口コミで話題の梅干しダイエットの方法を紹介!
口コミなどで話題の梅干しダイエットですが、口コミを見てみると短期間でも確実に効果をあげている声、ダイエットに止まらず体質改善された声もあります。一方、口コミの中には、失敗例もありました。効果につながる梅干しダイエットとは何か、その方法をお伝えします。
梅干しダイエットの効果
先人の知恵で生まれた梅干しには、体に良い様々な効能が詰まっています。梅干しダイエットは、ダイエット効果に止まらず、健康アップにも繋がります。先ず、梅干しダイエットが効果的な理由を、梅干しの効果・効能から見ていきましょう。
血糖値や中性脂肪濃度を下げる
梅干しの成分には、血糖値を下げたり、中性脂肪濃度を下げる効果があります。梅干しの成分にあるリグナンには、肥満に関連づけられる酵素α-グルコシダーゼの働きを阻害する作用があるので、食後の血糖値の上昇が緩やかになり、余分な脂肪を体に蓄えてしまうことを防ぎます。
また、梅干しの成分のクエン酸が、エネルギー代謝を活発にして、食べたものを効率よくエネルギーに変え、食べたものが中性脂肪などとなって体に残らないようにしてくれます。そして、梅干しに含まれるバニリンには脂肪を燃焼させる効果があります。
便秘を改善する
梅干しに含まれるクエン酸には、便秘解消効果もあります。クエン酸は、腸内の動きを活発にするだけでなく、悪玉菌の増殖を抑制し腸内環境を整える働きがあります。また、梅干しには不溶性食物繊維が含まれているので、腸のぜんどう運動も盛んになり、排便を促す効果があります。
血行を促進
梅干しの成分のクエン酸の働きには、血液を弱アルカリ性に保ち、血液をサラサラにして血流をよくする効果があります。血行が良くなると、代謝も上がりやすくなります。血行の促進は、ダイエットだけでなく、身体全体の健康も促進にも繋がります。
感染症の予防
梅干しを見るだけでも唾液が出てきますが、その唾液は抗菌作用が高く、感染症予防にとても重要な役割をします。唾液に含まれる抗体の一種が、口の中に入る色々な異物のバリアの役割となって、風邪やインフルエンザにかかりにくくすることが明らかになっています。
梅干しダイエットのやり方
梅干しの成分や効能がわかったところですが、冒頭にも触れたように、梅干しダイエットの効果を得るには、ちょっとした工夫と方法があります。ここから、口コミでも話題になっている梅干しダイエットの効果に繋がるポイント、食べるタイミングなどの方法をお伝えします。
毎日梅干しを食べる
ダイエットは、1日にして成らず。何事も続けることが効果に繋がります。梅干しダイエットの基本は、毎日梅干しを食べることです。身近な食材なので食事やお茶請けに取り入れながら、1日のうちのどこかで梅干しを口にするとダイエットが続けやすいでしょう。
1日に食べる量
健康にも良い梅干しですが、塩分が高いため食べ過ぎには注意が必要です。毎日食べる続けることがポイントですので、結果を急ぐあまり、たくさんの梅干しを食べるのは塩分取りすぎになります。1日3個を目安にして食べましょう。
おすすめの食べるタイミング
梅干しダイエットの良いところは、梅干しの食べる時間帯が制限されていないことですが、実はより効果が上がりやすい、オススメの食べるタイミングがあります。
梅干しを食べるタイミングは、食前の方がより効果的でおすすめです。梅干しには血糖値の上昇を抑える作用があるので、食前のタイミングで食べることで糖質の吸収スピードを遅らせます。
梅干しは焼くことによりダイエット効果がUP?
