賃貸のキッチン収納ってどうしてる?
賃貸住宅のキッチン収納ってどうしていますか?賃貸住宅のキッチンは狭いことが多いため、収納したいアイテムがたくさんあるにもかかわらず、収納スペースはどうしても限られてしまいます。だからといって、物を出しっぱなしにすると、狭いキッチンが余計に狭くなってしまいます。
そこでおすすめなのが、インテリアグッズや収納グッズの活用です。収納スペースが限られた賃貸住宅の狭いキッチンでも、キッチン収納に便利なインテリアグッズや収納グッズを活用すれば、スペースを無駄にすることなくおしゃれに使いやすく片付けることができます。
この記事では、賃貸住宅のキッチンの収納アイデアについてご紹介します。調理器具・食器・食品などのアイテム別のキッチン収納アイデアと共に、キッチン収納におすすめなインテリアグッズをご紹介しますので、賃貸住宅の狭いキッチンの収納について悩んでいる方はぜひ参考にしてみてください。
賃貸のキッチン収納でよくある悩み
賃貸住宅のキッチンの収納アイデアをご紹介する前に、まずは賃貸住宅のキッチン収納でよくある悩みについて改めて確認しておきましょう。アパートやマンションなどの賃貸住宅に住んでいる方は、キッチン収納について一体どんなことで悩んでいるのでしょうか?
ここでは、賃貸住宅のキッチン収納で代表的な悩みを4つほどご紹介します。1つ目は「収納場所がない」ということ、2つ目は「取り出しにくい」ということ、3つ目は「キッチンが狭い」ということ、4つ目は「大きな棚を置くスペースがない」ということです。では、順番に見ていきましょう。
収納場所がない
賃貸住宅のキッチン収納でよくある悩みの1つ目は、「収納場所がない」ということです。調理器具や食器などキッチンで使うアイテムはたくさんありますが、賃貸住宅の場合にはキッチンの収納スペースが少ないため、収納スペースに必要な物が入りきらないこともあります。
毎日の家事で使うものですから、キッチンで使うものはキッチンに収納する方が便利に決まっています。家事動線がスムーズになり、家事時間の短縮にもつながります。しかしながら、賃貸住宅でキッチンに収納スペースを確保できないなら、入りきらない物は別の場所に収納するしかありません。
そうなると、使うたびにいちいち取りに行くことになります。だからといって、キッチンに出しっぱなしにするのも調理の邪魔になりますし、インテリア性が損なわれて生活感が出てしまいます。入りきるように物を減らすという手もありますが、何でもかんでも減らせばいいというものでもないでしょう。
取り出しにくい
賃貸住宅のキッチン収納でよくある悩みの2つ目は、「取り出しにくい」ということです。賃貸住宅でキッチンの収納スペースが少ないけれど、限られた収納スペースにどうにか物を詰め込んだという場合には、今度は収納した物を取り出すのが大変になります。
使いたいときに、必要な物をスムーズに取り出すことができません。特に下に入れた物や奥に入れた物を取り出すときには、上にある物や手前にある物を一旦出してから取り出すことになりますので、家事の効率が悪くなります。使い終わった後に、しまうときも面倒です。
キッチンが狭い
賃貸住宅のキッチン収納でよくある悩みの3つ目は、「キッチンが狭い」ということです。賃貸住宅の場合には、ただ収納場所が少ないだけでなく、そもそもキッチン全体が狭いことが多いです。ですから、収納スペースだけでなく、調理スペースやシンクなども狭くなります。
そのため、収納スペースがないからといって、物を出しっぱなしにしておくと、賃貸住宅の狭いキッチンが余計に狭くなってしまいます。賃貸住宅でキッチンが狭いからこそ、スペースを無駄にしないように収納に工夫をして、スッキリとしたキッチンを実現する必要があるのです。
大きな棚を置くスペースがない
賃貸住宅のキッチン収納でよくある悩みの4つ目は、「大きな棚を置くスペースがない」ということです。賃貸住宅のキッチンに既存の収納スペースが少ないのであれば、収納棚などを購入したり、DIYで手作りしたりして、新たに収納スペースを作るという手もあります。
大きな収納棚を置けば、その分だけ収納スペースを増やすことができます。しかしながら、先ほども説明しましたように、賃貸住宅の場合にはキッチン自体が狭いことも多いです。つまり、床面積も限られているということになりますので、大きな棚を置くスペースがないのです。
