ベランダでのガーデニングの始め方を紹介!
ベランダではお花や野菜などいろいろな植物を育てることができます。この記事ではベランダでのガーデニングの始め方を紹介します。準備道具や注意点、おしゃれなガーデニングスペースの作り方など、初心者にもおすすめの内容をまとめたので参考にしてください。
ベランダでガーデニングを始める際に確認したいポイント
ベランダでガーデニングを始める前に、いくつか確認をしておかないといけないポイントがあります。植物を育て始めてから困ることがないように、しっかりポイントを押さえておきましょう。ここからは、ベランダでガーデニングを始める際に確認したいポイントについて紹介します。
ベランダのスペース
1つ目に紹介するベランダでガーデニングを始める際に確認したいポイントは「ベランダのスペース」です。ベランダでガーデニングを始める際に最も重要なポイントがスペースでしょう。ガーデニングに使えるスペースがどれだけあるか把握しておくことが重要です。
ベランダに洗濯物を干す場合は、鉢で足を引っかけるなど邪魔にならないスペースでガーデニングを楽しむ必要があります。ベランダのスペースが広い場合は特に気にする必要がありませんが、狭い場合はガーデニングに使えるスペースに合わせて植物を選びましょう。
エアコンの室外機周辺は、物を置かないことが鉄則です。運転効率が悪くなり、故障の原因となります。植物にも熱風が当たりダメにしてしまう可能性が高いので注意しましょう。
ガーデニングの植物も、スペースに広さに合わせて選びましょう。良く成長する植物を狭いベランダで育てると、スペースに困ることになります。ざっくりと図面を書くと、イメージしやすいでしょう。
ベランダの日当たり
2つ目に紹介するベランダでガーデニングを始める際に確認したいポイントは「ベランダの日当たり」です。植物を育てる上で、日当たりは重要なポイントです。
明るく日当たりの良い場所から木陰まで、植物が好む場所はさまざまです。直射日光に当たる時間が長いと、枯れたり葉焼けなどの原因となります。日当たりの良い場所を好む植物を日当たりの悪い場所に置くと、成長に影響が出て上手に育てることができなくなります。
できれば、一年を通してベランダの日当たりがどのような状況であるのか把握しておくとよいでしょう。
直射日光が強い場合は、遮光ネットを使うと調節することができます。水の蒸発も防いてくれるので、暑い季節は活用するとよいでしょう。
ベランダの風通し
3つ目に紹介するベランダでガーデニングを始める際に確認したいポイントは「ベランダの風通し」です。ベランダでガーデニングを始める際は、風通しの良さも確認しておく必要があります。
風通しの悪いベランダで植物を育てると、根腐れの原因となります。また、暑い季節は熱がこもり蒸れてしまいます。ベランダに風が入ってくるかではなく、風の流れがあり水はけの良い環境であるかをチェックしましょう。
風通しが良すぎる場合は、乾燥対策と転倒などの対策が必要です。植物は水分が不足すると元気がなくなってしまうので、水やりの回数を増やしたり時間帯を遅くすると乾燥を防ぐことができます。
風が鉢植えに直接当たり転倒する心配がある場合は、システムトレーなどに入れておくと安定します。ベランダをすのこやネットなどで囲ってもよいでしょう。台風や強風により飛ばされてしまうほど強い場合は、部屋に避難させることをおすすめします。
ベランダの排水溝の有無
4つ目に紹介するベランダでガーデニングを始める際に確認したいポイントは「ベランダの排水溝の有無」です。マンションやアパートなどの集合住宅は、ベランダの排水溝がどこに設置されているか確認しましょう。
