外食で糖質制限をするコツは？ダイエット向きのメニューや食事の時間をチェック！

近頃、食事の摂り方の工夫だけで手軽に挑戦できるダイエットとして糖質制限ダイエットが話題となっています。全ての食事を自分で用意できるのならいいのですが忙しい人はつい外食に頼ってしまいがちです。

そんな忙しい人でも外食を上手に使いながら糖質制限ダイエットに取り組む時の注意点や食事を摂る時間など気をつけるべき点を解説します。

ファミリーレストランやファーストフード店などでも糖質制限メニューが提供されていますのでお店ごとにおすすめの糖質制限メニューを紹介します。

外食で糖質制限メニューを頼んだ時に付け加えると糖質制限ダイエットに効果的な食材と効果、使い方を解説しながら、糖質制限が辛くなった時の対処法も詳しく解説して行きます。

糖質制限ダイエットに限らず普段から就寝する2時間前までには最後の食事を摂る様にする事をおすすめします。なぜなら就寝時間の2時間以内に食事をすると眠っていても胃の中には食べた物が未消化のまま残り、脳と身体を休めても消化器系を休ませる事ができない為です。

すると寝ている間に分泌されるはずの成長ホルモンが分泌されず、ダイエットの為にトレーニングをした筋肉や、トレーニングをしていなくても消耗した体の組織が充分な回復をしないまま翌日へ疲れを持ち越してしまいます。

トレーニングの有無に関わらず人体は日々破壊と再生を繰り返していますので万全の状態で翌日を迎える事ができません。糖質制限ダイエットをする時は特に夕食を摂る時間に気をつける様にしましょう。ベストなのは眠る2時間前までに夕食を食べ終わると覚えていて下さい。

意識をせずに食事をすると気付かないうちにたくさんの糖質を食べている事に気がつきます。外食をする時は尚更です。

ここでは外食で糖質制限ダイエットをするときに覚えておくと役立つコツや食事を食べる順番、お酒が好きな人は気になる糖質制限ダイエット中に飲んでも大丈夫なアルコール類を紹介します。

レストランやファーストフードなど外食をする時に米やパン、麺類を避けるのはとても難しくなっています。なぜなら糖質は手軽で食べ易く美味しいのでレストランでも糖質のメニューがたくさん並んでいます。

普段の食事でも主菜となる肉や魚を食べない時があっても、ご飯やパン等の炭水化物を食べない日はないのではないでしょうか。

定食などでご飯がついている場合には初めからご飯を半分に減らしてもらったり、麺が入っていないメニューを選ぶ様にするなどを心掛けると糖質制限ダイエットを続け易くなります。

糖質制限ダイエット中は食べた物を日記のように書き留め続けるとモチベーションの維持とどこでどんな糖質制限食を食べたかを忘れずにいられるのでおすすめです。

糖質制限ダイエットは食べる順番に気を付ける必要があります。それはレストランなどの外食時も一緒です。おすすめの食べる順番は第一に主菜や小鉢にある肉類や豆腐のタンパク質から食べる事です。

第二にサラダや海藻類に含まれている食物繊維を食べてから最後に主食となるご飯やパンを食べると糖質制限ダイエットには有効です。

タンパク質と食物繊維を先に食べる事によって満腹中枢が刺激され主食となる糖質を食べる前に空腹感が無くなり、たくさんの糖質を食べなくても済みます。

またタンパク質から食べる事で血液内の血糖値の上昇を緩やかにしてくれるのでインスリンの分泌量が減り、余分な脂肪分を体内に溜め込まずに済み、内臓脂肪を減らす助けにもなります。

ダイエットに油分は大敵と思われがちですが、良質な油は体内に脂肪を溜まりにくくしてくれますので良質な油を適量摂取する事は糖質制限ダイエットには有効です。

特にオリーブオイルにはオレイン酸が豊富に含まれており整腸作用や悪玉コレステロールを増やさない働きがあるのでおすすめです。

ダイエット中だからと言って過度に油の摂取を制限すると肌の乾燥や便秘に繋がってしまいますので油脂分の制限の仕方には気を付ける必要があります。

お酒好きにとってはダイエット中のお酒の飲み方も気になるのではないでしょうか。糖質制限ダイエット中におすすめのアルコール類は蒸留酒である焼酎やウイスキーをベースとしたハイボールがおすすめです。

