出産祝いにおすすめの商品券・ギフト券まとめ！人気の種類や渡す際の注意点も！

出産祝いに貰って嬉しかったものランキングを見ていると必ず上位にランクインしているのが商品券・ギフト券です。出産祝いに商品券・ギフト券を贈るメリットや贈る時に気を付けたいこと、気になる相場などに加えて、出産祝いに贈りたいおすすめの商品券・ギフト券などをまとめました。

以前は出産祝いと言えば洋服やおもちゃが一般的でしたが、最近では商品券・ギフト券の人気もかなり高く、今では出産祝い用にデザインされた商品券・ギフト券を購入できる場所も珍しくありません。

それぐらい人気が高まっている商品券・ギフト券ですが、出産祝いに商品券・ギフト券を贈ることにはどのようなメリットがあるのでしょうか。

出産祝いに商品券・ギフト券を贈ることのメリット、まずは相手の好みが分からない時にも心配せずに贈ることができるという点があります。

赤ちゃんが生まれた家庭のことを良く分かっていて好みもしっかり把握しているのであればそれに合うようなものを出産祝いに贈ることができますが、あまり知らない相手に出産祝いを贈る場合には気に入ってもらえないものを贈ってしまうこともあります。

気に入ってもらえないだけでなく、場合によっては失礼なものを出産祝いに贈ってしまうこともありますので、特に仕事関連などプライベートな部分をあまり知らないという相手への出産祝いには商品券・ギフト券は最適と言えます。

また、出産祝いを贈りたくても赤ちゃんの性別が分からないことがあります。性別が分かっていればそれに合わせた出産祝いにできても、性別が分からないとなかなか難しいものです。そんな時にも商品券・ギフト券は大変重宝する手段です。

出産祝いに商品券・ギフト券を贈ることのメリット、相手が必要な物に使うことができるというのも見逃せません。赤ちゃんを迎える時にはベビーカーや洋服、おもちゃ、本など数多くの物を揃える必要があります。

出産祝いにそのうちの何かを贈っても、相手がすでに自分で購入していたら無駄になってしまいます。また、すでに上に兄弟がいる場合などには新しく買いそろえる物も少なくなります。それらをすべて予想して出産祝いに購入するのはかなり難しいです。

しかし、出産祝いに商品券・ギフト券を贈れば、先方で好きな物を購入することができるので大変効率的です。間接的にではありますが、相手が一番欲しい物を贈ることができるのが商品券・ギフト券と言えるでしょう。

出産祝いに商品券・ギフト券を贈ることのメリット、最後にご紹介するのは選択の幅の広さです。商品券・ギフト券と並んで比較されることが多いのがカタログギフトです。

予算別に編成されたカタログの中から自分の好きな物を選んでもらえるというスタイルですが、これだとカタログに載っている物という条件が付いてしまいます。

その点で商品券・ギフト券は使えるお店は決まっていますが、アマゾンの商品券やデパートの商品券などにすると選べる商品はかなりの数に及びます。さらにVisaギフトカードのようなクレジットカード型にすれば、ますますお店の選択肢が広まることになります。

また、商品券・ギフト券によっては品物を買うだけに限らないというのも利点です。家族で揃って旅行をしたりレストランで外食をするのに使ってもらうこともできます。

出産祝いとして贈ると喜ばれることが多い商品券・ギフト券ですが、相手に失礼にならないためにも最低限のマナーを知っておくことは大切です。

例えば、出産祝いには相場がありますので、基本的にはその相場に近い金額にするのがおすすめです。ただし、相場はあくまでも目安ですので、関係性によっては相場より下でも上でも構いません。

出産祝いの商品券・ギフト券の相場ですが、基本的には現金で出産祝いを贈る時と同じ金額で構いません。そしてその金額は基本的には相手との関係性によって決まってきます。

つまり、関係性が深い場合は出産祝いの金額が上がり、関係性が浅い場合は金額が下がるということになります。ただし、会社関係などビジネスが絡んでくると相場の判断は難しくなります。

