ランドリーラックのDIYをしてみたい!
洗濯機は洗面脱衣室に置くことが多いのですが、洗面脱衣室は、タオルや洗剤、衣類など収納したい物がいっぱいあります。また洗剤類は毎日使う物なのでストック品も収納したいです。そんな収納したい物が集まる洗面脱衣室でも洗濯をするときには、洗剤が直ぐ取り出せると便利です。
特に洗濯機周りには洗濯の上や脇などに、まだ収納を増やせるデッドスペースがあります。そこに隙間収納やランドリーラックで収納を増やすことを考えてみましょう。そしてDIYなら空間を無駄なく使うことができます。
棚を増やす方法には、現在空いている壁を利用すると床の面積を狭くすることなく収納を増やすことができます。洗面脱衣室には、床面積にさほど余裕を持った設計がされていない場合が多いので収納場所を増やすには、まずデッドスペースとなっている場所を見つけてみましょう。
床置きの収納は、洗面化粧台と洗濯機の間の隙間や脱いだ衣類を入れやすいワゴンも便利です。そして洗濯機の上の壁は、ランドリーラックの設置やDIYで木材を寸法に合わせて作る手作り棚もデッドスペースをフルに活用することができます。
また扉の付いた吊戸棚も中身が見えなくて、収納が楽ですが、洗濯時に毎日出し入れする洗剤や、直ぐ使いたいタオルは、直ぐ取り出せて見える収納にするのも便利です。そんな収納にランドリーラックは簡単に収納を増やすことができます。
ランドリーラックはDIYで手作りすることもできます。市販の組み立てるだけのランドリーラックも簡単で良いですが、デッドスペースを無駄なく活用できるDIYランドリーラックでは、棚の高さやサイズ、デザインが思い通りにできます。またご自分仕様のアイデアを組み込むこともできます。
ランドリーラックとは
ランドリーラックとは、洗濯機を置いてデッドスペースとなっている壁に棚やパイプを設置して、洗濯用品の収納を増やす物です。他にも床に置いて衣類を入れたり天板に物を置けるランドリーラックもあります。簡単DIYなら市販の組み立てタイプがおすすめです。
またアイデア商品も活用しましょう。洗濯機にマグネット式のランドリーラックを付ける方法もあります。小物類の収納やタオル掛けが欲しい場合には簡単に収納を増やすことができます。
そして扉の無いランドリーラックは、収納物が丸見えですが、おしゃれに収納したい方は、洗剤ボトルをホワイトで統一したりと、おしゃれなボトルに詰め替えて収納しています。
洗濯機周りのラック
洗濯機周りには、洗剤類や衣類を置く場所があると便利です。そして毎日使う洗剤は取り出しやすく、収納しやすい場所にすると家事もはかどります。そんな家事の動線を楽にするには洗濯機周りに棚やランドリーラックで収納できる場所を増やしましょう。
床面積に余裕があるなら置き型のランドリーラックを置くのが簡単ですが、床面積に余裕がない場合は、デッドスペースとなっている場所を見てみましょう。
洗剤を置くだけなら棚を一段壁に設置するだけでも洗濯機周りの使い勝手はよくなりますが、そのほかにも日用品のストックやタオル、衣類なども起きたい場合は、置きたい物の重量に耐えられるだけの棚をDIYすることも考えてみましょう。
収納が増えて洗濯が快適に
洗濯機は洗面脱衣室に設置することが多いので、洗面化粧台で使う小物類からタオルなども洗面化粧台下の収納だけでは、使いやすく収納できないこともあります。そんな日用品の収納物もランドリーラックを設置することで収納場所に余裕ができるので整理しやすく取り出しやすい収納ができます。
ですからランドリーラックや棚の設置は、洗濯がしやすい環境ができることはもちろんですが、その他の収納も使いやすく収納することができます。そしてDIYの手作りにすると使いやすいアイデアを組み込んだカスタマイズもできます。
手作りDIYなら最大限使いやすくできる
収納場所を増やす方法には、置き家具か壁に棚を取り付ける方法があります。隙間収納ラックに丁度良いサイズが見つかれば、そちらを使うのが簡単に収納量を増やすことができます。そしてどんなサイズでも対応できるのがDIYでランドリーラックを作ることです。
DIYでは隙間のサイズやどんな壁のサイズにも思い通りの高さとサイズで棚を設置できます。またDIYには、洗面脱衣室の雰囲気に合わせたペインティング仕上げもできる楽しさがあります。簡単DIYでもそれなりに手作りできる棚設置からチャレンジしてみましょう。
ランドリーラックの簡単DIY方法
洗濯機の上には棚やランドリーラックを設置できます。ただし、その空間が狭い場合に壁に棚を付けると、より狭くなってしまいます。そんなときにはフックを活用する方法もあります。また洗濯機周りに、洗剤を置ければいい場合には、洗濯機にマグネットで付けられるランドリーラックもあります。
