スリムなカラーボックスのおすすめはどれ?
広いお家に住んでいる人は別として、狭い日本の住宅では限られた空間をいかに有効利用するかが生活のしやすさに直結しています。その限られた空間の活用方法としてスリムなカラーボックスを置くという方法がありますが、どのようなおすすめ商品があるのか見てみましょう。
スリムなカラーボックスの使い道
カラーボックスというと幅広のものを思い浮かべる人も多いでしょうが、スリムタイプもあります。というと、スリムタイプでは収納力が落ちるのでは、使いにくいのではという人も出てくるでしょう。そこでスリムなカラーボックスの具体的な使い道を考えてみましょう。
ちょっとした隙間を使った収納に
お家の中には必ずちょっとした隙間があります。その隙間をそのままにしておくのはもったいないです。そのような場所にはスリムなカラーボックスを置いてみましょう。そうすればちょっとしたものの収納に使えます。
スリムなカラーボックスということなので、大きいものは収納できませんが、本や小物、写真立てなどは置いておけます。スリムとは言え役割は十分にあるのですから、隙間の有効活用のためにもそのようなカラーボックスを買っておくといいでしょう。
廊下の壁面に置くのもおすすめ
幅の狭いスリムなカラーボックスを廊下の壁面に置くのもおすすめです。廊下にはそれほどのスペースがありませんから、スリムなタイプを置くことで狭さを感じなくて済みます。収納場所のあまりないお家では、廊下もカラーボックスで有効活用してみましょう。
ついでに言うと、廊下に置くといいカラーボックスのタイプには、奥行が小さいスリムタイプもあります。この場合は幅広で、奥行がない分廊下の歩行に邪魔になることはありません。奥行がスリムで幅広なら、いろいろなものが収納しやすくなるでしょう。
キッチンのデッドスペースに
キッチンにデッドスペースがあるお家もあるでしょう。そのデッドスペースにスリムタイプのカラーボックスを置くのもおすすめです。キッチンに合うようなおしゃれなタイプのスリムカラーボックスもありますから、それを置いてキッチン小物などの収納ができます。
幅広タイプと組み合わせて
幅広タイプのカラーボックスをお部屋に置くとそれで壁一面が埋まってしまう場合もありますが、少しスペースが余る場合があります。そのような時は幅の狭いスリムタイプが役に立ちます。幅広タイプと組み合わせることで、収納力がアップします。
場合によったら幅広タイプが2個にスリムタイプが1個という並べ方ができるケースもあります。そうなれば壁が一面カラーボックスになり、まとまりが出て落ち着いた感じにもなります。いろいろなものも収納できるし、うまくやれば整理整頓もできます。
横にしてみる
スリムタイプのカラーボックスを横に置いてみることもできます。横置きにするとそれほどの高さにはならず、かなりコンパクトな収納場所になります。部屋のインテリアにも邪魔にはならず、かわいい感じさえします。
積み重ねてみる
スリムタイプのカラーボックスで積み重ね可能なものなら、上下に連結して使うのもおすすめです。スリムであるがために収納量が少ないという弱点を積み重ねによって補うことができます。また、連結式でなくても軽いカラーボックスなら、ほかの台の上に乗せることもできます。
並べてみる
隙間の有効活用のために買ったスリムカラーボックスでしょうが、思った以上に隅間が開いていて、一つのスリムタイプではスペースが余ってしまう場合があります。そのような時は並べてみましょう。並べれば幅広タイプと同じになりますが、特に問題なく使えるでしょう。
スリムであっても使い道はいろいろある
スリムなカラーボックスというと用途も限られてくるように思われますが、頭を使えばいろいろな使い道が見いだせます。ここに紹介した以外にもいいアイデアがあるかもしれないので、ご家庭で工夫して上手に使ってみてください。
スリムなカラーボックスの選び方
スリムでおしゃれな人気おすすめカラーボックスの具体的な商品は後程紹介しますが、まずはその選び方のポイントを見ておきましょう。ここまでスリムなカラーボックスと一言でまとめていますが、その種類はいろいろありますから上手に選ぶ必要があります。
隙間の奥行・幅に合ったサイズ
スリムなカラーボックスを選ぶにあたっては、そのサイズをしっかり見ることが大切です。家庭の隙間に置くことになるスリムタイプのカラーボックスは、奥行・幅ともにちょうど合うサイズでないといけません。
カラーボックスの奥行については、隙間の奥行よりも大きすぎると出っ張ってしまい、歩行の邪魔になります。また見た目も落ち着かず、不快感さえ感じることもあるでしょう。したがって、スリムと言った場合幅のサイズだけではなく、奥行もしっかり測っておきましょう。