食べるタイミングの他にダイエット効果がより上がる方法に、焼き梅干しがあります。梅干しを焼く?あまり馴染みのない食べ方ですが、口コミで注目されているのがこの焼き梅干しです。普通の梅干しと焼き梅干しにどのような違いがあるのか、その効果と作り方を次にご紹介します。
梅干しに含まれるバニリンは焼くことで増える
梅干しには、バニリンという脂肪燃焼効果のある成分が含まれています。そのまま食べるだけでも脂肪燃焼効果は得られますが、加熱することでバニリンがおよそ20%アップされます。
なぜ加熱するとバリニンが増えるかというと、梅干しを温めるとバニリングルコシドという成分が分裂してバニリンに変化し、バリニンを増やすことになるからです。
焼き梅干しの作り方
焼き梅干しの作り方は、電子レンジかフライパン、またはオーブントースターで加熱する方法があり、とても簡単です。ちょっと一手間かけるだけで、脂肪燃焼効果がアップするので、ぜひ試してみましょう。
電子レンジの場合は、ふんわりとラップをして500wで1分程度かけます。フライパンの場合は、油を引かず、梅干し全体が熱くなるまで焦がさないように気をつけながら焼きます。オーブントースターの場合は、アルミホイルに包んで10分~20分加熱します。
嬉しいことに、焼き梅干しは一度加熱すると、その後、冷めても成分は変わりなく持続するので、冷蔵庫に作り置きにしておくことも可能です。面倒くさがり屋さんでも、作り置きができれば、ダイエットの持続も難しくないでしょう。
ダイエットに役立つ梅干しを使ったレシピ
梅干しダイエットの効果は、毎日食べることが基本です。ごはんのお供にぴったりの梅干しとはいえ、そのまま食べているだけでは飽きてしまいがちです。
そこで、楽しく梅干しダイエットを続ける方法として、梅干しを食事レシピに取り入れてみましょう。ここから、作り置きのできるレシピからおかずまで、梅干しレシピをご紹介します。
大根と小梅の和風ピクルス
大根にも消化を助ける酵素と食物繊維があるので、梅干しとの組み合わせは腸内環境を整えるのにぴったりのレシピです。箸休めにもなり、作り置きができるのでとても便利な一品です。
材料は、大根300g、小粒の梅干し8個、ピクルス液として酢150cc、水100cc、砂糖大さじ2、塩小さじ1、昆布5g、赤唐辛子1本です。
作り方は、大根は皮をむき、長さ5cm、1.5cm角の拍子切りにします。塩を入れたお湯で大根にシャキッとした食感が残るようにサッと茹でてザルに取り、粗熱を取っておきます。赤唐辛子の種を取り除きます。ピクルス液の材料を小鍋に入れて火にかけ、ひと煮立ちさせます。
ひと煮立ちしたタイミングで昆布を取り出し、粗熱を取ります。大根と梅干しを消毒済みの容器に入れ、ピクルス液を加えます。材料がピクルス液に浸かるようにしましょう。冷蔵庫で2~3時間寝かしたら完成です。保存期間は冷蔵庫で2~3日間。
いわしの梅煮
いわしを梅干しを入れて煮ると、臭みが消えるだけでなく、煮崩れもしにくくなります。その上、梅
材料(2人分)は、いわし4尾、梅干し2個、生姜1片、水200cc、酢大さじ1、酒大さじ2、砂糖大さじ1、みりん大さじ2、しょうゆ大さじ2です。まず、いわしの下処理をします。鱗を包丁でこそげ取ります。頭を落とし、腹に切り込みを入れて内臓を取り除き、流水できれいに洗います。
作り方は、生姜を薄切りにします。調味料を鍋に入れ火にかけ、沸騰したところに梅干しと生姜の薄切りを加え煮立たせたら、そこにいわしを並べ入れます。落とし蓋をして弱火で20分ほど煮て、煮汁が煮詰まったらところで出来上がりです。
だいこんと梅干しのおかゆ
梅干しの酸味がアクセントになる胃腸にやさしい大根入りのおかゆは、ダイエットにもぴったりです。梅干しは焼き梅干しにしても良いでしょう。材料(2人分)は、米1/2合、水600ml、大根5cm、大根の葉適宜、塩ひとつまみ、鶏がらスープの素小さじ1です。
作り方は、お米をとぎます。大根は皮をむき、1cmのサイコロ状に切り、大根の葉は細かく切っておきます。鍋に米、水、大根、塩を入れ中火にかけて、時折かき混ぜながら沸騰させます。沸騰したら鶏がらスープと大根の葉を加え、弱火で柔らかくなるまで煮たら出来上がりです。
肉巻き梅きゅう
梅ときゅうりをお肉で巻いたこのレシピは、おかずにもおつまみにもぴったりです。材料(2人分)は、豚バラ肉200g、きゅうり2本、梅干し4個です。作り方は、梅干しの種を除いて、包丁でたたくか、すり鉢で擦ります。きゅうりは、巻きやすい長さ、太さに切ります。
きゅうりに梅肉を塗ります。豚ばら肉できゅうりを巻きます。肉の巻き終わりを下にして、200℃のトースターで10分程焼いたら出来上がりです。フライパンで焼く場合は、油を引かないで焼きます。
梅干しダイエットに挑戦してみよう!
梅干しの効能がわかると、口コミで話題になるのも頷けます。梅干しには、バリニン以外にもクエン酸、ムメフラールなど脂肪燃焼効果が期待できる成分がたくさん含まれています。
その上、ダイエットだけでなく、健康的な体づくりにも繋がる嬉しい事づくめです。身近な食材の梅干しで、ダイエットに挑戦してみましょう。