前髪の流し方のレパートリーを増やしたい!
長い前髪をかき上げるしぐさは、おとな女性の雰囲気でとても魅力的です。ゴムで前髪をくくり上げて額を出すと、やる気満々に見えます。横分けの前髪をおしゃれなピン止めで簡単に止めるのもかわいいです。
一週間単位で伸びて邪魔な気分になる前髪ですが、分け方や、流し方、ボリュームのつけ方で雰囲気が変わるので、毎日、前髪の簡単な作り方に挑戦してはいかがでしょう。
流し方が可愛い前髪の魅力
前髪は、短めの場合は眉上で、長めの場合は耳に向かって流してなど、作り方の工夫次第で簡単に印象を変えられて便利です。
可愛い感じにしたいときは、短めの前髪を額をチラ見せするようにくるんとカールさせましょう。女性的に見せたいときは、長めの前髪を大きくカールさせ斜めに流してみましょう。
イメチェンが簡単
前髪は、鏡の前で自分でもよく見えるので、アレンジの方法をよく知らない人でも、比較的自分で切ったり、上げたり、ピンでとめたりしやすい部分です。頭の後ろで編み込んだりするのはとても難しいものですが、前髪なら、ファッション雑誌やサイトを見ながらでも、挑戦しやすいでしょう。
同じように前髪を下したヘアスタイルでも、分け目の場所、長さ、カールの形など、ちょっとしたアイデアとテクニックで簡単に印象が変えられるので、研究してみましょう。
男ウケもイイ
オフィスデーはピンでとめていた長めの前髪を、週末の休日やアフターファイブでは、斜めに流したり、編み込んだり固めたりしてカジュアルに額を出してみたりすると、印象ががらりと変わります。
日ごろのできるOLさんの印象の髪型を、コテでふんわりカールさせたりワックスを使って上げたりなど、流し方や作り方によって簡単に一気に女性的な印象を演出できます。
前髪の流し方や作り方ひとつで、この女性は近寄りがたい人かと思っていた男性に、意外な一面を気付いてもらえる効果があるかもしれません。
長めの前髪も、短めの前髪も、簡単な方法でおしゃれに見せられます。前髪をかわいく、または女性的に見せる流し方や作り方の方法をご紹介しましょう。
前髪の流し方【アイテムの使い方】
美容師さんの腰につけられたシザーバッグは、プロフェッショナルのカリスマ感があふれていて、魅力倍増です。ブラシやピンを乗せたカートも機能的で本当にかっこいいです。
前髪を簡単に作るのに使う道具は、プロ仕様だけでなく、電気店にもたくさん並んでいます。通販でも、高価なものから驚くほど安価なものまで多種見かけられます。
ブラシやくし、はさみやおうちカットのしやすいくし形のレザーまで、百均にもそろっていて、前髪がちょっと伸びてきてうっとうしいときなどは、みなさんも、興味をそそられて買ってみたことがあるでしょう。
長めの前髪も、短めの前髪も、簡単な前髪の流し方・作り方などの方法をご紹介しますので、髪にやさしいドライヤー、ストレートアイロン、カールアイロンや、使いやすい整髪料などを見つけて、前髪のセットに挑戦してみてください。
ドライヤーだけの作り方
ドライヤーで髪を作るとき、まず髪を濡らします。そして、まず、冷風をかけ、60℃程度の低温で乾かし始めます。急激な温度変化は髪を傷めるからです。ある程度髪の温度が上がったら、ドライヤーの温度を上げていき、ドライヤーを髪から離して当てるようにすると、髪の傷みを抑えられます。
根元からドライヤーをかけると、ボリュームが増えます。上から抑えるようにかければ、広がらず、ボリュームを抑えられます。前髪をふんわり立てたいときは、くしで根元から髪を持ち上げ、上に向かってドライヤーを当てましょう。
ドライヤーを使うときの注意点
ドライヤーはひどく髪を傷めると言われていました。これは、急に髪の温度を上げることで、髪が焼けたりキューティクルが剥がれたりするためです。今のドライヤーは、強弱のパワー切り替えや、温度設定に配慮されて使いやすくなりましたが、急激に高温にさらさないように注意しましょう。とりわけ前髪は、傷むと清潔感がなくなり、目立ちます。
また、マイナスイオンヘアドライヤーなるものが現れ、さらに髪を守ってくれるようになりました。痛みの少ない髪の毛は、傷んでぱさぱさした髪よりアレンジもしやすいものです。
