夜会巻きの簡単なやり方！コームなしで綺麗にまとめ髪をつくる方法も！

夜会巻きと言えば、和装姿の銀座のバーのママがしている、難しそうな髪型だと考えていないでしょうか？また、キャビンアテンダントも夜会巻きのイメージが強いのではないでしょうか？夜会巻きの歴史は明治の鹿鳴館時代に遡ります。後髪の束をねじり上げて鬢を作ります。

髪を位置ごとにブロッキングして作るやり方が、日本髪に慣れていた日本女性に受け入れられました。和洋折衷の髪型とも言えるでしょう。夜会巻きは和服にはもちろん似合いますが、洋装にもよく似合います。もともと富裕な婦人がドレスを着る時に似合うヘアアレンジとして広まったものです。

夜会巻きを少しくずすやり方をすると、カジュアルなファッションにもよく合います。今はくるりんぱやフィッシュボーンといったヘアアレンジが人気です。夜会巻きは日本女性を美しく見せるヘアアレンジのやり方です。

夜会巻きはコームを使って作るやり方が一般的です。しかし夜会巻きは、コームなしでも簡単に作るやり方があります。コームを使って、ひねってねじってと今まで髪の毛と格闘していた人も、簡単に夜会巻きができます。簡単にできる夜会巻きをもっと楽しみましょう。

夜会巻きの中でもコームを使わずに簡単なやり方でできるものは人気があります。夜会巻きはロングヘアでないとできないと考えているのなら、間違いです。夜会巻きはミディアムぐらいの長さがあれば簡単なやり方でできてしまいます。

夜会巻きをもっとカジュアルなシーンで活用させましょう。コームありにしろコームなしにしろ、人気でおすすめの夜会巻きアレンジの種類は多いです。夜会巻き風の様々な種類のヘアアレンジを試してみましょう。意外に簡単なやり方であることに驚くでしょう。

夜会巻きと言えば、トップが盛り盛りで、きれいにうなじが見えるヘアアレンジだと思われがちです。もちろん間違いではありませんが、今人気な夜会巻きは盛り過ぎないものです。

後れ毛1本なく、かっちりとスプレーで固めた夜会巻きだけが人気でおすすめな種類ではありません。もっと簡単にできる夜会巻きを試してみませんか？

難しいと思われている夜会巻きが簡単なやり方でできることがわかれば、パーティーシーンだけでなく、デイリーにも簡単にアレンジを試すことができます。

コームを使わない簡単な夜会巻きを、もっと気軽に楽しんでみませんか？盛り過ぎることなく、コームも必要のない夜会巻きをもっと活用していきましょう。

盛りすぎない夜会巻きが人気でおすすめな理由の1つ目は、簡単に様々な雰囲気が作れるというものです。色っぽいレディになりたい時は、ワックスでかちっと固めた360度隙のないアレンジがおすすめです。この場合、必ずしもコームを使う必要はありません。

またくずしてアンニュイな種類の夜会巻きにすることもできます。ベースを巻いてから作るカジュアルな種類の夜会巻きもあります。髪をまとめるのが簡単にできるヘアワックスが多く出ています。簡単に夜会巻きを仕上げるためにはヘアワックスが必須です。

ヘアワックスの使い方も簡単です。手のひらに取り、まず両手を合わせてなじませます。その手を髪に持っていき、簡単に手ぐしでとかすように髪に馴染ませましょう。髪に束感が出て、仕上げにラフに摘まみ出したりする時に簡単で便利です。

盛りすぎない夜会巻きが人気でおすすめな理由の2つ目は、肩くらいまでの長さがあればつくれるというものです。多くのまとめ髪がロングヘアでなければ作ることができない中、夜会巻きはミディアムでも充分に作ることができる点でも人気でおすすめです。

ショートヘアでもあきらめる必要はありません。ショートヘアでもバックトップにして、夜会巻き風に仕上げる種類のアレンジができる点もおすすめです。コームを使わない夜会巻き風のバックトップはショートヘアの人が簡単に取り入れることができておすすめです。

ここまで夜会巻きが人気の理由について見てきました。次に、基本的な夜会巻きの作り方についても見ていきましょう。基本の夜会巻きはコームを使った種類もあります。コームを使った夜会巻きは、コームで髪を留める形になります。しかし苦手意識を持つ人もいるでしょう。

そこでコームなしで作る種類もおすすめです。少しくずしたカジュアルな夜会巻きは、コームなしで簡単にできます。ラフな夜会巻きの作り方を見る前に、まず基本の作り方を見ていきましょう。

