髪の脱色(ブリーチ)のやり方!市販でおすすめの商品や色の変化をチェック!

髪の脱色(ブリーチ)のやり方!市販でおすすめの商品や色の変化をチェック!

皆さんは髪の脱色をしたことがありますか?脱色は、プロにやってもらうのが一番ですがコストが掛かってしまいます。安く手軽に手に入る市販のブリーチで脱色する人も多いのではないでしょうか。今回は、髪の脱色の基礎知識ややり方、おすすめな市販のブリーチを紹介していきます。

記事の目次

  1. 1.髪の脱色(ブリーチ)の基礎知識
  2. 2.脱色(ブリーチ)で髪色が変わる順番
  3. 3.髪の脱色(ブリーチ)のやり方は?
  4. 4.おすすめの脱色(ブリーチ)カラーはどんな髪色?
  5. 5.市販でおすすめのブリーチ剤
  6. 6.髪の脱色(ブリーチ)で理想の髪色を実現!

髪の脱色(ブリーチ)の基礎知識

Photo byartursfoto

皆さんは髪の脱色をしたことはありますか?老若男女問わず、髪を染めてオシャレを楽しんでいる人も多いと思います。特に最近多くなっているのは、ブリーチカラーです。

プロにやってもらうのが一番ですが、時間やコストが掛かるためセルフで行っている人もいるのではないでしょうか。それだけブリーチというものが身近になっている中、基本知識を知らずに髪の脱色に挑戦して失敗、なんて事になっては本も子もありません。

ブリーチしてみたいけどメリットやデメリットを知りたい、ブリーチについてあまり知らないという人向けにここからは、ブリーチについての基礎知識やメリット、デメリットを解説していきます。

ブリーチは脱色剤を示す

Photo bystux

ブリーチとは、髪を脱色するための脱色剤のことです。「金色の色素が入っているから髪が金色になるんだ」と思っている人も中にはいますが、ブリーチ剤はあくまで色素を抜くためのものなので金色の色素は入っていません。

また、ブリーチといっても様々なタイプのものがあり粉末タイプやクリームタイプ、泡タイプ、ミストタイプがあります。市販のものとサロンなどで使用されているものは、成分や髪へのダメージも異なることを覚えておきましょう。

髪を脱色(ブリーチ)するメリット

Photo byMarishon

髪を染めている人でブリーチを掛けずにカラーをして自分が希望していた色にならなかった人も多いのではないでしょうか。特にピンクや青などの色味は、黒やブラウンなどトーンが低いカラーに入れても色が負けてしまい発色しなかったり、変な色になってしまいます。

髪を脱色することのメリットは、脱色することで色が入りやすいので外国人風の明るい髪にする事ができるところです。色が綺麗に入るのでデザインカラーやグラデーション、ハイライトなどカラーの幅が広がります。

髪を脱色(ブリーチ)するデメリット

Photo byMonsterkoi

髪を脱色するうえで一番のデメリットは、やはり頭皮や髪へのダメージを与えてしまい髪そのものが傷んでしまうことです。当然髪を傷めてしまうので、色落ちが早くなります。

特に青や緑などの寒色系の色は、ただでさえ落ちやすいのにさらに色落ちが早くなり髪のダメージが酷い方だと1~2日で落ちてしまう人もいます。何より、パーマや縮毛矯正がかけられなくなります。

また、シルバーやホワイトブロンドなど脱色が複数回必要なカラーを希望する場合は、回数分コストが掛かってしまうのもデメリットの一つです。

脱色(ブリーチ)で髪色が変わる順番

Photo byMatlachu

ここからは脱色するにあたっての色が変わる順番を紹介していきます。自分のしたい髪色と現在の自分の髪色を照らし合わせながら、読んで参考にしてみてください。

ブリーチはメラニン色素を分解する

Photo byEngin_Akyurt

メラニン色素という言葉が、カラーやブリーチカラーなど髪関係の説明や記事に必ずと言っていいほど出てきますが、メラニン色素って何?と思っている人も多いかと思います。簡単にいえばメラニン色素とは、地毛の色を決めている物質です。

メラニン色素が多ければ多いほど、髪色は暗く黒に近く逆に少なければ少ないほど白に近くなるという事です。日本人は基本的にメラニン色素が多いので黒、またはダークトーンのブラウンの人が殆どです。

ブリーチには1剤と2剤というものがあり、これらを混ぜて使用します。過硫酸塩とアルカリ剤、過酸化水素がそれぞれ1剤と2剤に含まれており、これらによってメラニン色素が分解され脱色されるという仕組みになっています。