幅については特に説明するまでもなく隙間にすっぽり収まなければいけません。幅が大きすぎるカラーボックスを買ったのでは困ってしまうし、小さすぎるものではスペースに無駄な部分ができてしまいます。
部屋に合った色
カラーボックスという名称が示すようにいろいろな色の種類があります。この色選びもスリムカラーボックス選びのポイントです。ではどのように色を選ぶかですが、壁の色に合わせたり、ほかの家具と調和させたり、あえて調和させない色を選んでみたりなどの方法があります。
白いカラーボックスは落ち着いた印象を与え、お部屋のインテリともマッチします。黒いカラーボックスは重厚感を与え、どっしりとした感じになります。黄色や赤、ブルーなどのカラフルでおしゃれな色にすると、お部屋の雰囲気が明るくなるでしょう。
扉付きか扉なしか
カラーボックスには扉付きと扉なしがあります。この扉のあるなしもカラーボックス選びでは重要なポイントです。扉付きのものを選べば、多少収納しているものが整理されていなくても隠すことができます。
来客があった時はそれで安心できるし、家族にとっても散らかったものが見えなくて気分はいいです。一方、扉なしのカラーボックスの場合は、見せる収納に役立ちます。本や雑誌などをきれいに並べておけば、知的な雰囲気も出ます。
写真などを立てて置いておけば、ゆったり見ることもできます。同じスリムタイプのカラーボックスでも、このように扉ありとなしでは使い道が変わってくるので、よく考えて選ぶようにしましょう。
連結可能かどうか
カラーボックスには左右上下に連結ができるものがあります。左右に連結できるタイプだと、隙間の広さに応じて一つを置くか二つないしは数個連結させるかを選べます、上下に連結できるものは、スリムで幅狭タイプでも収納量を増やせます。
これは幅がスリムなタイプだけでなく、奥行がスリムなカラーボックスにも言えます。左右に連結させても上下に連結させても、奥行がスリムという弱点を上手に補えます。連結可能タイプには連結ができないカラーボックスにはないおすすめ点があります。
軽いかどうか
スリムカラーボックスでも素材によって軽い重いがあります。幅広や奥行があるカラーボックスよりはスリムタイプの方が一般的に軽いですが、それでも商品の種類によって違いがあります。軽いものだと、他の棚やカラーボックスの上に乗せられて、便利に使えます。
移動もしやすく、家の中のどこにでも設置しやすいです。したがって、同じスリムタイプのカラーボックスを買うなら、軽いものの方がおすすめです。
耐荷重
カラーボックスの棚には耐荷重が設定されています。耐荷重より重いものを載せると、棚が崩れてしまう場合があります。その点、幅が狭いものでも奥行が小さいものでもスリムタイプのカラーボックスの耐荷重は大きなタイプのものよりも小さいです。
それでも耐荷重が少しでも大きいものを選ぶ方がおすすめです。その方がスペースがないとはいえ、より多くのものが収納でき、使いやすくなるからです。
幅がスリムか奥行がスリムか
スリムなカラーボックスとひとくくりにしていますが、そのタイプには幅がスリムなものと奥行がスリムなものがあります。当然のことですが、部屋や廊下の隙間のサイズによってどちらがおすすめの選び方になるかが決まってきます。
ただ、いずれのサイズにしろ狭いスペースの有効活用になるので、便利な使い方ができます。スリムタイプのカラーボックスには、大きなタイプにはないいくつもの利点があります。
値段で選ぶ
カラーボックスはそれほど高価なものではありません。作りは比較的シンプルなので、値段は安めです。そして、スリムタイプの場合は、大きいタイプのカラーボックスよりも値段は安いです。スリムだから当然とも言えますが、それでもメーカーによって多少の値段の違いがあります。
その値段でどのスリムカラーボックスを選ぶかを決めることもできます。ただ値段が安いだけで、サイズが合わなかったり、色が好みでなかったりしたら後で後悔することになりますから、ほかの要素も考慮に入れて選びましょう。
送料も考慮に入れておく
カラーボックスの値段の説明が出たついでに加えておくと、カラーボックスの配達料、つまり送料もメーカーによって違います。自分の車でカラーボックスを運ぶ場合はその点を考える必要がありませんが、配達してもらう場合は一応チェックしておきましょう。
その送料ですが、無料というところから高いところでは2,000円くらいという場合があります。スリムタイプのカラーボックスの場合は、送料も安くなるような気もするでしょうが、それほど一般タイプとの差はないようです。
棚は何段か?