大きな棚を無理に置くと、さらにキッチンが狭くなり、調理の邪魔になることもあります。ただ置ければいいというわけでもなく、開き戸タイプの場合には、扉を開くためのスペースも必要です。もし賃貸住宅の狭いキッチンに、収納棚を置きたいときには、スリムな棚を置くことをおすすめします。
賃貸のキッチン収納アイデア①調理器具編
それでは、ここからは賃貸住宅のキッチン収納アイデアを収納するアイテム別にご紹介していきましょう。まず最初にご紹介するのは、調理器具の収納におすすめな賃貸住宅のキッチン収納アイデアです。
一人暮らしでも家族との暮らしでも、毎日自宅で食事を作っていると、調理器具が少しずつ増えてしまいます。賃貸住宅の狭いキッチンは、収納スペースも限られていますので、インテリアグッズや収納グッズを上手に活用して、収納に工夫をする必要があります。
ここでは、調理器具の収納におすすめな賃貸住宅のキッチン収納アイデアを3つほどご紹介します。賃貸住宅のキッチンで調理器具の収納に悩んでいる方はぜひ参考にしてみてください。
引き出しの中で立てて収納する
1つ目にご紹介する調理器具の収納におすすめな賃貸住宅のキッチン収納アイデアは、「引き出しの中で立てて収納する」です。鍋やフライパンは、キッチン用品の中でも特にかさばりやすいものです。大きさも形もバラバラで、重ねると収納スペースを取ってしまいます。
そこで、おすすめしたいのが、フライパンスタンドを活用するという収納アイデアです。鍋やフライパンを何個も持っている場合には、フライパンスタンドを活用して引き出しの中に立てて収納すれば、スッキリと収納することができます。必要なときにも取り出しやすいです。
仕切りが可動式のものを選べば、鍋のサイズに合わせて幅を調整できて便利です。賃貸住宅のキッチンの限られた収納スペースを無駄にすることなく、有効活用できます。専用のフライパンスタンドの代わりに、ファイルボックスやブックエンドなどを使うのもOKです。
プラスチックケースで仕切りを作る
2つ目にご紹介する調理器具の収納におすすめな賃貸住宅のキッチン収納アイデアは、「プラスチックケースで仕切りを作る」です。賃貸住宅の場合には、キッチンの備え付けの収納スペースが引き出しではなく開き戸タイプで、棚や仕切りがないということも多いです。
スペースをそのまま使い、直接鍋やボウルなどを収納すると、無駄なスペースがたくさんできてしまいます。ラックを設置して、さらにプラスチックケースで仕切りを作ってあげると、定位置が決まって物がごちゃごちゃになりにくくなります。
奥の物を取り出したいときにも、プラスチックケースを引き出せばいいだけですので、出し入れしやすいです。プラスチックケースの種類や色を統一すると、見た目もスッキリとします。
S字フックで吊るす
3つ目にご紹介する調理器具の収納におすすめな賃貸住宅のキッチン収納アイデアは、「S字フックで吊るす」です。賃貸住宅のキッチンが狭い場合には、毎日の調理に使うお玉やフライ返しなどの調理器具を壁に吊り下げて、あえて見せる収納をするという収納アイデアもあります。
S字フックを活用すれば、簡単に壁に吊り下げられ、おしゃれな見せる収納が実現できます。S字フックを引っ掛ける場所がないときには、吸盤付きのバーやワイヤーネットを設置したり、戸棚下キッチンツールフックを活用したりするとよいでしょう。
落ちないように耐荷重に注意する必要がありますが、小さめの鍋やフライパンも吊り下げられます。見せる収納の場合には、調理器具1つ1つのデザインにこだわることもポイントです。
賃貸のキッチン収納アイデア②食器編
続いては、食器の収納におすすめな賃貸住宅のキッチン収納アイデアをご紹介しましょう。家族が多いと食器が増えていきますが、食器を綺麗に収納できれば、毎日の食事の支度や後片付けが快適になり、気分もスッキリすること間違いなしです。
ここでは、食器の収納におすすめな賃貸住宅のキッチン収納アイデアを4つほどご紹介します。賃貸住宅のキッチンで食器の収納に悩んでいる方はぜひ参考にしてみてください。
100均材料でミニシェルフをつくる
1つ目にご紹介する食器の収納におすすめな賃貸住宅のキッチン収納アイデアは、「100均材料でミニシェルフをつくる」です。賃貸住宅のキッチンに丁度いいサイズの食器棚が見つからない場合には、DIYで手作りしてしまうのが手っ取り早いです。
100均の材料を利用すれば、お金をかけずに、賃貸住宅の狭いキッチンでも邪魔にならないミニシェルフが作れます。DIYならデザインも自由に決められますので、他のインテリアに合わせてデザインを決められます。カウンターの上や高さのある棚の中に設置するのもおすすめです。