髪色は5色の段階を踏んで抜ける

Photo bystux

先ほど説明したように、ブリーチ剤を髪に塗布して時間を置くと脱色されていきます。メラニン色素は、黒・茶のユーメラニンと赤・黄のフェオメラニンで形成されています。

黒髪などのブラックトーンの人は黒から茶、オレンジ、黄色、淡い黄色の順番で色が変化していきます。ユーメラニンはブリーチの影響を受けやすく、一方のフェオメラニンはブリーチの影響を受けにくいので、ホワイトブロンドに近づけたくてもどうしても黄色味が残ってしまうのです。

なので、黒やブラウン等の暗いトーンの人がブリーチだけでの脱色でホワイトブロンドにすることは髪や頭皮にダメージを与えてしまい断毛を引き起こしてしまう可能性があるので、ほぼ実現不可能です。

髪の脱色(ブリーチ)のやり方は?

Photo by Zacc Anson

ここからはブリーチのやり方について紹介していきます。ブリーチ剤は、サロン専用のものと市販で販売されているものは脱色力も異なります。特にセルフでやる場合は、ブリーチを間違ったやり方でしてしまうと断毛や炎症など、髪や頭皮のトラブルに繋がってしまいます。

これからセルフで初めてブリーチをする人や今まで間違ったやり方で脱色していた人も参考にしてみてください。

髪を脱色(ブリーチ)するタイミング

Photo byjosstyk

ブリーチをするタイミングは、明るい髪色や暗い髪色でも透明感を出したい時がベストです。ただし、サロンやセルフでブリーチをしたばかりだ、という場合は髪へのダメージを考慮して控えた方が良いです。

セルフで脱色する場合も、行きつけの美容師さんにセルフでブリーチしても良いのか、どのくらいの間隔でしても良いのかをあらかじめ聞いておくのがおすすめです。

髪を脱色(ブリーチ)するおすすめの期間

Photo byEngin_Akyurt

髪を脱色する期間は人によって異なります。前回ブリーチしたのかどうかや髪質などにも変わってきます。ただし、3~4回ブリーチしてしまっている場合は危険です。ブリーチのやりすぎで髪が切れてしまったり抜け毛がひどくなってしまう事も。

次はダブルカラー後に暗くしたい、逆に明るくしたい人向けに対処法や注意点などを紹介していきます。

ダブルカラーの後に髪の色を暗くしたい場合

Photo byEngin_Akyurt

ダブルカラーとは、ブリーチ1回+カラーのことです。サロンでもセルフでも実際に染めてみたら思っていたより明るい…なんて経験ありませんか?どうしてもブリーチカラーとなると、実際に色を抜いて入れてみないと最終的な色味は分かりません。

「明るすぎて嫌だ、今すぐ変えたい」と思う人もいるかもしれませんが、1週間は様子をみることをおすすめします。髪の成分が落ち着いてから染め直すのなら染め直した方がリスクも低く、髪のダメージも最小限に抑えられます。

ここで注意すべきことは、髪を暗くしたいからといって髪色直しの黒染めを使用しない事です。これを使用してしまうと、次にまた明るくしたいからブリーチを掛けるという事を繰り返すと髪の毛がボロボロになってしまうので注意しましょう。

ダブルカラーの後に髪の色を明るくしたい場合

Photo byoliana_gruzdeva

逆に思っていたよりも暗かったので明るくしたい、という場合です。これは暗くするよりも少し厄介でダブルカラー後に明るくしたい、という人は最低でも1ヶ月は期間を置く必要があります。

市販のブリーチは、誰でも簡単に色素を抜くことができるようにつくられているので髪へのダメージが酷くなります。セルフで脱色した人でまたセルフで脱色し直すという人も、必ず1ヶ月は期間を空けましょう。

また、サロンで脱色してもらって思っていたのと違うからセルフでやりたいという人には、色ムラができてしまう可能性が高いのでおすすめしません。そういう人は必ず担当の美容師さんに相談するのがおすすめです。

おすすめの脱色(ブリーチ)カラーはどんな髪色?

