スナップボタンの付け方講座!初心者にもできる簡単な縫い方や手順を紹介! 

スナップボタンの付け方講座!初心者にもできる簡単な縫い方や手順を紹介! 

スナップボタンは生活の中で、洋服や小物・日用品など数多く使われています。スナップボタンが取れた時、縫い方の手順は知っていますか?誰でも1度は付けたことがあるスナップボタンですが、初心者にも簡単な付け方・手順を紹介致します。付け方を覚えて活用してみましょう。

記事の目次

  1. 1.初心者でもできるスナップボタンの付け方を紹介!
  2. 2.スナップボタンってどんなボタン?
  3. 3.スナップボタンの基本の付け方
  4. 4.スナップボタンの付け方のポイント
  5. 5.糸を使わないスナップボタンの付け方
  6. 6.正しいスナップボタンの付け方を覚えよう!

初心者でもできるスナップボタンの付け方を紹介!

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普段何気なく着ている洋服や、バッグなどの小物にスナップボタンが付いています。ボタンホールを通すボタンは比較的印象に残りますが、スナップボタンは無意識で留めていることが多いです。スナップボタンは影に隠れた印象ですが、あらゆるところで活躍しています。

スナップボタンが付いている服は、シニア用のパジャマやベビー服・子供服、ナイロン製の雨具やジャンバー、伸縮性のあるニット製品、デザイン的にボタンを見せたくないシャツやブラウス等、数え切れない多さです。そこで付け方を忘れがちなスナップボタンの、縫い方や付け方・手順を紹介致します。

スナップボタンってどんなボタン?

スナップボタンとは凹凸で一組のボタンのことで、押し合わせて留めるタイプです。留める際にパチンと音がすることから、英語でスナップという動詞から名づけられました。円形の小さな留め金具で別な呼び名では、ホックとも呼ばれています。

スナップボタンは、もともとは金具で作られてきていますが、現在では金具の他に、プラスチックや樹脂などでも作られています。プラスチック製品の強度はそれほどなく、安全性を重視したタイプで、薄い布やベビー製品、介護製品に多く使われています。

パーツが2つあるボタン

スナップボタンは、突起のある金具とくぼみのある金具の2つのパーツが、1セットで組み合わされています。針と糸を使って縫い付けていくタイプや、パーツを挟んでかみ合わせていくタイプなどがあります。金属製やプラスチック製、デザイン的におしゃれな、くるみボタンタイプがあります。

突起のあるパーツとくぼみのあるパーツは、それぞれ洋服につけるときは、どちらにつけるのかが基本的に決まっています。重なりがずれない位置につけることに気をつければ、初心者でも簡単に取り付けられます。

洋服の他カバンにもよく使われる

スナップボタンは、手芸全般で使われていて、洋服の他にはカバンやリュック、子供用品、ベビー用品などにもつけられています。カバンではトートバッグや園児バッグの口を簡易に留めるために良く使われ、ボタンホールの着脱が出来ない子供でも、簡単に留めたり開けたりができます。

バッグに使うスナップボタンは、取り付ける布地の厚さによってサイズを変えて、厚手の布地には小さすぎない物をしっかりと固定し、薄地の物には、小さめのタイプをつけましょう。スナップボタンの利点は、サイズが豊富で色の種類も多く、用途に合わせて選べ、破損しても交換が簡単です。

スナップボタンはアイデアを活かした小物作りが出来ます。スナップボタンの位置で、形が変わるバッグが作れ、大きなサイズから小さなサイズまで、スナップボタンの組み合わせで、便利なサイズチェンジができます。また風呂敷にスナップボタンをつけて、エコバッグになるアイデアグッズも作れます。

スナップボタンの基本の付け方

ここからはスナップボタンの付け方を見ていきましょう。小学校や中学校で基本的な針と糸の使い方は習っていても、裁縫道具を持っていない人が多くいます。スナップボタンの付け方は、スナップボタンに開いている穴を使い、布地に針と糸で縫い付けていきます。

スナップボタンを取り付けるために必要な道具や、基本の付け方を紹介します。家庭にあるもので間に合いますが、もし裁縫道具がない場合は、コンビニや100均で手に入るので、この機会に揃えて、初心者の方もスナップボタンの縫い方をマスターしてみましょう。

必要なもの

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スナップボタンの基本的な付け方で必要な道具を揃えます。縫い針・糸・はさみがあれば縫うことが出来ますが、マチ針があるとスナップボタンを固定できるので、慣れないうちにはマチ針を使って、スナップボタンが動かないようにしてから縫っていきましょう。

縫い付ける糸は、木綿糸・ナイロン糸・絹糸などがあります。縫い付けたい素材によって同じものを使うと、柔らかさや強度が同じでスムーズにつけられます。糸の色もつけたい布地の色に合わせ、目立たない様おしゃれに仕上げましょう。

