インドの物価はどのくらい?上昇率・平均相場・生活費など日本と徹底比較!

インドの物価はどのくらい?上昇率・平均相場・生活費など日本と徹底比較!

インドの物価はどれくらいなのでしょうか?インドの物価について上昇率や平均相場、生活費などを日本と徹底的に比較していきます。インドに住んでみたい方、インドに旅行してみたい方必見の内容です。インドの物価についてマスターしていきましょう。

記事の目次

  1. 1.インドの物価の上昇率
  2. 2.インドの生活費
  3. 3.インドの物価の傾向
  4. 4.インドで物価が高い地域・安い地域
  5. 5.インドの物価の平均相場・旅行のコツ
  6. 6.インドの物価はどこに住むかで大きく違う

インドの物価の上昇率

Photo bykantsmith

インドに日本から移り住む場合やインドの旅行に日本から行く場合、インドの物価について知っておく必要があります。今回は、インドの物価上昇率からインドの物価について紐解いていきましょう。

また、インドで実際に生活を考えている人にとって、インドの生活費は一体どれくらいかかるのか興味深い部分でもあるでしょう。インドの生活費についてもご紹介していきます。

Photo byFelixMittermeier

インドで生活した場合、光熱費や家賃、交通費から生活費まで詳しい生活費についてご紹介していきましょう。インドで生活するのであれば、必ずチェックしておいて下さい。そして、インドの物価の傾向についてもしっかりと確認して下さい。

インドの物価は、地域によってかなり違っています。自分が住む地域の物価がどれくらいなのか知っておけば日本での心積もりもできることでしょう。インドでは、特徴的な物価の傾向でもあるので、日本ではあまり考えられないような物価の傾向があります。

また、インドには物価が高い地域と安い地域がありそれぞれどこが、物価が高く、どこが物価が安いのかご紹介していきましょう。

Photo by4174332

自分のインドでの生活を想像しながら、物価の高めの地域に住むのか、物価が安い地域に住むのか考えてみて下さい。最後には、インドでの物価の平均相場や旅行のコツについてもレクチャーしていきます。

どれも日本からインドに行くのであれば頭に入れて置いて欲しい知識にもなっているので、必ず読んで頭に入れておきましょう。それでは、インドの物価の上昇率から詳しく解説していきます。インドに移住または旅行を考えている方必見です。

インドの物価は上昇していっている

Photo byyohoprashant

インドの通貨は、インドルピーが使われています。インドルピーは、Rs/INRという表記をいます。インドの国外での両替は禁止されていて、インド現地に入国した後で両替をすることになっています。

インドの現地の人達は、モールなどで映画をみたり、アイスクリームを食べたりしています。日本と同じようにショッピングしているのが印象的です。カードを使うと3パーセントの手数料が取られます。

一方で小規模の店も道のあらゆるところにでています。お花や季節の果物や野菜などや日用品やお土産物も手渡しで売るお店も多くなっています。

インドと日本の物価の比較

Photo byjpeter2

インドの料理屋さんに入るとたいていがターリーと呼ばれる定食になります。インドの南部では、バナナの皮に入っているターリーがでてきて、北部では金属のお皿に色々な食べ物が乗って出てきます。

値段は、250ルピーぐらいになっていて、日本円で375円ぐらいになります。物価は、日本と比べると安い印象です。屋台のチャイなどは1杯10ルピーになっていて日本円で15円くらいになります。かなりインドの方が物価が安いのがお分かりいただけたことでしょう。

Photo by やまある

揚げ物なども1個15ルピーになっていて日本円で22円くらいです。物価の安さは食料品でもわかります。他には、カレーとライス、チャパティのセットで150ルピーです。日本円で225円になります。

中級のレストランで食べると450ルピーになるので、日本円で675円となりこれでおなか一杯に食べることができるのでかなり物価は安いのがお分かりいただけることでしょう。上級のホテルでは高価なビールは300ルピーになっていて日本円で450円ほどになっています。

