ダイエットにも効果があるおからヨーグルトを紹介!
おからヨーグルトはヨーグルトの中におからを乾燥させて粉末にしたパウダーを入れたヘルシーなヨーグルトのことを言い、ダイエットや腸活をする方に人気の低カロリーフードで、SNSやグルメ雑誌で話題となっています。
今回は、おからヨーグルトの詳しい作り方からその効果、またおからヨーグルトを使った様々なアレンジレシピについても詳しくご紹介します。
おからヨーグルトとは
おからヨーグルトとは、市販のプレーンタイプのヨーグルトにスーパーやデパートで買うことができる粉末状のおからパウダーを混ぜ合わせるだけの健康的なヨーグルトで、便秘解消や美肌に効果的と話題のヨーグルトです。
おからパウダーは豆乳やお豆腐を作る際に出る搾りかすで、完全に乾燥させてパウダー状にしたものをおからパウダーと呼び、市販で売られています。
おからパウダー×ヨーグルト
おからパウダーにはカルシウムや食物繊維がたっぷり含まれていて、加えて大豆はたんぱく質と炭水化物が豊富であるために、とても栄養価が高い食品であり、ヨーグルトは腸内を整えてくれる乳酸菌が豊富な健康的な食品です。
これらを一度にまとめて摂れるおからヨーグルトは簡単で食事に取り入れやすいことからダイエットや便秘に効果があると継続して食べる方が増えています。
食物繊維と乳酸菌の最強の組み合わせ
ヨーグルトの中に含まれている腸内細菌を整える乳酸菌は、善玉菌が豊富に入っており、その善玉菌は食物繊維を一緒にとることで動きがさらに活発になるとされているため、ヨーグルトにおからパウダーを入れるのは最も良い組み合わせといえます。
この最強の組み合わせであるおからヨーグルトを食事に取り入れながら運動や食事制限、腸活を行うことで効果がでやすいと人気があります。
おからヨーグルトの効果
過去には食事を扱う番組で紹介されたり、徐々に人気になってきているおからヨーグルトですが、食事の最初に食べることで満腹感を得やすかったり、食欲を抑制する効果があるなど、SNSで続々とその効果がアップされています。
ここからは、おからヨーグルトを食べることで得られるダイエットや美肌に効く効果について項目を分けて詳しくご紹介していきます。
便秘の解消
おからを入れたヨーグルトを3週間食べる実験を行った結果によると、おからヨーグルトを食べた人はおからヨーグルトを食べてない人よりも大半の方が排便の回数が増え、ウエストのサイズが小さくなったと効果が出ています。
これは、おからの食物繊維で活発になったヨーグルト内の善玉菌が腸内で活躍することで便秘が改善したからだと言われています。
大豆にはゴボウの4~5倍もの沢山の食物繊維を含んでいて、それらが乳酸菌と一緒に活発に腸を動かすことでお通じが改善して便秘が解消されれば、腸がきれになるので結果腸活になり、肌荒れなどが減り美肌に近づきます。
便秘が1週間続く方は1キロ近くの便が体内に残っている方もいるとされ、それらが排出されればダイエットにもつながるので腸活も含めてダブルで効果があります。
脂肪燃焼効果
おからには腸内細菌のエサになる食物繊維がたっぷり含まれていて、エサを食べて活発になった腸内細菌は、天然の痩せ菌と呼ばれる短鎖脂肪酸と、痩せ体質を作るアディポネクチンというホルモンを増やしてくれるので、脂肪燃焼効果が上がり、体重の落ちやすい体に近づきます。
さらにヨーグルトと大豆に含まれる豊富なタンパク質が筋肉量を増やし、さらに基礎代謝が上がるという、相乗効果があり、まさにダイエット食といえます。
食欲抑制効果
おからの中に含まれている沢山の食物繊維は、水分吸ってを含むことで膨らんで大きくなる習性があり、おからヨーグルトを食べると体内でヨーグルトや周りの水分を吸って膨らみ、満腹感が出るので食べすぎや間食を防ぐことが出来ます。
生活習慣病の予防にも
また、おからヨーグルトは低糖質の食べ物であり、食事の一番最初にこのおからヨーグルトを摂ることでヨーグルトの乳酸と大豆のタンパク質が血糖値を緩やかに上昇させてくれる働きにより、生活習慣病の予防にもつながります。
大豆にはたんぱく質以外にも女性ホルモンを活発にするイソフラボンが含まれているため若さや健康を保ちたい方は食事に取り入れてみるとよいでしょう。
おからヨーグルトのレシピ