基本でおすすめの夜会巻きの種類の1つ目は、コームで作る夜会巻きです。まず髪全体にワックスをつけます。前髪を少しだけ残し、両耳前を結んだ位置からコームで髪の毛を放射状にとかします。右手で毛束の根元を押さえながら、右回りに2回から3回ねじります。

右手は押さえたまま、さらに2回ねじり、毛束をねじり上げます。この時、襟足がたるまないようにしましょう。毛束を180度にねじり上げたらハチ部分で折り返し、ねじり上げた毛束に沿うように折り返します。

ねじり上げた毛束と頭の間に毛先を入れ込み、コームを裏が見える形で挿します。コームが地肌についたら頭の丸みに沿って倒します。コームを毛束に押し込んで出来上がりです。コーム1本で留めている夜会巻きは非常に美しく、潔ささえ感じます。

基本でおすすめの夜会巻きの種類の2つ目は、バックトップの夜会巻きです。基本の夜会巻きと同じように、まず、全体にカーラーを巻き、特に毛先にカールをつけていきます。ヘアワックスを全体に馴染ませます。次に、後ろで1本にまとめて、逆手に持ちます。

次にくるくると内側にねじり上げていきます。ここからが、ポイントです。ねじり上げた毛先を折り込まず、くるくるとトップで渦巻きのように巻いておきます。

そこに内側にコームを挿し、固定をします。ねじった毛束を円を描くようにねじっていきます。Ｕピンでしっかり固定したら出来上がりです。

基本でおすすめの夜会巻きの種類の3つ目は、クラシカルな夜会巻きです。夜会巻きにする下準備として、髪を全体に大きくカールを巻いておきます。さらに、ヘアワックスを全体に馴染ませておきます。髪がしっとりとまとまりやすくなります。

まず、髪の毛を下で1つの束にします。強めにねじりながら、毛先をトップまで持っていきます。トップに収まりきらない毛先は折り込んで、ねじり上げた根元に隠すように入れていきます。ほつれてこないようにピンで留めます。

巻いて固定したところを、ヘアスプレーで固めておきます。これでほつれの一切ない、クラシカルな夜会巻きが出来上がります。目立つ位置にコームを挿したり、かんざしを挿しても美しい仕上がりになります。

今風の夜会巻きは、基本の夜会巻きのようにかっちりした仕上がりではありません。夜会巻きに限らず、今人気のまとめ髪はラフな感じが特徴です。かっちりと一部の隙もないまとめ髪ではなく、まとめた後に束感を出すために、あちこち摘まんでこなれ感を出します。

夜会巻きも、他のまとめ髪やヘアアレンジと同じです。カジュアルなファッションに似合う夜会巻きは、かっちりしたものより、少しラフな感じで仕上げるやり方のものが人気です。簡単にできるので、ぜひ実践してみてください。

今風の夜会巻きの簡単なやり方の1つ目は、ねじって留めるコーム有りの夜会巻きです。髪全体にスタイリング剤をもみ込んでおきます。耳の高さでポニーテールにして、ゴムを下に、毛先方向にずらします。

ゴムの部分を手に取り右回りにねじっていきます。この時、ゴムを巻き込むようにします。上に持ち上げ、内側にぐるぐるとねじり切ります。ピンを上から下へ泊めていきます。

ねじった髪を拾って、地肌に沿わせるように挿します。全体の毛束を摘まんで引き出し、ニュアンスを作ります。最後に巻き込み部分から少しずらしてコームを挿すのが、こなれて見えるポイントです。

今風の夜会巻きの簡単なやり方の2つ目は、コームなしでできる夜会巻きです。ヘアピンを3本だけ使った夜会巻きは、コームなしで作ることができます。まずワックスを髪全体に馴染ませます。

次に手ぐしで髪をきつめにまとめます。まとめた髪をくるくると上方向にねじっていきましょう。髪を片手で固定しながら、毛先の束にヘアピンを上から差し込んでいきます。

さらに横から1本、下から1本差し込んで、しっかり固定しましょう。最後にトップやサイドの髪を少しだけ摘まんで、引き出します。バランスを整えれば完成です。

コームなしで簡単にできる夜会巻きのやり方の中でも、ハーフアップのやり方はカジュアルでおすすめです。肩に髪がつかないほどの長さであっても、簡単に作ることができるやり方です。

下ろした髪をカールさせたりすると、ゴージャスにもなります。まず、髪をコテで巻いておきます。全体に巻き終わったら、ヘアワックスを全体になじませます。髪をもみ上げの部分からすくって、後ろで1つにまとめます。

