ロングへのインナーカラーでおしゃれを楽しもう!
ロングヘアは、どうしてもヘアスタイルやアレンジが特定の形で決まってしまって、なかなか新しいタイルにチャレンジすることが難しかったりしがちです。ヘアカラーも、全体を染めてしまうには勇気が必要ですし、なかなか難しいです。
そこで、比較的簡単に挑戦ができて、色々なヘアアレンジにも発展させることができる、インナーカラーの人気が高まりを見せています。オフィスでも学校でもあらゆる場所で対応できるインナーカラーはまさにトレンドファッションなのです。
ロングに似合うインナーカラーの人気色
それでは、インナーカラーの中でもロングヘアーに似合うインナーカラーというのは一体どういうものがあるのでしょうか。 ヘアアレンジも考えながらロングヘアに最も似合うインナーカラーの人気職をご紹介します。
それぞれのシチュエーションや場面に応じた最適なインナーカラーのアレンジについて、一つ一つ紹介しているので、是非参考にしてください。
下記に紹介していないカラーリングでも、あなたのキャラクターに合ったものならそれはそれで構いません。ヘアアレンジに最適なインナーカラーのサンプルとしてご覧いただければ幸いです。
透明感のあるグレー
インナーカラーの中でも、オフィスのような黒髪をベースとしたカラーリングが必要になってくるロングヘアに人気のカラーが「グレー」系統のインナーカラーです。ベストな黒髪との近似色なので、あまり目立つことがないというメリットが人気の理由です。
決して派手な色ではないので、インナーカラーでロングヘアのおしゃれを楽しんでいるという満足感を手軽に得ることができます。入門カラーとしては最適と言えるでしょう。
甘い雰囲気のベージュ
ほんの少しカラーリングが入っているロングヘアの方には、インナーカラーとしてこちらもオフィスで通用しやすいカラーリングの「ベージュ」が人気のおすすめカラーです。 元々の髪色の近似色ですので、こちらもそれほどインナーカラーとして目立ちにくいカラーです。
軽やかな雰囲気の中に甘く優しい、ともすれば蠱惑的なイメージを沸き立たせてくれるベージュは、女の子らしく優しい雰囲気を印象づけてくれる人気のインナーカラーです。
カジュアルな緑
少し挑戦的なカラーリングとしては、インナーカラーにグリーンを取り入れてみると良いでしょう。黒髪でも少し茶色がかった髪色でもほんの少し入れるグリーンカラーはとてもなじみが良いインナーカラーとして人気です。
髪の毛全てを緑色に染めてしまうハードルの高さにく比べれば、インナーカラーで少しずつ自分に似合う髪色なのかどうかを試せるというメリットは、まさにインナーカラーならではと言えます。
ストリート感を出すイエロー
より刺激的なカラーリングを楽しみたいのであれば、激しく目を引く「イエロー」というインナーからはいかがでしょうか。ストリート感溢れるイエローは、周りの誰かとは一味違った印象を与えることでしょう。
また、ブリーチでは表現できないイエロー感が、一過性ではないおしゃれを印象をつけてくれることもまたポイントのひとつです。
ガーリーな雰囲気のピンク
インナーカラーの定番ともいえるカラーリングの中でも、特に人気の高いのがガーリーで可愛い印象の「ピンク」です。インナーカラーのなかでももっとも印象深いカラーリングで、おしゃれさの代表格と言えるのではないでしょうか。
メイクのチークとあわせて全体をより華やかで可愛らしい、お人形さんのような雰囲気を与えてくれるピンクのインナーカラーは、ロングでもショートでもしっかりと柔らかな甘さを印象付けてくれる人気のカラーです。
クールな印象のブルー
驚くほどの透明感が魅力のインナーカラーで、オフィス勤めの大人の女性から、大人びたスクールガールにも人気のカラーが、ロングヘアにブルーの組み合わせです。クールで落ち着いた印象を与えてくれるブルーのカラーリングは、黒髪との相性も抜群です。
インナーカラーでさりげなく混ざりあうブルーの透き通るような髪質が、あなたのロングヘアをより魅力的な雰囲気へと導いてくれることでしょう。あまり大きく印象を変えることなくカラーを楽しめることもメリットの一つです。
ロングのインナーカラーヘアアレンジ