自分が住んでいるベランダに排水溝がある場合は問題ありませんが、両端のみなど限られた場所にしか設置していない場合もあります。水やりをして隣のベランダに流れてしまうと、不愉快な思いをさせてしまうだけでなく、トラブルになる可能性もあります。
受け皿に溜まった水はバケツなどを用意して回収したり、お隣に水が流れないように雑巾で塞ぐなど対策をしましょう。
水場との距離も確認
5つ目に紹介するベランダでガーデニングを始める際に確認したいポイントは「水場との距離も確認」です。ベランダでガーデニングを始める際は、水やりの方法を考えておく必要があります。
ベランダに水場があれば、ホースを取り付けたりジョウロでの水やりが簡単にできます。しかし、ベランダに水場がない場合は、キッチンや洗面所などから水を汲むしかありません。
ホースを繋げる、ジョウロで水を運ぶ、ベランダから水場まで鉢を運ぶなどの方法が考えられます。いずれも準備や手間が大変になるので、事前に考えておきましょう。
また、水やりの時間帯とやり方にも配慮しましょう。水やりをするとき、注意をしていても周囲に飛んでしまう可能性があります。お隣さんや下の階のベランダに洗濯物や布団などが干していないか確認をしましょう。
ベランダでのガーデニングで注意したいこと
マンションやアパートなどの集合住宅の場合、ベランダは専用使用権が認められた共用部分です。つまり、住居者のみが自由に使うことができるスペースではありますが、勝手な修理は禁止されており、物を置く場所など利用規約で決められています。
周囲に迷惑をかけないためにも、注意点をしっかり把握しておきましょう。ここからは、ベランダでのガーデニングで注意したいことについて紹介します。
上下階の住人に迷惑がかからないようにする
1つ目に紹介するベランダでのガーデニングで注意したいことは「上下階の住人に迷惑がかからないようにする」です。マンションやアパートなどの集合住宅に住んでいる場合、お隣さんや上下階の住人に迷惑がかからないようにしましょう。それでは、具体的な注意点を見ていきましょう。
水やり
まず、水やりをするときはお隣さんと下の階、通行人などに注意をしましょう。排水溝が自分のベランダにない場合、お隣に水が流れてしまいます。「ベランダの排水溝の有無」の項で紹介した方法を参考に、対策をしましょう。
ベランダの柵や仕切り板ギリギリで育てている場合、気をつけていても水やりのときに強風で飛んでしまうことがあります。お隣の洗濯物や下の階のお布団、通行人に水をかけてしまった!ということがないように注意しましょう。
枯葉や伸びたツル
次に注意したい枯葉は、強風により舞い上がり、お隣や上下階のベランダに落ちてしまうことがあります。特に、仕切り板の隙間からお隣に入り込むことが多いです。排水溝の関係で水やりのときに枯葉が流れてしまうことも考えられるので、枯葉はこまめに掃除しましょう。
ツル系の植物は、気が付かないうちにどんどん伸びてしまいます。上下左右の近隣に入り込まないよう注意し、定期的に剪定しましょう。面倒・手入れする時間がない方は、ツル系はベランダで育てないようにしましょう。
避難通路やハッチなどの開口部を塞がない
2つ目に紹介するベランダでのガーデニングで注意したいことは「避難通路やハッチなどの開口部を塞がない」です。マンションやアパートなどの集合住宅のベランダは、避難通路に指定されています。そのため、蹴破って通る仕切り板の前に物を置くことは禁止されています。
また、避難ハッチが設置されているベランダに住んでいる場合は「のらない・あげない・さわらない・物を置かない」という禁止事項があります。避難ハッチはベランダの中心に配置されている場合もあるので、通り道も考えてガーデニングスペースを決めましょう。
ベランダの外側に鉢やプランターをかけない