プロ仕様でなくても、十分にパワーのあるヘアドライヤーの登場で、誰でも自分でヘアドライヤーとコームやブラシを使って、髪をセットできます。
前髪セットの整髪料
前髪が伸びてしまって落ち着かないときや、短めの前髪をかっこよく決めたいとき、イメージアップしたいときなどには、少し手を加えて、流し方や作り方の方法を変えましょう。
前髪を流したり固めて作ったりするときに使う整髪料には、ワックス・ジェル・ムース、スプレーなどがあります。短めの前髪も、作りやすいです。それぞれ目的や得意分野が異なるので、それぞれの特徴を知って、短めの前髪、長めの前髪にと、使い分けると良いでしょう。
ワックス
ワックスは、髪のボリュームを出したり、髪の流れを表現するために使う整髪料です。固めるためのものではありません。キープ力やセット力の違いによって、ソフトタイプ、マットタイプ、ハードタイプがあります。
ソフトタイプのワックスは、髪の流れを強調したいときに使います。ハードタイプのワックスは、髪をツンツンに立たせて作りたいときに使います。マットタイプは、べたべた感のないドライな仕上がりで、しっかり伸ばして使わないと、髪に固まってついてしまうので注意しましょう。
ワックスを使った髪を作る方法は、まず、髪全体に、シアバターなどの自然由来のヘアバームをなじませます。手ぐしで空気を入れるように持ち上げ、前髪は立ち上がりをキープできるようにハードワックスを使うと簡単に仕上がります。
ジェル
ジェルは、セット力が高いので、髪をしっかりと固めるスタイルを作るときに使います。また、手のひらにとって伸ばしやすく使いやすいので、初心者にもおすすめです。慣れない人でも、簡単に、短めの前髪も長めの前髪も、つや感のあるハードな仕上がりに作れるでしょう。
前髪のジェルを使っての簡単な作り方の方法は、まず、ジェルを手にしっかり広げ、前髪を手ぐしでかき上げるようになじませます。それから、手ぐしやコームで形を作ります。つやと毛束感を簡単に一瞬で演出できるので、前髪を作る方法としては、簡単で、忙しい時にも便利でしょう。
ムース
ムースは、パーマヘアに使う整髪料です。前髪にはパーマの髪の流れを美しく固めてセットしたいときに使います。ソフトタイプ・ハードタイプがあり、泡を全体になじませ、パーマのウェーブをセットしたいときに使います。ハードタイプは、セット力が増します。
パーマの前髪のカールの作り方の方法をご紹介しましょう。髪を水で濡らして簡単にパーマのカールを作れます。ムースを揉み込むようにすると、前髪にハリのあるカールを復活させられます。
スプレー
スプレーは、単独で使うより、ワックスやジェルで使ってヘアスタイルを作った後に全体にスプレーして使います。前髪だけに後からふり足せるので、崩れやすい前髪のキープ力を上げたいときは便利な方法です。
また、スプレータイプの整髪料には、つやを出してくれるものや、静電気を抑えくし通りを良くしてくれるものなど、髪を健康的に美しくしてくれる成分を配合しているものもあります。前髪は相手の目につきやすい部分なので、つやがある美しい前髪は印象をアップしてくれるでしょう。
髪を乾かすときの注意点
前髪を作るとき、ドライヤーやアイロンなどを使いますが、いずれの方法でも、美しい健康な髪であれば、より美しくセットでき、また、作りやすくなります。
健康な髪の毛は、シャンプー後の髪の乾かし方が大きく影響します。濡れたまま放っておくと、キューティクルがはがれ、髪が絡みやすく、整えるのが難しくなります。また、乾かしすぎると、髪が乾燥しすぎて、やはりまとまりにくくなります。
正しく髪を乾かす方法は、まず、ミルクタイプのトリートメントなどを髪全体に伸ばし、指の間にもトリートメント剤を伸ばして、指の間を髪の毛を通したり、手のひらで挟んで髪になじませます。くしを通したあとで、下から上に風が行くようにドライヤーを当て、頭皮を乾かします。
そのあと、上から下に向かって温風をあて、髪を指で引っ張りながら乾かします。サラサラに美しく乾かすと、アイロンやコテを使ってのセッティングの方法が楽になります。
アイロンを使った作り方
以前は、ヘアアイロンは「コテ」と同じものという印象を持っている人が多かったのですが、「コテ」はカールアイロンをさし、「アイロン」はストレートアイロンをさして言います。
