だらしない体の特徴
「だらしない体」という言葉を耳にしたり目にしたりすることがありますが、「だらしない体」と言われる体には特徴がいくつかあります。その特徴に当てはまる時に「だらしない体」だと言われてしまいますが、「だらしない体」の特徴は意外にたくさんあり、自分はあてはまっていないと思っていてもあてはまっている場合もあります。
世界的に健康志向が高まっている昨今、「だらしない体」と言われるということはそれに逆行していると言えますので、「だらしない体」の特徴にあてはまることはあまり良くないことだと言えます。
それでは「だらしない体」と言われる体にはどのような特徴があるのかをご紹介していきましょう。
お腹が出ている
「だらしない体」の特徴の一つ目は、お腹が出ているということです。よほどゆったりとした服でも着ていない限り、お腹が出ているのは隠すことができません。妊娠しているわけでもないのにお腹がぽっこりと出ている人は、「だらしない体」だということになってしまいます。
お腹が出ているのは脂肪である場合もありますが、便秘が原因である場合もあります。ですが原因がどうであれ、お腹が出ていると「だらしない体」の特徴の一つにあてはまってしまいます。
胸が垂れている
「だらしない体」の特徴の二つ目は、胸が垂れているということです。女性の胸が垂れるのは加齢が原因であることが大半ですが、まだ若いのに胸が垂れているという人も時折見かけられます。こういった人はダイエットが原因で胸が垂れているという場合もありますが、加齢以外で胸が垂れていると「だらしない体」だと言われてしまいます。
ウエストがない
「だらしない体」の特徴の三つ目は、ウエストがないということです。日本人の女性は元々着物を着る文化があったため、ウエストがない方が美しく着物が着られると言われてきました。そのため、日本女性は欧米の女性などに比べるとメリハリのない体の人が多かったのですが、昨今では欧米人並みにスタイルの良い人も増えてきました。
少しでもウエストを細くしたいと努力する人も多いですが、ウエストがない人も少なくありません。ウエストがない人は努力をしていないように見られるため、「だらしない体」だと言われてしまうということです。
下半身が太い
「だらしない体」の特徴の四つ目は、下半身が太いということです。日本女性は昔から下半身が太りやすい傾向にありますが、下半身が太い人は昨今では「だらしない体」だと言われます。遺伝によって下半身が太い人も多いですが、冷え性が原因で下半身が太いという人も少なくありません。
一日の多くを座って食べて過ごすことが多いため、食べ過ぎと運動不足が原因で下半身が太くなる人もいますが、遺伝が原因であろうが冷え性が原因であろうが、下半身が太い人は「だらしない体」ということにされてしまいます。
姿勢が悪い
「だらしない体」の特徴の五つ目は、姿勢が悪いということです。普段から正しい姿勢を保とうと努力している人は、そもそも「だらしない体」にはなりません。正しい姿勢をキープしていると背筋が伸びて筋肉がつきますので、「だらしない体」にはならないということです。
逆に背筋を伸ばそうとせず悪い姿勢でいる人は、必要な筋肉がつかないどころか筋肉が衰えますので、どんどん「だらしない体」になっていく傾向にあります。元々太ったりしていなくても、姿勢が悪いと「だらしない体」になることもあるということです。
清潔感がない
「だらしない体」の特徴の六つ目は、清潔感がないということです。清潔感がないというより、正しくは「清潔感が感じられない」ということでしょう。ちゃんと清潔にしていても、「だらしない体」はやたら汗をかくので見ているだけで暑苦しいという場合もあり、この大量の汗も清潔感がないと思われてしまう原因になっています。
老けて見える
「だらしない体」の特徴の七つ目は、老けて見えるということです。太っている人は顔の肌がぱんと張っているため若く見える場合もありますが、まだ若い女性が太っているといった場合には、逆に老けて見えることが多いです。若い女性が着るようなデザインの服のサイズが合わず、おばさんくさい服を着ているため老けて見えることもあります。
おしゃれができない
「だらしない体」の特徴の八つ目は、おしゃれができないということです。先にご紹介した「老けて見える」の所でも少し触れましたが、太ってしまうと若い女性向けのデザインの服が入らなくなってしまうことがあります。そのため、おしゃれで若い女性に人気のブランドの服などが着られなくなり、おしゃれができなくなるということです。
若い女性向けのおしゃれなブランドの服の多くはサイズ展開が少ない傾向にあります。Mが基本でLがあってもそれより大きいサイズはない場合が多いため、「だらしない体」の人はおしゃれをしたくてもおしゃれができないということになります。