万が一失礼なことになっては困りますので、仕事関連で出産祝いを贈る前には詳しい方に確認してみるのがおすすめです。

また、地域によっても出産祝いの相場はかなり異なります。出産祝いの金額に少しでも迷ったら、必ず家族や親戚に確認をしてみましょう。

出産祝いに商品券・ギフト券を贈る時の相場、まずは兄弟や姉妹に贈る際ですが、家族の場合は基本的には10000円以上というのが相場です。

ただし、関係性によって相場が大きく変わってくるのが兄弟や姉妹に贈る出産祝いです。10000円以上とはなっていますが、30000円や50000円という出産祝いを贈ったという口コミも多いですし、それ以上という口コミも決して少なくはありません。

出産祝いに親戚に商品券・ギフト券を贈る時の相場は、家族よりは少し金額が下がり、大体5000円から10000円が一般的なようです。

ただし、親戚に贈る場合には地域性が強く関連してきます。5000円で十分という地域もあれば10000円でも足りないという地域もありますので、贈る前には地域の習慣に詳しい方に確認をしておきましょう。

出産祝いに友人に商品券・ギフト券を贈る際の相場は、5000円から10000円程度と言われています。友人ということで、あまり高額な出産祝いにしてしまうとかえって相手に気を使わせてしまうことになりかねません。

何か特別な出産祝いにしたい場合は、商品券・ギフト券は控えめな金額にしておき、一緒にプレゼントとして何か物を贈るという方法もおすすめです。

友人に出産祝いを贈る際には、複数人で連名で贈ることもあります。その際には、人数にも寄りますが大体10000円から30000円程度が相場です。

出産祝いを贈るのが会社関係の相手の場合は、大体3000円から10000円程度が目安です。同僚や取引先の人など、プライベートな付き合いはあまりないという場合にはこれぐらいの金額にしておくのがおすすめです。

また、会社同僚数人とまとめて出産祝いを贈るといった場合には10000円から30000円程度が相場と言われています。

出産祝いというおめでたいタイミングに贈る商品券・ギフト券ですから、相手にとって失礼のないように最大限気を使いたいものです。ここからは商品券・ギフト券の包装の仕方や贈るタイミングなど、注意しておきたいマナーについてご紹介します。

出産祝いに商品券・ギフト券を贈ることを躊躇してしまうという方は、その味気ない見た目が気になるということが多いようです。確かに、商品券・ギフト券は小さくて薄いものですので、出産祝いとして物を贈る時よりも見た目としては地味な印象です。

それを避けるためには商品券・ギフト券を出産祝いに相応しいように華やかに包装するのがおすすめです。商品券・ギフト券を購入する時、特に何も伝えなければ事務的な封筒に入ってきます。

しかし、商品券・ギフト券の発売元によっては出産祝い用に明るい色の封筒があったり、「おめでとうございます」といった意味の言葉が入っている封筒に入れてもらうこともできます。

また、自分で封筒を購入するのもおすすめです。会社関係の方に贈る場合には正式なのし袋を準備するのもいいですし、友人ならばカジュアルで明るいデザインの封筒に入れてもいいでしょう。

出産祝いに商品券・ギフト券を贈る時は、そのタイミングにも注意をしましょう。相手が兄弟や姉妹、親戚であれば出産時から1週間以内に贈っても問題はありません。

それ以外の方に出産祝いを贈る場合には、お七夜にあたる出産1週間後から1か月後に贈るようにしましょう。出産後は体力的にも精神的にも大変な時期なので、生後すぐに押しかけたりしないように注意したいものです。

ただし、出産祝いが遅くなりすぎるのも避けなければなりません。目安としては生まれてから1か月には贈るようにしましょう。出産祝いをどうしても渡せないという場合には、先にお祝いのメッセージだけでも伝えておくと安心です。

これが会社の同僚だと少し時期が変わってきます。基本的には会社でしか会わない方に出産祝いを渡すわけですから、出産祝いを渡すタイミングが産休明けや育休明けになっても問題ありません。

出産祝いは直接会って手渡しをするのが一番気持ちが伝わりますが、産後すぐは大変な時期ですので場合によっては商品券・ギフト券を郵送するという方法もあります。

郵送であれば直接家に行くのに比べると相手への負担が比べ物にならないほど軽減されますので、会って渡したいという気持ちを抑えてあえて郵送するという心配りは相手にも歓迎されるはずです。

