ガーデニング用に野外で使えるおすすめの棚を紹介!
ガーデニングは野外で楽しむことが多いですが、ベランダでも棚を利用してちょっとしたガーデニングスペースを作ったり、プランターをつるしておしゃれな空間にしたり、DIYで棚を自作したりさまざまな楽しみ方があります。
それと同時に、スコップや使っていないプランターをどこに置くのかという問題も出てきます。限られたスペースでは、収納も工夫しなければいけません。ガーデニング用の棚に収納機能があればキレイに片付けることができます。
野外で使う棚を選ぶ場合には、自然災害のことも想定し雨や強風に耐えられるかなどの耐久性も気にしなければいけません。これからご紹介するのは野外に向いているガーデニング用の棚です。おすすめの棚ばかりなので、おしゃれなガーデニング作りにぜひプラスしてください。
ガーデニング用の棚はどんなことに利用するの?
ガーデニング用の棚は、おしゃれにプランターを並べるためだけのスペースではありません。棚に植物を置くだけでなく、活用できるアイデアを考えてみましょう。棚がないならDIYで自作にチャレンジしてみましょう。
野外に棚を置くメリットがきっと見つかります。自作の方がスペースに合った棚を作れるのでガーデニングも見栄えも良く仕上がります。
ガーデニング用の棚はサイズのバリエーションも多いので、ガーデニング用としてだけでなく、部屋のインテリアやキッチンの収納棚として役立つかもしれません。
ガーデニングの道具を収納
ガーデニングはさまざまな用具を使います。土や肥料、スコップにグローブ、バケツなどあげればきりがありませんが、揃えておくと便利なものばかりです。
しかし、実際ガーデニングを始めると思いの他ガーデニング用具が場所を取ると感じたことはありませんか?ガーデニングの棚に収納ボックスや収納スペースを作れば問題は解決します。
また、プランターと棚の一体型なら使わない用具を片付けられ、かつ場所も取らないので一石二鳥です。ガーデニングスペースを整理したい、野外でも用具を見えないようにしたい方はおしゃれな棚を使って工夫をしてみましょう。
観葉植物や鉢植えの花を飾る
ガーデニングの棚に観葉植物をたくさん並べれば、小さなガーデニングでも華やかに見えます。水やりをそれほど必要としないサボテンやエアプランツを並べればおしゃれな棚の完成です。
ガーデニング用の棚は、2段のものや3段になっているもの、壁に立てかけるタイプなど種類が豊富です。また、アーチ型の棚ならS字フックを使ってプランターをぶら下げたり、アイビーなどのツル科の観葉植物で緑の葉を増やしてもステキなガーデニングになるでしょう。
おしゃれな棚がたくさん揃っているので、ガーデニングスペースに合ったものがすぐに見つかるでしょう。のちほど「おすすめ棚」をまとめてご紹介するので、そちらも参考になさってください。
ガーデニング用におすすめの棚の選び方
ガーデニング用の棚は、背の高いものや低いもの、幅が広いものやコーナー専用のもの、アーチのついている棚や木製・金属製など種類はさまざまです。自分の好みの棚を選ぶのも良いですが、ガーデニングの環境に合わせて選ぶと失敗しません。
ここからは、ガーデニングの棚選びのコツをお伝えします。棚を選ぶ際に何を優先するのか、棚を買う前に「選ぶ優先順位」を決めておくと、買い物をするときに迷わないのでおすすめです。
見栄えのおしゃれなものを探しているのか、野外に置いても劣化しない耐久性の高いものを選ぶのか、収納スペースを重視するのか基準を定めておきましょう。
設置する場所に合ったものを選ぶ
まずは、ガーデニングの棚をどこに置きたいのかを考えます。写真のように玄関の脇に置く場合は、人が通ったときに倒れたりひっかかったりする可能性があるため幅の広い棚や背の高い棚は避ける方が無難でしょう。
高層階のベランダに高さのある棚を置くのは、自然災害時や強風のときなどに転倒の恐れがあるのであまりおすすめできません。ガーデニングをする環境を考えてから棚を選ぶようにするといざというときも安心です。
最近、台風などの自然災害が増えてきています。自分の家を傷つけないことはもちろん、他人に迷惑をかけてしまうような置き方やケガをしてしまうような軽いものは極力避けるか飛ばされないような工夫をしておきましょう。
棚の素材で選ぶ
おしゃれなガーデニングを作りたいなら、棚の素材にも注目しましょう。ガーデニング用の棚には、木材や金属製、スチール、ガラス製の素材などさまざまです。木材一つとってもムク材やパイン材、スギやヒノキなど種類が多いので最初は素材選びに迷うかもしれません。
木材を使った棚はナチュラルに、金属製の棚は洋風のガーデニングに仕上がるでしょう。自分の思い描くガーデニングに色を添えるつもりで棚を選ばれてはいかがでしょうか。
耐久性の高いものばかりに注目しても、自分好みのガーデニングにならなければ心の底から楽しめないでしょう。まずはそれぞれの長所や短所を知り、納得の行く棚探しから始めてみませんか?