糖質が含まれるビールや発泡酒ですと昼間にせっかく糖質制限したのにその努力がフイになってしまいますので気を付けましょう。

蒸留酒であれば糖質は含まれていませんのでお酒を飲んだだけでは体内の糖質の量は上がりません。だからと言って飲み過ぎは体によくありません。

あまり遅い時間まで飲む様にはせず、おつまみにも低糖質、高タンパクなチーズやナッツ類を選ぶ様にしましょう。

外食では糖質制限ダイエットができないと思われがちですが、最近では街によくあるファミリーレストランのガストやロイヤルホスト、麺類やお寿司で糖質制限とは縁遠そうなリンガーハットやくら寿司でも糖質制限ダイエットに有効なメニューが揃えられています。

自分で口に入れる全ての栄養素の調理をしなくても外食を利用しながら気軽な気持ちで糖質制限ダイエットに取り組めると長続きします。

街中でよくあるファミリーレストランで糖質制限したメニューを食べられるのはダイエット期間中にはありがたい事です。ここではレストランごとにおすすめの糖質制限メニューを紹介します。

ファミリーレストランのガストでは糖質を半分ほどに抑えたほうれん草麺を使ったメニューが糖質制限ダイエット時に嬉しいメニューとなっています。食べてはいけないと思ってしまいがちな麺類ですが食べる量はそのまま、糖質は半分にできると気軽に食べる事ができます。

そのメニュー名とは1日分の野菜のベジ塩タンメンをほうれん草麺に変更です。野菜も豚肉も食べる事ができますので満足感の高いレストランメニューとなっています。

糖質制限の大敵になりそうな麺を堂々と食べられる事は糖質制限が辛くなった時にも背中を後押ししてくれる心強いメニューです。

ファミリーレストランの中でも高級レストランの趣があるロイヤルホストでも糖質制限メニューが提供されています。サーロインステーキとケールのサラダ、ポテトフリットがついており、主食もプラス50円で低糖質パンに変更する事ができます。

メニュー名はアンガスサーロインステーキサラダの低糖質パンへ変更です。ステーキをダイエット中にもたくさん食べられるのはお肉が好きな人には嬉しい事です。

いつもよりも少し贅沢な気分で糖質制限食を食べるとダイエット生活の中にもメリハリが出てマンネリ化を防ぐ事にも繋がります。

フードコートや郊外型店舗で時間を気にせずに気軽に美味しいちゃんぽんを食べる事のできるリンガーハットでも糖質制限食が提供されています。麺類のお店で糖質制限食があるのは意外です。

メニュー名は野菜たっぷり食べるスープです。麺が入っていなくても国産の野菜が480gたっぷりと入っており豚肉、エビのタンパク質も入っているので栄養バランス、満足感ともに高い1品です。

最近ではお寿司だけに留まらずラーメンやカレーなどいろいろなメニューが揃っているくら寿司ですが、くら寿司でも糖質制限メニューがあります。

メニュー名はシャリのサイズを通常の半分に注文できるシャリハーフと糖質オフのこんにゃく麺を使用した糖質オフ麺です。糖質オフ麺に至っては通常の麺類よりも最大95%糖質をカットしているとの事ですので安心しておかわりまでできそうです。

好きな時間にいつでも手軽に美味しい食事を摂る事のできるファーストフード店は忙しい人の強い味方です。ジャンクフードのイメージが強く糖質制限ダイエットには不向きに思われてしまいがちですが、しっかりとトレンドを押さえて糖質制限メニューがラインナップされています。

24時間営業のすき家や吉野家も糖質制限食がありますので深夜に働く人にも時間を選ばずに糖質制限メニューを気軽に食べる事ができるのは24時間営業しているファーストフード店の強みです。

たくさんのバリエーションの牛丼やカレーを提供しているすき家ですが糖質制限ダイエットに強い味方となってくれるメニューもあります。メニュー名は牛丼ライトです。

牛丼のご飯を抜き、代わりに豆腐が使われており糖質が低くなっています。キャベツやブロッコリーも入っており、野菜の栄養素もたくさん摂る事ができます。

ご飯が入っておらず糖質を抜いているのでお肉を大盛りにしてもカロリーは低いままですので安心してたくさん食べる事ができます。

元祖牛丼の吉野家ではCMでおなじみのライザップが監修した糖質制限メニューが提供されています。メニュー名はライザップ牛サラダです。

牛肉、鶏肉、豆類、半熟卵のタンパク質とブロッコリー、キャベツの食物繊維を豊富に取れる内容を1皿に凝縮したメニューとなっています。野菜が不足しがちな人におすすめです。

