前髪が浮くのはナゼ?原因や対処法を教えて!
どんなにキレイにヘアスタイルを整えても、前髪が浮くような状態では、どこか整っていないように見え、魅力が半減してしまうこともあるでしょう。そんなヘアスタイルの仕上がりにも関係してしまう、前髪が浮く原因とは何なのでしょうか?
今回は、前髪が浮く原因を徹底的に調べながら、前髪が浮く原因に合わせた対処法までをご紹介していきますので、前髪のスタイリングで悩んでいる人は、ぜひ参考にしてみてください。
前髪が浮く原因
しっかりとスタイリングをしたのに、時間が経つと前髪が浮くという人は、自分の前髪がなぜ浮くのかを知らない人がほとんどです。
前髪が浮く原因には、いくつかの原因があるとされていますが、あなたは前髪が浮く原因をご存知でしょうか?もしも、前髪が浮くことに悩んでいる人は、まずは前髪が浮く原因から知っていきましょう。
くせ毛や直毛によるもの
1つ目の前髪が浮く原因には、髪質がクセ毛であることや、直毛であることが原因である可能性が高く、クセ毛の人は、髪が元々持っているクセが強いため、雨の日や湿気が多い日には、髪がうねり出して前髪が浮くという人が増えています。
また直毛の人は、比較的クセのないストレートヘアですので、前髪が浮くことはないイメージですが、施していたヘアアレンジがすぐ取れてしまったり、前髪の長さによっては、前方に向かって出っ張るように浮く人もいますので、まずは自分の髪質を知ることが解決には必要です。
髪が濡れたまま寝ている
2つ目の前髪が浮く原因には、普段の私生活にも原因があるかもしれません。普段、お風呂後の濡れた髪を、自然乾燥にしていることはありませんか?もしも濡れた髪をしっかりと乾かさずに、自然乾燥にしてしまっている人は、前髪が浮く原因となっていますので注意しましょう。
髪を濡れたままにして自然乾燥にしていると、前髪は不自然な形にキープされてしまうため、浮き癖が目立つ前髪になってしまうことがあります。また、自然乾燥は髪を傷める原因ともされていますので、自然乾燥はしないように気を付けましょう。
前髪が髪質や生え癖に合っていない
3つ目の前髪が浮く原因では、髪質や生え癖があっていないこともあげられます。前髪が浮く原因では、上記でも髪質のことを上げさせていただきましたが、ここでご紹介する髪質とは、生え癖から影響するクセのことを指しています。
前髪ありスタイルでぱっつんを楽しむ人でも、ぱっくりと前髪に分け目ができてしまったり、普段の分け目とは違う部分から、前髪が浮くという経験はございませんか?
これは、普段のヘアスタイルの分け目と、生え癖が異なっている可能性がありますので注意しましょう。自分の生え癖に反発するように分け目を作ってしまうと、本来の生え癖に戻ろうとして、前髪が浮くようになってしまうようです。
ドライヤーのかけ方を間違っている
4つ目の前髪が浮く原因では、髪を乾かす際に間違ったドライヤーの使い方をしてしまい、前髪が浮く原因を引き起こしている可能性もあります。
ドライヤーとは、ただ熱で濡れた髪を乾かしていくだけではなく、正しい使い方をしていくことで、髪にツヤ感を与えながら、浮く前髪もしっかりとクセのない前髪へ整えることができます。
正しいドライヤーの使い方は、下記の前髪が浮くときの簡単な対処法で、ご紹介していきますので、浮き癖のある前髪が気になる人は、そちらも参考にしてみてください。
前髪が浮く時の簡単な対処法
上記では、前髪が浮く原因をいくつかに分けてご紹介させていただきましたが、前髪が浮く原因が判明しても、浮いてしまった前髪を直す方法が分からないと、対処することができないでしょう。
そこで、ここでは前髪が浮くときにおすすめな、簡単な対処法をご紹介させていただきますので、忙しい朝などに前髪が浮くときは、こちらの対処法を活用してみてください。
前髪だけ濡らして乾かす
忙しい朝に前髪が浮くときには、時間をかけずに簡単にできる、正しいドライヤーの使い方で、浮いてしまった前髪を直していきましょう。
浮く前髪を直すときには、水とドライヤーだけと、特別なものを用意しなくても行えます。まず、前髪全体を根元の部分から、しっかりと水で濡らしていきましょう。イメージとしては、入浴後のタオルドライ後の濡れ具合がベストです。
