カレーにおすすめの基本の隠し味
カレーに隠し味を入れるとプロのような仕上がりになります。家庭にあるようなもので隠し味になるので、ご家庭でカレーを作る時に試してみて下さい。基本的なカレーの隠し味をご紹介していきましょう。
にんにく、ソース、ショウガなどカレーの隠し味としてよく使われる基本の隠し味の使い方についてからご説明していきます。また、今回は、カレーの隠し味として甘味を出す隠し味、コクを出す隠し味、マイルドにする隠し味、辛みを出す隠し味をご紹介していきます。
カレーといっても隠し味次第で色々な味を楽しむことができるのです。また、カレーの隠し味になる飲み物もあります。カレーの隠し味としてちょっと驚くような飲み物になっているので最後まで読んでみて下さい。
カレーの隠し味としてどこのご家庭でも少し余っている調味料や飲み物で十分です。使うに使えない調味料や飲み物でカレーを美味しくできるのです。
カレーの味を決める隠し味について知り、プロのような味のカレーにしていきましょう。それでは、カレーにおすすめの基本の隠し味からご説明していきます。
にんにくの使い方
カレーの隠し味としてにんにくを入れる時は、チューブのにんにくで大丈夫です。にんにくチューブを使う場合は、小さじ1を隠し味として入れて下さい。にんいくの分量は、カレールー1箱に対して1片でいいでしょう。
お肉を炒める時に入れるのであればみじん切りにしたにんにくを入れて下さい。煮込む時ににんにくを入れるのであれば、形が残ってしまうのですりおろしたにんにくの方がおすすめです。基本的なカレーの隠し味になります。
基本のカレーの隠し味としてにんにくは、他の基本の隠し味のケッチャップやショウガ、ソースという基本の隠し味と一緒に入れるようにしましょう。にんにくをカレーの隠し味に入れる人はなんと3人に1人の人が入れる隠し味として人気になっています。
カレーにパンチのある味にしてくれるので、にんにくを隠し味に使う人が多くなっているのです。男性にもにんにくを隠し味に使ったカレーは人気の味です。本場のインドのカレーでもにんにくはカレーに用いられています。
みじん切りにするよりもカレーとの混ざり具合がいいのはすりおろしのにんにくです。にんにくの香りがカレーによくマッチしてくれます。
もちろん炒める時から隠し味として入れるのであれば、みじん切りでも大丈夫です。タイミングをみてにんにくはみじん切りかすりおろしか考えるようにしましょう。
ソースの使い方
にんにくと共にカレーの基本の隠し味としてソースがあります。カレーの隠し味に使うソースの種類はいろいろあります。中濃ソース、ウスターソース、とんかつソース、お好み焼きソースといったソースがカレーの隠し味に使えます。
ソースは色々な種類があるのですが、どのソースをカレーの隠し味にするかは気分で決めて下さい。1種類から2種類のソースを選ぶとカレーの隠し味としてかなり美味しく仕上げてくれます。ソースには、元々果物や野菜、調味料が絶妙に配合されています。
ソースをカレーに入れるだけでもかなり美味しくなるので、ソースはカレーの隠し味におすすめです。もしも美味しくないカレーになってしまったら、ウスターソースをかけるとかなり助かります。
昭和の頃は、ウスターソースをカレーにかけるのが一般的でした。洋食といえばウスターソースという考えがあったためにウイスターソースをカレーにかけていたそうです。
ショウガの使い方
にんにくやソースと共にカレーの隠し味として使えるのがショウガです。ショウガもにんにくと同じようにチューブのショウガでいいです。
カレールウを入れて完全に溶かしてから10分程度煮込み、最後にチューブのショウガを入れて下さい。本場のインドでもショウガをカレーに入れています。是非お試し下さい。
ケチャップの使い方
にんにく、ショウガ、ソースと共にカレーの隠し味としてケチャップも使える隠し味です。ケチャップを隠し味に使うことで、さっぱりとした味にすることができます。
また、カレーの辛さを和らげてくれる効果も期待できるので少し辛くなってしまったカレーにケチャップを入れてみましょう。ケチャップは、旨味やコクを出してくれるので隠し味として万能です。
ケチャップをカレーの隠し味にする場合は、カレールー1箱に小さじ1から2杯程度でいいでしょう。味見をしてみて足りないようなら小さじ1ずつ足してみましょう。ケチャップの風味を残したい場合は、ルーが溶けた時に完成した時に隠し味として入れましょう。