おいしいカレーのファンが多いCoCo壱番屋でも糖質制限メニューの用意があります。メニュー名は低糖質カレーです。見た目には普通のカレーと変わりませんがライスに秘密があります。

実はライスにカリフラワーを細かくしたカリフラワーライスが使われており、糖質を大幅にカットしています。量も大盛り、小盛りと選択する事ができます。

トッピングも好きなものを選ぶ事ができるのでサラダのサイドメニューと豚しゃぶをトッピングするとタンパク質と食物繊維を摂る事ができるのでおすすめです。

ファーストフードの中でも丁寧さが際立つモスバーガーでも糖質制限に打ってつけのメニューがあります。メニュー名はモスの菜摘です。

バンズの代わりにレタスでパティを挟んでいるので野菜をたくさん食べる事ができます。モスバーガーと同じビーフパティとトマトを選んでも糖質は低く押さえられているので安心です。

ガッツリと食べたい人はテリヤキチキンやロースカツなど通常メニューのポーションからお好みのメニューからパティを選ぶ事ができるのでおすすめです。他にもソイモスと言って大豆からできたパティを選ぶとヘルシーさがより際立ちます。

ハンバーガーショップの中でもアメリカらしいボリューム感のあるメニューがたくさんあるウェンディーズ・ファーストキッチンからも糖質制限メニューがあります。

逆転の発想の様なそのメニュー名はワイルドロックです。従来のバンズでパティを挟むのではなくビーフパティをバンズに見立て、ビーフパティで野菜とベーコンエッグを挟んでいます。

一見しただけでは糖質制限メニューとはわからないボリューム感は圧巻の一言です。しかし従来のハンバーガーに比べ糖質は85%カットされているのでタンパク質を沢山摂りながら糖質の摂取を抑えられるメニューとなっています。

外食で糖質制限をする時におすすめの食べ物がたくさんあります。糖質制限時はいつも食べている糖質のカロリー分もタンパク質で補う必要がある為、ご飯やパンを減らした分だけタンパク質を食べる様に心掛けましょう。外食で糖質制限ダイエットする時に取り入れるべき食材やメニューを紹介します。

まずは高タンパク、低カロリーな食材やメニューを紹介します。ゆで卵や豆腐類、胸肉を使った追加メニューは糖質制限ダイエット時の強い味方です。

また外食メニュー以外にも日頃から筋肉トレーニングをしている人にはおなじみのプロテインドリンクを携行しておく事も糖質制限ダイエットには有効な手立てとなっています。

朝食でよく食卓に並ぶゆで卵は糖質制限ダイエットにも有効な食材となっています。ファーストフード店では追加メニューにある場合が多いので物足りない時にゆで卵は食感もあり、有効な食材です。

メニューになくても自宅でゆで卵を作り、鞄に忍ばせておく事で小腹が空いた時にも時間を選ばず、気軽に食べられて満腹感を得られるので間食にもおすすめの食材となっています。

鶏胸肉を使ったレストランメニューもおすすめの糖質制限ダイエット食となります。脂肪分も少ない為、唐揚げが好きな人にはもも肉の唐揚げを食べるより脂質を効果的に減らす事ができます。

更にカロリーを減らしたレストランメニューでは蒸したり、茹でたりした調理方法の料理を選ぶとより糖質制限ダイエットに有効です。

また、ゆで卵と同様に細く切った鶏胸肉は間食としても嵩張らすに持ち運びできるので間食におすすめです。オリーブオイルと塩だけでも美味しく食べる事ができますので良質な油分を一緒に摂る事ができます。

レストランメニューで最初からついていたり、サイドメニューから選べる豆腐類のメニューは食べ易く糖質制限の強い味方となってくれます。

豆腐にはあまり味がしないのでその時の気分によって好みの調味料で食べる事ができるのでダイエット期間中に食べる事が嫌になる時でも味変を楽しむ事ができる食材となっています。