Photo byterribileclaudio

ここまでブリーチするタイミングや期間などを紹介してきました。ここからはおすすめのブリーチカラーを紹介していきたいと思います。ブリーチしたいけれど、髪色が決められない人や、外国人風の髪色にしたい人など参考にしてみてください。

ピンクアッシュカラー

ピンクアッシュも人気のカラーです。「ピンク系の色にしたいけどピンクブラウンなどはしたくない、飽きてしまった、ピンク系でオシャレな髪色にしたい」という人にもおすすめです。

また、ピンクアッシュは次に重ねる髪色でも遊べてかつお人形さんのような女性らしい甘さも引き出してくれます。今までピンク系の髪色は苦手だったという人にもおすすめなカラーなので、一度試してみては如何でしょう?

レッドカラー

次のブリーチカラーはレッド系です。レッドは単色だと派手で奇抜な印象を持つ人が多いでしょう。しかし、程よくトーンを落としてワインレッドなどにしてみるととてもオシャレな印象になり、奇抜さが目立たなくなります。

少し明るめの地毛の人は上から赤を重ねるだけで発色する人も中にはいるかと思いますが、ブリーチで脱色した方がより赤が綺麗に発色するのでおすすめです。

アッシュカラー

ブリーチカラーで人気のアッシュカラーです。アッシュカラーはここ数年、大人気のカラーで一度はアッシュカラーにしたいという人もいるのではないでしょうか。アッシュカラーは、日本人の髪には入りづらいとされているカラーです。

ブリーチをしてからだと入りづらいアッシュカラーでも綺麗に入れることができるのでおすすめです。

シルバーカラー

続いてのブリーチカラーはシルバーカラーです。芸能人の方や漫画などで見てマネしてみたい、と思ったことがある人もいるのではないでしょうか。シルバー系の色はここまで明るくするまでにブリーチを数回しなければいけないので、難易度は高いですが赤リップなどメイク映えもするカラーです。

シルバー系のカラーは、暗いトーンでもハイトーンとはまた違った大人っぽさを出すことが出来ます。全頭を脱色するのには抵抗がある人も、グラデーションカラーやハイライトとして入れるのもおすすめです。

市販でおすすめのブリーチ剤

Photo byPexels

「今まで使っていたブリーチから変えたい、初めて自分で脱色するからどれが良いのか分からない」という人も多いと思います。ここからは、ドラッグストアやAmazonなどのネットショップで手軽に購入できる市販のブリーチを紹介します。

市販のおすすめ商品①ジョレン クリームブリーチ

最初はジョレンクリームブリーチです。若者からの人気が高く、眉毛の脱色に使用している人も多いです。なので低刺激に作られているので皮膚が弱くただれやかぶれやすい人や頭皮へのダメージが気になる人におすすめなブリーチです。

市販のおすすめ商品②パルティ ミストブリーチ

続いてはPaltyのミストブリーチです。ドラックストア等で購入できる手軽さもあり、学生さんでこのブリーチを使用したことがある、学生時代に使った事があるという人もいるのではないでしょうか。こちらのブリーチは、一気に脱色するという訳ではなく徐々に色を落としていくタイプになります。

なのでクリームタイプや泡タイプのブリーチのように失敗しにくいので、初心者の方やそこまで色を抜きたいわけではないという人におすすめです。

市販のおすすめ商品③フラッシュライト プリン解消ミストブリーチ

続いてはフラッシュライトプリン解消ミストブリーチです。こちらのブリーチは、髪が伸びて根元がプリンになっている人向きのミストブリーチです。Paltyのミストブリーチと同じで、一気に脱色されるものではないので失敗したくない人におすすめです。

髪の脱色(ブリーチ)で理想の髪色を実現!

Photo byMabelAmber

ここまで髪の脱色の仕組みややり方、おすすめな市販のブリーチについて紹介してきましたが如何だったでしょうか。セルフでブリーチをするには、サロンでしてもらうより安く手軽にできますが、一方でリスクもあります。

正しいやり方でブリーチしないと抜け毛や切れ毛など、髪のトラブルに繋がってしまうのでしっかり基礎知識ややり方を覚える他、パッケージの注意書きを読んで使用しましょう。また、自分の希望する髪色などに合わせてブリーチを選ぶことも大切です。

ブリーチは正しいやり方でやる事で、綺麗に色が入るのでオシャレがまた一段と楽しくなります。髪を脱色して今までしなかった髪色に挑戦したりして、自分の理想の髪色でオシャレを楽しみましょう。

Lime
ライター

Lime

「好きなことには本気で取り組む」をモットーにしています。猫とセキセイインコ好き。趣味はイラストを描いたり音楽やモノづくり、ゲームなど多趣味。メイクやネイルも好きです。ファッション関連から生活・恋愛関係の事まで幅広くお届けしていきます。

関連するまとめ

人気の記事