だらしない体になりがちな人の性格
「だらしない体」の特徴についてご紹介しましたので、次は「だらしない体」になりがちな人の性格についてご紹介します。「だらしない体」にはさまざまな特徴がありますが、性格が原因で「だらしない体」になる場合も結構あります。遺伝的なものが原因である場合もありますが、性格が原因になっていることもあるということです。
「だらしない体」は生活習慣が原因になっていることもありますが、それらにはその人の仕事などの事情だけではなく性格も大きくかかわってきます。「だらしない体」は性格によって作られることもあるということです。
どんな人が「だらしない体」になりやすいのか、「だらしない体」になりがちな人の性格についてご紹介しましょう。
自分に甘い
「だらしない体」になりがちな人の性格の一つ目は、自分に甘い性格です。「生活習慣などを改善しなければ太ってしまう」と思っていても、「まあいいや」「明日からやればいいや」などと自分を甘やかしてしまう性格の人が「だらしない体」になりがちです。また「お腹がすいてるんだから仕方ない」などと考えるのも、自分に甘い性格です。
その他にも「運動しようと思ったけど時間もないし疲れてるから仕方ない」などというように、自分を甘やかす人もいます。「明日から」「仕方ない」などといった理由で努力を怠る、自分に甘い性格の人が「だらしない体」になりがちだと言えます。
イライラしやすい
「だらしない体」になりがちな人の性格の二つ目は、イライラしやすい性格です。小さなことに対してもとにかくイライラしやすいという性格の人も時々いますが、そういう性格の人はストレスが溜まっていて、その解消のために暴飲暴食をしたりすることがあります。イライラの解消のためにやたら食べたり飲んだりする人は「だらしない体」になりがちです。
また、イライラしやすい性格の人はちょっとしたことですぐに投げ出してしまう傾向にあるので、ダイエットもストレッチなどの体操も長続きしません。自分の思う通りに行かないとすぐにイライラするような性格の人も、「だらしない体」になることがあると言えます。
誘惑に弱い
「だらしない体」になりがちな人の性格の三つ目は、誘惑に弱い性格です。ダイエットを決心して大好きな甘い物を我慢すると決めたのに、おいしそうなケーキなどが並んでいる店頭に立つとその良い匂いなどの誘惑に負けて「少しぐらいなら」とつい買って食べてしまうような人は「だらしない体」になりやすいです。
今度こそダイエットを成功させようと強い気持ちを持っても、会社の同僚などに「新しくできたレストランの料理すごくおいしいから帰りに行こうよ」などと誘われてしまうと断れず行ってしまうような人も、「だらしない体」になりやすい、誘惑に弱い性格だと言えます。
飽きっぽい
「だらしない体」になりがちな人の性格の四つ目は、飽きっぽい性格です。飽きっぽい性格の人は、せっかくダイエットを決心して生活習慣の改善を心がけたりストレッチなどの運動をしても、すぐに飽きてしまって放り出してしまいます。何をやっても長続きしない飽きっぽい性格の人は、「だらしない体」になりがちな人だと言えます。
飽きっぽい性格の人はダイエットなどを決心する強い気持ちはありますが、それが長続きしません。生活習慣の改善を決心しても、すぐに元の生活に戻ってしまいます。そのため飽きっぽい人は「だらしない体」になってしまうということです。
ルーズ
「だらしない体」になりがちな人の性格の五つ目は、ルーズな性格です。ルーズな性格の人はとにかく何もかもいい加減なので、生活習慣の改善など思いつきもしません。ルーズな性格の人は運動も嫌いだということも多く、座ってスナック菓子などを食べているのが幸せだという人もいるため「だらしない体」になりがちです。
ルーズな性格の人は時間などにもルーズですが、自分自身に対してもルーズで、「まあ何とかなる」という考え方です。そのためダイエットなど考えることもなく、気がつけば「だらしない体」になっていることがありますが、それさえ気にしない場合も多いです。
だらしない体になる原因
「だらしない体」になりがちな人の性格についてご紹介しましたので、次は「だらしない体」になる原因についてご紹介します。「だらしない体」になる原因は「だらしない体」になりがちな人の性格にもつながっています。それでは「だらしない体」になる原因についてご紹介しましょう。
運動不足
「だらしない体」になる原因の一つ目は、運動不足です。毎日仕事や家事などで忙しくて運動不足だという人もいますが、時間があっても面倒くさいからと運動をしない人もいます。デスクワークをしている人は特に運動不足になる傾向にありますので、「だらしない体」になる可能性があります。
