3歳の七五三の着物特集!女の子に人気の色や準備するものを詳しく紹介!

3歳の七五三の着物特集!女の子に人気の色や準備するものを詳しく紹介!

子供が3歳になると行われる行事に、七五三があります。女の子が着物で着飾って神社にお参りする姿はとても愛らしく季節の風物詩になっています。3歳の女の子の七五三の時に着る着物について紹介します。人気の色や準備するべきグッズなどを解説します。

記事の目次

  1. 1.3歳の女の子の七五三はどんな着物がいいの?
  2. 2.七五三とは
  3. 3.3歳の七五三で着る着物
  4. 4.3歳の七五三で着る着物の人気の色
  5. 5.3歳の七五三で着る着物で準備するもの
  6. 6.3歳の七五三で着物を着る際にあると便利なもの
  7. 7.3歳の女の子の七五三に可愛い着物を選ぼう!

3歳の女の子の七五三はどんな着物がいいの?

Photo by MIKI Yoshihito. (#mikiyoshihito)

今回は、3歳の女の子が七五三の際に着る着物について解説をします。七五三の時には、おしゃれな着物を着てお参りをして健康を祈願します。現在は写真スタジオなどでも着物をレンタルすることができます。

3歳の女の子の七五三の時の着物では、どんな色、あるいはどんな種類の着物が人気になっているでしょうか。着物を選ぶポイントと、着物と合わせて準備しておきたいグッズなどについても併せて紹介します。

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七五三は何する行事?由来・お参りの流れ・お祝いの方法をまとめて解説!
七五三は何する行事かについて詳しく解説していきます。七五三に何するのか、七五三の意味や由来についても詳しくレクチャーしていくので確認していきましょう。七五三当日のお参りの方法や撮影についてもお得な方法があるので、七五三を迎える方は要チェックです。

七五三とは

Photo by MIKI Yoshihito. (#mikiyoshihito)

そもそも、七五三とはどんなものなのでしょうか。子供の成長をお祝いする行事として昔から親しまれてきていますが、七五三自体にはどんな意味があるのでしょうか。

着物で着飾って楽しむ行事として浸透している七五三ですが、きちんと意味を理解して臨むことで、より意義のある行事にすることができるかもしれません。七五三の由来や年齢ごとの意味について解説していきます。

七五三の由来

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まず、七五三の由来について紹介をします。七五三は、子供が3歳・5歳・7歳になった時に、成長の節目として子供が健康に育ってこれたことを神様に感謝し、さらにその後の健康をお願いする年中行事として昔から執り行われています。

医療が今ほど発達していない昔においては、「7歳までは神の子」という言葉があるように、事故や病気による子供の死亡率が高いという実績がありました。

特に、3歳・5歳・7歳の年齢は大きな病気にかかりやすい節目の年とされてきました。そんな節目を乗り越えて健康に過ごすことができたことに対して感謝の気持ちを神様に伝えるという意味合いが七五三の由来とされています。

七五三の年齢別の意味

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七五三は、子供の健やかな成長を祝う行事ですが、3歳・5歳・7歳という年齢で実施することの意味について紹介します。基本的には同じ由来となる七五三ですが、年齢によってそれぞれ少しずつ固有の意味があるとされています。

また、男の子と女の子で七五三の行事を実施する年齢にも違いがあります。儀式の内容においても違いがあるので、理解しておきましょう。

3歳の七五三

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3歳の時に実施する七五三について紹介します。3歳の時には、男の子・女の子両方とも参加することができます。平安時代には、3歳になるとそれまではきれいに剃っていた髪の毛を伸ばし始める「髪置の儀」を行なっていました。

医療技術が発達していない昔の場合は、3歳になるまでに死亡する割合が多かったことから、3歳を無事に迎えられたことはとても喜ばしいことであり、お祝いする風習が広がってきたといわれています。

5歳の七五三

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5歳になって実施する七五三は、男の子だけの行事になります。昔は、男の子は5歳になると大人が着用するものと同じ袴を着るようになります。それまでは子供向けの衣類からの変化であり、大きな転換点とされていました。

「袴着の儀」といって、袴を着るようになり大人の仲間入りを果たしたことをお祝いする行事が実施されていましたが、これが5歳の時に七五三を行なう由来となったといわれています。

7歳の七五三

Photo by MIKI Yoshihito. (#mikiyoshihito)

7歳の時に実施する七五三は、女の子だけが参加します。昔は、女の子は7歳になると、大人と同じ着物を着るようになりました。それまでは紐で衣類を留めていたのが、大人と同じ帯を使った着物を着るようになり、大きな節目となっていました。

「帯解の儀」として、7歳になった女の子は大人の仲間入りをお祝いしてもらっていました。これが7歳の時に七五三を実施する由来になったといわれています。

3歳の七五三で着る着物

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続いて、3歳の時に実施する七五三の時に、女の子が着る着物について紹介をします。多くの両親が、子供の成長の節目をお祝いするために、きれいでかわいい着物を用意しておしゃれをします。