ハーフアップにする部分だけを夜会巻きにする要領で、くるくると巻き上げていきます。毛先をヘアピンで留めます。その下と上をさらにヘアピンで留めます。全体に形を整え、カジュアルな感じに引き出していき、ラフさを出します。バランスを整えたら完成です。

襟足の髪の毛が短い人でも、簡単なやり方で夜会巻き風にすることができます。コームは使いません。まず、ホットカーラーで上の髪を巻いておきます。下のホットカーラーを巻けない部分は、上と下の2段に分け、下を細いコテで内側に根本から巻いていきます。

上の段も巻いていきます。サイドの髪も巻いていきます。全体にヘアワックスを馴染ませておきます。次にサイドの髪から下向きにねじって留めていきます。後ろの毛は斜めに分け目を入れ、少しずつ上に向けてねじって留めていきます。

襟足ぎりぎりのところで留めるようにしましょう。下の部分をいかにきれいにまとめるかがカギです。上にねじって、ピンを上から下へ挿していきます。逆サイドも同様に留めていきます。最後にカールさせた上の髪を包み込むようにかぶせて、できあがりです。

この夜会巻きアレンジは、簡単なやり方で、ラフな感じに仕上がる種類のものです。まず、全体に逆毛を立てておきます。全体に、手ぐしで後ろにまとめます。少し上めに髪をまとめたら、髪の束を逆手に持つようにします。

親指が入っているところで髪を折り畳みます。毛先を巻き込むようにねじって、まとめます。トップに上からピンを挿しこみます。中間にも上からピンを挿し、下から上にピンを挿します。

ねじった部分をランダムにつまみ出し、ほぐします。前髪を崩し、サイドに流します。全体のバランスを見て、完成です。女優の中村アンのような、ラフでざっくりとした夜会巻きができます。

夜会巻きを簡単に作ることができることがわかったら、その夜会巻きが簡単にできるようなアイテムを手に入れていきましょう。夜会巻きはコームなしで簡単にできますが、慣れてくると、コームがあるほうが簡単に思える人もいるでしょう。

コームなしの夜会巻きに重要になるのは、ヘアピンです。また、コームを使った夜会巻きを簡単に作るためには、ヘアアレンジのしやすいコームを手に入れることが必要です。ここでは、簡単にできる夜会巻きアレンジに欠かせないアレンジアイテムを紹介していきます。

夜会巻きを簡単に作れるおすすめアレンジアイテムの1つ目は、貝印の「強力アレンジピン」です。この貝印のアレンジピンはなぜおすすめなのでしょうか？このアレンジピンは、カーブがあります。

そのため、頭のカーブに沿った形で、髪の毛を留めることができます。コームなしの夜会巻きを作る時は、このカーブがある強力なアレンジピンを使うようにしましょう。ほつれることなく、しっかりまとめることができます。

夜会巻きを簡単に作れるおすすめアレンジアイテムの2つ目は、ヘアコームです。コームを使って留める場合も、コームを使わずに夜会巻きを作る場合にも、アクセントとしてヘアアレンジを美しく彩ります。

ヘアコームには、プラスチックのものや金属製のものなど様々あります。髪の毛がつるつると滑りやすい人は、ヘアコームの歯がギザギザになっているものもおすすめです。

また、しっかり留まるヘアコームは、コームなしでピンで留めた夜会巻きの場合も、落ちてくる心配がありません。可愛いラインストーンがついているものは、その日のファッションによって、使うコームを変えていく楽しみが出てきます。

夜会巻きを簡単に作れるおすすめアレンジアイテムの3つ目は、かんざしです。夜会巻きを極めると、かんざし1本で作るやり方を楽しむこともできます。まるで若女将のような、粋でおしゃれな夜会巻きになります。

髪を1本のかんざしで留めた夜会巻きだけでなく、ピンで留めた夜会巻きや、コームを使った夜会巻きの場合も、アクセントとして、1本挿すととてもおしゃれです。後姿のおしゃれに気を使う人は、好みのかんざしを手に入れて、ヘアアレンジをひと工夫していきましょう。

夜会巻きは、一部の隙もないものから、ラフな感じのものまでいろいろな種類があります。ショートヘアでも夜会巻き風のヘアアレンジを楽しむことができます。また、ヘアアレンジとしてハーフアップにするのもおしゃれです。

夜会巻きの様々な種類のやり方を覚え、日常生活にも大いに利用していきましょう。ジーンズに白いTシャツでも似合う、夜会巻きがたくさんあります。