「アイロン」は、サラつやのストレートヘアーに整えたいときに使います。扁平な板がついていて、それで髪を挟みながら、滑らせるか、挟みなおしながら移動させていくことで、カールのないつやつやの髪を作ります。
カールアイロンやロールブラシでは過度にカールしてしまって程よいこなれ感を出すのが難しい流し前髪も、ストレートアイロンならナチュラルなイメージで美しく整えられます。
アイロンを使った簡単な前髪の作り方をご紹介しましょう。”し”の字カールにしたい前髪以外は、2~3パートに分け、アイロンで挟んでいきます。前髪全体ではなく、毛束の中間から毛先にかけて、流したい方向に自然に流していくイメージで進めると整えやすいです。
アイロンを使うときの注意点
アイロンの高温は髪を傷めやすいので、注意が必要です。ヘアクリームなどを良く揉み込んでから使うようにしましょう。
コテ(カールアイロン)で前髪をセットしたいときは、前髪を根元から3センチメートルほどのところで挟み、コテを回転させます。このとき、高温のコテが皮膚に触れないように注意しましょう。
ストレートアイロンで前髪をセットするときには、コテのように回転させずに、板に髪を挟んで、毛先まで下ろしていきます。回転させようとすると、髪を折ってしまうので、注意しましょう。
おすすめアイロン
ストレートのヘアアイロンは髪の癖を伸ばすために使うので、アイロンのプレート面ンの加工法や、温度設定に注目して選びましょう。髪の傷みを抑えるように、プレート面にミネラル成分を配合して作られたものや、200度を超える温度設定まで使えるように作られたものまで見つけられます。
廉価なものから高価なものまでありますが、髪を傷めず忙しく朝にも簡単に効率的に整えられるものを選ぶのがコツです。また、ハンディタイプのものをバッグに入れておいて、簡単に前髪を作り直せるものも便利です。
コテを使った作り方
ゆるふわのカールを作りたいときなどの髪の毛のアレンジには、カールアイロン、つまり「コテ」が便利です。伸ばしかけの前髪をカールさせて、簡単にスタイリングするのに便利なアイテムです。コテの直径によりカールの大きさが変わるので、長め・短め、髪の長さに合わせたコテを選んでください。
コテを使うときの注意点
コテを使うときには、ドライヤーで髪を乾かしてから使いましょう。また、もつれたままでは、髪がひっかかったりして、美しい髪の流れやカールを作れないので、よくブラッシングして、髪のもつれをほぐします。
また、作業をすばやく進めないと、さらに髪を傷める原因にもなります。次の手順に進みやすいように、髪をあらかじめブロッキングしてピンでとめたりしておくと、手際よく進みます。
以前は、コテの根元にさわってしまってアチッとなったり、髪を傷めてしまったりして、慣れるまでは工夫が必要でしたが、安全で使いやすいコテが見つかりますから、挑戦してみましょう。
おすすめのコテ
コテの太さ(筒幅)は、19・26・32、38ミリメートルのものがあります。細いものはショートヘアに、太いものはロングヘアを巻くときに使いますが、ふんわりボリュームを出したいときなどは太目を使うと覚えておきましょう。まず、万能な32ミリメートルを使って練習するのがおすすめです。
前髪をまっすぐ下すと子どもっぽくなりがちですが、顔周りの髪に少し遊びの流れを作るとおとなっぽく演出できます。
前髪からサイドは外巻きにして外ハネを作り、前髪は外側に流しながら毛先を内巻きにして、毛束をほぐしてスプレーを吹き付けて軽く動くようにすると自然です。
ロールブラシアイロン
ブラシとコテが一体化したロールブラシアイロンは、ふんわりボリュームを持たせたいときに便利です。ブラシ感覚で髪の毛をとらえるので使いやすいですが、短い前髪のときは、細いコテの方がカールがうまく作れるでしょう。長めの前髪に流れを作るのにはロールブラシアイロンが使いやすいです。
前髪の流し方【長め】
長めの前髪の作り方は、髪の流れを美しく見せるのがコツです。はじめに前髪を根元から水スプレーなどで湿らせておきます。そして、手ぐしで髪を軽く引っ張りながらドライヤーを当てて、湿らせた前髪を軽く乾かします。
次に、ロールブラシやアイロンで毛先から内側に巻き込んだら、上からドライヤーでしっかり乾かします。二段階で乾かすのがコツです。