煮込んでいないのでケチャップの風味が残ったカレーにすることができます。風味を残したくない方は、具財と炒める時に入れましょう。ケッチャップは弱火でじっくり煮込む時に酸味が富んで旨味とコクがでてきます。
入れ過ぎると、カレーではなくなってしまうので注意しましょう。また、ケチャップを焦がしてしまうと甘みが消えてしまいます。ケチャップを入れる時は火を止めて余熱で調理するといいでしょう。
カレーに甘みを出す隠し味
それでは、カレーの甘みをもう少し足したい時におすすめの隠し味をご紹介していきましょう。ハチミツやチョコといった甘味の強い隠し味を入れることによって甘みを出すことができます。
注意点もあるので、カレーの甘みを出したい時に試してみて下さい。カレーに甘みを出すためのチョコとハチミツの入れ方にはちょっとしたポイントがあります。
ハチミツ・チョコなどの甘味を出す食材を入れる
カレーに甘みを足す隠し味としてインドではチャツネという野菜や果物を使ったフルーツのペーストを使います。スーパーでもあまり見かけない調味料でもあります。わざわざ取り寄せるのもカレーのためには控えたいところではあります。
そういったときには、ハチミツやチョコが甘さがプラスされるのでおすすめです。板チョコがあれば1から2かけ入れてみましょう。甘みとコクがプラスされてマイルドになります。チョコやハチミツを入れてみて下さい。カレーがグッとレベルアップすることでしょう。
入れすぎるとくどいカレーになることに注意
カレーの隠し味としてハチミツやチョコを使う場合は、チョコやハチミツを入れすぎると、チョコやハチミツの甘さが目立ってしまう可能性が。くどい味のカレーになってしまうのでチョコやハチミツの入れすぎには注意しましょう。
ハチミツには、翌日のカレーを柔らかくしてくれる役割もあります。スパイシーさもプラスしてくれるのでおすすめの隠し味となります。ハチミツの酵素がとろみのことである小麦粉の成分を分解してくれるので翌日のカレーを柔らかくしてくれるのです。
カレールウを入れる前にハチミツを入れるようにするといいでしょう。75度以上で十分に煮込むと美味しいカレーになります。また、ハチミツには、固いお肉を柔らかくしてくれる効果もあります。またビタミンもハチミツのは豊富に含まれているので疲労回復にも役立ちます。
カレーにも疲労回復効果があるので隠し味でハチミツを使うことでより効果は発揮されるでしょう。とろみを残したいカレーの場合は、煮込んでいる間にハチミツを入れるようにしましょう。
逆にサラサラなカレーにするのであれば火を止めてからカレーの粗熱をとった状態で小さじ1くらい入れるようにして下さい。ちなみに1歳未満の赤ちゃんにはハチミツは隠し味として使わないように気をつけましょう。
チョコをカレーの隠し味にする場合は、チョコの入れすぎは十分注意しまましょう。カレーにチョコを入れた直後は、チョコに含まれるカカオの香りが充満します。「果たしてチョコを隠し味にしてよかったのか?」とチョコを使ったことに不安を感じてしまうかも知れません。
ですがご安心下さい。すぐにチョコのカカオの香りは気にならなくなります。冷蔵庫に1かけ残っているチョコを入れてみて下さい。チョコの深みがコクを作り出してくれてカレーを作る時は必ずチョコを入れたくなること間違いありません。
カレーにコクを出す隠し味
カレーにコクがあるとまさにプロの味になります。コクを出すのにおすすめの隠し味をご紹介していきましょう。コクを出すカレーの隠し味として味噌やめんつゆを使うのがスタンダードになっています。味噌やめんつゆをカレーの隠し味にする場合の注意点やポイントをご紹介していきましょう。
味噌・めんつゆなどがスタンダード
カレーを美味しくさせる1番のポイントはコクがあるかないかにかかっています。カレーはたくさんの種類の肉や魚、野菜の出汁が出てカレーは美味しくなるのです。カレーのコクを出してくれる各誌味は、味噌とめんつゆです。他にも焼肉のたれもおすすめです。
味噌と焼肉のたれをプラスして隠し味にしてみましょう。カレーの味に深みが出てより美味しいカレーにすることができます。味噌の分量はカレールウ1箱に対して味噌は大さじ1程度入れましょう。
味噌を入れるタイミングは、カレールウを入れて10分ほど煮込んだ後に味噌を入れるようにしましょう。特に白味噌を入れると、バターや生クリームを入れたような濃厚なコクとまろやかさとプラスしてくれます。