おからヨーグルトは作り方がとってもかんたんで、おからを粉末状にしたおからパウダーと、市販で売れらているヨーグルトを混ぜ合わせるだけなのでご家庭で誰にでもできて仕事や家事に忙しい方でもほんの数分で作ることが出来ます。
こちらの項目ではおからとヨーグルトの詳しい分量などのレシピをご紹介しますので、便秘改善などに気になる方は試してみることをおすすめします。
材料と作り方
おからヨーグルトのレシピは、約120グラムのヨーグルトに30グラム(大さじ2)のおからパウダーをよく混ぜ合わせ、食べる時間は食事の1時間前にするのが最適で、理由は大豆の食物繊維が膨らん満腹感が出るので朝ご飯の食べすぎを防ぐことができるからです。
味がついたヨーグルトには想像しているよりも多くの糖質が含まれているので、ダイエット目的で食べる方は無糖タイプのヨーグルトを選びましょう。
便秘解消や美肌になる腸活を目的としておからヨーグルトを食べる場合には、季節のフルーツで酵素を取り入れるよう意識したり、グラノーラなどを入れて食物繊維やビタミンを身体に補給するのも食べやすくておすすめです。
また、素焼きのクルミやアーモンドなどを追加するとビタミンとオメガ3と呼ばれる良質な油も摂れる上、食感が変わるので効果的なのに飽きずに食べられます。
おからヨーグルトのアレンジレシピ
おからヨーグルトはそのまま食べてももちろんおいしく食べることが出来ますが、さらにアレンジを加えたレシピを知っておくと、自分以外の家族と食べる食事もダイエットレシピにすることができて、飽きずにダイエットを継続しやすくなります。
ここからは、おからヨーグルトのアレンジレシピをご紹介していきますので、そのままでは食べづらい方はこのレシピを使って普段の食事をダイエットむきにアレンジしましょう。
ほうれん草の白和え
まず一つ目のレシピがほうれん草の白和えで、茹でたほうれん草におからヨーグルトを入れ、めんつゆや味噌で味をつけると出来上がるかんたんレシピで副菜はもちろん、作り置きおかずにしてお弁当に入れるのもおすすめです。
ヨーグルトの酸味が減って食べやすく、味噌で味付けすれば同じ大豆なので相性が良くて、たんぱく質の摂取量を増やすことができ美肌効果があります。
カレー味のパン
おからヨーグルトをカレー味のパン生地に練り込んだおからヨーグルトパンで、食物繊維がいっぱいのおからパウダーを使っているので腹持ちがよく、ヨーグルトのしっとり感がありのでパサつくことなくふわふわの食感がやみつきになるお手軽でおいしいレシピです。
フライパンに入れて焼くだけで出来て、通常のパンのような発酵時間もいらないのでスキマ時間で簡単に作ることが出来ます。
おからヨーグルトのパンのレシピはカレー味以外にも糖質を控えたチョコレートや抹茶のパウダーを練り込むなど好みによって味を変えることができ、クルミやレーズンを入れるなどパンの中でもレシピをアレンジして楽しむこともできます。
クルミやレーズンを入れれば食感と甘さが出てよく噛むので、満腹感が得られて朝ご飯や子どものおやつにもぴったりです。
和風ドレッシング
こちらはおからヨーグルトをベースに作った和風ドレッシングで、おからヨーグルトにサラダオイル、酢、しょうゆ、ショウガのしぼり汁を入れて混ぜ合わせた簡単なドレッシングで、冷蔵庫で3日間保管することが出来るのでまとめて作るのもおすすめです。
おからの食物繊維が便秘解消につながるので、食物繊維たっぷりのサラダと一緒に摂れば、より便秘に効果があるでしょう。
こちらのおからヨーグルトドレッシングもアレンジが可能で、レモンやブラックペッパー、塩で味をつければ洋風ドレッシングに変わりますし、おからの分量を増やして重たいソースにすれば野菜につけて食べるディップソースの出来上がりです。
特に温野菜やサラダはドレッシングの味で食べる量が変わるので、飽きが来ないよういくつかのレパートリーを持っておくとよいでしょう。
おからヨーグルトをダイエットに役立てよう!
おからヨーグルトは、沢山のたんぱく質が摂れて、基礎代謝を上げて脂肪燃焼効果があったり、大豆の食物繊維の効果で腹持ちが良くしかもレシピも非常に簡単など、ダイエットをする方の欲しい栄養素や効果がすべて含まれたダイエット食品といえます。
アレンジレシピを使えばおからヨーグルトを沢山の食事に取り入れることができるので、賢く使ってダイエットに役立てましょう。