ヨーグルトの簡単で美味しい食べ方・アレンジを紹介!
発酵食品のヨーグルトは、美容や健康・ダイエットなどにも、手軽に食べらる健康食品として、お年寄りから子供まで多くの人に愛されています。ヨーグルトと言えばお腹に優しく、簡単に食べられる、毎日食べているなど、食卓には欠かせなくなってきました。
朝食に食べる割合が多く、デザートやおやつとしても人気があります。そんな健康食ヨーグルトの、簡単で美味しい食べ方や、アレンジレシピをご紹介いたします。
ヨーグルトとの栄養成分
ヨーグルトは牛乳や脱脂粉乳を原料とし、乳酸菌で発酵された発酵食品です。牛乳の栄養に加えて、乳酸菌の働きの効果があります。ヨーグルトの乳酸菌の栄養は、タンパク質の一部が乳酸発酵によって、ペプチドまで分解されている為、消化吸収されやすくなっています。
又、乳糖も2~3割がすでに分解されていて、牛乳を飲んでお腹がゴロゴロする人にも、安心して食べることが出来ます。カルシウムも豊富で、乳酸カルシウムとなり体内に吸収しやすくなっています。ヨーグルトの乳酸菌は腸内の善玉菌に、バランス良く作用しています。
ヨーグルトの栄養素は、タンパク質・脂質・カルシウム・炭水化物・ビタミンA・B2などで、ビタミンB2は美容のビタミンと呼ばれています。ヨーグルトはこれらの栄養が、カロリーに対して多く含まれるので、健康食品として食べられています。
ヨーグルトの効果・効能
ヨーグルトに含まれる乳酸菌は種類があります。乳酸菌は整腸作用をもたらす善玉菌の一種で、含まれている乳酸菌も、ヨーグルトの商品によって様々です。LB21乳酸菌は、便秘改善・美肌効果があります。ビフィズス菌BB536は便秘と下痢に効果があり、免疫力強化や花粉症にも良いとされています。
ガセリ菌SP株/ビフィズス菌SP株は、内臓脂肪減少効果や、免疫力向上効果、インフルエンザ予防効果もあります。カスピ海ヨーグルトのクレモリス菌は、便秘改善、大腸炎の症状改善効果があります。さらに善玉コレステロールを増加させ、中性脂肪の低下作用もあります。
おすすめのヨーグルトの食べ方・アレンジ
はじめにおすすめのヨーグルトの食べ方・アレンジを5種類紹介します。簡単オシャレなアレンジレシピで、おもてなしのデザートにもなり、パーティーなどでも喜ばれます。お子様と一緒に手作りできるレシピばかりです。
これからご紹介するアレンジレシピは、トッピングは自由に選べます。ヨーグルトに良く合うフルーツは、イチゴ、ベリー系(ブルーベリー、ラズベリー他)、オレンジ、キウイ、バナナなどなど、豊富な種類からお好きなものをお選びください。
①ヨーグルトゼリー
おすすめヨーグルトのアレンジは、①ヨーグルトゼリーです。カップ4個分の作り方・プレーンヨーグルト1カップ、牛乳1カップ、砂糖大さじ1、レモン汁大さじ1、大さじ3のぬるま湯で、ゼラチン5gをふやかしておきます。牛乳とヨーグルトは常温にしておきます。
牛乳以外の材料をボウルに入れ軽く混ぜ、レンジで30秒温めます。レンジから取り出し牛乳を加え混ぜ合わせます。ガラスの器などに入れて冷蔵庫で冷やします。トッピングは、季節のカットフルーツで、マンゴ・イチゴ・ブルーベリーなどお好みでいただきます。
②ヨーグルトムース
おすすめヨーグルトアレンジレシピは、➁ヨーグルトムースで、とても簡単にマシュマロを使って作ります。材料は4カップ分・ヨーグルト150g、マシュマロ10個、牛乳70cc、レモン汁少々、お好みのフルーツ適量となります。
牛乳とちぎったマシュマロをレンジで温めます。マシュマロが溶けて、少し冷めてからヨーグルトとレモン汁を加え、かくはん機で混ぜたり、ブレンダーで良く混ぜます、次はガラスの器や型に流し冷蔵庫で冷やし固めます。
味にコクとまろやかさを出す場合は、生クリームを大さじ2程加えて作りましょう。生のフルーツ・ジャムをソースやトッピングとして、オシャレに飾りお召し上がりください。
③ヨーグルトアイス