2019年は1ルピー約1.5円

Photo bygeralt

インドでは通貨1ルピーは2019年10月2月には、だいたい1.5円になっています。インドの街では両替のごまかしがあるので十分注意しておく必要があります。銀行のATMでキャッシングを行えば、ごまかしができないのでおすすめ。

また、札が大変傷んでいる状態の札が多くなっています。あまりに汚い札は、受け取ってもらえないこともあるので、十分確認する必要があるでしょう。もしもあまりにも汚い札があるのであれば窓口で交換してもらうと安心です。

インドの都市部では大型スーパーがたくさん開業しています。裕福なインドの人達は、スーパーを利用しています。ほとんどのインドの人達は小規模の食料品マーケットを利用しているのが一般的です。

Photo byDevanath

富裕層が住んでいるインドのGated communityでは、毎日のように野菜売りが訪れています。Gated communityとは、塀があって門番がいるような大きなマンションの敷地内ということです。

マンション内には、メガネ屋、病院、美容院、薬局など色々なお店があるので必要なものはそこでまかなうことができます。

インドの公用語は何語?使われている言語の数や歴史を徹底解説!のイメージ
インドの公用語は何語?使われている言語の数や歴史を徹底解説!
インドの公用語は何語か知っていますか?インドは公用語以外に使われている言語が30言語以上あります。今回は、インドの公用語を使っている人の割合や、なぜ言語が複数使われているのか歴史を探ってみましょう。また、どの言語を使って会話するのかも詳しく解説します。

インドの生活費

Photo byNawalescape

インドの物価について生活費について詳しく解説していきます。物価について食費、家賃、光熱費、通信費、交通費、日用品、交際費、家電の費用からインドの物価を詳しく見ていきましょう。インドの物価を実際の生活費から迫っていくことができます。

インドの食費

Photo bynataliaaggiato

インドの食費について詳しくご紹介していきましょう。インドのレストランはランクによっても値段には違いが大きくなります。高級レストランになると予算は5,000円くらいになっていて物価もかなり高くなり、日本と同じくらいになります。

一方、庶民向けの食堂では400円くらいで食べることができるので、物価はかなり安くなります。もっと安い屋台で1日の食事を済ませれば200円ほどの物価で済ますことができるのでかなり良心的です。ただ、衛生面には十分気をつけて下さい。

自炊するとさらに安くすることができます。マーケットの物価はかなり安くなっていて、大人数の場合は、キッチン付きのゲストハウスであれば利用することができるのでインド旅行にはおすすめです。

インドの家賃

フリー写真素材ぱくたそ

インドの生活費について家賃の相場をご紹介していきましょう。インドの家賃の相場は、治安がよくて日本人も住んでいるようなアパートメントを選んだ場合の相場は、30,000ルピーが相場になります。

日本円で48,000円が相場になっています。1BHK(1Bedroom、ホール、キッチン)のお部屋です。デリーやグルガオンといった都市部の家賃の相場は家賃も高くなります。

インドの光熱費

Photo by cotaro70s

インドの州や地域によっては基本料金が違っています。インドの水道や電気、ガス代の合計でだいたい10,000ルピーが相場です。電気の供給が不安定な地域は比較的電気代が高くなる相場になっています。

猛暑の時期がインドにはあります。北インドであれば4月から6月が猛暑の時期になります。連日40度を超えるのが当たり前になっています。比較的インドでは毎日クーラーをつけての生活になるためこの時期の電気代の相場は冬を比較して2倍くらい相場が高くなります。

インドでは、電気や水道の料金請求があまりにも高い場合があります。夏場などの時期的な要因がありますが、不当に請求されていることも比較的あるのがインドです。領収書は後々のトラブルを考えて保管しておくことをおすすめします。

インドの通信費

フリー写真素材ぱくたそ

インドの生活費として通信費も避けては通れない生活費でもあります。インドの通信費の相場は日本と比較して、かなり安い印象があります。

インドでも色々なプランが用意されていてWi-Fi 月額1,200ルピー前後(約1,900円)、携帯代(1日1GB×28日間・通話無料)月額350ルピー前後(約560円)でだいたい相場として1,500から2,000ルピーが相場になっています。