最後に、前髪全体にふわっと薄くまとうように指で支えながら、ややセット力のあるスプレーをすると長持ちします。
目元で8:2流し
前髪には分け目の癖がついてしまっていつも同じになってしまうという悩みがある人も多いでしょう。ジェルやムースでキープ力をプラスすると、普段と違った分け方に挑戦できますから、試してみてください、
髪の分け方は、センター分けや7:3、8:2、くしでまっすぐ分け目を作ったり、ジグザグにとったりといろいろな工夫ができます。
8:2の分け方にすると、おしゃれな感じを演出できますから、慣れない人は、まず、これから挑戦してみましょう。髪の根元をしっかり立ち上げるだけで、一気におしゃれな女性に変身できます。
ウインクバング
ウイングバングは、伸ばしかけの長めになった前髪のアレンジにも向いていて、便利な髪型です。目の上や額から耳に向けて、ゆるいカーブで「し」の字型にする作り方で、長めの前髪が少し短くなり邪魔な一時期を過ごすこともできます。
ウイングバングの作り方
ストレートアイロンで前髪の毛先だけ細かく毛束を少しずつ取り、横に流れるようなくせをつけた後にほぐし、ふわふわっと揺れるニュアンスを出します
アイロンは縦に使って、ストレートアイロンの場合は、挟みながら流したい方向に動かします。端の毛先を平仮名の〝し〟の字になるようにしっかりカールを付けてくせづけするのがコツです。
フェザーバング
フェザーとは羽根を意味します。羽根のようなふんわり感を意識し、大きく外ハネした長めの前髪を羽根のようにふんわりとスタイリングした髪型をフェザーバングと呼びます。甘くかわいい感じを演出できるでしょう。ドライヤーの風をいろいろな方向から当て、ふわっと外への動きをつけた髪型です。
フェザーバングの作り方
フェザーバングの作り方をご紹介しましょう。まず、しっかり前髪の幅を取る作業から開始します。耳のラインを意識して、前髪の位置を決めましょう。ボリュームバランスに注意し、前髪を8:2の横分けにします。アイロンで8のほうの毛先を内巻きにします。
より細かくコテで前髪を巻いていくようにすると、ふんわり細やかなハネ感がでます。スタイリング剤で仕上げましょう。はじめは少し練習が必要ですが、慣れると、どんどん巻いていけますから、安心して繰り返してみましょう。
シースルーバング
韓国の女性シンガーのグループの人気から、日本でもファンが増えた韓国女優風の前髪がシースルーバングです。その名の通り、薄く作った前髪のことで、透け感が魅力で人気です。
ヘアカラーや長さ、スタイリング剤の違いによって、女優感の高いものから少女っぽいアイドル風の清楚さが感じられるヘアスタイルまで、いろいろと楽しめます。また、前髪の上を編み込んで縁取りのようにすると、さらに薄い前髪を作れて、かわいい印象になります。
シースルーバングの作り方
前髪を薄くするために、前髪の上半分を、後ろまたは左右にもっていってピンやゴムで止めます。編み込んで縁取りにする方法もあります。残した前髪をコテでゆるく内巻きに巻いて、ジェルなどのスタイリング剤を付けて細い束感を出します。
ストレートアイロンで作る方法の場合、前髪を一段で挟んで作る方法が簡単で速いですが、コテと同じく二段に分けて挟む方法ですると、ふんわり感が出ます。
前髪の流し方【伸ばしかけ】
伸びてきた前髪にも、整えやすい長さがあります。ついつい切りすぎたりすると、会社も学校も、デートも、キャンセルしたくなってしまうのではないのでしょうか。ハサミで切ってしまう前に、アイロンやコテで巻いたり流したりして、長さを使ってこそできるおしゃれな巻き方を研究してみましょう。
コテを使う方法がおすすめ
長くなってきた前髪を切ってしまう前に、長さを利用してかんたんに印象を変えられる作り方を考えてみましょう。ストレートだと目の下までかかってしまう前髪を、カールを付けて目にかかりにくい長さに整えるには「コテ」を使うのがおすすめです。
毛先を額の側に巻き込むように、手首をくるんと回しながら髪を下ろし、指先でさばいてバランスを整えるのが基本的なコツです。
伸ばしかけフェザーバング
フェザーバングは、前髪とフェイスラインのあたりに毛をおろす形です。顔の周りにやわらかく縁取りになる髪を作ることで、小顔に見えたり、おくれ毛を作ることで、かわいらしく見えたりする効果があります。
