マスキングテープは綺麗な収納をしよう!
カラフルで可愛いマスキングテープは、ノートや手帳などのデコレーション、雑貨のアレンジなど、さまざまな用途に使えるので女性を中心に人気があります。
しかし、所持しているマスキングテープの数が多くなるにしたがって、元々入れていた所には入りきらなくなってしまい、どうやって収納したら良いのか困っているという声も多く聞かれます。
今回は、そんなマスキングテープをすっきりと綺麗に収納するアイデアを紹介していきます。100均のアイテムを活用した経済的な収納方法から、DIYで作る、自分だけのおしゃれな収納方法まで、さまざまなアイデアを載せてあります。
せっかく集めたお気に入りのマスキングテープですので、おしゃれで使いやすく、かつコンパクトに収納するための参考にして下さい。
100均ダイソーのマスキングテープ収納4選
さまざまな商品を取り扱っている100均のダイソーには、マスキングテープの収納に使えるアイテムがたくさんあります。コンパクトなのに容量が大きい収納ケースが多いので、コストを抑えつつも、きちんとマスキングテープを収納したい人におすすめです。
また、100均ダイソーは店舗数も多く身近な存在なので、マスキングテープの数が増えた時に追加で収納ケースを買い足ししやすいというところもおすすめです。100均のダイソーの中でも、特にマスキングテープの収納に使いやすいアイテムを紹介します。
アイデア①クリアケース
100均ダイソーで販売されている各種クリアケースは、マスキングテープの収納にぴったりのアイテムになっています。外装がクリアなので、収納したままでも中に入れてあるマスキングテープの柄がわかりやすく使いやすいです。
そして同種のダイソークリアケースであれば重ねておけることが多いので、マスキングテープの数が増えてもまたクリアケースを買い足すことで、横に場所を取らずコンパクトに収納することができます。
もし、それほどマスキングテープの数が多くないようであれば、100均ダイソーで販売しているクリアタイプのネクタイ収納ケースがおすすめです。丁度マスキングテープを立てて並べられる高さになっており、非常にコンパクトなのでマスキングテープを少量だけ持ち運びしたい時にも使えます。
ケースの中にはネクタイを固定するためのバーがあります。そのバーにマスキングテープを通して収納することになるので、ケース内でマスキングテープが転がってしまうこともありません。
しかも、マスキングテープをケースから取り出さなくても、そのままケースの中から必要な分だけ引き出して使用することができます。ラップの空きケースなどについているカッターを取り出し口にセットしておけば、ハサミがなくても綺麗にカットすることが可能です。
また、200円の商品になりますが、100均ダイソーのA4サイズ書類ケースは深さが6.2cmもあるので、マスキングテープを縦に並べて収納することができます。大きめサイズのマスキングテープでも楽々収納できます。一般的なサイズのマスキングテープであれば80個は収納できます。
既に大量のマスキングテープを持っている、あるいはこれからまだ買い足して増える予定があるのであれば買っておいて損はありません。
書類ケースをどんどん上に積み重ねて収納しておくこともできますが、ケースをきちんと閉じてしまえばばらける心配もないので、ケースを縦にして本棚などに並べておくこともできます。立てておくことでよりコンパクトに片付けられるので、作業スペースを広く使うことが出来るのも良いです。
他にもパスタ入れなど、アイデア次第でマスキングテープの収納に使えるクリアケースが100均ダイソーにはたくさんあります。手持ちのマスキングテープのサイズや数によって使い分けるのがおすすめです。
形やサイズなど、自分好みのクリアケースを自由に選んで良いですが、今後更にマスキングテープの数が増えることを前提として、少し大きめの容量のクリアケースを選んでおくとしばらくの間は買い足ししなくて済むので安心です。
アイデア②ボックス
100均ダイソーでは、さまざまな形や柄のペーパーボックスが販売されています。このボックスもマスキングテープをおしゃれに収納しておくことができます。クリアケースと違って中に入れてあるマスキングテープの柄は見えませんが、代わりに中身を乱雑に入れてあっても気になりません。
ダイソーのボックスにはハート型や丸型、星型など変わった形のものもあります。パッケージが可愛らしいので、置いておくだけでもインテリア代わりにもなります。収納力を重視するのであれば、長方形のボックスがおすすめです。
