「ピンキリ」の意味は?使い方・由来・類語も分かりやすく解説!

「ピンキリ」の意味は?使い方・由来・類語も分かりやすく解説!

「ピンキリ」という言葉はよく耳にして「最低から最高まである」という意味に解釈していますが、「ピン」と「キリ」ではどちらが上なのか迷う言葉でもあります。「ピンキリ」の本来の正しい意味や使い方、「ピンキリ」の由来や類語などを詳しく解説します。

記事の目次

  1. 1.「ピンキリ」の意味とは?
  2. 2.「ピンキリ」の由来
  3. 3.「ピンキリ」の類語
  4. 4.「ピンキリ」の対義語
  5. 5.「ピンキリ」の言い換え表現
  6. 6.「ピンキリ」の使い方
  7. 7.「ピンキリ」は「ピンからキリまで」という意味

「ピンキリ」の意味とは?

意味
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「ピンキリ」という言葉はよく耳にして、何気なく使っていますが本来の正しい意味を知っている方は意外に少ないのではないでしょうか。

「ピンキリ」は俗語で「最高のものから最低のものまで様々なものが存在している」「品質やランクがさまざまにある」という意味です。

「ピン」は「1(いち)」という意味

サイコロ
Photo bywilhei

「ピンキリ」の「ピン」はサイコロやかるたに由来する言葉で、ヤクザ映画の丁半博打のシーンで「ピンゾロの丁」というように、サイコロの目の「1(いち)」を意味します。

「1」という数字は物事の最初や始まりという意味なので、一般的に「ピン」は「1番上」「最上級」と解釈されています。そのことから「ピンキリ」の「ピン」は、質が高いものや上にあるものを指します。

「キリ」は「物事の最後」という意味

干支
Photo byvoytekpavlik

一方「ピンキリ」の「キリ」は「12」という数字に由来しています。日本語には「区切り(くぎり)」という言葉があり、1年の区切りになる最後の月が12月です。干支(えと)は12番目のイノシシが最後になります。時計も12時までです。丁半博打の出目は6が2つ出る「12」以上にはなりません。

「1〜12」のうち「12」で「区切り」になることから「キリ」は物事の最後という意味で「最下位」「下」を表現します。つまり「ピンキリ」とは、数字が「1〜12」=「小から大」まであるように質やランクに様々な幅があるという意味です。

「ピンキリ」の由来

ルーツ
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「ピンキリ」は「質やランクが最低から最高まで様々ある」という意味は紹介しましたが、「ピンキリ」はいつの時代から使われ出し、語源は何に由来しているのでしょう。

「ピンキリ」は「ピンからキリまで」を省略した言葉、また「1から12まで」という数字の区切りに由来していると言われています。その他「ピンキリ」の由来には様々な説があります。それではその諸説の主なものを紹介します。

諸説

サイコロ
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「ピンキリ」は江戸時代に確立された言葉で、ポルトガル語に由来するという説がもっとも有力です。ポルトガル語に「Pinta(ピンタ)」という言葉があり意味は「点・斑点(はんてん)」です。その意味から転じて、サイコロの1の目を「ピン」というようになったのが由来と言われています。

また室町時代にポルトガルから伝わった「天正かるた」があります。天正かるたには点数が描かれていて1点札のことを「Pinta(ピンタ)」と呼びました。

ポルトガル
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1点札は最低の点数なので「ピン」は最低または最小という意味に転じたのが「ピン」の由来とする説があります。とすると「ピンキリ」の「ピン」は江戸時代より前の室町時代からあったことになります。

日本語の「区切り」の「次に進まずそこでちょうど終わる」という意味から「区切り」を省略して「キリ」が、最後を表す言葉になったという説があります。

トランプ
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また「天正かるた」は12枚ずつ4組(計48枚)になっているトランプのようなものです。1〜9までが数字札で最初の1点札が「ピン(最低点)」になります。

