美容室でのヘアカラーの頻度の選び方
美容室でヘアカラーをする頻度は人によって様々ですが、ヘアカラーの種類や方法、市販か否かなどによって、適切な頻度というものが変わります。今回は、自分が一体どの程度の頻度でヘアカラーをした方がいいのか、と気になっていたという方におすすめの情報をご紹介いたしますのでご覧ください!
全体の色合いを優先した場合
全体的にヘアカラーを施したいという方が、その気に入ったカラーを保つために美容室へ行く必要な頻度は、数週間から1ヶ月と言われています。
ヘアカラーは染めたその日からどんどん色落ちしていってしまいますので、当日の色は日を追うごとに薄れていってしまいます。
そしてそれは地毛の色を明るくしてある状態でヘアカラーをしていると、地毛にヘアカラーをしている場合よりも早く色落ちしてしまうのです。
市販のヘアカラーの色落ち具合
美容室でヘアカラーをせずに、節約のために自宅で市販のヘアカラーを使用して髪の毛を染めるという方も少なく無いでしょう。
しかし、市販のヘアカラーは美容室で染めてもらった場合よりも色落ちが早く、髪の毛へのダメージも大きいのです。
結果、市販のカラーは髪の毛を痛める上に、すぐに色落ちしてしまうので、染める頻度も多くなってしまうのです。もしヘアカラーをする頻度を少なくしたいという方は、市販のヘアカラーを使うのではなく、美容室へ行くのがおすすめです。
伸びた髪の毛を優先した場合
美容室で綺麗にヘアカラーをしてもらっても、髪の毛が伸びてくると根元の地毛の色が気になってしまうものです。伸びてくる髪の毛を優先してヘアカラーしたい方は、どれぐらいの頻度でヘアカラーをするのがいいのでしょうか?
一般的には髪の毛は1ヶ月で1cm~1.5cm伸びると言われています。そのため、2ヶ月も経つと、生え際が3cmも伸びてしまうため、地毛とヘアカラーの色の違いがだいぶ気になってしまいます。
もちろんヘアカラーへ訪れる頻度は人によってまちまちですが、気になる方は3週間~1ヵ月程の頻度で美容室へ訪れるようです。
平均的な方の頻度が1ヶ月半〜2ヶ月、ゆっくりとした方で2ヶ月〜3ヶ月というスパンで美容室へヘアカラーをしに行きます。
ヘアケアを優先した場合
続いては、髪の毛のヘアケアを優先したい、という方におすすめのヘアカラーの頻度ですが、全体にヘアカラーをするのを極力減らす、というのがおすすめです。
全体的に色を変えたい、という時のみに髪全体にヘアカラーを施してもらって、あとは生えてきた髪の毛の色を全体に合わせる、というものです。
美容室で行うヘアカラーは、市販のヘアカラーに比べて髪が傷みにくくはなっていますが、薬剤を使用するために何度も同じ場所へカラーを繰り返すと、どうしても痛むのを避けられません。
ヘアケアを優先してヘアカラーを行いたいという方は、全体へのヘアカラーの頻度を極力遅らせることが大切です。
ヘアカラーのおすすめ頻度①3週間~1ヶ月
美容室へ訪れてヘアカラーをする頻度でまずおすすめの頻度が「3週間〜1ヶ月」なのですが、この頻度に適した髪のタイプをご紹介いたします。
その人の髪の毛の状態によって美容室でヘアカラーをする頻度というのは全く異なりますので、自分の髪の毛の状態を把握して、適切な頻度でヘアカラーを行うと綺麗な髪の毛を保てておすすめです。
白髪が多い人
白髪が多い方がヘアカラーをする際に気になるのは、やはり生え際の白髪の目立ち、です。しかし頻繁にヘアカラーをすると、髪の毛全体の傷みを早めてしまいます。
白髪の多い方がこちらの頻度でヘアカラーをするおすすめの方法は、生え際のみを染める「リタッチ」です。全体にヘアカラーをするのではなく、新しく生えてきた髪の毛だけを染めます。
そうすることで髪の毛全体を何度も染める必要がなく、自分の髪の毛を綺麗に保つことができます。もしも頻繁に美容室へ訪れる場合は、こちらの方法で染めるのがおすすめです。
