ローソンでスキャンすることってできるの?
今回は、大手コンビニのローソンで利用可能なスキャン機能について紹介します。ローソンといえば、コンビニ業者の中でも最大手の店舗で、全国各地いたるところに店舗が見られます。ブルーの背景に牛乳瓶のようなマークをいたるところで見かけるでしょう。
ローソンをはじめとした大手コンビニでは、飲食品や日用品の販売はもちろんのこと、様々なサービスが提供されています。生活上のライフラインサービスとして、市民の日常生活に深く関連しています。
大手コンビニのローソンでのスキャンの方法を紹介します。スキャンによるPDFデータ化、書籍資料のスキャンのやり方、写真のスキャン方法など、様々な便利機能を紹介するとともに、ローソン以外でのコンビニでのスキャン機能についても解説をします。
ローソンのコピー機の機能
まず、ローソンのコピー機の機能について紹介します。多くのローソン店舗では、コピー機が設置されていて、利用代金を支払うことでだれでも利用することができます。一見コピー機で、コピーの機能しか利用できないと考えられがちですが、他にもいくつかの機能が備えられています。
コピー機で活用できる機能は、代金を支払えばだれでもいつでも利用できる点が強みです。しかも最近はローソンをはじめとした大手コンビニが様々な場所で店舗展開をしています。
急ぎの時でも一定の機能を活用して様々な便利な作業をすることができます。ただ、ローソンの店舗によってはコピー機が設置されていないケースもあるので事前に確認することをおすすめします。
スキャン
ローソンのコピー機が備えている機能の一つ目として、スキャン機能が挙げられます。コピー機を活用して紙面や写真などの内容をスキャンしてデータ化して利用することができます。ビジネスシーンでは一般的に利用される機能ですし、最近では電子的な申請の際にスキャンが利用されます。
ローソンではスキャンデータをPDF化して入手することができ、汎用性を高く活用することができます。コンビニによってはスキャンしたデータをスマホに送信する機能があるケースもありますが、ローソンではスキャン及びPDF化する機能しかありません。USBメモリなどを持ち歩く必要があります。
コピー
ローソンのコピー機が備えている機能の二つ目として、コピー機能が挙げられます。書籍など紙面のコピーはもちろんですが、最近のローソンのコピー機ではUSBメモリなどのデータをプリントアウトしたり、ネット上に登録したデータをネット経由で検索してプリントアウトすることができます。
また、ローソンのコピー機にもよりますが、普通紙以外にもはがきや光沢紙、インクジェット紙などに対応している機種の場合は、はがき印刷や写真印刷をすることもできます。自宅にコピー機やプリンターがなくても、最近ではローソンのコンビニで簡単に写真などを印刷することができて便利です。
ファックス
ローソンのコピー機が備えている機能の三つ目として、ファックス機能を紹介します。書籍の内容や手紙などをファックスで送信することができる機能です。自宅にファックス機能のある機器がなくてもローソンのコピー機から送信できます。ローソンのファックスは、国内なら一回50円で利用可能です。
また、ローソンの場合は自宅に送信されたファックス内容を受信することもできます。クロネコファックスサービスというもので、ローソンとファミリーマートのみのサービスです。1件50円で活用することができます。ファックスはアナログ的ですが、まだまだ使用用途が広い通信機能です。
その他
ローソンのコピー機が備えている主な機能を紹介しましたが、他にも機種によって様々な機能が備えられています。その代表例が、地方公共団体との連携により提供される住民票や印鑑証明書発行のサービスになります。一定の料金を支払えば、市役所などに行かずに各種証明書が取得できます。
電子登録を行なったマイナンバーカードが必要になるなど、事前登録が必要ですが、ローソンで証明書取得ができて大変便利です。ただ、24時間対応可能ということではなく、一定の時間制限がありますので、通常のローソンの営業時間とは違うという点に注意をしておく必要があります。
ローソンでスキャンするメリット