10〜12枚目が絵札で、10点札が「女王」、11点札が「騎士」、12点札が最後で「キリ」と呼び国王を描いた最高札です。つまり最初(最低/ピン)から最後(最高/キリ)まである「天正かるた」が「ピンキリ」の由来とする説です。

花札
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この他「ピンキリ」の由来には、花札の絵札が月ごとに12種類あり、12月には桐(きり)の絵が描かれているので「キリ」が最後を表す「花札説」があります。

ポルトガル語の十字架を意味する「cruz(クルツ)」がなまり「キリ」になったとする説、十字架が数字の「十」をイメージさせることから、数字の一区切り「一(いち/ピン)」から「十(じゅう/キリ)」があることから「ピンからキリまで」を略して「ピンキリ」になったとする説もあります。

このように「ピンキリ」の語源の由来には様々な諸説がありますが、なかでもポルトガル語に由来するものが多いので、ポルトガル語説が「ピンキリ」のもっとも有力な由来と言えるのではないでしょうか。

意味が逆転?

逆転
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「ピンキリ」の由来を読まれて、不思議に思われた方が多いのではないでしょうか。現在使われている「ピンキリ」の「ピン」は最高・最上という意味で「キリ」は最低という意味です。ところが由来で見る当時の「ピンキリ」の「ピン」は最低・最小で「キリ」は最後で最高という意味です。

なぜこのような意味の逆転現象が起きたのでしょう。いつ頃から意味が逆転したのかは定かではありませんが、情報の伝達手段に原因があるのではないでしょうか。

江戸時代までの情報の伝達手段は、口づてによる口述、あるいは書状(手紙)しかありません。手紙の場合も遠方になれば届くまでに数日かかったり紛失も多かったはずです。

広辞苑
Photo by torisan3500

また口づての情報ほどあてにならないものはありません。伝言ゲームをすると最初の人に与えた情報が最後の人になると全く違う表現になってしまいます。口づての情報は人を介すたびに、違う情報に塗り替えられて意味が逆転する場合も珍しくありません。

このような伝達ミスが江戸時代に起きて「ピンキリ」の意味がいつしか逆転して広まってしまい、現代に至ったのではないでしょうか。

言葉というものは面白いもので、歴史を経るといつの間にか意味や使い方が変わっていくものです。死語となって消えていく言葉もあれば、新しい造語も生まれます。そのために信頼性の高い辞書の広辞苑も数年ごとに改訂版を出版する必要があるのです。

「ピンキリ」の類語

類語
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「ピンキリ」の類語とは、意味や使い方が似ている言葉のことです。「ピンキリ」は「最高から最低まで様々ある」という意味なので、この意味に近い言葉が類語になります。

しかし類語は意味が似ていると言っても「ピンキリ」と全く同じというわけにはいきません。どこかしら違いがあります。

また「ピンキリ」は俗語なのでフォーマルな場面では使うことができません。類語の中にはそのような場合でも言い換え表現として使えるものがあります。

それでは「ピンキリ」の類語の主なものをチョイスして、意味や使い方「ピンキリ」との違いなどを例文も交えて紹介します。

「当たり外れ」の意味

ケーキ
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「当たり外れ」という類語は、アタリもあればハズレもあるという意味です。例えばケーキを買おうと思ってお菓子屋さんに入りました。ところが種類が多くて目移りしてしまいます。思い切って見た目の良いのを買いました。

ところが家に帰って食べてみると思いの外まずかった場合は「外れ」です。想像以上に美味しければ「当たり」です。「ケーキの味には当たり外れがある」つまり「ケーキの味には最高もあれば最低もありピンキリ」という意味なので「ピンキリ」の類語になります。

しかし「ピンキリ」には、「ピン」が上で「キリ」が下という上下がはっきりしています。「当たり外れ」の場合はクジと同じで、食べるなどの行動をしてみなければ上下がわかりません。そこに違いがあります。