長方形のボックスには一般的なサイズのマスキングテープであれば2列並べて収納することができるので、マスキングテープが増えてきても安心です。
100均ダイソーのボックスを、中に入れたマスキングテープでデコレーションしておくと、見た目におしゃれなだけでなく、収納してあるマスキングテープの柄を確認することも出来るので便利です。
ボックスは蓋付きのタイプが多いので、上にまた別のボックスを重ねて置くことも可能です。マスキングテープを買い足した時や、収納を切り替える前の仮の収納先としても使えます。
アイデア③木箱
中に入れたものが引き立つシンプルな木箱も、マスキングテープの収納に使えます。100均ダイソーでは、落ち着いた雰囲気の木箱も取り扱っています。蓋がついているタイプや、仕切りがついているタイプのものなど種類がさまざまあるので、部屋の雰囲気に合わせた木箱を選ぶと良いです。
ガラスの蓋がついている木箱や、蓋が無い木箱の場合は、中に入れたマスキングテープが一目でわかります。中が見えないタイプの蓋がついた木箱の場合は、ボックスに収納する時と同様に、木箱を中に入れるマスキングテープでデコレーションしておくと中身がわかりやすくなります。
100均のダイソーで取り扱っているシンプルな木箱であれば、マスキングテープやスタンプなどでアレンジを加えやすいので、自分だけのおしゃれな収納にすることができます。木目が柔らかい印象を与えてどんな部屋にもなじみやすいので、敢えて何もデコレーションしないという手もあります。
アイデア④ねんどケース
意外なアイテムも、マスキングテープの収納に使うことが出来ます。100均ダイソーのねんどケースもその1つです。コンパクトサイズのねんどケースだけでなく、中が仕切られている大容量サイズもあるので、手持ちのマスキングテープの数に合わせて選ぶことができます。
基本的には、小さめのねんどケースを複数用意しておき、マスキングテープの色や柄ごとに分類して使っている人が多いようです。大きなケースの中で、ねんどケースを仕切り代わりに使うというアイデアもあります。
しっかりと蓋を閉じることができるので、マスキングテープを持ち運ぶ際の収納として使うこともできます。プラスチックケースなので、マスキングテープなどでデコレーションしやすく、テープを剥がしてもケースに傷が付かず傷みにくいというのもおすすめポイントです。
100均セリアのマスキングテープ収納2選
100均のセリアにも、マスキングテープの収納に活用できるアイテムが販売されています。100均ダイソーと同様に、アイデア次第でおしゃれな収納インテリアに変身するものばかりです。
しかも、ダイソーの場合は時々100円以上の商品があったりしますが、100均セリアの場合は完全に100円の商品なので安心して選べるのも嬉しいポイントです。
同じ100均の店でも、ダイソーとセリアでは商品のデザインなどが若干異なります。100均セリアは、おしゃれでスタイリッシュなデザインのものが多いと言われています。その中でもおすすめの100均セリアのマスキングテープ収納を紹介します。
デコレーションラック
100均セリアで販売されているおしゃれなデコレーションテープ収納ラックは、まさにマスキングテープを収納するためのアイテムです。マスキングテープを立てて入れることができ、通常サイズのマスキングテープであれば10個ほど並べて収納できます。
そしてこの100均セリアのデコレーションラックは、上に同じものを重ねていくことができます。積み重ねて増やすことを前提に作られているので、ある程度の高さまで積み重ねても安定感があります。このラックならマスキングテープが増えても安心です。
縦の空間を上手く使った収納になっているので、机の上などに置いてもコンパクトに収まってくれて作業スペースを圧迫しません。木製でシンプルなデザインなので、アレンジもしやすく、どんな部屋にも馴染むので使い勝手が良いです。
木製ボックス
100均セリアでは、コンパクトサイズの木製ボックスを取り扱っています。あまり多くのマスキングテープを収納できませんが、さまざまな形の木製ボックスを組み合わせて飾り棚のようなアレンジが楽しめます。
そのまま棚や机の上に置いても良いですが、100均セリアの木製ボックスはコンパクトで軽いので、壁に固定することもできます。アイデア次第で手軽におしゃれなウッドインテリア風の収納に変身してくれます。
無印のマスキングテープのコンパクト収納2選
コスパの良いマスキングテープ収納は100均のお店だけではありません。シンプルで実用性に優れた商品を販売している無印にも、マスキングテープの収納にぴったりのアイテムがたくさんあります。