付け方・縫い方の手順

それではスナップボタンの付け方・縫い方の手順を見ていきましょう。用意したスナップボタンをつける場所は、基本的に突起のある方を上側の布に付け、くぼみのある方を下側の布に縫い付けます。縫い方の手順は、はじめに突起のあるスナップボタンをつけていきます。

玉結びにした糸をつけたい場所にひとすくいし、スナップボタンをあてます。スナップボタンがすべって、動くのが気になる様なら、マチ針を真ん中の穴に挿し固定しておきましょう。指でスナップボタンを抑えながら、穴の一つに布をすくった糸を通していきます。

ゆっくり糸を引いていくと糸に輪が出来るので、後ろから糸を通ししっかりくぐらせて引き締めます。同じ穴に3~4回糸を縫い付け、全ての穴を同じように縫い付けていきます。最後の玉結びは穴の横で作り、ひとすくいしてから糸を切ります。くぼみのあるスナップボタンも同様に付けましょう。

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ふとした時にぽろんっと取れてしまう服のボタン。学校でボタンの付け方を習ったのに覚えていないという人必見です。今回は、ボタンの簡単な付け方をご紹介していきます。忘れてしまった裁縫のおさらいから、各種ボタンの付け方までまとめてみました。

スナップボタンの付け方のポイント

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スナップボタンを付ける時、ちょっとしたコツがあります。スナップボタンの付け方のポイントになりますが、その手順をおさえて、綺麗で上手なスナップボタンの付け方をマスターしましょう。スナップボタンを付けるときには、縫い糸は1本取りにします。

1本取りは、小さい物を縫うときや、外に縫い目をあまり見せたくない時に使います。ゼッケンを付けたり、まつり縫いをするときなども、1本取りで縫い付けていきます。スナップボタンを付ける布が薄く柔らかい場合は、1本取りで充分間に合います。

ひと針ずつ糸を巻き付けて固定する

スナップボタンの付け方のポイントは、一針づつ糸を巻き付けて固定していきます。縫い方の手順はスナップボタンの縫い穴に、布を下からすくって上に針を出し、糸を引いていくと糸に輪が出来ます。この輪に針を下から上に針をすくって引き締めます。

この一手間でスナップボタンはしっかり固定され、金具と糸がずれることなく締まって取り付けられます。この結びがなくただ縫うだけでは、スナップボタンの開け閉めで、糸がだんだん緩んできます。そうなると、糸の緩みによって糸からスナップボタンが取れることに繋がります。

スナップボタンの付け方で、一針づつ糸を巻き付けた手順で縫うと、綺麗でしっかりした取り付けが出来ます。巻き付けた結び目が、スナップボタンの縁に美しく並び、玉結びも見えず、細部まで綺麗な仕上がりです。

この付け方が出来ると、スナップボタンは簡単には生地から取れません。初心者の方には一針づつ糸を巻き付けるのが、少し面倒かも知れません。手順通りにゆっくり縫っていき、基本の縫い方をマスターしましょう。

裏生地がついた衣類は表に糸を出さない

スナップボタンの付け方のポイントで、裏生地が付いた衣類は表地に糸を出さない付け方をします。基本の付け方をマスターしたら、次は初心者でも出来る、裏生地にのみスナップボタンを縫い、表地には縫い目を見せない方法です。

ポケットなどにも使われ、一見してはスナップが見えないので、隠れたスナップを取り付けることになります。この場合はくぼんだスナップは通常の付け方ですが、突起のあるスナップボタンは、裏地にあたる生地のみ、一重の布をすくいながら縫っていきます。

針を深く刺しすぎずにすくうテクニックで、針の先を使って縫う位置を確かめてから糸を引き抜いていきましょう。表地をしっかり持たずに浮かせるのもポイントです。基本の付け方から次のステップへ進んだ、スナップボタンの付け方です。

薄い生地には小さ目のスナップボタンを選ぶ

スナップボタンの付け方のポイントは、生地の厚さとボタンの大きさは、薄い生地ほど小さめのスナップボタンを選ぶことです。薄い生地は強度がなく大きなスナップを付けると、開け閉めしていると生地が破れてしまう事があります。

薄い生地は布に強度がないので、必要以上の力が加わると破れてしまいます。特にスナップと生地を縫い付ける糸の部分に付加がかかり、破れる原因となります。その為薄い生地には小さめのスナップボタンを付けて、力加減を調節しましょう。

スナップボタンの大きさは、5mm~30mmを超えるものまであり、布地や生地の種類に合わせて選ぶ事が出来ます。スェードの大きなくるみボタンは、コートなどにつけておしゃれを楽しむことが出来き、スナップボタンは小さいサイズから幅広く使われています。

小さいスナップボタンの縫い方は、糸の太さも布の種類によって選びます。細い針に糸をつけ、必ず1本取りで縫いましょう。基本の縫い方の一針づつ糸を巻き付けて固定しながら縫っていくと、しっかり縫い付けることが出来ます。