ファイルボックスで立てて収納する
2つ目にご紹介する食器の収納におすすめな賃貸住宅のキッチン収納アイデアは、「ファイルボックスで立てて収納する」です。大きめの平皿を収納するときには、ファイルボックスを活用して立てて収納すると、賃貸住宅の狭いキッチンの収納スペースを有効に使えます。
大きな食器棚を置かなくても、備え付けの吊り棚やシンク下の収納スペースに収納することができます。使いたいお皿をさっと取り出せるところも、立てて収納することのメリットです。シンプルな白いファイルボックスで統一すれば、見た目もスッキリとします。無印良品やニトリなどで購入できます。
カトラリーはケースを用意して
3つ目にご紹介する食器の収納におすすめな賃貸住宅のキッチン収納アイデアは、「カトラリーはケースを用意する」です。カトラリーとは、食卓で使うナイフやフォーク、スプーンの総称です。カトラリーや箸を引き出しに無造作に収納すると、バラバラになってしまい、取り出すのが面倒になります。
引き出しに仕切りケースを入れて、その中にカトラリーや箸を収納すると、種類ごとに分けることができ、スッキリと片付けられます。普段使い用と来客用のカトラリーが混ざらないように、来客用は別のケースに入れるのがおすすめです。蓋付きのケースなら使わないときも衛生的に管理できます。
コップは吊るして収納も○
4つ目にご紹介する食器の収納におすすめな賃貸住宅のキッチン収納アイデアは、「コップは吊るして収納する」です。たまにしか使わないコップは戸棚の奥の方へしまっておいてもいいですが、毎日使うコップはすぐに取り出せるところに収納しておきたいでしょう。
ワイヤーネットにカゴを掛けて、そのカゴの中にコップを収納すれば、シンク周りに収納できて使い勝手が良くなります。また、持ち手のあるコップなら、カップハンガーやカップツリー、S字フックなどに吊り下げて収納するのもおすすめです。カフェのようにおしゃれな空間を演出できます。
賃貸のキッチン収納アイデア③食品系
続いては、食品系の収納におすすめな賃貸住宅のキッチン収納アイデアをご紹介しましょう。賃貸住宅の狭いキッチンでは、調味料や食品もごちゃごちゃになりやすいですが、定位置に収納して在庫管理をしっかり行えば、無駄な買い物を防ぐことにもつながります。
ここでは、食品系の収納におすすめな賃貸住宅のキッチン収納アイデアを3つほどご紹介します。賃貸住宅のキッチンで食品系の収納に悩んでいる方はぜひ参考にしてみてください。
調味料はタッパーで
1つ目にご紹介する食品系の収納におすすめな賃貸住宅のキッチン収納アイデアは、「調味料はタッパーで保存する」です。ごまや乾物系、粉末だしなどは、購入時の袋のまま薄型タッパーに入れて冷蔵庫で保存すると、開封したものでも衛生的に保存することができます。
粉ものにはダニが繁殖しやすいともいわれていますが、この方法で保存すれば、ダニの発生の防止にもなります。ファイルボックスにタッパーを重ねて収納しておくと、見た目がスッキリとするだけでなく、冷蔵庫から取り出しやすいです。タッパーにラベリングをしておけば、一目で中身がわかります。
スパイスボトルの活用もおすすめ
2つ目にご紹介する食品系の収納におすすめな賃貸住宅のキッチン収納アイデアは、「スパイスボトルを活用する」です。調味料をおしゃれに収納したい場合には、スパイスボトルを活用しましょう。
調味料を購入してきたままの状態で並べておくと、バラバラな印象になってしまいますが、お揃いのスパイスボトルに入れておけば、統一感が出て一気におしゃれな印象に変わります。賃貸住宅の狭いキッチンでは、サイズをきちんと測って、スペースにピッタリと並べるのがポイントです。
突っ張り棒で仕切って保存
3つ目にご紹介する食品系の収納におすすめな賃貸住宅のキッチン収納アイデアは、「突っ張り棒で仕切って保存する」です。冷蔵庫の引き出しの中は、積み重ねて収納してしまうと何が入っているのか分かりにくくなってしまいますので、立てて収納するのがおすすめです。
突っ張り棒を設置して、仕切りを作ってあげると、手前のものと奥のものが混ざることなく綺麗に収納できます。奥には、スパイスボトルに詰め替えた調味料を収納してもよいでしょう。中身をきちんとラベリングしておくと、いちいち中身を確かめずに済みます。
賃貸のキッチン収納に使えるインテリアグッズ
最後に、賃貸住宅のキッチン収納に使えるインテリアグッズをご紹介しておきましょう。100均や無印良品などで販売されているインテリアグッズを活用すれば、賃貸住宅の狭いキッチンも簡単にスッキリと片付けることができます。