レストランメニューにはありませんがプロテインドリンクは糖質制限ダイエットの期間中に有効なタンパク質補給源となっています。粉末状となっており、水とシェーカーさえあれば時間を選ばずに飲む事ができますので間食におすすめです。

持っていく事自体が億劫なのであればコンビニでもザバスのプロテインジュースやヨーグルトが販売されているので食事だけで必要なタンパク質を摂りきれない時の補助食としておすすめとなっています。

味のバリエーションが豊富なので飽きにくく糖質制限ダイエット時に甘みが欲しくなった時にもジュースのように飲む事ができるのでおやつの代替品として使用してもタンパク質を摂る事ができます。

きのこ類には食物繊維が豊富に含まれており、ダイエット中に不足しがちな食物繊維を補ってくれますので意識して食べたい食材となっています。

歯応えがあるので噛む回数も多くなり満腹感を得る事ができます。他にもビタミンやミネラルが豊富に含まれていますのでレストランではきのこ類が付いているメニューを選ぶと効率的に必要な栄養素を摂取できるのでおすすめです。

海藻類は海藻サラダや味噌汁に入っているワカメなどで毎食食べやすい食材となっていますが海藻類もダイエット時に積極的に取り入れたい栄養素が豊富に含まれています。

亜鉛やカルシウムなど体の働きに欠かせない無機質がたくさん入っているので神経や内臓の働きを強化してくれます。これらの栄養素は一度に大量に食べても余剰となる栄養素は体外に排出されてしまいますので毎食少しづつ食べる様にすると効果的です。

糖質制限ダイエットをしているといつもの食事の食べ方と勝手が違いどうしても辛くなる時があります。この項目では糖質制限ダイエット中におやつが食べたくなってしまった時の対処法と小腹が空いた時におすすめの対処法を紹介します。

小腹が空いた時の対処法は逆転の発想が元となっていますので意外に思われるかもしれませんが糖質制限ダイエット時には有効な手段となっていますのでぜひ試して欲しい対処法です。

糖質制限ダイエットをしている時にどうしてもおやつが食べたくなってしまった時は糖質オフのスイーツを食べると甘みを取れて味覚の上でも満足でき、糖質を抑えるという目的も果たせますのでおすすめです。

糖質制限ダイエット中に定期的に好きなものを好きなだけ食べる日を設ける事も有効な手段となっています。但し、自分自身でその日だけと決め、翌日からも糖質制限を続けるという意志が必要となっています。

上記のどちらの方法でおやつを食べるにしても就寝2時間前の時間には食事を終えるようにして身体が十分な成長ホルモンを分泌できるような環境を整え、効率的なダイエットを心掛ける事が肝心です。

小腹が空いた時の対処法は逆転の発想となりますが小腹を空かせない頻度で軽食を食べる習慣を糖質制限ダイエット中に心掛けるとドカ食いしたい衝動を抑える事ができます。

例えば普段ですと1日3食を基本としている人がダイエット期間中は間食を設けて1日6食に分けて食事を摂るようにすると小腹が空きにくくなります。もちろん基本となる3食はご飯の量をもう少しだけ減らしてカロリー調整をする事が必要です。

注意点はどんな間食を選ぶかが重要です。先程説明したゆで卵や鶏胸肉、プロテインドリンクなどは手軽で高タンパク・低糖質の上、低脂質となっていますのでおすすめです。

もう1点の注意は間食の時間を決めておくという事が小腹を空かせない為に大切なルールとなっていますので自分の毎日のルーティンにダイエット期間中は加えてしまいましょう。

糖質制限ダイエット中だからと言って外食を諦める必要はありません。糖質を避けるコツや順番を大切にすればレストランで食事をしても大丈夫です。アルコール類を飲んでも大丈夫なのでお酒を飲む人でも安心して取り組めます。

ファミリーレストランやファーストフード店でも糖質制限メニューがたくさん用意されていますのでダイエット期間中の強い味方となってくれます。特に高タンパクな食材を使ったメニューを選ぶと効果的です。小腹が空かない食事の食べ方を意識すると食べたい衝動を抑える事ができるのでおすすめです。

ダイエットは無理せずにコツコツ長く続けていく事が重要です。ダイエット期間中はある程度の制限を必要としますが、目標を達成した後にもリバウンドしない様に期間中に取り入れた食生活の習慣を忘れないで下さい。糖質制限ダイエットで健康的な身体と習慣を手に入れましょう。