次におすすめのヨーグルトの食べ方・アレンジは、③ヨーグルトアイスです。4人分の材料と作り方は、ヨーグルト150g、豆乳100cc、ブルーベリージャム70gを、ボウルに入れて、なめらかになるまで混ぜます。後は容器に入れて冷凍庫で冷やします。
ヨーグルトアイスは、固さの調整ができます。滑らかなアイスクリームが良い場合は、ハンドミキサーなどでしっかり混ぜます。シャーベットの様な、シャリシャリ感を楽しむ場合は、ジャムの食感も残しざっくりまぜます。バナナやイチゴ、お好きなフルーツヨーグルトアイスもおすすめです。
④ヨーグルトのババロア
おすすめヨーグルトの食べ方・アレンジ➃ヨーグルトのババロアは、材料4人分・ヨーグルト200g、牛乳100ml、生クリーム100g、砂糖大さじ3~4、粉ゼラチン5gを大さじ3のお湯でふやかしておきます。鍋に牛乳、砂糖、ゼラチンを入れて温めながら溶かします。
粗熱がとれ冷めてから、ヨーグルトと生クリーム、すべての材料を混ぜます。ブレンダーやミキサーで、滑らかになるまで混ぜましょう。後は冷蔵庫で冷やします。お好みのフルーツやナッツ類を、一緒に冷やして素敵にアレンジしてみましょう。
⑤ヨーグルトティラミス
おすすめのヨーグルトの食べ方・アレンジ⑤ヨーグルトティラミスは、マスカルポーネチーズの代わりに、ヨーグルトを使います。材料・ヨーグルト400g、砂糖大2、カステラ80g、インスタントコーヒー小さじ1、お湯大さじ3、ココアパウダー適量、となります。
ヨーグルトはザルにキッチンペーパーを敷いて、水を切っておきます(約2時間)真夏は冷蔵庫で水切りします。水が切れたヨーグルトに、砂糖を加え混ぜ合わせます。インスタントコーヒーをお湯で溶かし、食べやすくカットしたカステラを浸して冷蔵庫で冷やします。
コーヒーが染みたカステラに、ヨーグルトを乗せて、ココアパウダーをふりかけて完成です。盛りつけは、グラスにカステラ、ヨーグルトの順に何層かに重ねても、オシャレなデザートになります。簡単で美味しいティラミスで、カロリーも低く、安心していただけるおすすめの一品です。
朝におすすめのヨーグルトの食べ方・アレンジ
ここからは、朝におすすめのヨーグルトの食べ方で、ヨーグルトは無糖でプレーンなタイプを使ってのレシピになります。こちらのアレンジは5種類ご紹介します。忙しい朝には、栄養のバランスが良い食べ方で、毎日日替わりで楽しんでいただけます。
①ヨーグルト×はちみつ
朝におすすめの食べ方・アレンジ、①ヨーグルト×はちみつは、無糖のプレーンタイプのヨーグルトに、はちみつをかけていただく、シンプルなものです。はちみつをヨーグルトにかけていただくのは、美肌効果や便秘改善に良いとされています。
その効果は、はつみつに含まれるオリゴ糖が、ヨーグルトの乳酸菌と、腸の中の善玉菌のエサになって、相乗効果が生れます。それは腸がヨーグルトの栄養を吸収しやすくなり、腸が活発に動くことになります。はちみつの種類もレンゲやアカシアなど、楽しんで食べることをおすすめします。
②ヨーグルト×ジャム
朝におすすめのヨーグルトの食べ方、➁ヨーグルト×ジャムは、プレーンなヨーグルトに、お好きなジャムをトッピングしていただきましょう。イチゴ、リンゴ、モモ、ベリー系のジャムも、ヨーグルトに良く合います。
自分でジャムを作る場合は、糖分の配合も出来るので、カロリー計算をしている人にも安心です。また。コンフィチュールや野菜のジャムもおすすめです。野菜のジャムはニンジン、トウモロコシ、かぼちゃなど、砂糖不使用のジャムもあり、美味しいヨーグルトの食べ方が出来ます。
③ヨーグルト×ドライフルーツ
朝におすすめのヨーグルトの食べ方、③ヨーグルト×ドライフルーツは、栄養価の高いドライフルーツを、ヨーグルトでふっくら戻していただきましょう。ヨーグルトの吸収も良くなり、ドライフルーツの栄養価も上がり、効果抜群の美味しい食べ方です。