濡らすことができましたら、ドライヤーを使って浮く前髪を、しっかりと乾かしていきましょう。正しい乾かし方のポイントは、前髪全体を左右交互に流しながら乾かしていくことです。
前髪を乾かすときには、分け目から分けて乾かしてしまいがちですが、こちらの対処法を活用して乾かしていくことで、浮いた前髪を簡単に直すことができるだけではなく、前髪が浮きやすい髪質の人でも、浮く前髪の予防になるのでおすすめです。
ストレートアイロンで矯正
浮き癖のある前髪を、しっかりとストレートでキープしたい人は、ストレートアイロンを使って、矯正させながら直していく対処法がおすすめです。
ストレートアイロンを使った前髪の直し方は、まずはじめに前髪を水などで濡らしていき、ドライヤーの正しい使い方で前髪を乾かしていきます。乾かすことができましたら、前髪を上部と下部に分けていき、上部はクリップなどで留めておきましょう。
残した下部部分をブラシで梳いていきますが、梳く際には髪の下側にブラシを入れ、ドライヤーの弱風を当てながら、ゆっくりと毛先に向かって梳いていきます。ある程度クセがなくなり真っすぐな毛質に整いますが、仕上げにストレートアイロンでしっかりと矯正させましょう。
上記の工程を、クリップで留めていた上部部分の前髪にも施すことで、浮く前髪をしっかりとストレートにすることができますので、クセ毛の人にもおすすめです。
ピンで前髪に癖づけ
お風呂上がりで髪を乾かすときや、前髪が浮くときにおすすめの対処法では、何かをしながらでも浮き癖のある前髪を直せる、簡単な対処法はいかがでしょうか。
こちらの対処法では、ドライヤーと髪に跡が付かないヘアクリップを使いますので、用意してから活用してください。まずはじめに、前髪を手で押さえながら、おでこにピタッとくっつけていき、この状態で数秒間ドライヤーの熱風を前髪に当てていきます。
熱風を当てた後に、ドライヤーを冷風に切り替え、おでこに前髪をピタッと当てた状態で、上記と同じように数秒間、冷風の当てていきましょう。
前髪の熱を冷風で取ることができましたら、仕上げに前髪の根元にヘアクリップを留めていきましょう。そうすることで、何かをしている間にも、前髪が真っすぐの状態を自然とキープしてくれますので、忙しい朝の浮く前髪の対処法としてもおすすめです。
前髪が浮くのを防ぐ予防策
多くの女性が悩む浮いてしまう前髪は、上記の対処法を活用することで、簡単に直すことができますが、まずは前髪が浮かないように予防したいとは感じませんか?
そんな浮き癖のある前髪の予防策を知りたい人は、おすすめの予防策をご紹介させていただきますので、日頃のライフスタイルに取り入れるようにしてみましょう。
カットの仕方
前髪が浮きやすい人は、美容院などでのカットの際に、しっかりと「浮きやすい」ことを事前に伝えてからカットしてもらいましょう。
上記でもご紹介したように、前髪が浮きやすい人は、前髪の生え癖と分け目があっていないことが原因である場合がありますので、カットの仕方を変えてもらうことで、浮きやすい前髪を予防することができるかもしれません。
また浮きやすい髪質の人は、前髪の長さにも原因がある場合がありますので、前髪が浮きにくくなるような長さをキープすることで、簡単に予防ができるかもしれません。
スタイリングの仕方
浮きやすい前髪の人は、前髪に浮き癖がある可能性がありますので、予防策であるカットの仕方を取り入れるだけではなく、スタイリングにも気を使ってみましょう。
予防策となるスタイリングの方法は、前髪の浮き癖を直す対処法などを活用して、前髪を自然な毛流れにしてから、スタイリングをするのがおすすめです。
前髪の状態を整えずにスタイリングをしてしまいますと、浮き癖がより目立ってしまうこともありますので、毛流れを自然な形にしてあげることが大切です。自然な毛流れに直してからスタイリングをすると、なりたい前髪の形をキープできますので、前髪崩れの予防にもなります。
寝る前に髪をしっかり乾かす
浮き癖のある前髪の予防策では、寝る前にしっかりと髪を乾かすこともあげられます。上記でも、髪を濡れたまま過ごし、自然乾燥をすることは、前髪が浮いてしまうだけではなく、髪を傷める原因ともなります。
そのため、浮き癖のある前髪を真っすぐにキープしたいのであれば、お風呂上りには正しいドライヤーの使い方で、しっかりと髪を乾かして予防するようにしましょう。