100均に比べると値段の面では上がってしまいますが、その分耐久性が高く、デザインも良質でおしゃれなものが多いです。無印のマスキングテープ収納アイテムの中でも、特におすすめの2つを紹介します。
クリアケースで見せる収納
無印にも100均と同じようにさまざまなタイプのクリアケースが販売されています。中が見えるので収納してあるマスキングテープの柄がわかりやすく、必要なものを見つけやすくなっています。また、上にクリアケースを積み重ねて増やすことが出来るので、マスキングテープが増えても安心です。
マスキングテープにはカラフルで綺麗なものが多いので、クリアケースに入れておくことで、おしゃれな見せる収納としてお部屋のインテリア代わりにもなります。
無印のクリアケースの中でもおすすめなのが、メガネケースとして販売されているタイプのものになります。ケースの大きさがマスキングテープにぴったりなので余分な隙間が出来ず、コンパクトなのにたくさん収納できます。同じケースをぴったり重ねておくこともできます。
さらに、中に収納したものを取り出しやすいよう、ケースの蓋が大きく開くように作られています。マスキングテープを出し入れしやすいので、よく使用するようであれば非常に使いやすい収納です。
引き出し式ケースですっきり
見せる収納がお部屋に合わない場合には、無印の引き出し式ケースですっきり収納するのがおすすめです。小物や書類の収納に使うポリプロピレンケースは、軽いのに丈夫に作られており、多量のマスキングテープを入れても重さで変形しにくいので長く使えます。
一般的なマスキングテープであれば薄型、巻きが大きなマスキングテープは浅型のケースにぴったり収まります。横幅と奥行きが同じ大きさなので、薄型と浅型を重ねて置くことができ、コンパクトに収まります。
また、無印の引き出し式ケースには半透明のタイプと不透明なタイプとがあります。不透明タイプは引き出しの中身が見えないので、インテリアの色数を押さえることができ、どんな部屋にも合わせやすいおしゃれなケースになっています。
半透明タイプも引き出しの中身をぼかしてくれるので主張が強くなりすぎず、強い色のマスキングテープを入れても部屋の雰囲気を損なわずに収納することができます。
引き出し式になっているので、机の上に置いて使うだけでなく、ケースごと棚に収納しておくことも可能です。ケースを棚から出さなくても、引き出しで中身を取り出せるので、非常に使い勝手が良くなっています。部屋をすっきり見せたい場合には特におすすめです。
DIYでマスキングテープをおしゃれに収納
更に使いやすくておしゃれなマスキングテープ収納を求めるのであれば、DIYがおすすめです。DIYと聞くと難しそうだと構える人もいますが、実は誰でも気軽にチャレンジできます。使用する材料は身近にあるものばかりなので、アイデア次第で簡単に好みの収納を作れるのがDIYの魅力です。
DIYであれば、自分の持っているマスキングテープの数に合わせた収納が作れるので、余計なスペースを使わず、コンパクトに片付けることができます。もちろん、これからまだ数を増やす予定があるのなら、そのように作ることも可能です。
それでは、初心者でも安心な身近な材料を使ったDIYで作る、おしゃれなマスキングテープ収納のアイデアを紹介していきます。
小さな取っ手つき木箱
100均にあるアイテムをDIYすることで、手軽にオリジナルのマスキングテープ収納を作る事が出来ます。100均の木箱の蓋に取っ手をつけるだけで、持ち運びにぴったりのコンパクトなマスキングテープ収納になります。また、取っ手の位置を変えて扉付きの箱にするというアイデアもあります。
取っ手のデザインは好みで選んで大丈夫ですが、金属製の取っ手を付けることで、木目を活かしたアンティーク風の木箱に仕上がります。本体は100均の木箱だったとは思えない、おしゃれな高見えアイテムになるので、コストを抑えつつDIYに挑戦してみたい人におすすめです。
頑丈な木箱に仕切りをDIY
100均などでアクセサリーケースとして販売されている大きめの木箱も、DIYで中に仕切りを取り付けるだけでおしゃれなマスキングテープ収納に変身します。
仕切りを付けない状態でももちろん収納することは出来ますが、仕切りを付けることによってマスキングテープを立てて並べることが可能になり、すっきりと整頓できるようになります。
仕切りは板状のものでもかまいませんが、おすすめは棒状のものなります。やや縁寄りに棒を取り付けておくと、木箱を縦置きしても中のマスキングテープが飛び出しません。そのまま飾り棚のように壁に飾って使えるので、おしゃれなインテリアにもなります。