ロングヘアでするインナーカラーから効果的に魅力を引き出すヘアアレンジを、定番のヘアスタイルからアレンジを加えたちょっと変わったヘアスタイルの中から、簡単にできて真似しやすく、かわいいヘアスタイルをまとめてご紹介します。
ハーフアップ
インナーカラーを思いっきり見せてその色合いの違いをアピールできるアレンジとして、ロングアレンジの定番としてもっともよく選ばれるヘアスタイルがハーフアップです。ロングのヘアスタイルはその長さを活かしたアレンジが大切です。
長さがあるぶん、髪の毛をアップにすることでインナーカラーがはっきりと表に現れます。どんなに美しい色合いも、見せ方次第では残念な結果につながりかねませんが、ハーフアップならそんな心配もありません。
編み込み
こちらもロングヘアの定番アレンジではありますが、インナーカラーの色合いがあなたのロングヘアに加わることで、今までにない新鮮さを与えてくれるようになります。編み込まれたインナーカラーが少しずつ見える様が、さりげないお洒落を演出しています。
お団子
カラーも楽しみたければ、アレンジもしっかり楽しみたいあなたには「お団子ヘア」が最適です。とっても手軽でしかも簡単にアレンジできてしまうお団子なら、インナーカラーの見せ方にもこだわれます。お団子の形にもアレンジを加えてみてもいいでしょう。
ねじり
編み込み三つ編みよりも簡単ですが、手軽におしゃれなロングのヘアースタイルを演出するのであれば、ねじりを加えたヘアスタイルは最適です。少し凝った髪型のアクセントとしてもアレンジのテクニックとして使えるところもポイントと言えます。
三つ編み
ロングのヘアアレンジの中でも、三つ編みを使ったヘアアレンジはインナーカラーが多数のレイヤーで構成されているような場合、とてもよく映えるヘアアレンジです。特に襟足などの場所に入れている方には、インナーカラーがよりよく映えることでしょう。
くるりんぱ
くるくると巻くだけの簡単ヘアアレンジとして、くるりんぱはロングヘアの方のごくごく普通のヘアアレンジとしても人気ですが、インナーカラーでおしゃれに彩られた髪の毛が、簡素なくるりんぱをゴージャスなヘアスタイルへとアレンジしてくれます。
ロングでインナーカラーを入れる場所
ロングの人がインナーカラーを入れるならどんな場所がおしゃれでしょうか。そんなロングの人向けのおしゃれなインナーカラーを入れる場所について少しまとめています。ロングのあなたがインナーカラーを入れる際の参考にしてください。
髪をかき上げた内側
インナーカラーの定番の場所は、ロングの人でも問題なく素敵でおしゃれなカラーリングとして見栄えてくれます。髪の内側の場所にひとつだけのレイヤーで入れたり、複数のレイヤーで入れるなど、好みやカラーリングに合わせて色々な入れ方があります。
耳の後ろ
髪をかきあげた時にちらりと見えるお洒落が人気の場所、耳の後ろです。インナーカラーを入れる場所では、こちらも人気の場所になります。アクセントとしても、ベースカラーにとても近しい色合いを入れてアクセントを付けるなど、さりげないカラーリングが魅力の場所です。
ロングでインナーカラーがバレない方法【オフィスOK】
インナーカラーをロングヘアで楽しむにあたって注意したいことは、オフィスなどのバレて困ってしまうようなカラーリングを入れていた場合、ロングヘアは目立ちやすくバレやすいということです。そこで、インナーカラーロングヘアーで楽しむ時に注意しておきたい、オフィスなどでバレにくいテクニックをご紹介します。
目立たない色や細く入れる
ロングヘアではどうしてもインナーカラーが風でなびいたりすることによってしっかりと見えてしまいがちです。そこで、ベースカラーに合わせたあなたの髪が黒髪なら、アッシュカラーや、アッシュグレーなどの目立ちにくい色合いでカラーを選ぶことです。
またインナーカラーをメッシュ状に細く入れることによって、少々派手な色合いでもうまくごまかすことができるようになります。場所をうまく分散させたり、入れる場所そのものにも注意することでよりバレにくいようにカバーができます。
オフィスでもバレにくいカラー【ラベンダー】
オフィスでもOKなおすすめカラー、一つ目は「ラベンダー」です。冒頭でおすすめしたグレーを除けば、暗めでさりげなく入れるインナーカラーとしては定番カラーの一つといえます。上品でてらいのないカラーリングですので、どの年齢層でも嫌味なくマッチします。