同じスリムタイプのカラーボックスでも棚の段数は商品ごとに違います。高さとの兼ね合いもありますが、使う用途によって棚の数が多い方がいいか少ない方がいいかが違ってきます。したがって、これも選び方のポイントです。
もう一つ注目してほしいのが、棚の調節ができるかどうかです。多くのカラーボックスは棚の高さが調節できるようになっていますが、それでもどのような調節位置になるかは商品によって異なります。
また、棚の調節で言うと、底板と天板の調節ができるものもあります。そのようなカラーボックスなら、下の部分や上の部分にもう一つ収納スペースができて、楽しい使い方ができるようになります。
スリム・薄型のおしゃれな人気カラーボックス【無印良品】
ここからは、スリム・薄型のおしゃれな人気おすすめカラーボックスを紹介していきますが、まずは無印良品の商品からです。品質の優れた商品をリーズナブルな価格で提供している無印良品ですが、スリムカラーボックスにもおしゃれな人気商品があります。
パルプボードボックス スリム3段
最初に紹介する無印良品のおしゃれな人気おすすめカラーボックスは、パルプボードボックス スリム3段です。写真では5段のものを示していますが、商品の特徴は3段も5段も同じで、そのほかに4段や2段もあります。
3段のパルプボードボックス・スリムについて解説すると、まずサイズは幅25×奥行29×高さ109cmです。スリムという商品名が示すように確かに細型です。色はベージュで、優しい雰囲気があり、お部屋に置いていても気分良く使えそうです。
値段は消費税込みで2,390円で、配送料は1,990円です。本体は組み立て式になっていますが、特に組み立て方が難しいわけではありません。電動ドライバーがあれば楽にできます。ただ、棚板をはめるのが少し大変かもしれません。
ジョイント金具を使えば、2段3段と重ねられます。縦置きの場合はせいぜい2段まで(かなり高くなる)ですが、横置きなら5段くらいまでは大丈夫で、収納量も大幅にアップします。
ベージュの色合いを変えたいと思えば、カラーリングも簡単で、さらにおしゃれにすることもできます。パルプボードボックス・スリムは、値段の手ごろさ、おしゃれなデザイン、使い勝手の良さで非常に人気があります。
パルプボードボックス マルチラック
次に紹介する無印良品のおしゃれな人気おすすめカラーボックスは、パルプボードボックス マルチラックです。こちらはサイズが幅37.5×奥行17.5×高さ109cmで、薄型タイプになります。廊下や狭いお部屋にもうまく合いそうなカラーボックスです。
値段は消費税込みで3,390円で、配送料は1,990円です。スリムタイプは軽いパルプ材でできていますが、こちらも素材は同じで棚などの上に乗せることもできます。移動も簡単です。棚板1枚当たりの耐荷重は8kgとなっています。
色はやはりベージュで、和室にも洋室にもマッチしそうです。スリムタイプ同様、組み立てやすさ、手ごろな価格、おしゃれな色合い、軽さなどが好まれていて、無印良品の人気商品の1つになっています。
スリム・薄型のおしゃれな人気カラーボックス【アイリスオーヤマ】
続いて、アイリスオーヤマのおしゃれな人気おすすめカラーボックスの紹介です。アイリスオーヤマのスリムカラーボックスの中にはとりわけ細身の商品があります。それだけに狭い隙間にもうまく合いそうです。
スペースユニット UB-6015
アイリスオーヤマのスペースユニット UB-6015は幅が15cmととてもスリムです。スリムなカラーボックスにはいろいろな種類がありますが、その中でもかなり細身です。それだけに限られたスペースで使うのにおすすめのタイプとなっています。
左右にも上下にも連結ができ、スリムすぎて物足りないという場合はその収納量を増やせますが、上下連結は2段までです。奥行は29cmで、高さは60cmです。耐荷重は全体で16kg、棚板1枚で8kgです。
かわいらしいこのカラーボックスのお値段は、アイリスオーヤマの公式通販サイト、アイリスプラザで税抜き1,580円です。色はホワイト/ライトメープルとウォールナットブラウン/オフホワイトとなっていて、おしゃれな色合いにとても人気があります。
スペースユニット UB-6020
スペースユニット UB-6020は幅が20cmで、スペースユニット UB-6015よりも5cmほど太いですが、スリムであることには変わりません。お部屋の空きスペースの大きさに合わせて、どちらかのサイズを選べばいいでしょう。