「多種多様」の意味

量販店
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「多種多様(たしゅたよう)」は「たくさんの種類が様々にある」という状態を表す類語です。最高のものから最低のものまで色々あるという意味が「ピンキリ」と似ているので類語になります。

先ほどのお菓子屋さんで買うのを迷ったのは、ケーキの種類が「多種多様」だったからです。つまり迷うほどに色々な種類があるという意味です。

パソコンを買おうと思って量販店に行っても、種類がたくさんあり、また値段や機能も多種多様です。物だけでなく企画案や意見が何種類かある場合にも多種多様を使います。

会議
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「ピンキリ」は俗語なのでフォーマルなビジネス会議などで「今お配りした3つの企画案はピンキリです」はNGですが、「今お配りした3つの企画案は多種多様ですが、一押しはB案と考えております」のように表現できます。

つまり「ピンキリ」はフォーマルな場面では使えませんが、類語の「多種多様」の使い方は、フォーマルな場面で「ピンキリ」の言い換え表現として使用できる点が「ピンキリ」との違いです。

また類語の「多種多様」は種類が豊富に様々あるという意味で、その優劣や上下は表現していません。「ピンキリ」は上下優劣が含まれた表現です。この点も違いの一つです。

「色々・様々」の意味

色々
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「色々」と「様々」は別々に使うこともあれば「色々様々」と合わせて表現することもある言葉です。どちらも「さまざまな種類があること」を表現する「ピンキリ」の類語です。

意味は前述の「多種多様」と非常によく似ています。ただ「多種多様」よりは多少フランクな軽いニュアンスを持った言葉です。

フォーマルな場面でも使用可能です。仲間同士のプロジェクトチームの会話では、むしろ「色々・様々」の方が打ち解けて自然かもしれません。

「ピンキリ」との違いは「多種多様」と同様に、種類が多いことを表現していますが、意味の中に上下優劣が含まれていない点です。

「まちまち」の意味

まちまち
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「まちまち」とは、それぞれに違いがある状態を表現する言葉で「ピンキリ」も上下優劣など様々な状態を意味しているので類語になります。

「本日のセレモニーは、各方面からまちまちの方々をお呼びしております」「スマホはメーカーや機種により使い勝手はまちまちです」の例文のように、「まちまち」は人間関係や物はその場面や種類によって異なることを意味しています。

パワー
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ここまでいくつかの類語を紹介してきましたが、どの類語を見ても意味は種類が様々なことは表現していますが「ピンキリ」のように上下や優劣をはっきりと意味に含んでいる言葉はありません。

言い換えれば「ピンキリ」は俗語でありながら、たった4文字の中で、ピンからキリまでと「上下や優劣」「種類の豊富さ」「幅の広さ」まで表現しています。「ピンキリ」はある意味でものすごいパワーを秘めている言葉と言えるのではないでしょうか。

「ピンキリ」の対義語

ワイン
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対義語とは反対の意味を持つ言葉のことです。今さら「ピンキリ」の対義語を調べて何の意味があるの、と感じる方もいると思いますが反対の意味を調べることは「ピンキリ」の意味をはっきりと認識できる効果があります。

例えばワインには、白は魚料理に赤は肉料理に合うと言われていますが実際に飲み比べなければ違いがわかりません。それと同じで「ピンキリ」と対義語の意味を比べることで違いや本来の意味が浮かび上がります。

「ピンキリ」は上下優劣など差があるという意味ですから対義語は差がないという意味を持つ言葉になります。それでは「ピンキリ」と反対の意味を持つ対義語の意味や使い方違いなどを詳しく解説します。

公平

審判
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公平(こうへい)は「公(おおやけ)」に「平(たいら)」と書き、読んで字のごとく「すべてを同じように扱うさま」という意味です。「公平な選挙」「公平な抽選」「公平な裁判」「公平な審判」のような使い方をします。