最近は着物レンタルを実施する業者も増えてきており、便利になりましたが、七五三に適した着物の種類や着用の仕方などを紹介します。地域によっても着物の着方には違いがあるので、3歳の七五三を迎える前にちゃんとチェックしておきましょう。

晴れ着の上に被布(ひふ)を羽織る

Photo by MIKI Yoshihito. (#mikiyoshihito)

通常、和装の正装といえば着物ですが、まだ3歳の女の子に本格的な着物の帯を巻いたりして着飾るのは大変です。そのため、3歳の女の子の七五三には、帯の代わりに兵児帯(へこおび)と呼ばれる幅の広い簡易な帯を利用することが多いです。

その上から、被布と呼ばれる袖のない上衣を羽織る形式が採られることが多いです。とても着付けが簡単で、3歳の女の子でも簡単に着物を着ている見た目になって推奨されています。

地域により被布を羽織らないところも

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地域によっては、被布を利用する風習がなく、3歳の女の子でも七五三に大人と同じ硬い帯を締めて着物を着るのが慣習となっていることがあります。

七五三の準備をする際には、住まいの地域の風習などを確認することが重要です。お参りをする神社などに相談すると、地域の風習を教えてもらえることが多いです。3歳の七五三の晴れの日に適切な着物を着て臨みましょう。

おすすめの素材

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3歳の女の子の七五三の際の着物に利用されるおすすめの人気素材とはどんなものでしょうか。基本的に、着物の素材は正絹(しょうけん)とポリエステルがあります。正絹の方が着心地が良いですが高価です。

ポリエステルの方が安価で利用でき、なおかつ自宅で洗濯することができるので、3歳の女の子のように活発に動いてしまう年代の場合はポリエステルの方が好まれて利用されます。

着物の色に決まりは?

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3歳の女の子の七五三用着物の色や柄は特に決まりはありません。洋装ではあまり取り揃えのできない色合いを選択したり、3歳らしいかわいらしい色合いの着物を準備する方が多いです。

一生に一度の晴れの日ですので、3歳の成長を感じられる華やかでかわいらしい色合いの着物を選択して準備しましょう。

3歳の七五三で着る着物の人気の色

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続いて、3歳の女の子の七五三に着る着物の人気の色を紹介します。基本的には子供や両親の好みで色を決めて着物を準備して問題ありませんが、やはり流行りや定番の色というものがあります。

3歳の女の子らしい、明るくかわいい色合いを選択する家庭が多くなっています。特に人気のある色を3種類紹介します。

赤色

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3歳の女の子の七五三に着る着物の人気の色の一つ目は、赤色です。赤は、定番中の定番として毎年人気があります。

昔から邪気払い、魔よけの色として考えられる活力のある色です。活発で元気な3歳の女の子に適した着物の色として多くの方が利用しています。

水色

Photo by sayo-ts

3歳の女の子の七五三に着る着物の人気の色の二つ目は、水色です。女の子の場合は赤系の色が好まれることが多かったのですが、近年は水色の人気が増してきています。

清潔感や爽快感を演出してくれて、知的な雰囲気があります。普段はおてんばな3歳の女の子が水色の着物で七五三に参加すると、普段とは違う新鮮な感覚を楽しめるかもしれません。

ピンク色

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3歳の女の子の七五三に着る着物の人気の色の三つ目は、ピンク色です。女の子といえばピンクを選択する家庭も多く、赤色とともに昔から人気があります。

桜や暖かい陽気を連想させる色で、やさしい印象を与えてくれます。3歳のあどけない女の子にはおすすめの着物の色で、最近はバリエーションも豊富です。

3歳の七五三で着る着物で準備するもの

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続いて、3歳の七五三の際に準備するべきものを紹介します。最近は、着付け業者や撮影スタジオなどで一式セットでレンタルすることができますが、自分で買いそろえる際には準備するべき種類を知っておかないと七五三当日に困ることがあります。

着物

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3歳の七五三の際に準備するものの一つ目は、着物です。子供用に仕立てられた「三つ身」と呼ばれる着物を着ることが多くなっています。

お宮参りの時に着用した「一つ身」がまだ着られそうなサイズの場合は、仕立て直して着物にするケースも多いです。色や柄などお好みで着物を選択しましょう。

被布(ひふ)

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3歳の七五三の際に準備するものの二つ目は、被布です。着物のとともに七五三の際に準備するメインのアイテムとなります。

着物につきものの帯の代わりに被布を利用することが多くなっています。前述のように、被布を利用せず本格的な着物を着用する地域もあるので事前に確認しましょう。

肌着

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3歳の七五三の際に準備するものの三つ目は、肌着です。肌身の上に直接触れる衣類になります。和装用の肌着もありますが、普段使用しているシャツの形式でも問題ありません。