3つ目に紹介するベランダでのガーデニングで注意したいことは「ベランダの外側に鉢やプランターをかけない」です。マンションやアパートなどの集合住宅では、ベランダの外側に鉢やプランターをかけることを禁止している場合があります。
禁止されていないとしても、手すりを含め、鉢やプランターが落下する危険性がある場所には置かないように注意しましょう。また、落下防止対策をしても、風が吹いて土や葉っぱが飛ぶこともあります。周囲の方に迷惑をかけない気配りが大切です。
排水溝を詰まらせないようにする
4つ目に紹介するベランダでのガーデニングで注意したいことは「排水溝を詰まらせないようにする」です。自分が住んでいるベランダに排水溝がある場合は、詰まらせないために掃除を定期的に行いましょう。
風が強いと、枯葉やゴミなどが舞い込んでくることがあります。ガーデニングによる土や枯葉なども詰まりの原因となるので、注意しましょう。
台風や強風の時は室内に片付けられるようにする
5つ目に紹介するベランダでのガーデニングで注意したいことは「台風や強風の時は室内に片付けられるようにする」です。台風や強風の時は、ガーデニングを含めてベランダに置いてあるものが飛ばされる心配があります。
陶器製の鉢や土が入ったプランターは、人に当たると命の危険性もあり、車や自転車などに当たることも考えられます。鉢やプランター、ガーデニング用品も含めて、危険性のあるものは事前に部屋に入れるようにしましょう。
ベランダでのガーデニングでおすすめの植物
ガーデニング初心者さんは、ベランダに適した植物が分からないという方もいるでしょう。手軽に育てられる植物からチャレンジしたいという方のために、おすすめの植物をピックアップしました。
ベランダでのガーデニングを楽しむために、好きな花や食べたい野菜、料理に使いたいハーブなどを紹介する中から育ててみましょう。ここからは、ベランダでのガーデニングでおすすめの植物について紹介します。
花
1つ目に紹介するベランダでのガーデニングでおすすめの植物は「花」です。ベランダを手早くお花で華やかにしたい場合は、アスチルベがおすすめです。花が咲いた状態で販売されており、白やピンク、水色などの淡い色から濃いピンクや真っ赤な色もあります。耐寒性が強く、育てやすいです。
長い期間花を楽しみたい方には、キンギョソウがおすすめです。マリーゴールドの根には害虫を退治する効果があるおで、寄せ植えにおすすめです。あまり手をかける時間がない方には、水やりが少なくてすむアリッサム、寒い地方の方にはアジュガやパンジーがおすすめです。
ペニチュアやネモフィラ、マーガレット、ゼラニウム、ベゴニアなどは丈夫で育てやすいので、ガーデニング初心者におすすめです。
野菜
2つ目に紹介するベランダでのガーデニングでおすすめの植物は「野菜」です。ガーデニング初心者におすすめの野菜はたくさんあります。1年を通して野菜の収穫を楽しめるので、季節に合わせて植えましょう。
春から初夏に収穫できる野菜は、春菊やオクラ、玉ねぎなどがおすすめです。春菊は大きく育てるために、途中で間引きをします。間引いた春菊も食べることができます。3月中旬から4月中旬頃に種をまきましょう。
オクラは大きくきれいな花を咲かせるので、観賞用としても楽しむことができます。4月上旬から5月上旬ごろに種をまきましょう。成長し過ぎたオクラは硬くなるので、8cm前後が収穫時です。
玉ねぎは品種により植え付け時期が違います。収穫時期は、玉ねぎの葉が教えてくれます。時期がくると自然に倒れるので、それまで待ちましょう。
夏から秋に収穫できる野菜は、枝豆やニラ、ミニトマト、きゅうり、なすなどがおすすめです。枝豆は寒暖差が大きい地域がおすすめです。4月上旬~5月中旬ごろに種をまきましょう。ニラは根元を残しカットすることで、何度も収穫することができます。6月に植えましょう。
