飲み会・食事会後のお礼メールは大事なマナー!書き方を紹介!
今回は、飲み会や食事会の後のお礼メールについて紹介します。特にビジネスシーンにおいては、飲み会・食事会後にお礼メールを送ることはマナーの一種となっており、必ず行っておきたいことです。
例文を交えながら、飲み会後のお礼メールに適した内容やマナーを紹介します。上司や得意先、同僚など飲み会の内容やメールの送付先によって内容を変える必要があります。
さらに、飲み会にて接待を受けたか接待をした側かどうかによっても考えるポイントがあります。今後につながるような印象の良い飲み会後のお礼メールを送りましょう。
飲み会後のお礼メールの送り方のポイント
まず、飲み会・食事会後のお礼メールを送る際のポイントについて紹介します。一般的に、ビジネスシーンにおける電子メール送付の際の、最低限のマナーといえる部分も多いですが、注意するべきポイントはいくつかあります。
飲み会や食事会の内容がとても楽しく相手方にも喜んでもらえたからといってそのままにしておくのはやはりよくありません。お礼のメールを一通送っておくだけでかなり印象が良くなります。
飲み会後のお礼メールを送る際に注意するべき基本的なポイントを3点紹介します。ただのお礼メールと思わず、十分に確認して送付するようにしましょう。
送るタイミング
飲み会・食事会の後のお礼メールを送る際のポイントの一つ目は、送るタイミングです。原則は、飲み会や食事会を行った当日にお礼メールを送付できることがベストですが、夜遅くになってしまうことが多いので実質は難しいです。
翌日の午前中、遅くとも翌日中には飲み会・食事会に関するお礼メールを送付するべきです。急用があったり、不在にする時間が長い場合などお礼メールを送信できない場合でも、必ず3日以内には送付し、お礼が送れたことに対するお詫び文章を含めるべきです。
PCから送れない場合は一言添える
飲み会・食事会の後のお礼メールを送る際のポイントの二つ目は、PCからお礼メールを送信できない場合は一言お詫びを添えることです。お礼のメールといえども、きちんとした形式で送付するべきです。ただ、時間や都合などでどうしてもPCから送信できないケースも考えられます。
そんな時には、スマートフォンのメールやチャットツールなどからお礼文を送信しても構いませんが、やはり正式ではないので、「ちゃっとでのお礼送信となってしまい、失礼いたします。」などと一言お詫びの文章を添えることがマナーになっています。
誤字脱字に注意する
飲み会・食事会の後のお礼メールを送る際のポイントの三つ目は、誤字脱字に注意することです。これは飲み会・食事会のお礼メールに限らず、ビジネスで電子メールを送信する際に必ず注意するべきポイントになります。
文章作成後、送信する前に必ず見直しをするように徹底しましょう。いくら忙しくて時間がないといっても、誤字脱字があれば非常に失礼なお礼メールになってしまいます。飲み会後の顧客へのメールの場合は、上司などにチェックしてもらうのもよい手段です。
飲み会後のお礼メールの内容のポイント
続いて、飲み会・食事会の後のお礼メールに盛り込むべき内容を紹介します。内容に関する注意点は、送付する相手や状況によって変わってきます。自分側がごちそうする側なのか逆なのかによっても内容を変えていく必要があります。
ビジネスシーンにおいて、飲み会や食事会の後のお礼メールを送付する場面というのは結構たくさんあります。相手方に失礼のないように、十分に内容をチェックしてから送信するように心がけましょう。
ごちそうになったことのお礼
飲み会や食事会の後のお礼メールに盛り込むべき内容の一つ目は、ごちそうになったことに対するお礼の内容です。もちろん、自分の側が支払いをした、あるいは多めに支払った場合には、ごちそうになったことにはならないので、記載しないようにしましょう。
全額支払いをしてもらった場合は「すっかりごちそうになってしまって」など、多めに先方に支払いをしてもらった場合は、「ごちそうさまでした」という言い回しを加えておくと、受け取る側も印象良くメールを読むことができます。
お店を選んでもらったことのお礼
飲み会や食事会の後のお礼メールに盛り込むべき内容の二つ目は、お店を選んでもらったことに関するお礼を述べることです。相手側が飲み会をするお店を選択し、予約などの段取りをしてもらった場合に盛り込むべき内容になります。
飲み会実施のお店が良かったと評価することで、相手方に良い印象を持ってもらうことができます。「素敵なお店を紹介していただき、とても満足しています。」などの一文を盛り込むだけでとても良い印象のメールになります。