また、赤味噌もおすすめです。赤味噌を使う場合は、濃口(薄口)しょうゆ10グラムと赤味噌2グラムをダマが出来ないようにしっかりと混ぜ合わせれば出来上がりです。カレーが出来上がる直前に混ぜ合わせるようにして下さい。
赤味噌は、いつものカレーをより旨味を増して、カレーの味も確かな深みを出してくれます。赤味噌が苦手という方でも美味しくカレーの隠し味に使うことで赤味噌の美味しさに気が付いたという人も。赤味噌を使ったカレーの隠し味。
味噌は発酵食品として健康にも効果があるといわれています。日本人にとって味噌は大変深い関係にもあるのです。味噌をカレーの隠し味として是非試してみて下さい。
コクを出す調味料は入れすぎると塩辛いことに注意
シーフードカレーにする場合、塩辛やウスターソースを隠し味に使うととても美味しくなります。しかし、この場合は、入れ過ぎると塩辛いカレーになってしまいます。少量ずつでも、色々な種類をいっぱい入れてしまうと味が濃くなってしまうのです。
塩辛やウイスターソース、めんつゆ、味噌から2つから3つの種類を選んで隠し味として使ってみましょう。足りないようであれば味見をしながら追加していくと塩辛くなるのを防いでくれます。最初にたくさん入れてしまうと修正が出来なくなるので注意して下さい。
シーフードカレーには塩辛がおすすめ
シーフードカレーにコクを出したい場合は、塩辛がおすすめです。イカの塩辛は、魚介の旨味が出ています。魚介の旨味が凝縮されているともいえるでしょう。
この塩辛を隠し味にするとシーフードカレーがより美味しくできあがります。イカの塩辛の分量は大さじ2くらいをカレールウと一緒に煮込むだけ。是非お試し下さい。
カレーをマイルドにする隠し味
カレーをマイルドに仕上げたい時の隠し味は、ヨーグルトや牛乳といった乳製品を使うことでいつものカレーがよりマイルドに仕上がります。カレーをマイルドにすると、お店で食べるカレーのような味になって家族がびっくりしてしまうでしょう。
ヨーグルト・牛乳などの乳製品でマイルドになる
カレーをよりマイルドな味にしたい場合の隠し味として、ヨーグルト、牛乳、豆乳、バター、生クリーム、クリームチーズ、ピーナッツバターがおすすめです。ヨーグルトや牛乳といった乳製品を隠し味として使えば、さっぱりとしたまろやかなカレーにしてくれます。
チキンカレーを作る場合、チキンをヨーグルトに漬けておくと柔らかくしてくれる効果があります。バターはお肉を炒める時に油の代わりに使っても風味が出て美味しくなります。ヨーグルトもバターもない場合は、牛乳を少し加えてみましょう。
マイルドに仕上げてくれます。スパイシーなカレーならマイルドになって食べやすくなるのでおすすめ。ピーナッツバターは、コクもあるマイルドな隠し味になっています。
カレーの味に深みを出す隠し味
家庭でカレーを作ると深みが足りないと感じたことがないでしょうか。深みのあるカレーにするためには隠し味は重要です。コーヒーやココアといったカカオ系を隠し味につかうことによって深みのあるカレーにすることができます。
コーヒー・ココアなどカカオ系は深みが出る
カレーの味に深みを出したい場合におすすめの隠し味は、ココアやインスタントコーヒー、ワインとなります。カレーは1晩寝かせたカレーが美味しいです。これは味に深みが出ているためです。
1日目のカレーであってもこの深みを出したい場合は、ココアやインスタントコーヒーがおすすめです。少し追加するだけでも、カレーのコクをアップしてくれる効果があります。カレーの味にも幅が広げてくれるでしょう。
ココアを隠し味として使う場合は、ココアがだまになってしまうことがないように、少しのお湯でココアを溶かしてから加えるようにして下さい。少し入れただけでも、十分深みがでます。インスタントコーヒーもカレーに深みを出してくれる隠し味になってくれます。
インスタントコーヒーを入れる場合は苦味が出てしまうのでコーヒーの入れすぎには注意しましょう。子供用にインスタントコーヒーを入れると食べにくくなってしまうので、大人の分と分けてコーヒーを入れる分とコーヒーを入れない分を作ってもいいでしょう。
大人の分にインスタントコーヒーを入れてみて下さい。インスタントコーヒーを程度に入れるとローストされたコーヒーの香りが簡単に出て味に深みを出してくれます。コーヒーを隠し味にすることで、大人味のカレーにしてくれます。