ミニトマト、きゅうり、なすは日当たりと風通しの良い場所を好みます。5月上旬ごろに植え付けましょう。ピーマンやししとうもおすすめです。
秋から冬に収穫できる野菜は、小松菜です。寒さに強く、初心者でも育てやすいです。種をまいてから1ヶ月程度で収穫できるので、早く収穫したい方にもおすすめです。9月上旬から11月上旬ごろに種をまきましょう。
ハーブ
3つ目に紹介するベランダでのガーデニングでおすすめの植物は「ハーブ」です。ハーブはおしゃれな料理に使える種類が多く成長が早いことから、ベランダのガーデニングでも特に人気があります。香りが楽しめるメリットもあります。
おすすめのハーブは、ローズマリーやバジル、シソ、イタリアンパセリなどです。ローズマリーは、挿し木で増やすことができます。日当たりに関係なく育てることができるので、ガーデニング初心者にもおすすめです。抗菌作用があるので、お弁当に添えてもよいでしょう。
バジルはイタリア料理で良く使われるハーブです。パスタやピザにトッピングするだけで、おしゃれなメニューに仕上がります。たくさん収穫出来たら、バジルソースを作り活用することもできます。花芽がついたら長い期間収穫出来るように刈り込みしましょう。
シソは押し芽をすると長い期間収穫することができます。風通しの良い場所で育てましょう。イタリアンパセリは、日当たりと風通しの良い場所を好みます。収穫したイタリアンパセリは、電子レンジを使うと簡単にドライパセリを作ることができます。
果物
4つ目に紹介するベランダでのガーデニングでおすすめの植物は「果物」です。難しいと思われがちな果物ですが、ベランダで育てることができる種類がいくつかあります。鉢やプランターで育てることができる果物は、いちごやブルーベリー、キウイ、レモン、オリーブ、いちじく、ラズベリーなどです。
いちごは収穫期間が長く、早ければ年明けごろから食べることができます。9月下旬から10月下旬ごろに苗を植え、害虫と病気対策をしっかり行いましょう。
ブルーベリーは場所を取らないので、スペースが狭いベランダにもおすすめです。日当たりの良い場所と酸性の土を好みます。アブラムシがつくと弱りやすいので注意しましょう。
キウイは気温の変化に強いですが、風を苦手とします。また、水不足は実ができない原因となるので、水やりをしっかり行いましょう。雄株と雌株が必要になるので、ある程度のスペースが必要です。
レモンは生命力が高く、日当たりの良い場所を好みます。青虫に弱いので注意しましょう。オリーブは雄株と雌株が必要な品種もあります。根が浅いので、風に弱いです。しっかり支柱などで支えてあげましょう。
いちじくは生命力が高く、剪定をしても実をしっかり付けてくれます。狭いスペースのベランダにもおすすめです。木を大きく成長させるために、1年目はすべての実を間引きしましょう。
ラズベリーは虫がつきにくいので、苦手な方にもおすすめです。熟した実はカラスに狙われやすいので、防鳥ネットをおすすめします。1年に2度収穫できる楽しみもあります。
ベランダでガーデニングを始めるための準備
ベランダでガーデニングを始めるためには、いくつか必要な道具があります。育てる植物により適した土と鉢は違うので、選び方も把握しておきましょう。ここからは、ベランダでガーデニングを始めるための準備について紹介します。
土の選び方
1つ目に紹介するベランダでガーデニングを始めるための準備は「土の選び方」です。植物を上手に育てるためには、土選びも重要です。
植物は根っこから水分や栄養を吸収するので、元気に育てるためには適した土が必要になります。もちろん、完璧な土を用意しても、日当たりや水やりなどで失敗する可能性はあります。