前髪が浮く人におすすめの前髪スタイル
前髪が浮く原因から、対処法・予防策に分けて、浮く前髪との付き合い方を、さまざまな視点でご紹介させていただきましたが、どんなに予防策をしていても、前髪が浮いてしまうこともあるでしょう。
予防策や対処法を活用していても、なぜか前髪が浮いてしまうようなら、浮き癖のある前髪を活かして、おしゃれにスタイリングしてみるのはいかがでしょうか?ここでは、前髪が浮く人におすすめな前髪スタイルを、ご紹介していきますので、浮く前髪が気になる人は参考にしてみてください。
重めの前髪
前髪の浮き癖が強い人は、せっかく前髪を真っすぐに整えても、長時間のキープが難しく、時間が経つと浮き癖が戻ってきてしまうことがあります。
そのような前髪の強い浮き癖が気になる人は、前髪を重めにしてあげることで、難しいスタイリングをしなくても、簡単に浮き癖をカバーすることができるのでおすすめです。
重めの前髪では、下に押す重力がかかりやすくなりますので、浮いてこようとする癖を、重さで予防することができます。毛先は毛流れに合わせて流してあげることで、重さのある前髪をナチュラルな雰囲気に仕上げることができるでしょう。
癖を活かして流し前髪
浮いてしまった前髪を、対処法などを活用して直していくと、生え癖に合わせて前髪が左右に分かれてしまうことがあります。そんなときには、生え癖に逆らうのではなく、あえて前髪の生え癖を活かして、流しバングにするのもおすすめです。
生え癖に逆らい前髪をキープしようとすると、前髪が浮きやすくなってしまいますが、生え癖を活かしてスタイリングをしてあげると、簡単に自然な流しバングにすることができますので、自分の生え癖を活かしておしゃれに仕上げてみましょう。
生え癖を活かして前髪をスタイリングする際には、前髪の分け目をクセに合わせてあげるだけではなく、毛先のクセに合わせて全体をアレンジしてあげると、よりおしゃれなヘアスタイルへと仕上げることができます。
前髪のクセが浮き癖だけではなく、毛先がサイドに流れるようなクセの人は、髪全体の毛先を外ハネアレンジで外に流すように整えてあげると、前髪のクセ感とマッチして、こなれ感のあるヘアスタイルでおすすめです。
濡れ感を出したシースルーバング
浮きやすい前髪が気になるけど、大人っぽいぬけ感のあるヘアスタイルを楽しみたい人は、浮き癖のある前髪を薄くカットしてもらい、シースルーバングにしてみるのはいかがでしょうか。
シースルーバングは、程よい透け感が魅力とされており、大人っぽい雰囲気を演出してくれます。スタイリングの際には、ぬけ感をプラスするように、髪質をウェットに仕上げてあげましょう。
あえて浮かせるかきあげ風の前髪
前髪が浮くことが多い人は、前髪の浮き癖をあえて活かして、人気のかき上げバングに仕上げてみるのもおすすめです。かき上げバングは、どんな髪の長さの人でも合わせやすいので、大人女子に人気のボブヘアと合わせるのであれば、上品に見えるきれいめなヘアスタイルに仕上げてみましょう。
重たげに印象になりやすいボブヘアでは、毛先を外ハネアレンジにしていくだけで、軽やかな雰囲気に仕上げることができますので、全体のフォルムを軽い印象に仕上げながら、前髪は根元から浮くようにしていき、片側は耳かけにしてあげると、上品な雰囲気に見せることができます。
前髪が浮いてしまうと目立ちやすいセンターパートの人にも、人気のかき上げバングはおすすめです。センターパートで浮き癖のある人は、分け目からパックリと割れ目が目立つようなクセの人が多いため、せっかく前髪を対処法などで直しても、時間が経つと戻ってしまう傾向があります。
そのため、浮き癖に逆らいながら直した前髪をキープするのではなく、浮いてしまった前髪を活かして、かき上げバングに仕上げてあげる方が、自然な前髪スタイルをキープすることができるでしょう。
浮く原因を把握してキレイに前髪をキープしよう!
思い通りにならない浮き癖のある前髪は、おすすめの対処法で手軽に直してあげたり、予防策で浮かないようにすることも重要ですが、あえて浮き癖を活かしたスタイリングも、とっても簡単に取り入れることができますので、自分に合った方法で、浮き癖のある前髪でおしゃれを楽しんでみましょう。