インドの交通費

フリー写真素材ぱくたそ

インドでの生活費として交通費は、給与に含まれるのが一般的です。企業から社用の車か交通費が支給されないのであれば自分で負担する必要があります。

インドの交通手段は、メトロやリキシャ、タクシーがあり、通勤では配車アプリも豊富です。10分80から120ルピーが相場になっています。休日に出かける場合はだいたい5,000ルピーが相場になっているので覚えておきましょう。

インドの日用品

Photo by june29

インドの日用品の物価も日本に比べて安い傾向があります。日用品は月額2,000ルピーで日本円で3,200円程度が相場になっています。インドでは日本と比べてトイレットペーパーやキッチンペーパーなどの紙製品が高い傾向にあります。

インドの交際費用など

Photo by hildgrim

インドの交際費は、だいたい15,000ルピーが相場になります。日本円では24,000円くらいになるでしょう。インドにせっかくいるのでヨガが人気になっています。語学やジムなどが人気のレッスンになっています。友人とのランチなどの相場は15,000ルピーが相場です。

インドの家電の費用

Photo by Tamago Moffle

インドの家電の費用は、冷蔵庫170リットルで11,000ルピー程度で日本円で14,500円程度になります。電子レンジは20リットルで3,700ルピーになって日本円で6,100円になります。インドでは家具や家電は備え付けのアパートがほとんどです。

インドの物価の傾向

フリー写真素材ぱくたそ

インドは貧富の大きな国の1つでもあります。地域や買う場所でもよって値段が何倍も違うことが比較的多くなっています。地域差も多くなっていて日本人が多い地域では比較的物価の上昇率が高くなっています。

都会部分から離れていくと物価も下がっていきます。何倍も物価の違いがあるので、注意する必要があるでしょう。

物価は地域によって差がある

Photo by Hyougushi

日本人が比較的多く住んでいる地域のデリーやグルガオン、ムンバイ、バンガロールといった地域では、インドでも比較的富裕層が多い地域でもあります。

インドの中でも非常に物価の上昇率も高くなる地域です。都心部から離れて行くと安くなってくるので何倍も違っていることも多くなっています。

都心部でも物価が違う

Photo byAdinaVoicu

インドでは、都心部でもローカルな食堂であれば120ルピーでランチ定食を食べることができます。おしゃれなカフェに行くとかなり高くなってくるのです。

路上では10ルピーの飲めるチャイもカフェでは120ルピーになってしまうので、路上で飲めば安く飲めることになっています。どこで購入するかによってインドは金額に差がでてくることを覚えておきましょう。

インドの人が使わないものは高い

Photo by Richard, enjoy my life!

インドでは生活に必要なものは安い値段で購入することができます。野菜や果物は安いのですが、インドではあまり使うことがないトイレットペーパーは安い値段では購入できません。関税の問題でかなり高くなっています。

お酒も酒税で比較的高くなっています。ゴアというインドの地域では酒税がかからない地域もあります。税率は地方によって違うのもインドの特徴です。

インドで物価が高い地域・安い地域

フリー写真素材ぱくたそ

インドには物価が高い地域と安い地域があります。世界の内でも物価が安い都市10にもインドの3都市が選ばれています。トップ5位はバンガロールでトップ8位にチェンナイとなり、トップ10位にニューデリーがランクインしています。

インドの物価はかなり安いことが分かるでしょう。インドの都市部は物価が高い安いと分かれているわけではありません。1つの都市で高い場所と安い場所が混在しているのが特徴です。

インドの物価の上昇率は、IT業界の進出によって今後も上昇率が大きくなることは予測されています。上昇率も拡大していくので、インドは急速に経済成長しています。

インドで物価が高い地域

Photo by Matsukin

インドで物価が高い地域は、デリー、グルガオン、ムンバイ、バンガロールが物価が高い地域になります。物価の上昇率もかなり大きくなっているのでインドの経済成長が大きくなっていることが分かるでしょう。