何も知識がなく土を購入しようとすると、種類の多さに驚き迷ってしまう方も多いです。植物に適した土をブレンドして作る方法がありますが、ガーデニング初心者には難しいでしょう。ガーデニング全般に使える土であれば、植える植物ごとに用意する必要がありません。
ガーデニング初心者には、草花用培養土や花と野菜の培養土などの「培養土」がおすすめです。培養土は肥料も混ざっているので、土づくりの手間が省けます。また、病気にかかりにくく、害虫も寄り付きにくいという特徴があります。
鉢の選び方
2つ目に紹介するベランダでガーデニングを始めるための準備は「鉢の選び方」です。鉢はサイズや素材、デザインなど種類がたくさんあります。値段も幅が広いため、迷ってしまうかもしれません。
鉢を選ぶときの一番のポイントは「サイズ」です。植える植物がどのくらい成長するかを考えて、サイズを選びましょう。植物は種類により成長する大きさが違います。鉢が狭くなると植え替えをする必要があるので、大きめサイズで育てると手間がかかりません。
苗の状態で購入した植物は、2まわり以上大きめの鉢を用意しましょう。鉢が小さいと成長の妨げになるだけでなく、土がすぐ乾いてしまうので水やりの回数を多くする必要があります。
ただし、ベランダには耐荷重の決まりがあります。重たい陶器の鉢はおしゃれで存在感がありますが、規約を守り選びましょう。掃除をすることを考えると、特に大きい鉢はキャスター付きが便利です。重たい鉢を移動させるのは重労働です。鉢植え用のキャスターにのせておけば、移動が簡単です。
その他用意するもの
3つ目に紹介するベランダでガーデニングを始めるための準備は「その他用意するもの」です。土と鉢の他にも、ベランダでガーデニングを始めるために必要な道具があります。ないものは準備しておきましょう。
鉢底ネット
鉢底ネットは、100円ショップなどでも販売されています。鉢の底には水はけ用に穴が開いていますが、土がこぼれたり害虫が侵入する可能性があります。鉢底にネットを敷くことで防ぎます。
鉢底ネットは、鉢やプランターの底に合わせて、自分でカットします。鉢やプランターとセットになっているものもあるので、確認して用意しましょう。
鉢底石
鉢底石は、水はけを良くしたり根腐れの予防、成長の手助けをしてくれます。鉢底ネットを敷き、その上に鉢の5分の1程度の鉢底石を詰めます。鉢底石は、排水溝用のネットに入れておくと、植え替えのときにまとめて取り出すことができ便利です。
肥料
ガーデニングでは「元肥」と「追肥」の2種類を用意しましょう。元肥は植物を鉢やプランターに植えるときに使います。植物の生長に必要な、窒素・カリウム・リン酸と3つの成分が含まれています。ただし、培養土を使う場合は肥料が混ざっている種類もあるので確認しましょう。
植物を育てる過程で欠かせない水やりなどにより、肥料の効果が徐々に薄れていきます。成長を助けるために追加で肥料を与えることを追肥といいます。追肥の量や期間などは植物により違うので、必ず確認してから行いましょう。
追肥は水で薄める「液体タイプ」がおすすめです。培養土ではなく自分で土をブレンドする場合は、1年程度効果が続く元肥がおすすめです。
シャベル・ジョーロ
シャベル(移植ゴテ)は、長さが30cm程度のミニスコップを用意しましょう。苗を植えるときの穴を掘ったり土を混ぜたりと意外と良く使う道具です。
素材やデザインなどいろいろあるので、持ちやすく使いやすいものを選びましょう。道具もベランダに飾る場合は、イメージに合うデザイン性も重要です。
ジョウロはハス口といわれるシャワータイプがおすすめです。小さめのジョウロは水汲みが大変になるので、必要な水の量を考え選びましょう。
そのほか、剪定や収穫などに必要な「園芸用ハサミ」、成長した茎を支えるための「支柱」、支柱の固定などに使うひもなどがあると便利でしょう。
ベランダでのガーデニングで虫の発生を防ぐには?