おすすめの木材
ガーデニングで使う棚を木製にする場合は、水に強く耐久性の高い木材を選びます。野外に棚を置くなら、ウッドデッキで使用している木材を参考にするといいでしょう。ヒノキやウリン材(アイアンウッド)は水に強く腐りにくい木材です。
アカシアも腐りにくく長持ちするので、野外に向いている木材です。木材は種類が多いので、耐久性の高い棚を選べば問題ありません。木材でできた棚はおしゃれで温かみがあるため、花や植物をひきたててくれるでしょう。
おすすめの金属
金属製の棚は、野外でも十分耐えることのできる素材です。とくにステンレス製の棚は軽量なので移動も簡単に行なえます。重いプランターを乗せても問題ありません。
高さや幅を調整できるタイプの棚なら、壁や隙間にピッタリおさまります。ステンレスの棚は軽量なので場所の移動も楽にできるでしょう。ワイヤー製の棚が多いので通気性も良く安定性もあるので、プランターが倒れる心配もありません。
金属製の棚はヨーロッパ調のものが多いですが、イギリスのガーデンで使われているようなアンティーク調の棚も増えています。レトロなデザインの棚ならどのプランターとも案外合わせやすいかもしれません。
おしゃれな木製のガーデニング用の棚5選
ガーデニングで使うなら木製の棚を選ぶ人が多いのではないでしょうか。木製の棚は木の材質により印象が随分変わります。棚のバリエーションも多く、おしゃれな棚を見つけるのに時間もかかりません。
野外で使うなら、日本風の棚でも北欧風の棚でもガーデニングに合うでしょう。素朴な風合いの棚と観葉植物をおしゃれに並べてみてはいかがでしょうか。
WOODPRO/プランター台 花台棚板セット
WOODPRO(ウッドプロ)は株式会社WOODPROがガーデニンググッズの製造販売を目的に起ち上げた事業部です。木製のプランターやガーデニングをディスプレイする棚などが揃っており、ガーデニングを楽しむ人や家の外装を検討している人たちに支持されています。
WOODPROではプランター台に国産杉を使用しています。木の厚みは2.7cmもあり、全体的にがっしりしているのが特徴です。組み立ても簡単なので女性1人でも野外へ移動できるでしょう。
WOODPRO(ウッドプロ)の棚は、1段から3段まで組み合わせも自由でガーデニングのスペースに合った棚を置くことができます。棚の脚部分にはゴムが付いているので耐久性の高い人気の商品です。
アイリスオーヤマ/木製フラワースタンド
アイリスオーヤマの木製棚は、材料に防腐・防カビ効果のある合成樹脂塗料(アルキド系)が使われており、耐久性の高い商品です。庭だけでなく、ベランダでのガーデニングもおしゃれに演出してくれるのでおすすめです。
木の香りが良く、組み立ても簡単です。また、口コミでは「大きさがちょうど良い」と評判です。数年経っても劣化しない棚はコスパの面を見ても優秀と言えるでしょう。
アイリスオーヤマでは、棚番やフレーム、キャスターなどパーツで買うこともできるので、DIYで自作してみるのも良いかもしれません。DIYの得意な人は自作の棚作りにチャレンジしてみてはいかがでしょうか。思い描いたステキなガーデニングが完成するでしょう。
ガーデニングラック 飾り棚3段
よりナチュラルなガーデニングにしたい人は、飾り棚が3段あるものを選ぶと見栄えも良くおすすめです。材料に竹を使っている棚もあり、野外に置いても雰囲気を壊しません。折りたたみ式の棚なら、収納や持ち運びにも便利です。
3段タイプのものだと棚の高さもあるので、日当たりの悪い場所に置くと植物にも日があたりやすくなるでしょう。野外だけでなく、ベランダなどに置いてガーデニングを楽しみましょう。
HOME STRANGERS/フラワースタンド
こちらのフラワースタンドは、いくつかのボックスを組み合わせることでガーデニングをおしゃれに演出できます。本来は収納ボックスとして使うものですが、ボックスにDIYをプラスし、棚として自作する人も増えています。
カラーはホワイトとウォーターグリーンがあり、野外に置いても映える棚です。こちらのようにボックスを裏返したり、上部分を横に向けて本棚のように組み立てて、中に植物を飾るとおしゃれでしょう。
ラフラダーシェルフ2段