ドライフルーツは抗酸化作用があり、老化防止や動脈硬化の予防ができるとされています。カリウムや食物繊維も豊富で、腸内環境改善や、免疫力アップ効果があります。ドライマンゴー、ドライベリーは特におすすめで、ドライフルーツの3倍のヨーグルトの量がふっくらして美味しい配合です。
④ヨーグルト×オリーブオイル
朝におすすめのヨーグルトの食べ方、➃ヨーグルト×オリーブオイルは、良質なエキストラバージンオリーブオイルの、風味豊かな香りが美味しいヨーグルトに合い、朝にピッタリの食べ方です。オリーブオイルに含まれるオレイン酸は、小腸に吸収されずに大腸に届くので、便秘解消に良いと言います。
オリーブオイルの便秘解消効果が高いのは、空腹時が一番良いので、便秘で困っている方は朝ヨーグルトにオリーブオイルをかけて、ぜひお試しください。さらにアレンジする場合、美味しい塩とブラックペッパーをひと振りしてみましょう。
⑤ヨーグルト×きなこ
朝におすすめヨーグルトの食べ方ラストは、⑤ヨーグルト×きなこです。きなこは大豆からできていて、食物繊維が豊富です。整腸作用・美肌効果・便秘効果・ダイエット効果があります。きなこは大豆の種類で多々あります。有機など安全・安心なきなこをおすすめします。
きなこはそのまま食べるのは、粉っぽくなかなか喉を通りません。ヨーグルトに混ぜるのはとても良い食べ方のアレンジです。味を変えて毎日楽しむ食べ方は、黒蜜を混ぜたり、オリーブオイルをかけたり、美味しい組み合わせでいただきましょう。ナッツも良く合います。
ダイエットにおすすめのヨーグルトの食べ方・アレンジ
ヨーグルトはダイエットにも効果のある食品で、おすすめの食べ方と、簡単アレンジをご紹介します。低カロリーで栄養価の高いアレンジは、食事としてとることが出来ます。ヨーグルトを効果的にとってダイエットに活かしましょう。
朝ヨーグルトを食べる場合、食前に食べてると、食事に含まれる脂質や糖質を、ヨーグルトに含まれるビタミンB2で、分解される効果が期待できます。ヨーグルトを夜食べる場合は、夕食後に食べると腸の環境を整えて、老廃物の排出作用が高まり、眠っている間に、効率よく脂肪燃焼させると言います。
①玉ねぎヨーグルト
一つ目の、ダイエットにおすすめのヨーグルトの食べ方は、話題の①玉ねぎヨーグルトです。玉ねぎの血液サラサラ効果、血液中のいらない脂質や糖質を減らし、冷え性を改善し代謝をあげます。玉ねぎヨーグルトになると、食欲を抑えたり代謝アップ効果が生れ、ダイエットに最適です。
玉ねぎはスライスし、食感を楽しむ場合や辛みが好きな方は、すぐにヨーグルトと混ぜていただきます。スライスしてから30分程置くと、辛みがおさまり食べやすくなります。また、前日にスライスして保存袋や容器に入れて、食べる時に取り出してヨーグルトと混ぜ、お好みで塩を入れましょう。
②ホットヨーグルト&バナナ
ダイエットにおすすめのヨーグルトの食べ方、➁ホットヨーグルトバナナは、身体を温め代謝をあげる狙いがあります。腸内環境が整い、代謝が上がると余計な老廃物や、便秘解消になり、むくみも改善されます。
ホットヨーグルトバナナのレシピは、バナナ1/2本に対しヨーグルトは150gになります。ヨーグルトを身体と同じ温度に温め、吸収を良くさせます。バナナは室温で熟成させるので、そのままでも、レンジで軽く温めてもOKです。ヨーグルトに混ぜて、食べやすい甘みが美味しい一品です。
③おからヨーグルトアイス
ダイエットにおすすめのヨーグルトの食べ方は③おからヨーグルトアイスです。食物繊維の多い低カロリーなおからで、簡単に美味しいダイエットヨーグルトアイスを作ります。材料はおからパウダーや生のおから、ヨーグルト、牛乳、フルーツで作ります。
アイスクリームなので冷凍保存ができます。おからの量によって、分量は参考にしてください。おから200g・牛乳100cc・バナナ3本・ヨーグルト100gをミキサーやブレンダーで混ぜ合わせます。ラム酒やシナモンを入れて、香りづけして美味しいアイスを作りましょう。