ベランダでガーデニングを始めるときに気になることのひとつが「害虫」でしょう。植物は、虫がつきやすい種類とつきにくい種類があります。ここからは、ベランダでのガーデニングで虫の発生を防ぐには?について紹介します。
受け皿にたまった水を放置しない
1つ目に紹介するベランダでのガーデニングで虫の発生を防ぐ方法は「受け皿にたまった水を放置しない」です。水やりをしたあとや雨が降ったあとなど、受け皿に水が溜まります。
この水を放置しておくと、虫が水を飲みに来たり卵を産み付ける可能性があります。根腐れの原因にもなるので、こまめに捨てましょう。
土の表面に置く有機肥料を使用しない
2つ目に紹介するベランダでのガーデニングで虫の発生を防ぐ方法は「土の表面に置く有機肥料を使用しない」です。植物の種類により追肥が必要になりまが、有機肥料は虫が寄ってくる可能性があります。土に挿すタイプの液体肥料をおすすめします。
防虫効果のある植物を育てる
3つ目に紹介するベランダでのガーデニングで虫の発生を防ぐ方法は「防虫効果のある植物を育てる」です。防虫効果のある植物を一緒に育てることで、虫が寄りにくくなります。サンスペリアやポットマリーゴールド、ガジュマル、ペパーミント、レモングラスなどがおすすめです。
ガーデニング用の虫除けスプレーを使用する
4つ目に紹介するベランダでのガーデニングで虫の発生を防ぐ方法は「ガーデニング用の虫除けスプレーを使用する」です。ガーデニング用の虫よけスプレーを使用すれば、手軽に対策することができます。手作りもできるので、興味のある方は参考にしてください。
虫除けスプレーは自分でも作れる
無農薬でガーデニングを楽しみたい方は、虫よけスプレーを手作りしましょう。作り方は簡単で、お酢(米酢)を50倍の水で薄めるだけです。植物に吹きかけておくと、防虫効果があるようです。殺虫効果はないので、見つけた時は駆除しましょう。
ベランダでのガーデニングをおしゃれにするアイデア
せっかくベランダでガーデニングを始めるなら、おしゃれなスペースにしたい!という方のために、おすすめのアイデアをピックアップしました。
100円ショップで購入できる安いアイテムで、ベランダをおしゃれなガーデニングスペースにしましょう。ここからは、ベランダでのガーデニングをおしゃれにするアイデアについて紹介します。
すのこをリメイクして収納棚に
1つ目に紹介するベランダでのガーデニングをおしゃれにするアイデアは「すのこをリメイクして収納棚に」です。DIYの定番アイテム「すのこ」を使い、おしゃれな収納棚を作りましょう、高さを出すことで、狭いベランダでもたくさんの植物を育てることができます。
安定性と手すりの高さを考え、2段・3段と高さを決めましょう。すのこはそのままでもおしゃれですが、ダメージ加工や淡いカラーにペイントしてもおしゃれです。イメージに合わせてカラーを楽しみましょう。
壁面にすのこで鉢や小物を飾る
2つ目に紹介するベランダでのガーデニングをおしゃれにするアイデアは「壁面にすのこで鉢や小物を飾る」です。すのこは壁面収納を作るときにも便利なアイテムです。お好みのカラーでおしゃれにペイントし、壁に固定しましょう。
フックをつけてガーデニングの道具を吊るしたり、棚を付けて鉢を飾ることができます。すのこの板に引っかけ、植物を壁掛けで飾ることもできます。穴があけられない殺風景な壁は、すのこを使うことでおしゃれに飾るスペースに変身させることができます。
小さな鉢を上からぶら下げる
3つ目に紹介するベランダでのガーデニングをおしゃれにするアイデアは「小さな鉢を上からぶら下げる」です。植物はベランダに置くだけでなく吊るすこともできます。ベランダ全体の空間を使い、よりおしゃれなガーデニングスペースに仕上げましょう。
ベランダでおしゃれなガーデニングを楽しもう!
ベランダでのガーデニングは、お花や野菜、ハーブ、果物といろいろな種類の植物を育てることができます。イメージに合わせて必要な道具を揃え、ベランダをおしゃれなガーデニングスペースとして活用しましょう。