また、直接会って出産祝いを渡しにくい遠方に住んでいる場合などには郵送に頼るしかありません。相手に確実に届くよう、簡易書留などの手段を選ぶようにしましょう。

商品券・ギフト券の販売元によっては、お店から直接先方に郵送してくれるというサービスをしているところもあります。

一口に商品券・ギフト券といってもたくさんの種類が発行されていますが、ここからはその中でも出産祝いとして贈るのにおすすめの種類をご紹介しましょう。直接販売店に足を運ばなければ買えないものもありますが、ネット通販できる便利な商品券・ギフト券も多いです。

出産祝いにおすすめの商品券・ギフト券の種類として最初にご紹介するのは「全国百貨店共通商品券」です。全国にある百貨店で利用することができる商品券で、昔から贈り物としてよく使われているので会社関連への出産祝いなど正式できちんとした感じを出したい時におすすめです。

注意点としては百貨店へのアクセスです。全国約500の加盟百貨店で使用できますが、相手の住んでいる場所によっては百貨店まで遠いこともあります。

また、世代によっては百貨店をあまり利用しないということも考えられますので、百貨店を日常的に利用しているかどうかは事前に調査しておくのがおすすめです。

出産祝いにおすすめの商品券・ギフト券の種類として続いてご紹介するのは「セブン&アイ共通商品券」です。こちらは名前のとおりセブン&アイグループで使用できる商品券です。

セブンイレブン、イトーヨーカドー、西武百貨店、ロフトなどのお店からデニーズといったレストランまで幅広く使用できます。また、セブン&アイグループにはアカチャンホンポが入っているので、赤ちゃん用品にも使いやすい商品券です。

出産祝いにおすすめの商品券・ギフト券の種類として続いてご紹介するのは「アマゾンギフト券」です。なんでも揃う通販サイトであるアマゾンですから、赤ちゃん用品はもちろん日常の買い物にも便利に使えます。

「アマゾンギフト券」の特徴としては、さまざまな形態があるという点です。ショートメールで送れるデジタルギフト券と郵送できるギフト券がありますが、出産祝いですので郵送できるタイプにしましょう。

そして郵送できるギフト券も、商品券タイプ、ボックスタイプ、封筒タイプ、グリーティングカードタイプ、マルチパックから選ぶことができます。

グリーティングカードタイプには、出産祝いにぴったりの赤ちゃんがデザインされたものがありますので、それを贈るのがおすすめです。金額は1000円から50000円まで選ぶことができます。

出産祝いにおすすめの商品券・ギフト券の種類、「楽天ポイントギフトカード」という種類もあります。ネット通販サイトである楽天市場で使える楽天ポイントで贈るタイプです。

常日頃から楽天を利用しているという方にぴったりの出産祝いで、楽天市場にある約4万店舗で使用することができます。

相手方はカードを受け取ったら楽天のサイトへ行き、ポイントを受け取るということになります。かなりカジュアルな方法ですので、気の置けない友人など肩ひじ張らない関係の方への出産祝いにおすすめです。

出産祝いにおすすめの商品券・ギフト券の種類として続いてご紹介するのは「JCBギフトカード」です。知名度がかなり高いクレジット会社のギフト券ですので、幅広い年代へのギフトとして重宝されています。

JCBは日本では最大手のクレジット会社ですので、日本全国約100万店以上の加盟店で使用することができます。額面は1000円と5000円の2種類です。

カードケース、紙箱、メッセージギフトケースの3種類の形態から選ぶことができるほか、のし紙を付けてもらうこともできます。購入できるのは店頭、インターネットのほか電話でも可能です。

出産祝いにおすすめの商品券・ギフト券の種類、続いてご紹介するのは「Visaギフトカード」です。先ほどご紹介した「JCBギフトカード」と同じくクレジット会社から出ているギフトカードで加盟店で使用することができます。