神秘的な印象を与えてくれるラベンダーカラーは、ロングの長い髪がもつ印象的なシルエットをより際立たせてくれるので、他人とは少しだけ違う自分を演出したい人にもぴったりです。
オフィスでもバレにくいカラー【ブルー】
二つ目のオフィスでバレにくい、おすすめのインナーカラーは「ブルー」です。こちらもより深い色合いのネイビーブルーなどがよりオフィスに向いているカラーリングです。どのような色でもそうですが、明るい色だとかえって目立ってしまいます。
そこで、なるべく明度の低い色のものをしっかりと入れることで、少しだけ違う自分の色というものをインナーカラーで表現することができるようになります。カラーリングの印象については前もって美容師さんと相談するようにしておきましょう。
あなたのオフィスがどの程度までの明るさを許容しているのかも伝えることで、オーダーの内容とあなたの希望が食い違っていることを防ぐことができます。
オフィスでもバレにくいカラー【カーキ】
最後のおすすめ、オフィスで使えるインナーカラーは「カーキ」です。ブラウンとグリーンが程よく混じり合ったようなアースカラーの「カーキ」は、比較的簡単に取り入れ安いカラーリングの一つです。
オフィスでのインナーカラーにオススメできる理由として、色合いが室内では特に黒髪に近い質感になるので、ぱっと見ではそうそう分からないところがオフィスにお勧めできる理由となっています。
分かる人には分かるカラーリングとして、ちょっとした自分だけのためのおしゃれとしても「カーキ」のインナーカラーは入門用として最適です。
ロングにセルフでインナーカラーを入れるコツ
続いては、「セルフでインナーカラーを入れてみたい」、「美容院は高いからセルフでどうしても行ってみたい」といった時に、どのようにすれば上手にセルフインナーカラーをあなた自身が入れることができるのかについてのコツを紹介します。
ブロッキングはジグザグ
普通のセルフヘアカラーでは特に何も考えずに、髪全体をブリーチしてからヘアカラー剤を髪に色が馴染むまでつけておくだけで事足りますが、インナーカラーをしようと思うならば、色を入れる場所と入れない場所を分ける「ブロッキング」を行う必要があります。
ブロッキンには、ヘアクリップなどを使ってセルフインナーカラーを入れたい場所とそうでない場所分けますが、髪の毛の色の入り具合をうまく調整するためにはブロッキングをしている髪の根元がジグザグになるようにとりましょう。
根元から2~3cmあける
ブロッキングができたら、続いてはブリーチ剤を乗って行きます。ブリーチ剤は必ず毛根ぎりぎりまで塗るのではなく、ブロッキングした部分から大体2センチから3センチ程度の場所に離して塗りましょう。
ブリーチ剤やカラー剤を場所に塗る時には、手が荒れてしまうことを防ぐためにゴム手袋をしましょう。ブリーチ剤が綺麗に塗れているかどうかの確認は合わせ鏡などを使って確認します。
根元を指でぼかしをいれる
カラー剤を塗り始める、いわゆる根元の部分については、指をうまく使ってぼかしを入れるイメージでカラー剤を塗っていきましょう。よりなじみが良くなり、うまくグラデーション効果が働くので、セルフインナーカラーをより上手に高い完成度を目指せます。
染まり具合のチェック
どのぐらい染まっているのかをチェックしておかなければ、中途半端なセルフカラーリングで希望通りの色合いがうまく乗らないときがあります。セルフカラーリングは、色の入り具合や場所などについてもしっかりと確認しておかなければなりません。
もしも、セルフインナーカラーリングの色合いが物足りない状態であれば、もう少し時間をことでよりしっかりとした発色状態まで待つことも大事なことです。
ロングでインナーカラーを楽しもう!
ロングヘアのインナーカラーのあれこれについて説明して参りました。セルフでインナーカラーを楽しむためのコツや、注意事項についても説明していますが、セルフでカラーリングを楽しむ場合は、できるだけしっかりと確認しておくことがポイントです。
ロングヘアは毛量が多くなってしまうので、ちょっとだけ入れるつもりがなかなかしっかり入ってしまうこともあります。ゴール地点をしっかりと考えた上で、インナーカラーを最大限に楽しんでください。