布の種類はガーゼや裏地、破けやすい薄い布地は、糸の太さや針の太さに注意して、同じ素材や強度のものを選びましょう。また、糸をきつく縫いすぎて、引きつらないような縫い方で取り付けましょう。初心者によくある失敗は、糸をきつく引っ張りすぎて、引きつった仕上がりになってしまうことです。

糸を使わないスナップボタンの付け方

それでは次に、糸を使わないスナップボタンについてご紹介していきます。プラスチックや樹脂で出来たプラスナップやワンタッチスナップ、100均で売っているワンタッチホック、打ち具を使ったスナップボタンなど、様々な種類があり、付けたい布地の種類や、デザイン性も重視したタイプもあります。

ナイロン製の生地・革製品は縫い付けることが難しく、針目や糸が破れの原因になります。また、帆布やデニム生地は厚手のタイプが多く、針で縫い付けるのが困難です。そういったタイプ別の布にスナップボタンを付けるときに、糸を使わないスナップボタンを付けます。

打ち具を使用して付けるカシメボタン

打ち具を使用して付けるカシメボタンは、打ち具がセットになって売っている物や、薄い素材に使う為の手ではめて使うタイプなどがあります。カシメタイプのマグネット式のスナップボタンなども、小物を作るときにデザイン性のある便利な物です。

カシメボタンは、専用の打ち具が必要な場合は、ほとんどは一緒に売られて、初心者でも簡単に取り付けられます。片手で使えるハンディープレスタイプの打ち具も手軽で便利です。打ち具を使って取り付けるスナップボタンは、生地に穴を開けるので、シルク等柔らかい素材には不向きです。

打ち具を使用して付けるカシメボタンは、基本的なアイテムとして4種類のパーツから成り立っています。ヘッド部分のキャップとソケットになっているバネで上布を固定し、ゲンコとホゾと呼ばれるパーツを下布に付けます。1枚の布を上下の金具で挟み取り付けていく方法です。

しっかりとしたスナップボタンを取り付ける時のカシメボタンは、打ち具で打ち付けてしっかり固定します。カシメボタンの大きさは大小様々あり、洋服の飾りボタンとしてデザイン性の高いタイプもあります。使う布地によって選べて初心者にも簡単に扱えます。

カシメボタンの代表的なものとして、ジーンズのボタンに使われています。この場合はボタンホールを使っての留め方で、通常はくぼみのあるスナップボタンを取り付ける下側の布に、カシメボタンを付けています。

付け方は打ち具を使ってしっかり叩いて固定します。その場合、木槌などで叩きますが、叩く土台となるものが必要です。カシメボタンのタイプによって、必要な打ち具を用意し、スナップボタンの取り付けの、バリエーションを楽しみましょう。

アメリカンホックの付け方・手順

アメリカンホックの付け方・手順は、アメリカンホックのアイテムとして、打ち具・ボタン(キャップ)・バネのセット、ゲンコ・ツメのセットを用意します。必ず下地になる硬い敷物の上に当て布をして準備します。ホックを付けたい布の上下に印を付けます。

ボタンとバネのセットを準備し、ボタンのツメが布から出るように打ち具でしっかりおさえます。ツメにバネを乗せ打ち具で固定し、木槌や金槌で垂直に叩きます。同様にゲンコとツメのセットで下布をはさみ、打ち付けます。打ち付ける力はアメリカンホックの金具の強さで加減しましょう。

100均で買えるスナップボタン特集!ダイソー・セリアの人気商品や付け方も紹介のイメージ
100均で買えるスナップボタン特集!ダイソー・セリアの人気商品や付け方も紹介
100均ダイソーやセリア、キャンドゥでは様々な種類のスナップボタンが販売されていることを知っている方は意外と少ないのではなでしょうか。そこで今回は、100均ダイソー・セリア・キャンドゥで買えるスナップボタンを紹介し、更に付け方についてもご紹介していきます。

正しいスナップボタンの付け方を覚えよう!

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スナップボタンの基本的な付け方は、コツをつかむと初心者にも簡単に出来ます。針に糸をつける長さは、はじめは長すぎない様に気をつけると、糸が絡まらずスムーズな手順で縫っていくことが出来ます。スナップボタンの大きさに合わせた針を使うのも、初心者には大事な点です。

スナップボタンの種類は、針と糸で縫うタイプ以外に、打ち具を使って取り付けるタイプがあります。いろいろなスナップボタンを、それぞれ正しい方法で付けてみましょう。スナップボタンを取り替えるだけで、洋服や小物のリメイクが出来て、楽しさが広がります。

Sasaki vivien
ライター

Sasaki vivien

美容・食・健康関連の仕事をしています。 食と心と美容・ライフスタイルに関する記事など、 生活に役立つ執筆をしていきたいと思っています。 料理を作って皆様が喜ぶのを、幸せに感じています。 ワーケーションの受入れを始めました。

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