インドで物価が安い地域

Photo byisakarakus

インドで物価が安い地域は、高い地域であっても都心部から離れると世界的に安い地域が多くなります。インドでは都心部であっても地域が違うと物価が安い地域もあって混在している状態です。経済成長が活発で物価の上昇率も高くなっているのが特徴。

インド株の投資が魅力的?買い方や投資法・メリット・デメリットなど紹介のイメージ
インド株の投資が魅力的?買い方や投資法・メリット・デメリットなど紹介
最近では、多くの企業や投資家がインド株に目を向けているのを、ご存じでしたでしょうか?今回の記事では、なぜインド株が世界で注目を浴びているのか、そして買い方や今後の見通しをご紹介していきます。インド株のメリット・デメリットなども参考にして学んでいきましょう。

インドの物価の平均相場・旅行のコツ

Photo bynitell

インドの物価の平均相場と旅行のコツについてまとめました。インドに旅行に行く方は必見です。医療費などもしもの時のことを考えて頭に入れておきましょう。インドの旅行を考えている方に旅行のコツもご一緒にご紹介していきます。

インドの食費の平均

Photo by Matsukin

インドの食費の平均相場は、高級レストランで食事をすれば日本と同じくらいの値段になります。庶民向けの食堂であればもっと安い値段で食事ができます。自炊であればもっと安い値段で食事ができるのでだいたい日本円で200円で格安で済ませることができます。

インドの交通費の平均

Photo by Matsukin

インドの交通費も日本と比較して格安なのがインドです。オートリキシャは料金の交渉が必要になってくるのですが初乗り30円ほどになっています。乗り合いリキシャであれば1回20円ほどで乗ることができます。

配車アプリのタクシーでは初乗り70円で乗ることができます。鉄道のメトロでは初乗り15円となりかなり安い値段で移動可能。

インドの宿泊費の平均

Photo by Matsukin

安い宿泊施設を利用すると1泊300円で宿泊できます。不衛生な場合もあるのでハードルは高めになっています。中流くらいのホテルであれば、リラックスして宿泊できるでしょう。日本と比べると比較的安い値段で宿泊できます。だいたい3,000円で清潔なホテルに泊まることができるのです。

インドの観光名所の入場料

Photo byJungR

インドでは外国人観光客向けの料金設定の観光地も多くなります。タージ・マハルは、1,000ルピー(約1,700円追加料金込み)フマユーン廟は、500ルピー(約850円)アンベール城は、500ルピー(約850円)となります。学生料金が適用される場合もあります。

インドのお土産・日用品の代金

Photo byJungR

インドでお土産や荷と用品を購入するのであれば市場で値段交渉しながら買い物を楽しんでみましょう。紅茶であれば95円ほど、スナック菓子であれば50円ほどレトルトのカレーであれば120円ほど、ティーシャツであれば250円ほどで購入できます。

インドの医療費

フリー写真素材ぱくたそ

インドに旅行に行った場合は医療機関にお世話になることもあるでしょう。公立病院と私立の病院では清潔感と医療レベルが違っています。私立の病院の方が安心です。私立の病院はそれなりに料金はかかるので海外旅行保険に加入しておくことをおすすめします。

インドの物価はどこに住むかで大きく違う

Photo byYolanda

インドは物価が日本と比較すると安いのが特徴です。住む場所によっても物価に差が大きくなっているので、出発前にチェックしておきましょう。物価もそうですが、清潔さなどもグレードによって違ってくるので、事前にしっかりとチェックしておくことをおすすめします。

大原 悦子
ライター

大原 悦子

食べることと、貯金が大好きです。最近は、断捨離をするのにはまり、本当に必要なもので暮らす生活に憧れる毎日です。断捨離のお陰で、生活のなかに「面白い」「楽しい」と思えることを発見することができるようになりました。

関連するまとめ

人気の記事