上下や優劣がないように行うという意味なので「ピンキリ」とは反対になります。「裁判は、訴えた原告人側と、訴えられた被告人どちらにも公平なジャッジをしなければならない」の例文のように表現します。

つまり「公平」とは、どちらかに肩入れすることはせずに、全てに対して平等に対処して、同じように扱うという意味です。

平均的

同等
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「平均的」とは「あるまとまりの中で、最もふつうであるさま」という意味で、ピンからキリまである「ピンキリ」とは全く正反対なので対義語になります。

例えば「彼の体格は日本人の平均的な身長・体重です」「このリンゴのサイズが最も平均的です」の例文のように、平均的とは量や大きさがちょうど中程で平均値に近い、または一般的という意味です。

前述の「公平」は人が物事に対する姿勢が平等と表現しているのに比べ、「平均的」は物理的な数値が中ぐらいという意味を表しています。このように反対の意味を持つ対義語でもそのニュアンスはそれぞれで違います。

格差がない

公平
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「格差がない」とは「違いや差がなく、すべて同じ」という意味で、平均的とよく似た対義語です。「生活水準に格差がない」「賃金に格差がない」「物価に格差がない」「仕事内容に格差がない」のような使い方をします。

「ピンキリ」とは反対の意味や使い方をするので対義語になっています。「格差がない」は同じ対義語の「平均的」と意味は非常に似ていますが、使う対象が「平均的」の場合は量やサイズなどの物理的な数値に使いますが、「格差がない」は社会現象などの状況や状態に対して使うところが違います。

「ピンキリ」の言い換え表現

変換
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「ピンキリ」は俗語なので、ビジネスシーンや公式な場面では使うことができません。しかしフォーマルな場面でも「ピンキリ」のニュアンスを伝えたい場合は多々あります。

そのような場合には言い換え表現が必要になります。「ピンキリ」の言い換え表現として使うことができる言葉は、類語のところで紹介した「多様」「色々」「様々」「まちまち」「多種多様」などの言葉です。

会議
Photo by889520

例えばNGの例文「今回のプロジェクトとは、進め方により予算はピンキリになります」をフォーマルに言い換えると「今回のプロジェクトとは、進め方により予算は多様になります」のように使います。

「多様」の代わりに「様々」「まちまち」「多種多様」を使ってもOKです。もう少し軽い会議では「色々」を使っても問題ありません。このように「ピンキリ」のニュアンスを伝えたい場合は、これらの言い換え表現を上手に使うことをオススメします。

「ピンキリ」の使い方

How
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「ピンキリ」はピンからキリまであるという意味ですが、使う場面によって使い方は変わります。価格、職種、価値、スキル、品質、味、どれを取ってもピンキリがあります。

使い方をマスターするには例文を参考にするのが近道です。それでは場面ごとに分けて「ピンキリ」の使い方を例文で紹介します。

例文①

価格
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価格がピンキリということは、一口に言えは値段が高いか安いかという意味です。例えば「パソコンの価格は、メモリーの容量や搭載されているアプリによってピンキリになります」

「ダイアモンドの価格がピンキリなのはカラットの数値だけじゃないんだ、石の中にある細かい傷や光沢、カットなどの品質なんだよ」の例文のように表現します。

また価格は品物だけでなくサービスや人の価値にも値段がつきます。例えば「弁護士費用は、依頼する内容によって金額がピンキリです」「スマホや携帯の修理は、依頼する店舗によってピンキリなのにびっくりしたよ」の例文のような使い方をします。

価格がピンキリと言っても、このように物品やサービス、報酬など様々な使い方があるのがお分りいただけたのではないでしょうか。

例文②

ひまわり
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「価値」ほど厄介で難解なものはありません。なぜならば価値は個人一人一人でみな違うからです。そんなことはない芸術家が創造した作品には価値があるじゃないかと反発する人が多いと思いますが、それは価値を金銭に置き換えていることによる幻想です。