上に着る長襦袢を汚さないようにするという意味合いもあります。七五三の時期はそれほど暑くはないのであまり汗はかきませんが、忘れずに着用しましょう。

長襦袢

3歳の七五三の際に準備するものの四つ目は、長襦袢です。肌着の上に着用して、着物を汚れるのを防ぐ役割を担っています。

衿の部分に半衿がついていて、着物の間から少し覗く感じになります。着物の華やかな装いをさらに引き立てる意味合いもあります。

腰ひも

3歳の七五三の際に準備するものの五つ目は、腰ひもです。長襦袢や着物を着つける際に腰に巻き付ける細めの紐になります。

利用する本数は、子供の体形によって異なります。本数や種類の準備の仕方に不安がある方は事前に確認しておきましょう。

兵児帯

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3歳の七五三の際に準備するものの六つ目は、兵児帯です。「へこおび」と読みます。着物を着つけるために結ぶ帯です。通常の着物の帯よりも柔らかく、窮屈感を感じずに済みます。

通常は被布で隠れることになるので、あまり見た目を気にする必要がありませんが、被布を利用しない地域の場合は好みの色や柄を選択しましょう。

足袋

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3歳の七五三の際に準備するものの七つ目は、足袋です。靴下の和装用です。脚の形に沿った袋状の履物です。草履と合わせて履かれることが多いです。

3歳の女の子の場合は、履くのが難しいことがあるので、履きやすいソックスタイプを選択することも多いです。

草履

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3歳の七五三の際に準備するものの七つ目は、草履です。和装の基本的な履物の一つです。普段通常の靴を履く子供には慣れない履物かもしれません。

新品の草履は鼻緒が固く足がすれるので、鼻緒を引っ張ってほぐしたり何度か試し履きをして慣らしておくことをおすすめします。

髪飾り

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 3歳の七五三の際に準備するものの八つ目は、髪飾りです。ヘアースタイルを華やかにしてくれるアイテムです。和装の髪飾りといえばかんざしが連想されますが、3歳のようにあまり髪の毛が多くなく細い年代の場合は、ピンの形式が好まれています。

巾着(バッグ)

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3歳の七五三の際に準備するものの九つ目は、巾着です。手荷物を入れるための和装用のバッグです。ただ、3歳の七五三の場合は特に子供に持たせる手荷物はありません。

むしろ、おしゃれ用のコーディネイトの一つとして考えられるのが一般的になっていて、着物との相性を考えて準備するケースが多くなっています。

3歳の七五三で着物を着る際にあると便利なもの

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最後に、3歳の女の子の七五三の際に準備しておいた方がいいグッズを紹介します。七五三自体に必須のアイテムではありませんが、3歳というまだ幼い年齢で行事を遂行する際には様々なトラブルが起こることが考えられますので、備えておくに越したことはありません。

靴・靴下・着替え・エプロン

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七五三の時の履物は草履と足袋が一般的ですが、普段履かないものなので3歳の子供には痛くてつらいと感じることが多いです。

もしもの時に備え靴と靴下を持っておくと安心です。また、衣類を汚してしまった場合の着替えと、食べ物を食べるときに着物を汚さないようエプロンを持っておくとよいです。

水筒・お菓子・おもちゃ

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長時間着慣れていない着物を着て過ごすことになりますから、途中で子供がぐずることが考えられます。これに備え、普段好んで食べているお菓子を持っておくと安心です。

また、11月の時期とはいえ水分補給は必須ですので、水筒に麦茶などを入れて持っていきましょう。ぐずって仕方のなくなったときにおもちゃで気を紛らわせるのも有効です。

クリップ・絆創膏・ヘアピン

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普段着用しない着物ですので、地面に擦りあててしまって傷めてしまうことがあります。移動中はクリップで地面につかないようにするのが有効な対策です。また、髪型を手直しするためのヘアピン、足が擦れて血が出ることを想定した絆創膏も持っておきましょう。

大きめバッグ・ビニール袋

フリー写真素材ぱくたそ

七五三の際には、神社から授与品をもらったり、防寒着を持っていたりと意外にたくさんのものを持ち歩くことになります。ひとまとめで持ち歩くことができる大きめのバッグがあると便利です。

また、エプロンなど汚れたグッズを他のものと混同して汚さないように、汚れたものを入れるためのビニール袋も持っておきましょう。

3歳の女の子の七五三に可愛い着物を選ぼう!

Photo by MIKI Yoshihito. (#mikiyoshihito)

以上、3歳の女の子の七五三の時に着用する着物について紹介してきましたがいかがでしたでしょうか。一生に一度の子供の晴れの日ですので、満足に楽しめるよう準備をきちんとしましょう。

普段とは異なる着慣れない衣類で移動することになるので、もしものことを想定してトラブルに備えた準備をしておくと安心できます。

yokatayama
ライター

yokatayama

サラリーマンとして得た知識と経験でわかりやすい記事を提供していきたいです。インターネット上にあふれる情報は信ぴょう性を確認することが難しいですが、可能な限り正確で時節に応じた内容の文章を提供します。

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