感情表現を入れると好印象に
飲み会や食事会の後のお礼メールに盛り込むべき内容の三つ目は、感情表現を盛り込むことです。過剰にカジュアルな言い方だとビジネスメールとしては問題がありますが、羽目を外しすぎなければ、逆に印象よく読んでもらうことができます。
「とても楽しく美味しかったので、すっかり飲みすぎてしまいました」などと少しプライベートが垣間見えるような内容にした方が、相手方に親しみを持ってもらうことができます。最後にきちんとした体裁で締めくくれば、マナー違反とはなりません。
次に繋がる一言を最後に入れると◎
飲み会や食事会の後のお礼メールに盛り込むべき内容の四つ目は、次につながる内容を加えることです。飲み会や食事会といっても、ビジネス上では重要な役割を担い、今後の相手方との関係性を左右するものと位置づけることができます。
そのため、次の展開を想起させるような内容を盛り込むことが重要になります。「また次回新たな機会にお食事できると嬉しいです」などの一文を加えると、次につながる展開が期待できます。
飲み会後のお礼メール例文
最後に、飲み会や食事会後のお礼メールの例文を紹介していきます。飲み会後のお礼メールといっても、常に同じような内容のお礼メールでは適切な内容とは言えません。送る相手や支払いの分担などによって内容を変えていくことが重要です。
今回は様々な状況を想定した例文を紹介します。実際にビジネスシーンの飲み会や食事会の後に利用できる実践的な内容になっているので、本番ですぐに利用できるようある程度パターンを覚えていくと便利で安心です。
上司へのお礼メール
飲み会や食事会の後のお礼メールの例文の一つ目は、社内の上司との飲み会後のメールを想定しています。社内の上司の場合は、社外の客先などへのメールに比べて丁寧になりすぎる必要はありませんが、お礼メールはマナーとして送るようにしましょう。
「先日は美味しい食事をごちそうになり、とてもうれしかったです。様々な相談に応じていただき、とても参考になる有意義な食事でした。また次回機会がありましたらご一緒させてください。」
上司の方がすぐに会える場所にいるなら、お礼メールともに直接その上司の方に合ってお礼を言うことも重要です。
先輩・同僚へのお礼メール
飲み会や食事会の後のお礼メールの例文の二つ目は、先輩や同僚に対するお礼メール送信を想定しています。先輩や同僚に対しては、それほど体裁を考える必要はないですが、丁寧な言い回しになるように心がけましょう。
「先日は、とても楽しい時間を過ごすことができました。たくさん先輩に相談させてもらい、気持ちがかなり晴れました。また次の機会に、今回相談したことの展開がどうなったか、報告させてください。」などの例文が考えられます。
接点があまりない上司・先輩へのお礼メール
飲み会や食事会の後のお礼メールの例文の三つ目は、普段あまり接点のない社内の上司へのお礼メールを送信する場合を想定しています。あまり長くなりすぎず、要点のみに絞って文章を作成しましょう。
「先日は素敵なお店に誘っていただきありがとうございました。相談させてもらった内容をもとに、また明日から業務に励んでいきます。引き続きご指導ご鞭撻のほどよろしくお願いします。」などの例文が考えられます。
取引先へのお礼メール(接待した場合)
飲み会や食事会の後のお礼メールの例文の四つ目は、取引先へのお礼メールで、接待を実施した場合を想定しています。取引先へのメールでは「飲み会」よりは「食事会」の方が適切です。
「先日は貴重なお時間をいただき誠にありがとうございました。食事会では様々なお話を伺うことができ、弊社としても大変参考になりました。今後とも何卒よろしくお願いします」などのような例文が考えられます。
取引先へのお礼メール(接待された場合)
飲み会や食事会の後のお礼メールの例文の五つ目は、取引先へのお礼メールのうち接待を受ける側になった場合を想定しています。
「先日は、食事会にお招きいただき誠にありがとうございました。御社の雰囲気や活気あふれる社員の方々の魅力を十分に感じられる良い会だったと感じています。今後ともお力添えいただきたく、よろしくお願いします。」などの例文が考えられます。
印象の良い飲み会後のお礼メールを送ろう!
以上、飲み会・食事会後のお礼メールについて紹介してきましたがいかがでしたでしょうか。飲み会の内容や飲み会の主催者がどちらかなど同じお礼メールでも飲み会の状況によって使い分けるべきことを紹介してきました。
ビジネスシーンにおいては飲み会をする機会は少なからずあります。飲み会の後には面倒でも飲み会についてのお礼メールを送信するように心がけましょう。