今回ご紹介するのは、100均セリアの「消耗品収納ケース」「ストレージケース」、無印良品の「アクリル仕切りスタンド」「ポリプロピレンスタンドファイルボックス」「ハンギングホルダー」「ステンレスワイヤーバスケット」「ポリプロピレンケース」の7つの商品です。
100均セリア 消耗品収納ケース
1つ目にご紹介する賃貸住宅のキッチン収納に使えるインテリアグッズは、100均セリアの「消耗品収納ケース」です。消耗品収納ケースは、袋を収納するためのケースとなっています。
ゴミ袋や食品保存袋、排水口ネットなど、キッチンには袋類がたくさんありぐちゃぐちゃになりやすいですが、消耗品収納ケースを活用すると袋類もスッキリと収納することができます。Lサイズは190×230×30mm、Mサイズは120×260×30mm、Sサイズは120×200×30mmです。
100均セリア ストレージケース
2つ目にご紹介する賃貸住宅のキッチン収納に使えるインテリアグッズは、100均セリアの「ストレージケース」です。ストレージケースは蓋付きのケースで、キッチンをはじめとする様々な場所の収納に役立ちます。
見た目がおしゃれですので、生活感を隠したい場合にもおすすめです。110×230×55mmのスタンダードサイズ、115×165×55mmのハガキサイズ、165×165×55mmのオリガミサイズがあります。カラーは白で、スタンダードサイズのみ黒もあります。
無印良品 アクリル仕切りスタンド
3つ目にご紹介する賃貸住宅のキッチン収納に使えるインテリアグッズは、無印良品の「アクリル仕切りスタンド」です。アクリル仕切りスタンドは、本や書類などを整理するためのアイテムですが、キッチンの収納にも便利です。
深い引き出しや戸棚にアクリル仕切りスタンドを使うと、鍋やフライパン、ボウル、食器などを立てて収納することができます。サイズは268×210×160mmと133×210×160mmの2種類があります。
無印良品 ポリプロピレンスタンドファイルボックス
4つ目にご紹介する賃貸住宅のキッチン収納に使えるインテリアグッズは、無印良品の「ポリプロピレンスタンドファイルボックス」です。ポリプロピレンスタンドファイルボックスは、書類を整理するためのA4用ファイルボックスですが、キッチンの収納にも使えます。
鍋やフライパン、食器などを立てて収納することができ、引き出しや戸棚がスッキリと整理できます。サイズは10×27.6×31.8cmと15×27.6×31.8cmの2種類で、カラーはホワイトグレーです。
無印良品 ハンギングホルダー
5つ目にご紹介する賃貸住宅のキッチン収納に使えるインテリアグッズは、無印良品の「ハンギングホルダー」です。ハンギングホルダーは、書類管理に使うアイテムですが、キッチンのゴミ袋の収納にもおすすめです。
数種類のゴミ袋を分類してかけられます。ポリプロピレンファイルボックススタンダードと組み合わせて使えます。縦約231×横約310mmのA4サイズ用で、5枚組です。
無印良品 ステンレスワイヤーバスケット
6つ目にご紹介する賃貸住宅のキッチン収納に使えるインテリアグッズは、無印良品の「ステンレスワイヤーバスケット」です。ステンレスワイヤーバスケットは、ステンレスで作られたバスケットとなっています。
強度が高いうえに錆びにくいため、キッチンの収納にピッタリです。積み重ねることができますので、深い引き出しを整理したいときにもおすすめです。スペースを無駄なく使えます。
無印良品 ポリプロピレンケース
7つ目にご紹介する賃貸住宅のキッチン収納に使えるインテリアグッズは、無印良品の「ポリプロピレンケース」です。ポリプロピレンケースは、引き出し付きのケースとなっています。
お弁当グッズやお菓子作りグッズなど、ごちゃごちゃしやすい細かいものを収納するのに便利です。無印良品のユニットシェルフと組み合わせて使うこともできます。カラーは半透明とホワイトグレーです。
賃貸のキッチン収納をもっと便利にしよう!
アイテム別のキッチン収納アイデアやキッチン収納に使えるインテリアグッズなど、賃貸住宅のキッチンの収納アイデアについてご紹介しました。
賃貸住宅のキッチンは狭い場合が多く、収納スペースも限られていますが、収納アイデアを駆使することで、使いやすいキッチンを実現することができます。賃貸住宅のキッチンをスッキリと整理して、毎日の暮らしをもっと便利にしましょう。