食べ過ぎ
「だらしない体」になる原因の二つ目は、食べ過ぎです。美味しい物はたくさん食べたいというのは当然の欲求ですが、それが度重なるといつの間にか「だらしない体」になってしまいます。元々痩せていた人でも、食べ過ぎを繰り返すうちに「だらしない体」になることもあります。
意識が低い
「だらしない体」になる原因の三つ目は、意識が低いということです。「だらしない体」にならないよう気をつけている人はとても意識が高いですが、「だらしない体」になる人は意識が低く自分に甘い傾向にあります。自分をより良くしようという意識が低いことが「だらしない体」になる原因の一つです。
生活習慣が悪い
「だらしない体」になる原因の四つ目は、生活習慣が悪いことです。炭水化物や脂肪ばかりの外食中心の食生活や、運動不足などの悪い生活習慣が「だらしない体」になる原因になります。また、夜更かしして夜食を食べたりするのも「だらしない体」になる悪い生活習慣です。
だらしない体を引き締める生活習慣
「だらしない体」になる原因についてご紹介しましたので、次は「だらしない体」を引き締める生活習慣についてご紹介します。性格的に「だらしない体」になりがちな人にとっては、「だらしない体」を引き締める生活習慣など知っても無駄になりますが、これから「だらしない体」になりたくないという人には役に立つでしょう。
仕事や家事などで多忙だと生活習慣を改善することはなかなか難しいですが、ほんのちょっとしたことでも続けていけば「だらしない体」を引き締めるのに役立ちます。「だらしない体」を引き締める生活習慣についてご紹介しましょう。
日常生活で体をマメに動かす
「だらしない体」を引き締める生活習慣の一つ目は、日常生活で体をマメに動かすことです。仕事に行って帰って家事をするというような忙しい生活をしている人でも、日常生活で体をマメに動かすことは可能です。仕事場で書類などを持って移動する時に爪先立ちをして歩いたり、家で掃除機をかける時に爪先立ちをするなど、簡単な方法もあります。
家の中を歩く時も姿勢を正してしゃきしゃき歩いたり、買い物に行く時にも姿勢を正して早歩きをするなど、ほんの少し生活習慣を改善するだけでも「だらしない体」を引き締めることができます。とにかく体をマメに動かすことが大切です。
バランスの良い食事を心がける
「だらしない体」を引き締める生活習慣の二つ目は、バランスの良い食事を心がけることです。一人暮らしをしていてコンビニ弁当ばかり食べているような人もいるでしょう。ですがこういった食事はバランスが悪く、「だらしない体」の原因になりますので、バランスの良い食事に切り替えて食生活を改善しなければなりません。
生活習慣の改善には、バランスの良い食事を心がけるということもとても大切ですので、「だらしない体」を引き締めたいなら食生活を改善しましょう。
ながら食べを止める
「だらしない体」を引き締める生活習慣の三つ目は、ながら食べを止めることです。テレビを見ながらご飯を食べたりテレビを見ながらお菓子を食べたりする人は多いですが、実はこれは良くない生活習慣です。テレビなどを見ながら食べ物を食べると、食べることに集中していないので食べた実感がありません。
また、ながら食べをすると食べ物をいい加減に噛んで胃に送ってしまうので、食べるスピードが速くなり満腹感が脳に到達するのが遅くなってしまいます。その結果大食いをしてしまい「だらしない体」になる人も多いため、食べ方の改善が必要です。
人から見られることを意識する
「だらしない体」を引き締める生活習慣の四つ目は、人から見られることを意識することです。芸能人などは人から見られる仕事なので、それを意識することによって「だらしない体」になることがないと言われています。芸能人ではなくても、通りすがりの人に見られることもあるという意識を持つと「だらしない体」を引き締める効果があります。
誰も自分を見ていない時にも、誰かに見られていると意識して背筋を伸ばしたり腹筋に力を入れて引っ込めたりするように生活習慣を改善していくと、少しずつ「だらしない体」を引き締めることができます。
だらしない体を引き締めるおすすめ方法
「だらしない体」を引き締める生活習慣についてご紹介しましたので、次は「だらしない体」を引き締めるおすすめの方法についてご紹介します。「だらしない体」になりたくなくても、日々の生活の忙しさの中、気がつけば「だらしない体」になってしまうという人もいます。
「だらしない体」になってしまったけれど絶対に何とかしたいという強い意志があるなら、「だらしない体」を引き締めることは充分可能です。「だらしない体」を引き締めるおすすめの方法をいくつかご紹介しましょう。
ダイエット