商品特徴はスペースユニット UB-6015と変わりませんが、アイリスプラザでは人気No.1として発売されています。幅が15cmではちょっとスリムすぎると感じたお客さんが購入していくようです。
やはり上下左右に連結できますが、その方法はカラーボックスをつなげてボルトをはめて固定し、目隠しシールを貼って完了です。棚板の高さも3.2cm単位で調節できます。棚板1枚当たりの耐荷重は10kgととても丈夫です。おすすめ度も高い人気カラーボックスです。
スリム・薄型のおしゃれな人気カラーボックス【ニトリ】
今度は、ニトリのおしゃれな人気おすすめカラーボックスを見てみましょう。ニトリのスリムカラーボックスも他のメーカーに負けず劣らず、格好が良くおしゃれな商品となっていますが、その特徴を詳しく取り上げてみましょう。
カラーボックス Nカラボ スリム3段
ニトリのカラーボックス Nカラボ スリム3段には面白い特徴があります。それは内側の棚板だけではなく、底板と天板の高さ調節ができることです。珍しいタイプで、その調節によって一番下のところに収納スペースが余分にできます。
また、天板を下に動かせば、一番上の段を飾り棚のようにすることもできます。サイズは幅22.4×奥行29.8×高さ87.8cmと、アイリスオーヤマのスリムカラーボックスより少しだけ太めです。お値段はニットリネットで、税込み1,212円です。
縦置き横置きの両方の使い方ができますが、横置きの場合は敷物を敷いて床を傷つけないようにしてくださいとの説明があります。商品名のNカラボですが、これは単色のカラボシリーズに対して、木目調が特徴となっています。
その木目調にはホワイトウォッシュ、ミドルブラウン、ライトブランなどの種類があります。どれも高級感やナチュラル感があるデザインで、お部屋のインテリアとの相性も良さそうです。どの色合いがいいかはよく比較したうえで決めるといいでしょう。
カラーボックス Nカラボ スリム6段
カラーボックス Nカラボ スリム3段を2倍の高さにしたのがNカラボ スリム6段です。幅と奥行は同じで、高さは174.2cmとなっています。重さは13kgで、3段タイプが6.85kgなので、これもほぼ2倍です。
商品特徴は3段タイプも6段タイプも全く同じですが、狭い空間をより有効に活用するというのであれば、6段タイプの方がおすすめです。もちろん3段タイプ同様、底板と天板の位置を変えられるので、段をさらに増やすことも可能です。
スリム・薄型のおしゃれな人気カラーボックス【山善】
無印良品、アイリスオーヤマ、ニトリのスリムカラーボックスを見てきましたが、今度は山善のおしゃれな人気おすすめ商品です。山善の場合は、幅のスリムさではなく奥行きのスリムさで勝負した商品をラインナップしています。
スリム 薄型 カラーボックス4段
山善のスリム 薄型 カラーボックス4段はカラーバリエーションが豊富です。イエロー、ウォールナット、オレンジ、クラフトカラーなど全部で14色もあります。したがって、お部屋のインテリアに合うようなものを選べば、とてもおしゃれになります。
本体サイズは幅が60、奥行きが17、高さが89cmとなっています。この奥行きが17cmというのがスリムたるゆえんで、狭い場所でもぴたりと収まります。そのため、圧迫感がなく、とてもすっきりしています。
奥行がスリムとはいっても、収納量は結構あります。文庫本は約120冊、コミック本は約160冊、ビックコミックは約140冊、DVDは約156枚収納できます。狭いスペースにこれだけ収納できれば、とても便利です。お値段は楽天市場で税込み3,099円です。
カラーボックス すき間ラックCCDCR-2690
山善からはカラーボックス すき間ラックCCDCR-2690という奥行がスリムなタイプも発売されています。サイズは幅が26、奥行きが17、高さが90cmです。収納目安はコミック64冊、CD100枚、DVD60枚となっています。
可動棚を4枚使うと、CDは5段に分けて収納できます。3枚では、DVDとコミックを4段収納できます。可動棚板は3cm単位で調節でき、21段もの選択肢があります。カラーバリエーションは、ホワイト、ナチュラル、ダークブラウンとなっています。
したがって、お部屋の雰囲気や他の家具との調和を考えて選ぶといいでしょう。お値段は楽天市場で3,099円ですから、このサイズとカラーでは標準的でしょう。
隙間の有効活用にスリムなカラーボックスを買ってみよう!
ここまで、スリムなカラーボックスの使い道や選び方、人気商品などを紹介しました。スリムなカラーボックスは家の中の狭い隙間の有効活用に役立ちます。そのような隙間があるなら、ぜひ購入してスペースを大事に使ってください。