ラフラダーシェルフは壁にもたれかけさせて使う棚のことで、DIYの得意な人は自作することもできます。ラフラダーシェルフを購入する場合は、使用時の奥行きにも注意しましょう。2~3段ほどのラフラダーシェルフなら、植物をたくさん並べてボリュームを出すとおしゃれです。
野外のガーデニングに置くだけでなく、ベランダや屋内に置ける小ぶりなところもラフラダーシェルフのメリットです。同じものを並べて置けば、横幅のある棚として使えるでしょう。使いみちがいろいろあるので1つ持っていると重宝します。
おしゃれな金属のガーデニング用の棚5選
洋風のガーデニング作りをしたい人や、アンティークを基調としたガーデニング作りをしたい人におすすめなのは金属の棚です。金属製の棚は野外に適しているだけでなく、頑丈で長持ちするでしょう。
錆びにくい材質の金属を選べばヨーロッパ調に、アンティークの好きな人はわざと錆びる素材のものを選ぶと面白いかもしれません。ヨーロッパ調のガーデニングならアンティークもきっとピッタリでしょう。
ティアンドエヌ/ガーデンコーナーラック3段
ティアンドエヌのコーナーラックは、小ぶりサイズなので野外だけでなく屋内や玄関先にも使えると人気です。「ガーデニングのコーナースペースも無駄にしたくない!」という人におすすめのティアンドエヌの棚は置くだけでゴージャス感が出るでしょう。
植物の他に花を飾ったり、おしゃれなオブジェを置いたりしてはいかがでしょうか。写真のような大きさの棚なら、ベランダや屋内にも使えます。
ガーデニングで使わないものは部屋のインテリアとして飾ってもおしゃれです。棚にフェイクグリーンを使ってアレンジすると、まるで自作したような棚に生まれ変わるでしょう。
国華園/鉄製3段アイビーシルバースタンド
国華園とは園芸で使う種や苗などを販売している会社で、ガーデニング関連のグッズも取り扱っています。金属製の3段棚は大きさもちょうど良く使いやすいため、どんな環境にもなじむでしょう。
ガーデニングを立体的に飾りたい人や、庭のプランターをきれいに整理したい人におすすめです。金属製の材料をそろえればDIYで好きな高さや幅の棚を自作できるかもしれません。
収納・棚付室外機カバー
室外機カバーにガーデニングの棚が付いているものもあります。花や植物を飾るスペースが多ければ多いほど、ガーデニングの良さがグッと引き立ちます。室外機は庭やベランダの場所をとるため、ガーデニングの棚として利用するのもおすすめです。
室外機の機能を考えると周囲を完全に覆うことはできませんが、写真のようなアイアンで作られたものなら圧迫感を感じずに置けるでしょう。
見た目も涼しそうで上品な雰囲気のガーデニング棚は、洋風の雰囲気にピッタリです。室外機の上にミニガーデンを作って楽しんだり、使わないガーデニンググッズの収納に使ったり用途はさまざまです。
国華園/鉄製アーチ付3段花台
ゴージャス感のあるこちらの棚は、段の部分に寄植えのプランターを並べたり観葉植物をつるして楽しんだりできます。アイアンの棚は庭やベランダのガーデニングとしてだけでなく、部屋に置いても邪魔にはならないでしょう。
棚のスペースをうまく活用して、あなた好みのガーデニングを作ってください。DIYで自作した棚の天井にアーチをもたせるのは難しいでしょう。ガーデニングの雰囲気をソフトに印象づけるには、棚を購入してそこに置く観葉植物や花でアレンジを楽しんでください。
Ttaya/植木鉢スタンド
ガーデニングに動きを出したいなら、植木鉢スタンドを置いてみましょう。木を使って簡単な棚を自作してもおもしろいかもしれません。写真のような耐久性の高いアイアン素材の棚なら庭やベランダに置きやすいでしょう。
また、インテリアの一つとして屋内に置くと空間が映えるのでおすすめです。3~4段タイプの植木鉢スタンドなら、ゴージャス感を出せます。コンパクトなので玄関先に飾ってもかわいいでしょう。
棚を収納するとやや場所をとるため、どんな環境にも合うものを一つ持っておくことで使い勝手の良いガーデニンググッズになります。
ガーデニング用の棚を自作する方法
これまでさまざまなガーデニング用の棚をご紹介しましたが、ここからは棚を自作する方法をお伝えします。ガーデニングの棚を作ると考えると初心者には厳しいように感じますが、2~3段程度の棚なら板を組み合わせることで簡単に自作できます。