生クリームはダイエット中は使わないません。牛乳も低脂肪のもので、甘みが欲しい時は免疫力をあげる、はちみつが良いでしょう。はちみつはアイスクリームをなめらかにする働きもあります。フレーバーを楽しむのに、抹茶パウダーや野菜パウダーを入れても美味しいアイスが出来ます。
④おからパウダーヨーグルト
ダイエットにおすすめのヨーグルトの食べ方、➃おからパウダーヨーグルトは、食事の前に食べると効果があります。おからは食物繊維が多く満腹感を得られます。おからとヨーグルトだけでは味がなく、飽きてしまい長続きしません。ハーブや甘みを取り入れ味の変化を楽しみましょう。
ダイエットの、空腹を感じた時のつなぎに、おからパウダーヨーグルトは役に立ちます。そして、おからパウダーヨーグルトは、少々のマヨネーズを加え、パテのリエットにもなり、レタスに包んでいただいたり、きゅうりやニンジンにつけたりと、美味しいアレンジが出来ます。
健康に良いおすすめのヨーグルトの食べ方・アレンジ
ここからは、健康に良いヨーグルトのアレンジレシピをご紹介していきます。食品の相乗効果のある食べ方が、見直されてきています。夏の暑さ対策は、クーラーなどで身体を冷やしすぎず、身体を冷やす効果のある食べもので、身体に優しい涼しさを得てみましょう。
身体を冷やしすぎずに、温かい飲み物や食べ物で、内臓を温めることも大切です。ヨーグルトの食べ方は、ショウガとハチミツで、ジンジャーヨーグルトも美味しいアレンジレシピです。それでは健康に良い食べ方・アレンジをここから見ていきましょう。
①トマトとヨーグルトのスムージー
健康に良いおすすめの、ヨーグルトの食べ方・アレンジ、①トマトとヨーグルトのスムージーは、リコピン酸やβカロテンが豊富で、低カロリー、ビタミンが豊富、そして夏野菜群なので、カリウムが多く身体を冷やす効果があります。暑い夏には最高のおすすめアレンジレシピです。
簡単な作り方は、トマトを湯むきして凍らせ、食べたい時にヨーグルトをミキサーにかけます。フレッシュトマトの場合は、ヨーグルト+氷で、ミキサーかブレンダーで作りましょう。甘みが足りない時は、はちみつを入れる事をおすすめします。
②ホットトマトヨーグルト
次は➁ホットトマトヨーグルトです。材料は低糖ヨーグルト120g、無塩トマトジュース80g、はちみつ大さじ1の3種類を混ぜるだけ、これを電子レンジで約1分温めて作ります。こちらも花粉症と、インフルエンザの予防に効果絶大と、話題になったおすすめのドリンクです。
ヨーグルトとトマトジュースには、アレルギーを緩和するタンパク質が含まれます。生のトマトよりトマトジュースを使う方が、アレルギーを引き起こす率を下げる作用があります。トマトのリコピンとヨーグルトの乳酸菌は、温めることでさらに効果が高まり、健康におすすめの飲み方です。
③ホットココアヨーグルト
最後の健康に良い、おすすめのヨーグルトのアレンジ③ホットココアヨーグルトです。無糖ココアパウダーをお湯で溶き、お好みの分量のはちみつで甘みをプラスします。ここにヨーグルトを加え、電子レンジで温めます。
ヨーグルトは温めすぎると分離するので、人肌位の温度が良いでしょう。ホットココアヨーグルトは、寒暖差アレルギーの改善に良く、飲み続けることで、自律神経を整える効果があると言われています。熱いホットココアが良い場合、牛乳を温めココアを溶いて、ヨーグルト加えても美味しいです。
ヨーグルトのおすすめの食べ方・アレンジを試してみよう!
ヨーグルトは手軽に食べれ、身体に良い健康食品です。腸内環境は人それぞれですが、今はいろいろなタイプのヨーグルトがあります。発酵食品のヨーグルトの効果は、腸内環境を整え、免疫力もアップします。
そのままでも美味しいヨーグルトですが、美味しいアレンジレシピが、たくさんあります。毎朝の忙しい時でも、手軽で簡単に美味しいヨーグルトがいただけます。ヨーグルトのおすすめレシピを、ぜひお試しいただいて、元気な毎日を過ごしましょう。