収納したい物や収納量に合わせたランドリーラックの種類や大きさをセレクトしましょう。棚が一段あれば十分だと感じたらおしゃれなデザインの棚を一つDIYで取り付けてみましょう。
フックで作る
洗濯機周りに収納場所を増やしたいけれど、壁に少しの空きスペースしかない場合や、できるだけ簡単に収納を増やしたい場合はフックや突っ張り棒を取り付ける方法があります。賃貸の家などでもフックなら取り付けられる場合もあります。
フックも2つ付けるとワイヤーバスケットを引っ掛けることもできます。またフックに棒をのせればフックの付いたバスケットを引っ掛けることもできます。簡単DIYでもアイデア次第で使い勝手を良くすることができます。
ディアウォールで作る
ランドリーラックはディアウォールDIYで作ることもできます。DIYで棚を壁に取り付けるには、柱や間柱の木下地のある場所へ棚受け金物などを取り付けなければなりません。しかしディアウォールDIYなら木下地がない場所へもランドリーラックを設置することができます。
賃貸物件でも使えるディアウォールDIYは便利です。天井と床にディアウォール支柱を突っ張るように固定して棚受けを取り付け棚をのせるだけです。簡単DIYながら木材仕様のおしゃれなランドリーラックができます。
マグネットで作る
洗濯機周りに洗剤を置く場所があればよい場合は、洗濯機にマグネットで取り付けられるランドリーラックは簡単DIYに最適です。狭い洗濯場や窓を活かしたい場合には、大掛かりな収納を作らずとも便利になるランドリーラックも考えてみましょう。
スチールラックで作る
ランドリーラックと言えば洗濯機の三方を囲うように設置するスチール製の商品を思い浮かべる方も多いと思います。ホワイト、ブラック、シルバーカラーで棚やパイプ、メッシュワイヤーが付いているなどデザインも色々揃っています。
洗濯機の大きさに合わせてサイズを選ぶか、サイズが興範囲で変えられるランドリーラックも販売されています。組み立てて設置するだけなので女性でも設置できる簡単DIYです。
洗濯機はホワイトが多いことからランドリーラックもホワイトカラーが主流ですが、ホワイト&ブラックのモノトーンインテリアを楽しんでいる方にはブラックのランドリーラックもおしゃれに見えます。組み立ても簡単DIYの部類です。女性でも持ち運べる軽量です。
洗濯機の三方にランドリーラックが設置されると圧迫感がありデザイン的にお好みでない方には、パイプを突っ張るデザインのランドリーラックをおすすめします。シンプルで空間を狭く感じさせずに棚やランドリーバスケットが使えます。こちらも簡単DIYでできます。
ランドリーラックの本格DIY方法
室内での収納スペースを増やすには、置き家具か壁を利用した棚を取り付けることがあります。限られたスペースに収納を増やすにはDIYがおすすめです。DIYで作るランドリーラックは、収納したい場所の寸法を測ればピッタリサイズの収納ができます。
またDIYならではのメリットには、お好みサイズやカラーのセレクトや棚板は廃材利用をすることもできます。そしてDIY用に販売されている棚受けのデザインをセレクトしたり手作りの棚受けをつくる楽しみもあります。
ランドリーラックとして使用する棚のDIY方法には、BOXを作って壁に設置する方法や棚受けを設置して棚をのせる方法がDIYの一般的な方法です。
木材で作る
DIYで作る収納には、木材を使うのがローコストで簡単に作れます。市販のスチールランドリーラックと同じスタイルを木材で作ることもできます。また木材にはどんな場所にもビス止めができるのでフックなども好きな場所に取り付けられるのでアイデア次第でカスタマイズできます。
そして木材を使うDIYでは、フレームはノコギリでもカットできます。しかし天板をDIYでカットするにはノコギリでは大変な方は電動工具で楽にカットできますが簡単DIYで済ませる場合は、寸法を決めてホームセンターでカットを頼みましょう。
ランドリーラックを設置したい場所に窓があっても、DIYで作るランドリーラックならサイズやデザインが思い通りにできます。ダボレールを使うとダボ穴がたくさん開いているので明り取りの窓を活かした棚の位置にすることもできます。
そして棚の位置はいつでも変更できるので、収納量や収納物を変えたい時にも対応できます。またDIYで作るランドリーラックのメリットは棚のデザインを思い通りにできることです。
市販品では棚もセットになっていますが、DIYならおしゃれな棚板にすることもできます。木材そのままやアンティーク風のオイルフィニッシュ仕上げや洗面脱衣室の雰囲気に合わせて、お好みのカラーに仕上げることもできます。
