「花金」の意味や由来は?「華金」との違いなど社会人の習慣をリサーチ!

「花金」の意味や由来は?「華金」との違いなど社会人の習慣をリサーチ!

「花金」という言葉を知っていますか?日本の景気が最高潮だった時に、好んで使われていた言葉です。今、若者を中心にSNSで復活を遂げているという「花金」ですが、その意味や由来を知っていますか?。「華金」との違いも含めて詳しく説明します。

記事の目次

  1. 1.花金の意味とは
  2. 2.花金の由来
  3. 3.花金・華金の違い
  4. 4.花金は死語?
  5. 5.花金・社会人の習慣
  6. 6.花金は英語にも!
  7. 7.英語と日本語から見る「花金」文化の違い
  8. 8.花金の意味とは羽目を外せる花の金曜日!

花金の意味とは

Photo bystevepb

日本で週休2日制度が広まったのは、1980年代後半以降です。それまでは、社会人も学生も、土曜日も普通に会社・学校がありました。週休2日が一般企業にも定着して、翌日が休日である金曜日のことを「花の金曜日」略して「花金」と呼ぶようになりました。この「花金」ですが、使われだしたのは1990年頃だと言われています。

現在では「花金」は死語とされていますが、最近また注目されてきているそうです。いったいどんな理由で「花金」が再注目されているのでしょう。

この「花金」に対して「半ドン」という言葉もありました。これは土曜日の会社や学校が半日で終わって、午後が休みのことです。週休2日制が導入されてから「花金」が生まれましたが、「半ドン」は逆に死語となりました。この「ドン」の由来はオランダ語で「休日」や「安息」を意味する「Zondag」からきています。

「Zondag」を日本語読みして「ドンタク」。そして、土曜日は午後が休みなので、半日の休みです。半分の「ドンタク」ということで「半ドン」になります。福岡に「博多どんたく」というお祭りがありますが、その「ドンタク」も同じ由来です。なので、「博多の休日」という意味になるのでしょうか。

しかし、開催日はゴールデンウィーク中の5月3日と4日なので、「花金」に固定されている訳ではありません。祭り自体は、国内でも動員数が200万人を超える祭りは3つしかなく、そのうちの1つです。

花の金曜日

Photo by janebelindasmith

当時の社会人にとって、「花金」とはどんな意味をもっていたのでしょうか。週休2日ではなかった時代、1日休める日は、休養や溜まった家事を処理することが第一になっていました。それが週休2日となり、休養や家事をするのを「日曜日」とすれば、「土曜日」は何をしてもいい日です。朝寝坊だってできます。

そこで「金曜日」は遅くまで遊んでも次の日に影響のない日、つまり「花金」となっていきました。当時、週休2日制は、大企業や外資系企業、公務員などから採用されていきました。中小企業や建設業、農林水産業などでは、まだ土曜日も仕事をしていました。

Photo byAlexas_Fotos

そのため、「花金」という言葉は、裕福な都会の生活を示す、社会人にとってからも憧れの言葉でもあったのです。ちなみに国家公務員が完全週休2日になったのは、1992年のことです。今から30年前は、まだ土曜日は「半ドン」だったので、公務員には「花金」はありませんでした。

花金の由来

Photo bypixelcreatures

当時の日本はバブル景気で賑わっており、社会人は競うようにお金を消費し、楽しんでいました。中でも、翌日が休日となる「金曜日」が最も華やかでした。その煌びやかな様子を「花」に例えて、「花」が咲き誇り賑わう「金曜日」ということで「花の金曜日」と例えたのが由来だと言われています。

Photo by Salvador Pérez

その「花の金曜日」が長いということで略されて、「花金」と呼ばれるようになりました。現在でもそうですが、日本人は略すことが好きです。英語中心での例になってしまいますが、最近では「パリピ(party people)」や「JK(女子高生)」、「AKB(秋葉原)」、「スマホ(スマートフォン)」などが有名です。

Photo by rgallant_photography

こういった流行り言葉も、そのほとんどは定着せずに死語になっていきます。ダジャレなのかどうか由来はわかりませんが、全国花き振興協議会は「Flower Fridayお花と過ごす幸せな週末を」という「くらしに花を取り入れる新需要創出事業」を展開しています。正に「花金」です。

金曜日の晩に羽目を外す事から

Photo byktphotography

当時の繁華街は、「花金」を楽しむ社会人が町中にあふれており、明け方まで賑やかで、タクシーに乗車することが難しかったと言われています。景気が良かったので、人々は貯蓄よりも消費に熱心で、高額の商品が飛ぶように売れた話も数多く残っています。その最も大きな要因となったのは週休2日制です。

「花金」で羽目を外すことができるのは、土曜日が休みになったからです。景気がよくて、週休2日制が導入されたために、社会人は繁華街で羽目を外して遊びまわっていたのです。そのせいか、「花金」後の土曜日の繁華街はひっそりとしていたと言われています。

花金・華金の違い

Photo byMagnascan

「花金」は「華金」と書かれていることもあります。辞書を引いてみると、「花金」の欄しか掲載されていません。しかし、「華金」が間違いということではなく、「花が咲き誇り賑わう金曜日」に対して「華のような金曜日」「金曜日こそが華」といった意味で「華」という字を当てて「華金」にしたのが由来とされています。

「花」も「華」も由来も意味もほぼ同じです。見た目を重視するのが「華」といった程度の違いという理解で問題ありません。

華金は高級感を出した花金の言い換え

次へ

関連するまとめ

人気の記事