「だらしない体」を引き締めるおすすめの方法の一つ目は、ダイエットです。ダイエットというと食べるものだけではなく運動もしなければならないイメージがありますが、実はダイエットとは「食餌療法」のことですので、食生活を改善するだけでも「だらしない体」を引き締めることは可能です。
単に摂取カロリーを減らすだけでもダイエットにはなりますが、「だらしない体」を引き締めるには何かの栄養素を断ったりするようなダイエット方法が効果的でおすすめです。それでは「だらしない体」を引き締めるおすすめのダイエットをご紹介しましょう。
グルテンフリーダイエット
「だらしない体」を引き締めるためにおすすめのダイエット方法の一つ目は、グルテンフリーダイエットです。グルテンというものは小麦に含まれるたんぱく質で、これを食べると脳に刺激が与えられて、食べることをやめられなくなってしまいます。そのため、このグルテンを含む食品を食べないようにすると過食が防げます。
パンやうどんやパスタなど、小麦を含む食品を一切食べないようにすると「だらしない体」を引き締めることができますのでおすすめです。
低インシュリンダイエット
「だらしない体」を引き締めるためにおすすめのダイエット方法の二つ目は、低インシュリンダイエットです。インシュリンというのは食事の後血液の中に入った糖分をエネルギーに変える働きがありますが、それと同時に余分に取り込んだ糖分を脂肪細胞に運んでしまう働きもあります。そのため過剰な糖分が脂肪となって蓄積されるということです。
インシュリンはご飯やパンやじゃがいもなどの炭水化物に含まれていますので、これらの食品を食べないようにすることによって脂肪の蓄積を抑えることができ「だらしない体」を引き締めることができます。
高タンパク低脂肪ダイエット
「だらしない体」を引き締めるためにおすすめのダイエット方法の三つ目は、高タンパク低脂肪ダイエットです。ボディビルダーはプロテインを飲んだりしてタンパク質を多く摂取していますが、そのように高タンパクで低脂肪の食品を主食にするのが高タンパク低脂肪ダイエットです。
筋肉の量が少ないと脂肪の燃焼量も少なくなりますので、鶏のササミなどを主食にして筋肉の量を増やし、脂肪の燃焼量を上げることによって、「だらしない体」を引き締めることができます。
エクササイズ
「だらしない体」を引き締めるおすすめの方法の二つ目は、エクササイズです。ダイエットも「だらしない体」を引き締めるのには有効ですが、エクササイズもとても有効な方法になります。それでは、「だらしない体」を引き締めるエクササイズについていくつかご紹介しましょう。
インナーマッスルをつける
「だらしない体」を引き締めるエクササイズの一つ目は、インナーマッスルをつけることです。体の奥深くにあるインナーマッスルを鍛えることによって、「だらしない体」を引き締めることができます。腕立て伏せや腹筋などのエクササイズは、手軽にインナーマッスルを鍛えることが出来ますのでおすすめです。
ストレッチ
「だらしない体」を引き締めるエクササイズの二つ目は、ストレッチです。姿勢が悪い人などは体の関節や筋肉が凝り固まっている場合が多く、そのため「だらしない体」になりがちです。体のあちこちをしっかりと伸ばす簡単なストレッチも、「だらしない体」を引き締めるエクササイズとして効果的です。
ながら運動
「だらしない体」を引き締めるエクササイズの三つ目は、ながら運動です。テレビを見ながら爪先立ちしてはかかとを落とす「かかと落とし」などは、姿勢をよくするだけではなく筋肉をつけることもできますので、「だらしない体」を引き締めるエクササイズとして手軽にできる、おすすめのながら運動です。
だらしない体を徹底的に改善する
「だらしない体」を引き締めるおすすめの方法をご紹介しましたが、それでもどうしても納得のいくように引き締められないという場合もあります。そういった時には一度徹底的に「だらしない体」を改善する必要があります。「だらしない体」を徹底的に改善するにはどうすれば良いのかをご紹介しましょう。
プロに任せる
「だらしない体」を徹底的に改善するには、やはりプロに任せることが一番です。ジムなどに行って体のどこを引き締めたいかなどをプロのインストラクターに伝えると、それに合った鍛え方を教えてもらうことができます。ジムに行くとお金はかかりますが、その分効果は出ますので、ジムなどに行って相談してみることもおすすめです。
だらしない体を改善して健康的に!
「だらしない体」の特徴や原因、「だらしない体」を引き締める生活習慣などについてご紹介してきましたが如何だったでしょうか。「だらしない体」は「不健康な体」にもつながりますので、生活習慣を改善したりエクササイズをしたりして、「だらしない体」を改善して健康的に毎日を過ごしましょう。