また、おろした毛をコテなどで巻くことで、急におしゃれ度が増すので、時間がない時のセットに便利で助かります。
斜めぱっつん風
斜めぱっつん風ヘアは、前髪を斜めに流して額を少し見せる形にするヘアスタイルです。毛先を再度に向けて斜めに流すこの形は、毛の流れもできて、おしゃれ度がアップします。
前髪は浮きを抑えて、ぺったりさせるのがポイント。根元を水スプレーなどでしっかり濡らし、ブラシで斜めの毛流れを作りながらドライヤーを当てて乾かします。ボリュームを抑えるように、前髪を斜め下へ軽く引っ張りながらつけるのがコツです。
前髪の流し方【短め】
前髪は、ただまっすぐに下ろしているだけで瞳を強調してくれます。短めの前髪は、はつらつと活発な雰囲気が強くなりますが、少し分け目をとってワックスなどで流れを付けたり、厚みを変えてみるだけで、ぐんとおしゃれ度が増すものです。
シンプルな流し前髪
眉が隠れる長さ当たりで、柔らかく内牧になるようにセッティングすると、気張らないナチュラルな雰囲気を演出できます。時間とともにカールが伸びてしまわないように居、巻き髪用のスタイリング剤を髪全体につけ、カールを長持ちさせる工夫をしましょう。
前髪の中央のみを細目のヘアアイロンで軽く巻きます。端まで前髪全体を巻いていってしまうと、耳側の毛がはねてしまうので、眉の上だけを巻くのがコツです。
固めのワックス少量を人差し指と親指で伸ばしてから、前髪の毛先のみにつまむようにしてつけると、自然な内巻きカールが長持ちします。
ピュアバング
短め前髪のピュアバングは、眉上の長さで流すようにカットして、額を見せるヘアスタイルです。短い前髪の表情を付けることで、生き生きした印象を演出できます。
ドライヤーとブラシで流れを付けるだけでも、また、ゆるくカールを付けても印象が変わるので、かわいらしくもなり、ボーイッシュにもなるヘアスタイルです。
オン眉セッティング
短め前髪の代表格、オン眉セッティングのヘアースタイルとは、前髪を眉の上で短めに切って、眉毛が見えるヘアスタイルのことです。まっすぐに切りそろえた前髪は、瞳を強調してインパクトがあります。
前髪は、長さによって、クールな印象にも、オリエンタルな印象にもなりますが、眉よりずっと上で切ると、とても個性的な雰囲気があふれ出ます。眉の少し上あたりで切ると、可愛い印象になります。
自分で切って短くなりすぎるとショックな髪型ですから、切り方の研究をして、失敗のないように予習するのがおすすめです。
前髪の切り方入門
切らなくても、整髪料やアイロンなどを使って、巻いたり伸ばしたり、簡単にイメージチェンジができる前髪ですから、はさみの登場なしでといきたいところです。けれども長さを整えたいときには、失敗のないよう少しずつ切ってみましょう。
前髪は、濡らして切ると乾いたときに上がるので、乾いたときやコテで巻いたりして流れを作った場合の長さを考えて、出来上がりの長さに切ってしまわないことが大切です。
まず前髪を二段に分けて、内側の毛の眉間のあたりの髪を少し取り、縦にはさみを入れます。一度に1センチなど思い切りカットせず、ミリ単位でハサミを入れましょう。真ん中から外へ移動しながらハサミを進めると失敗を防げます。一度に真横にチョキンと切らないのがコツです。
前髪の流し方を工夫してもっと魅力的に!
前髪は、一週間ほどで、整えにくくなってきますが、ちょっとしたテクニックで、がらりと印象を変えられる部分でもあります。
長めの前髪は、長さを利用して流れを強調しつつ柔らかさを印象付けます。柔らかいカーブを見せたいときは、ストレートアイロンをつかってふんわりと整えるのがコツです。また、コテを使って、外側の前髪に顔を縁取るようなカールを作ると小顔効果を期待できます。
短めの前髪も、アイロンで斜めの流れを作ったり、コテでふんわりとカールを作ったりすると、伸びかけのうっとうしい時期も楽しめます。
アイロンやコテ、ムースやワックスを使って、前髪のを簡単なアレンジを楽しんでみてください。ウイングバングやフェザーバング、大人気になったシースルーバングなど、前髪のスタイルのオシャレな呼び方を覚えると、お友達との会話も弾むようになるでしょう。