マスキングテープは重いものではないので、仕切りの取り付けにはグルーガンやボンドなどでも十分な強度になります。釘などを使わずにDIY出来るので、初心者でも簡単に作れます。
更に、同じ大きさの木箱を向かい合わせに2つ組み合わせて取っ手をつけることで、スーツケース型の収納箱を作るアイデアもあります。木箱は蝶番で繋ぎ合わせ、取っ手を取り付けます。
開閉する側にはパチン錠を取り付けておけば勝手に開いてしまうこともなく、持ち運びが可能な木箱のマスキングテープ収納の完成です。木箱の中には仕切りがあるので、持ち運んでも中身がぐちゃぐちゃになりません。
マスキングテープを取り出す時は木箱を立て、観音開きで開けるようにします。普段は木箱の蓋を閉じておけば非常にコンパクトなので、場所をとらずに収納しておくことができます。
壁一面のマスキングテープ棚
大量のマスキングテープを一目で柄が分かるように収納したい、という人には少し本格的なDIYで壁一面を収納棚にしてしまう方法がおすすめです。
本格的と言っても作り方は木箱に仕切りを取り付けるDIYアイデアと同じです。板と板の間に棒状の仕切りを取り付け、それを壁いっぱいのサイズに作ることで、壁一面の収納棚になります。
板と板の間に、コの字型にもう1枚別の板を取り付けても良いのですが、可能であれば仕切りを取り付ける板を壁に寄せて配置して、壁をそのまま収納棚の背面として利用すれば使用する材料が少なく済みます。
壁一面に美しく並べられたマスキングテープはなかなか見ごたえがあります。色ごとに並べてグラデーションにするもよし、敢えてランダムに並べることでモザイクアートのようにするのもおしゃれで楽しいです。
もし部屋の模様替えで壁紙を張り替えるとなると大変ですが、この壁一面のマスキングテープ棚であれば、置いてあるマスキングテープを並べ替えるだけで手軽に模様替え気分も味わえます。
ハンガーをリメイク
身近にあるものを材料に使えるのがDIYの魅力の1つですが、ハンガーをおしゃれなマスキングテープ収納アイテムにすることもできます。使用するのはワイヤータイプのハンガーで、中でもスラックスが複数掛けられるタイプがおすすめです。
ワイヤーハンガーのつなぎ目を一旦解き、端は軽く引っかけられる長さまでカットしておきます。ワイヤーにマスキングテープを通したら、端をまた引っ掛けておけばハンガー収納の完成です。
完成したハンガーは、使用しない時にはそのままハンガーラックにかけておくこともできますし、マスキングテープを収納した状態で壁に掛けておけばインテリア代わりにもなります。
複数掛けタイプのハンガーは、スラックスをかけられる部分を取り外してマスキングテープを通すだけですっきり収納できます。たくさんのマスキングテープを一箇所に収納できるのでコンパクトにまとまります。
使用済のラップケース
マスキングテープの収納に使える意外なアイテムとして、使用済みのラップケースがあります。通常サイズのマスキングテープであれば、そのままラップケースにぴったり収まります。
芯が細めのラップであれば、使い終わった後の芯にマスキングテープを通して収納することもできます。マスキングテープの数が少ない場合でも、ケースの中で転がらなくなります。
ラップケースは厚紙で作られているの元々ある程度の強度がありますが、マスキングテープでデコレーションすることによって、更に補強されるので長く使用することができます。ゴミも減らすことができるエコな収納ケースなので、丁度良いサイズのマスキングテープがあるなら試す価値ありです。
ラップケースについているカッターは、そのまま残しておいてマスキングテープのカットに利用することができます。その場合は、開閉時や持ち運びの際に手を傷つけないように気をつけてください。
カッターをラップケースから取り外して使う場合には、ラップケースが破損しないように慎重に外してください。もし、ラップケースが少し切れたりしてしまった場合には、ケースの縁をマスキングテープで補強しておくと良いです。
あるいは、無理に取り外そうとせずに、カッターの上からマスキングテープでコーティングしてしまうという方法もあります。
マスキングテープは後々使いやすい収納をしよう!
集めて見ているだけでもカラフルで可愛いマスキングテープですが、基本的にはマスキングテープを取り出して使用することを前提として、出し入れのしやすい収納をすることが大切になってきます。
そして後々マスキングテープの数が増えてしまっても困らないように、なるべくコンパクトに収めたいものです。お部屋の雰囲気や、手持ちのマスキングテープの数に合わせて、自分に合った使いやすい収納を選んでください。