DIYなら既製品のものよりコストを抑えることができます。さらに100均で買えるグッズを使えばさらにお得でしょう。すでに100均グッズを使ったDIYはスタンダードになりつつあります。DIYが初めての人は見慣れた物を使ってDIYを楽しむところから始めてみましょう。
すのこでガーデニング用の棚をDIY
DIY初心者さんは、まず「すのこ」を使ってガーデニング用の棚を自作しましょう。すのこは100円ショップでも手に入るため、DIY初心者も簡単に棚を自作できるアイテムです。
すのこを利用すれば作り方によってのこぎりなどの工具を使う手間が省けます。すのこの枚数を多くすれば幅の広い棚が作れます。使う枚数で段数が調整できるのもすのこのメリットでしょう。DIYで写真のようなシンプルな棚からチャレンジしてください。
用意する材料
ガーデニング用の棚作りに必要な材料は「すのこ(5枚)」「接着剤」の2点のみです。作りたい棚をイメージし、そのとおりに接着剤をつけてつなぎ合わせるだけで自作した棚の完成です。
すのこをリメイクすれば棚の他にも、ベビーゲートや看板、キッチンで使うラックやペットのケージも作れます。DIY初心者でも思いのほか簡単に作れるので安心してください。
作り方
すのこの側面から作り始めましょう。まず、すのこ2枚を縦に置きます。このとき、すのこの足部分は内側にしてください。すのこの足3カ所に残りのすのこ3枚を置きます。すのこの重なった部分に接着剤をつけ固定すれば自作棚の完成です。
花や植物の数が多い人は、すのこの幅や大きさを考えて大きな棚が作れるよう工夫をしてみましょう。すのこにキャスターをつければ移動も楽にできます。
100均アイテムでガーデニング用の棚をDIY
すのこを応用した棚は他にもあります。棚作りに使えそうな100均アイテムを用意して、すのこの棚を少しアレンジしてみましょう。100均で人気のワイヤーネットは壁にかけたり、隙間収納にリメイクしたり活躍の場が広いことをご存じでしょうか。
ワイヤーネットと結束バンドを使えば、工具を一切使わずガーデニング用の棚を作ることもできます。アクリルスプレーを使えばワイヤーネットを好きな色に変えることもできて便利です。
ワイヤーネットは曲げて使うこともできるので、念願のアーチ型ガーデニング棚も作れるかもしれません。プチサイズならさらにかわいいでしょう。お子さまと一緒に棚を作ってみてはいかがでしょうか。
用意する材料
ガーデニング用の棚を作る場合に必要な材料は「すのこ(2枚)」「背面に使う大きいネット(1枚)」「棚に使う小さい網(2枚)」「結束バンド」です。100均ではいろんなサイズのすのこを手にいれることができます。
ワイヤーネットを組み合わせるだけなら、結束バンドを使えば数分で収納ボックスが作れます。結束バンドも最初は少しコツがいりますが、繰り返し使える結束バンドもあるのでそれを使って練習をしてみましょう。
作り方
さきほどのようにすのこを縦に置き、すのこの足を内側にします。すのこの足(中段・下段)に小さい網を乗せ結束バンドでそれぞれ4カ所を固定します。
これで棚が2段できました。次に大きいネットを背面となる方に結束バンドで固定します。大きいネットと小さいネットが重なる部分にも結束バンドを使って固定すると安定します。これで棚の完成です。
すのこに色をつけたい場合は、材料を組み立てる前に先に色を付けて乾かしておきましょう。すのこの替わりに木箱を使っても可愛いのでおすすめです。
ガーデニング用のおしゃれな棚を見つけよう!
ガーデニング用の棚は、種類やバリエーションがとても多いので自分のガーデニングスペースに合ったものがきっと見つかります。木製のものと金属製のものを組み合わせたり、自作した低い棚を既製の棚に合わせても面白いかもしれません。
野外で使えるだけでなく、屋内にも置けるサイズならさらに使い道も広がるでしょう。棚を一つ置くだけで植物や花を生活の中に取り入れることができます。また、これまで片付かないと思っていた道具なども整理できます。
人気のガーデニング棚には人気の理由があります。DIYで自作棚を作る際は、人気の理由を参考にあなただけのオリジナル棚を作ってみてください。