例えばオークションでゴッホの「ひまわり」の絵が50億円で落札されたから「ひまわり」の絵に価値があると言えるのでしょうか。投資や絵に興味のない人には一銭の価値もありません。

宝石
Photo by Hiroyuki Tsuruno

一般的に価値があると言われる宝石でも好みに合わない宝石はただの石コロです。値段が高いから価値があるというのは大間違いです。河原で拾った石でも思い出があれば価値があります。名もない画家の絵でも自分の心に響けば価値があります。まさに価値はピンキリです。

「十人十色」とよく言います。価値も同じで10人いれば10の価値があり、千人いれば千人それぞれの価値が存在するのです。つまり「ピンキリ」より範囲が膨大すぎるので例文はありません。

強いて例文をあげれば「価値とは、個人個人で違うもの、千差万別なので価値こそピンキリです」と表現する以外にありません。本当の価値と金銭価値を混同しないように注意しましょう。

例文③

ゴルファー
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「スキル」とは一般的には「能力」という意味です。スキルには様々な分野があります。アスリートのスキル(運動能力)、学力のスキル(レベル)、コミュニケーション能力、マネージメント能力、総合力スキル、計算能力、芸術的センス、ビジネス感覚など数え上げればキリがありません。

言い換えれば分野の種類そのものがピンキリです。また同じ分野のなかでもスキルはピンキリです。例えば「プロゴルファーといっても賞金王争いをするプロもいれば、決勝ラウンドに進めないプロもいます。ゴルフのスキルはピンキリです」の例文のように表現します。

研究
Photo byjarmoluk

また「東大生といっても、理系や文系と専攻科目によりスキルはピンキリです」「同じ理系といっても人によって数学に強い人、物理に優れている人、化学系、医学系とスキルはピンキリです」の例文のように使います。

「ビジネススキルには、経営力、マネージメント力、スピーチ力、企画力、コミュニケ力など種類も様々あり、それぞれのレベルもピンキリです」このようにスキルを表現する「ピンキリ」は多種多様に渡ります。

例文④

レストラン
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味覚(みかく)とは、食品や飲み物から感じる味のことで「塩辛い」「酸っぱい」「甘い」「にがい」の4種に加えて「香り」の5つの感覚があります。その味覚の総合で「うまい」「まずい」を判断しています。またそれに加えて雰囲気によっても左右されます。

例えば「レストランは、おしゃれで雰囲気は良いけど味はイマイチな店、庶民的な内装だけど味はバツグンな店とピンキリだ」「ワインの味は、ブドウの産地や、その年の気候によってピンキリになる」のように表現します。

「うまい」「まずい」には個人差があり、食品の好き嫌いや年齢、その日の体調や雰囲気によって変わります。つまり味覚そのものが人それぞれでピンキリなのです。

「ピンキリ」は「ピンからキリまで」という意味

図書館
Photo byklimkin

「ピンキリ」は「ピンからキリまで」の略称で、最高から最低まで様々にあるという意味です。現在では「ピン」が最高で「キリ」が最低ですが、江戸時代までは「キリ」が最高で意味が逆でした。

意味の由来はポルトガル語説が最も有力で、江戸時代の情報伝達手段のミスで意味の逆転現象が起きたと考えられています。

ここまで「ピンキリ」の意味や由来、類語や対義語、使い方やフォーマルな場面での言い換え表現などを紹介してきました。このように日本語は非常に面白い言語です。この記事を読まれて興味を持たれた方は色々調べてみると、日本語のボキャブラリーがさらに豊富になるのでオススメします。

Eiji0601
ライター

Eiji0601

元ミュージッシャン&調理師。現在はフリーのコンサート企画やチラシ等のデザイナーをやっています。音楽のジャンルはクラシックからジャズ&ポップス、特に’60年代〜’80年代ポップスが大好きです。料理は和食が得意な年齢不詳の独身男性です。

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