘアのセルフカットに必要な物はほどんど100均で購入できます。ハサミはこだわればとても高くなる事もありますが、セルフカット初心者なら100均のハサミでも十分でしょう。
続いては、ロングヘアのセルフカットのコツをご紹介します。コツと言っても難しい事ではありません。覚えてしまえば誰でも簡単にセルフカットする事ができます。
ここでは、ロングヘアの全体の切り方、毛先の切り方、後ろ髪の切り方のコツをご紹介します。是非覚えて自宅でロングヘアの簡単セルフカットを楽しみましょう。
全体の切り方
セルフカットで全体を切る場合は、まずクリップでブロッキングをします。セルフカットすべてに言えますが、ポイントはブロッキングして少しずつカットしていく事です。全体のバランスを見ながらこまめに仕上がりを確認しながら進めて行きましょう。
切り方のおすすめは、ハサミを縦に入れてカットする事です。時間がかかってしまいますが、ハサミを横に入れてカットするとせっかくのロングヘアが重く見えてしまいます。そして、ハサミを縦に入れるカット方法の方が失敗しにくいのです。
切り過ぎ防止にもなりますので特にセルフカット初心者の人は、ハサミを縦に入れるカット方法をおすすめします。
毛先の切り方
毛先の傷んだ所メインでカットしたいなら、「全体の切り方」と同じようにハサミを縦に入れて傷んだ所をカットする方法がおすすめです。コツいらずで簡単にセルフカットする事ができます。
それも難しくて心配な人は、すきバサミを使用すると良いでしょう。すきバサミならバッサリ切ってしまったなんて失敗もなくさりげなくコツいらずでカットしていく事が可能です。長さを変えたいわけでないなら、すきバサミを使用する事もおすすめです。
しかしすき方によっては「あんまりカットできてないかも?」とカットしすぎてしまう人も。すきバサミのやりすぎは禁物です。こまめに全体の仕上がりを見ながらセルフカットをするのが正しいすき方です。
後ろ髪の切り方
後ろ髪は自分でみえない部分ですが意外と周りから見られている所です。後ろ髪のセルフカットは簡単ではありませんが、コツはしっかり霧吹きで髪を濡らし、コームで髪を左右に分けます。左右対称に同じくらいの髪のようになるようにするのがコツです。
左右に分けたロングヘアを更に2,3等分にして、分けた髪にハサミを縦に入れて少しずつカットしていきましょう。2,3等分でなくてもご自身がカットししやすい量で分けると良いでしょう。
後ろ髪は自分で見えない分、特にブロッキングがとても大切になってきます。後ろ髪も心配なようならすきバサミを使用しましょう。
ロングのセルフカットのすき方
「ロングのセルフカットのコツ」はいかがでしたでしょうか。どのセルフカットにも言える事は、ロングヘアのセルフカットは、ハサミを縦に入れてカットする方法が、誰でも失敗なく簡単にカット出来る方法なのです。
難しい後ろ髪も縦に入れたカット方法ならガタガタになる事なくセルフカットできます。それでも心配ならすきバサミで自然なすき方をしましょう。
最後は、ロングヘアのセルフカットのすき方をご紹介します。すきバサミは特にセルフカット初心者はあった方が便利です。そんなすきバサミのすき方をご紹介します。
正しい持ち方で行う
すきバサミは持ち方も重要です。持ち方によっては正しいすき方ができず、髪を傷めてしまう事もあります。すきバサミの持ち方は、2つ指を通す穴に親指と薬指を入れます。突起がついてる方に薬指を入れましょう。突起がない場合は、大きい穴の方に親指を入れます。
突起に小指を置くと安定するのでおすすめです。この状態で使用するすき方が正しいすき方になります。ハサミの歯がしっかりかみ合うのでロングヘアを傷める事もありません。
すく場所を決めておく
すきバサミは、すく場所を決めておくもの大切です。なんとなくすきばさみですいてしまうと、すきバサミは思っている以上に髪を切っているので、気づいたらとんでもなく短くなっていたなんて事も。そうならないように、すく場所を決めてどのくらいすくのかを決めて行きましょう。
根元付近はすかない
すきバサミはあくまで毛先に使用するようにしましょう。ロングヘアの根本部分からすいてしまうと、せっかくのロングヘアが台無しになってしまいます。
根本からすいてしまうと、アホ毛のように変な毛が立ってしまう事もあります。そうなるとスタイリングも大変です。特に髪質がしっかり太い人は大変な事になってしまいます。ロングヘアでのセルフカットの場合、毛先のみですくようにしましょう。
ロングのセルフカットに挑戦しよう!
「ロングヘアを簡単おしゃれにセルフカット!毛先や後ろ髪のすき方やコツを伝授!」はいかがでしたでしょうか。ロングヘアのセルフカットは、実は難しくないのです。
コツはハサミを縦に入れてカットしていく事です。時間はかかりますが失敗はしにくいカット方法なのでおすすめです。それでも心配ならすきバサミを使用しましょう。
慣れれば簡単にロングヘアのカットを楽しめます。美容室代を浮かせて、おしゃれな洋服や、美味しいものを食べて楽しみましょう。