「Visaギフトカード」は日本国内だけでなく海外にも加盟店が多く、その数は合計で約4000万店にも及びます。海外でも使用できますので海外旅行によく行くという方への出産祝いにするにもぴったりです。

額面は、3000円、5000円、10000円、20000円、30000円、そして50000円から選ぶことができます。また、カードの種類も豊富で落ち着いた汎用デザインのほか、スタジオアリスとコラボした出産祝いにぴったりの種類もあります。

また、「Visaギフトカード」の特徴としてメッセージ印字サービスが挙げられます。これは、カード台紙に希望のメッセージを入れられるというサービスで、なんと無料で入れてもらえます。

申し込みは三井住友銀行Visaギフトカードの公式サイトからだと24時間いつでも可能。約2週間で自宅まで配送してもらうことができます。

出産祝いにおすすめの商品券・ギフト券の種類、最後にご紹介するのは「VJAギフトカード」です。こちらは三井住友銀行から販売されているギフトカードで、全国約50万店以上の加盟店で使用することができます。

百貨店やスーパー、専門店はもちろん、レストランやホテルなどでも使用できますが、ネットショッピングには使用ができないので注意が必要です。

額面は1000円と5000円の2種類。無料でのし紙を付けてもらえるほか、別料金は掛かりますが見栄えのよい桐箱もあります。購入は三井住友カードの公式ウェブサイトから可能なほか、販売店や電話でも購入をすることができます。

「VJAギフトカード」には、提携旅行会社で使用ができる「VJAトラベルギフトカード」や横浜の中華街で使える「横浜中華街専用ギフトカード」もあります。

ここから最後にご紹介するのは出産祝いに商品券・ギフト券を贈る際の注意点です。お祝いのタイミングだからこそ、注意点をしっかりと把握してから贈ることで相手に心の底から喜んでもらいたいものです。贈る相手によって注意点は異なりますが、全体として注意したい点をまとめました。

出産祝いに商品券・ギフト券を贈る際の注意点としてまず挙げられるのが、上司や目上の方へ贈る際のマナーです。出産祝いに限らず、目上の人に何かを贈る時には現金は避けるのが一般的です。

商品券・ギフト券だと現金よりも直接的ではないという考え方もありますが、現金と同じように扱うという考え方のほうがまだまだ一般的です。

相手に対して失礼にならないためには、念には念を入れて目上の方に商品券・ギフト券を贈るのは避けるのがおすすめです。

出産祝いに商品券・ギフト券を贈る際の注意点として次に挙げられるのが、相手の地域で使いやすい種類であるかどうかという点です。

百貨店まで距離のあるところに住んでいる方に百貨店の商品券を贈ってもいつ使用してもらえるか分かりません。相手の住んでいる地域や日ごろ買物をする場所が分からない場合は、使用できるお店が多いクレジットカード系のギフト券にしておきましょう。

また、商品券・ギフト券の使用期限はかなり長く設定されているか、有効期限がないのが一般的ですが、商品券・ギフト券を選ぶ際には念のために期限も確認しておきましょう。

出産祝いに商品券・ギフト券を贈る際の注意点として最後に挙げられるのが、商品券・ギフト券だけ贈るか、一緒に何か品物を贈るかという点です。

商品券・ギフト券は出産祝いとしてかなり定着してきていますが、贈るのに抵抗があるという方の口コミを見ていると「味気ない」という意見が多く見られます。

商品券・ギフト券だけではどこか冷たく感じてしまうという場合には、一緒に何か品物を贈るという手段もあります。タオルや絵本、おもちゃ、洋服などあまり高額でないものを商品券・ギフト券と一緒に贈ると見栄えも良くなります。

その際には、商品券・ギフト券と品物の合計が相場となる金額になるようにしましょう。また、商品券・ギフト券に何か添えたいというのであればメッセージカードを書くというのも一つの方法です。職場であれば寄せ書きにするのもおすすめです。

出産祝いを貰った方が自分の必要なものに使えると人気が高まっている商品券・ギフト券。いろんな種類の商品券・ギフト券が発売されていますので、相手にとって使いやすいものを選んで贈ることが大切です。出産祝いの相場や注意点をしっかりとチェックし、失礼のないように贈りましょう。