コーヒーを入れ過ぎると苦味がきつくなってしまうこともあります。あくまでも隠し味程度にしてコーヒーを入れ過ぎないようにしましょう。コーヒーを隠し味に入れる時は味見をしながら少しずつコーヒーを入れるようにして下さい。
また、ワインもフルーティな味に仕上げてくれます。アルコールをしっかり飛ばすようにしっかりと煮込むようにして下さい。よって、カレーに深みを出してくれる隠し味にコーヒーやココア、ワインがあります。コーヒーは分量が多くなると苦くなるので注意して入れるようにして下さい。
カレーに辛みを出す隠し味
カレーを食べるなら辛いカレーが大好き!という方もいるでしょう。カレーの辛みを出す隠し味として、おすすめの隠し味をご紹介していきます。辛くて刺激の強いカレーになるので、辛い隠し味にする場合は、ちょい足しにしておきましょう。
辛い隠し味は後でちょい足しがおすすめ
カレーに辛味を出す隠し味として鷹の爪、一味唐辛子、タバスコ、豆板醤を隠し味に使ってみましょう。カレールウの辛さでは物足りない方におすすめの辛味を足す隠し味となります。鷹の爪は、カレールウを煮込む時に入れて一緒に煮込みましょう。
辛さがかなりありますので、辛いのが好きな方におすすめです。一味唐辛子も一緒に入れてもいいでしょう。辛さのみを追加したいのであれば一味唐辛子と鷹の爪のセットがおすすめです。辛さにプラスしたい場合は、タバストや豆板醤もおすすめします。
タバスコをカレーの隠し味に入れると、酸味を追加することができるので、スパイシーな味のカレーのしてくれます。豆板醤は、お味噌と同じような使い方ができます。カレールウを入れて煮込んだ後に最後に味噌と同じように入れましょう。
子供には刺激的過ぎるので、あまりおすすめできません。大人用と子供用別に作る方法があります。子供用には入れずに、大人用に豆板醤を入れてみて下さい。一煮立ちさせれば出来上がりです。
豆板醤とタバスコは、隠し味にと思って入れ過ぎてしまうと酸味や風味が強すぎる場合があるので注意が必要です。辛味を足すのであれば、なるべく鷹の爪や一味唐辛子を隠し味にするのがおすすめです。
タバスコと豆板醤は隠し味くらいに使うようにしましょう。隠し味の分量は、小さじ1から2程度で十分です。カレールウ1パックに対して小さじ1から2入れるようにしましょう。
特に、砂糖、味噌、塩辛、タバスコ、ココア、コーヒーは淹れすぎに注意して欲しい調味料となります。色々欲張って入れすぎてもケンカし合ってしまうので1から3種類を隠し味として使ってみることをおすすめ。味見をしながら味を決めていきましょう。
カレーの隠し味になる飲み物
実は、ワインやビールなどのアルコールはカレーの隠し味にピッタリの飲み物なのです。また、カルピスは、家に少しだけ残ってしまってはいないでしょうか。実はカルピスもカレーの隠し味として使うことができるのです。それぞれのカレーの隠し味としての使い方をご紹介していきましょう。
ワイン・ビールなどのアルコール
実は、カレーの隠し味になる飲み物もあるのです。普段何気なく飲んでいる飲み物がカレーの隠し味になるとは驚きでしょう。その中でワインやビールといった飲み物もカレーの隠し味になります。特に赤ワインは、カレーの酸味とコクをアップしてくれる隠し味に。
肉を煮込む際にカレールウを入れる直前に入れるとカレーがより美味しくなります。また、あまり高いワインにする必要はありません。安物のワインで十分カレーの隠し味として美味しくしてくれます。
また、ワインとカレーの隠し味に使うととてもフルーティな仕上がりにすることができるのです。ワインのアルコールがしっかりと飛ぶように、ワインを加えてからしっかりと煮込むことがポイントとなります。
ワインを入れる場合は、カレーの1箱分作るのであれば、小さじ1から2程度入れましょう。ワインは、それ以上入れても大丈夫ですが、水分量の40パーセント入れてしまうと多くなってしまいます。
赤ワインでカレーの隠し味にして水分の量の40パーセントを入れた方のカレーは赤くなっていて、まるでハヤシライスのような見た目になっていました。また、ビールをカレーの隠し味にする場合は、1箱に対して200ミリリットルくらいは使っても大丈夫です。
ビールはよく飲み残してしまうことはないでしょうか。飲み残しで十分なので、余ったビールがあれば試してみて下さい。ビールを入れるタイミングは、水を入れるタイミングです。水はビールに合わせて少ない分量にして下さい。