続いて、ローソンでスキャン機能を利用することのメリットについて紹介します。スキャン機能を持ったプリンタやコピー機では、現在では企業で導入されている複合機にはたいてい備わっているため、わざわざお金をかけてローソンでスキャンを利用する機会はないと思われがちです。
ただ、個人の方で自宅にスキャン機能がない方や、ビジネスマンでも外出先で急遽書籍のスキャンをしてPDFデータを送信しなければならないといった場合も考えられます。ローソンのスキャン機能は、お金を払えばだれでもすぐに利用できるという特徴があるため、活用の範囲は広く便利です。
とっさのときに便利
ローソンのコピー機でスキャン機能を活用するメリットの一つ目は、とっさの時でもすぐに活用することができる点が挙げられます。外出先でスマホで撮影した写真のPDF化や客先から借りた書籍のPDF化をして指定のメールアドレスに送信するというケースは、ビジネスシーンではよくあるケースです。
スキャン機能を持つ機器を持ち合わせていなくても、外出先などでローソンを見つければ、すぐにスキャンが活用できるというのは、非常に便利なことです。しかも各種登録などの作業をすることなくすぐにコピー機を利用できるというのは大きな強みで、いざというときに大変頼りになります。
写真や書籍をPDF化できる
ローソンのコピー機でスキャン機能を活用するメリットの二つ目は、写真や書籍の資料をPDFの形式に変換して各種活用をすることができる点があげられます。ビジネスシーンにおいてPDFデータにして活用することは汎用性やセキュリティ面において、一般的になっています。
写真や書籍の内容を外出先からすぐにPDFに変換して各種方面に発信するといった作業を行うケースは結構多くあり得ますが、そんな時にローソンのスキャン機能は大活躍します。費用を支払えば登録作業なども全く必要なくすぐにスキャンを行うことができるので重宝します。
ローソンでスキャンするやり方
続いて、ローソンでスキャン機能を活用する際のやり方について紹介をします。ローソンのコピー機の操作自体はそれほど難しいことはありませんが、誤ったやり方をしてしまうと余計な費用がかさんでしまい、時間もかかります。
基本的には、ローソンのコピー機の画面ガイドに従って操作をすれば問題なくスキャンを行うことができますが、他のコンビニとは異なるローソンならではの注意点もあります。
ローソンのコピー機を使ってスキャンをする際のやり方について、順を追って説明をします。不明点があれば、気兼ねなくローソンの店員に質問をしましょう。丁寧に対応してくれるはずです。
サービスを選択
ローソンのコピー機を使ったスキャンのやり方の一つ目の手順は、サービスを選択することです。ローソンのコピー機では、スキャン以外にも多数の機能が備わっています。コピー機ですのでコピーをすることもできますし、ネットデータからのプリントアウトも可能です。
スキャンの機能を間違いなく選択しましょう。万一、異なる機能を選択してしまった場合は、操作パネルの右上に設置されている「終了」を選択して、最初からやり直しをしましょう。ローソン店舗ならほぼ同じコピー機が利用されているので、たいてい同じやり方になります。
USBの挿入・セット
ローソンのコピー機を使ったスキャンのやり方の二つ目の手順は、USBフラッシュメモリなどを専用端子に接続することです。スキャンしたデータを保存する媒体として活用します。コンビニによっては、このUSB接続をすることなく、スキャンデータを活用できるところもあります。
例えばセブンイレブンでは、スキャンしたデータをそのままオンラインでスマホに転送するなどの機能があります。しかしローソンではその機能は用意されておらず、スキャンしたデータはUSB端子に対応している媒体に保存することになります。必ずUSB対応媒体を用意しましょう。
設定
ローソンのコピー機を使ったスキャンのやり方の三つ目の手順は、各種設定を行うことです。基本的に三種類の設定を行うことになります。まず一つ目は、白黒かカラーのスキャンかを選択します。コピーの場合はカラー印刷の方が費用が高くなりますが、スキャンの場合は一定です。