洗濯機周りにコの字型に壁のスペースがある場合には、DIYで手作りのランドリーラックを設置すると大容量の収納を増やすことができます。柱や間柱にダボレールを取り付ければ、棚の出幅に合わせた棚受けをお好みの高さに取り付け、棚をのせるだけです。
棚はダボ穴の数だけ好きな位置に取り付けられるので、収納したい物が増えたら高さを変えながら簡単に棚を増やすことができます。
棚の材質や厚みは重量に合わせセレクトします。あらかじめホワイトシートや木目シート貼りのタイプもあります。また天板や棚板はカットホームセンターで頼むことができます。
本格キットで作る
ランドリーラックでスチール製のデザインが、おしゃれには見えないと思われる方もいます。そして、しっかりとした天板や棚にしたい方は、本格的なランドリーラックキットもあります。DIYで作る時間の無い方には、こちらもおすすめです。
棚板の厚みや強度のある材質の棚は、収納物の重さを気にすることなく置けるのが便利です。そして棚の重みでも安定感があります。
ランドリーラックのDIYアイデア例
DIYで作るランドリーラックには、オリジナルのアイデアも取り入れられます。まず洗濯機周りの状況を把握しましょう。隙間や床においても邪魔にならない場所があったら衣類を入れるランドリーバスケットから考えてみましょう。
ランドリーバスケットを設けたいランドリーラックは、キャスターを付けて移動式にする方法もあります。またランドリーラックの棚の高さは、縦型の洗濯機では蓋の開閉を妨げない位置で手の届きやすい高さと奥行に、洗剤を行けるように設計してください。
またDIYで作るランドリーラックには、ご自分の収納したい物や使いやすさにこだわったアイデアを取り入れることができます。フックやパイプも使いやすい位置に取り付けてみましょう。
色味を合わせておしゃれに
ランドリーラックには扉がないので収納物がそのまま見えてしまいます。カラーが揃ったタオルなら見た目もおしゃれですが、いろいろなカラーのタオルがおしゃれに見えない、また洗剤のカラフルな容器が生活感を感じるなどと見た目をおしゃれにしたい方は収納BOXを使いましょう。
そして棚にピッタリサイズで収納BOXが納められると、よりおしゃれな収納に見えます。あらかじめ収納BOXを決めサイズに合わせた棚をDIYするとピッタリ収納ができます。このピッタリサイズはDIYならではの空間と収納物のフィット感をだすことができます。
キャスターを付けて便利に
ランドリーバスケットを置きたいランドリーラックには、ワゴン式でキャスター付きが便利です。空間の限られた洗面脱衣室でも邪魔にならない場所へ移動しながら使えます。市販のスチール製や木製のランドリーラックでキャスター付きタイプもあります。
また木製の手作りDIYランドリーラックにもキャスターを取り付けることができます。ワゴンタイプは天板の高さも、お子様でも使いやすく携帯電話や眼鏡、時計などの小物置き場としても使いやすいでしょう。
天板部分が必要ない場合は、フレームにランドリーバスケットが置けるタイプもシンプルなデザインがおしゃれです。このフレームのアイデアをまねしてDIYで手作りランドリーラックをつくることもできます。
設置したいランドリーバスケットを決めサイズに合わせて、フレームの寸法を設計します。木材も少量ですし天板や棚のカットも不要なので初心者DIYでもおしゃれなランドリーラックが手作りできます。
排水ホースを隠してスペース増
洗濯機の側には排水口があり、そこへ洗濯機からの排水パイプがつながれています。そのままでは排水パイプの上に物を置くことはできませんがカバーをするように洗濯機パンの上に板材をのせたり、洗濯機パンがない場合は脚付きの台を作ってカバーすれば、その上に物が置けるようになります。
簡単なアイデアですが、少しでも隙間を活用した収納をしたい方におすすめの方法です。またカバーを付けておくと掃除しにくい場所の汚れ防止もできます。
ランドリーラックをDIYしよう!
ランドリーラックにもスタイルがいろいろとあります。また造り付けの棚を作る場合は注意が必要です。洗濯機は排水と水栓の位置は固定ですから置き場所を変えることはありませんが、買い替えで洗濯機のサイズは変わってくることはあります。そのことも考慮してくだい。
そして洗濯機周りの空間と、どんな物を収納して、どの場所におくのが使いやすいかを検討しながらランドリーラックのスタイルを決めましょう。また簡単DIYなら組み立てるだけのスチール製がおすすめです。
また隙間に設置したいランドリーワゴンや収納BOXにピッタリサイズの棚にしたい、自分でペイントしておしゃれなタイプにしたい、手作りDIYを楽しみたい、アイデア設計を楽しみたい方はDIYにチャレンジしてみましょう。