ビールでお肉を漬け込んでおくとお肉を柔らかくしてくれる効果があるのです。安いお肉であっても上品な味がするのが不思議。子供達にはあまり好評ではないようなので、大人分と子供分とに分けてビールを入れるか入れないか作り分けしてもいいでしょう。
翌日のカレーの味もビールを隠し味としていれた独特な味わいは残されて美味しく食べれるのでおすすめです。ビールを隠し味として使う場合は、ビールの入れすぎに注意しましょう。ビールを入れ過ぎると、苦味が強く出てしまうことになります。
肉を漬け込むのに50ミリリットル、煮込むのに150ミリリットル、仕上げに50ミリリットルと分けて使うのであればこれ以上使うのはおすすめできません。スパイシーでお肉を柔らかく、深みのあるカレーにしたい方はおすすめです。
カルピス
カレーの隠し味にカルピスも使うことができます。カレーの味をまろやかにして、少し辛さを抑える効果もあります。カルピスをカレーの隠し味に使う場合は、カルピスの原液を入れるようにして下さい。
カルピスを入れると、カレーに深い味わいにすることができ、ご飯なしでもいい感じになります。実は、カルピスの製造元の社員食堂にはメニューにカルピスカレーがあるということです。カルピスをカレーの隠し味にする場合の使い方の例をご紹介しましょう。
なんとこのレシピはカルピスの製造元のサイトで見つけた作り方なのです。作り方はカレールウを入れて煮込んだ後の仕上げに入れるといいとのこと。
カルピスを隠し味として使う場合は、100ミリリットル使いましょう。水の分量は800ミリリットルでカレールウは1箱の分量です。ほのかに甘酸っぱいカルピスの味がしてインドの本格カレーにすることができます。
カレーの隠し味の分量
カレーの隠し味の分量はそれぞれ小さじ1から2程度で大丈夫です。これはカレールウ1箱に対しての分量となります。カレールウを半分使用する場合は、隠し味も半分の分量にして下さい。
1つの隠し味を入れ過ぎてしまうと、一気にその味になってしまうことがるので分量は注意して入れるようにしましょう。
特に、砂糖、味噌、塩辛、タバスコ、ココア、コーヒーは入れ過ぎ注意の隠し味になっているのでカレーの隠し味に使う場合は、注意して入れるようにして下さい。
たくさんの隠し味をご紹介してきましたが、隠し味として使う場合は、1から3種類選んで使ってみましょう。色々入れてしまうと失敗の原因です。1つ入れてみて辛味が欲しい場合は、辛味を足す隠し味を入れるという感じで様子を見て決めていきましょう。
カレーの隠し味を入れるタイミング
カレーの隠し味を入れるタイミングは絶対にこのタイミングで!という決まりはありません。今回ご紹介した隠し味を入れるタイミングは、1つの例として思っていてください。
一般的には、カレールウを入れて完全に溶けた状態から煮込んでその後に隠し味を入れるのが一般的になっています。隠し味で味が濃くなってしまうことがあるので、最初にカレールウの分量を少なく入れるというテクニックもあります。
カレールウの1かけ分を残すイメージです。そして、隠し味を入れて味見をしてカレーの風味が足りない場合は、残ったカレールウを追加するというやり方もあるので参考にしてみて下さい。
そして、カレールウは2種類混ぜて使うのも美味しいカレーの作り方になります。2種類のカレールウを使うことで味に深みを増してくれます。
カレーはいくつもの隠し味を組み合わせるのがおすすめ!
カレーの隠し味について詳しくご紹介してきました。カレーの隠し味の基本の隠し味は、にんにく、ソース、ショウガ、ケチャップになっています。
この4種類の隠し味を組み合わせてカレーに入れてみて下さい。深みのあるお店で味わうようなカレーにすることができるでしょう。また、甘みを出したり、コクを出したり、マイルドにしたり、深みを出したり、辛みを出したりする隠し味もご紹介してきました。
どれも、お好みでカレーの隠し味に使ってみましょう。ここで注意してもらいたいのが、分量です。基本的に小さじ1から2程度にしておきましょう。
物足りないのであれば、足していくという感じで隠し味にしていきます。あまりに一気に入れてしまうとカレーの味ではなくなってしまう危険性もあるので注意です。少し足して味見をして確かめてから使いましょう。
カレーの隠し味には、ビールやカルピスといった飲み物を使うこともできます。これも入れすぎは注意しないといけません。カレーを隠し味でより美味しく、プロの味に近づけていきましょう。ご家庭でも叶うプロの味をカレーで楽しんでいって下さい。