次に、保存形式を指定します。PDFかJPEGのどちらかを選択することになります。どちらでも大きな違いはありませんが、一般的には書籍などの文書はPDF、写真などはJPEGを利用することが多いです。最後に、解像度を指定します。解像度が高いほど鮮明なデータになります。
開始方法
ローソンのコピー機を使ったスキャンのやり方の四つ目の手順は、書籍や写真など資料を所定位置において開始することです。スキャンしたい資料の内容が下向きになるように、所定位置に置きます。そのあと、「原稿読み取り」をタップします。読み取った内容が画面に表示されます。
読み取りデータは、画面で確認しながら回転させたり拡大及び縮小をすることができます。保存したい状態に調整した後、必要な料金を投入してから、「保存スタート」をタップします。そうすれば、画面で調整したい内容のままに接続したUSBメモリにデータが保存されます。
ローソン以外でスキャンできるコンビニ
ローソンのコピー機によるスキャンのやり方について紹介してきました。ローソンではスキャンを簡単に行うことができ、いざというときに大変重宝するサービスです。現在は、ローソン以外にも他のコンビニでもスキャンサービスがあります。ローソンとは異なるポイントもあります。
現在は、大手のコンビニチェーン店を中心にスキャン機能を持っているコピー機が導入されています。スキャン機能を外出先から使いたい場合は、ローソンの店舗から実施することもできますが、設備の導入状況によっては他のコンビニでも対応が可能なので、活用しましょう。
セブンイレブン
ローソン以外のコンビニにおけるスキャン機能を活用できる場所として、セブンイレブンの店舗があげられます。セブンイレブンは、全国の店舗数で見ればローソンをしのぐほどの知名度と店舗展開実績を持っている、コンビニ業界における最大の大手企業としての地位を持っています。
セブンイレブンの店舗でもローソン同様にコピー機が設置されている店舗が大半で、コピー機能はもちろんのことスキャン機能やファックス機能などを活用することができます。店舗数が非常に多いので、全国各地で様々な活用がされているコンビニチェーンの最大手です。
スマホに保存も可能
セブンイレブンのスキャン機能におけるローソンとの違いはいくつかあります。第一に、保存先にスマホなど外部端末を指定できる点です。ネット経由で、スキャンしたデータをそのままスマホに送信することができます。
コピー機からスマホに転送して、スマホから各種関係者のメールアドレスにデータを送信するなどの活用ができます。スマホ以外にもUSB端子のメモリに保存することももちろん可能です。USBメモリがあってもなくてもスマホがあればセブンイレブンなら安心です。
その他の違い
セブンイレブンのコンビニ店舗でスキャン機能を活用する場合の、ローソンとの違いの二点目は、支払いを現金以外の電子マネーで行える点があげられます。セブンイレブンの電子まんーといえばnanacoがあり、これをスキャン代金の支払いの際に利用することができます。
第三に、保存形式をPDFとJPEG以外の形式を指定できる点があげられます。PDFとJPEG以外に、XPS、XDW、TIFFの形式を指定できます。型式の指定がある際に便利です。スマホ送信可能をはじめとして、場合によってはローソンより利便性が高いかもしれません。
ファミマ
ローソンとセブンイレブン以外では、ファミリーマートでもスキャン機能を利用することができます。基本的に、操作方法はローソンやセブンイレブンと大差はありませんので、初めての利用でも安心して利用が可能です。
ただ、セブンイレブンのようなスマホにデータ送信をするような機能は、ローソンと同様備わっていません。そのため、スペックの面で考えればローソンとファミリーマートは同等と考えられます。スキャンにかかる費用も同額となっています。
ローソンで気軽にスキャンをしよう
以上、ローソンの店舗におけるスキャン機能について紹介してきましたがいかがでしたでしょうか。ローソンの店舗は、全国各地に存在しているため、ビジネス上の外出先などいざというときに簡単に活用できるメリットがあります。
しかも会員登録などは全く不要であるため、気軽に活用していきましょう。現代社会のソフトデータ変調時代においてはスキャン機能は必須といえます。