明るいカラーの人
続いて、こちらの頻度でヘアカラーをするのがおすすめな方は、地毛を明るい色にカラーしている方です。地毛の色とカラーの色の明るさが違うほど、生え際が気になるものです。
こちらの場合も何度も同じ場所へ繰り返してヘアカラーする事で髪の毛の傷み具合が進行しますので、リタッチでのヘアカラーがいいでしょう。
しかし、色落ち具合では、地毛の色を染めるだけではなく、何度も髪の毛全体を染め直す、ということもあるでしょう。その場合は、ヘアートリートメントも併用するのがおすすめです。
ヘアカラーのおすすめ頻度②1ヶ月半~2ヶ月
続いては、女性が美容室へ行く平均的な頻度の「1ヶ月半〜2ヶ月」で、ヘアカラーを行った方が良いタイプの方をご紹介いたします。
この期間ですと、一般的に髪の毛の生え際が2cmくらいは伸びてきます。そのため、地毛と全体にヘアカラーした髪の毛の差が目立ってくる時期です。
白髪が20~30%くらいの人
この期間でヘアカラーをした方が良いというタイプの方は、まずは白髪が髪の毛全体の約20〜30%くらいの方です。
地毛が黒い髪の毛だったり、ヘアカラーの色がダークブラウンだったりすると、白髪との差がはっきりと見えてしまい、目立ってしまいます。きちんとこの頻度で染めることで、綺麗な髪の毛を保つことができます。
比較的明るめのカラーの人
続いてこの頻度でヘアカラーをした方が良い方は、金髪まではいかないけれど、比較的明るめのカラーにしている方です。
そしてこのくらいの期間ヘアカラーを行っていない場合は、カラーの色落ちが気になる時期でもありますので、全体的にカラーするのがおすすめです。
その際は、傷んだ髪の毛の補修も一緒に行うのがおすすめです。トリートメントも一緒に行うことで、ヘアカラーの色落ちも遅らせることができます。
ヘアカラーのおすすめ頻度③3ヶ月~4ヶ月
続いては、ヘアカラーのために美容室へ行く頻度が「3ヶ月〜4ヶ月」と、非常に少なくてすむタイプの方をご紹介いたします。
この少ない頻度でに美容室に行けば良いという方は、ヘアカラーの頻度が少なく、髪の毛を傷める心配もあまりありません。
そして、この頻度で美容室で訪れる場合、季節の変わり目であることも多いので、心機一転新しいヘアカラーの色味にしてみるのもおすすめです。
白髪10%未満の人
白髪を染めている方がこの頻度でヘアカラーをすれば良い、という場合、白髪が髪の毛の10%未満である、という事が挙げられます。
ぱっと見はわからず、髪の毛をかきあげたりする際に「チラッ」と白髪が見える、といった程度です。この程度であれば、3ヶ月くらいでヘアカラーをするのがおすすめです。
また、白髪は染めて隠す、と言う方法の他にも、ハイライトを入れたり、髪全体を明るくして誤魔化す、と言う方法もあります。髪全体を明るくするのはちょっと抵抗があると言う方は、ハイライトが手軽でおしゃれに見えておすすめです。
明るさが中間くらいの人
ヘアカラーをしているけれど、地毛ともさほど変わらない色味でカラーをしている、という方もこの頻度で問題ありません。
よく見ないとわからないけど、光の加減で伸びてきた髪の毛が気になる、という程度の方におすすめの頻度です。
伸びた部分をリタッチするだけでも構いませんが、この頻度で訪れるのであれば、季節の変化とともに全体的にヘアカラーをしてイメージを一新するのもおすすめです。
地毛が明るい人
この頻度でヘアカラーをすれば良い方の中には、地毛がもともと明るめの色合いである、という方も含まれます。地毛が明るい方がそれほど明るいヘアカラーを選ばなければ、頻繁に美容室へ訪れる必要がありません。
しかし、髪質にもよりますが、ヘアカラーが抜けた後の髪の毛が黄色味を帯びてしまったり、パサつきを感じやすくなったりということもあるようです。この頻度で美容室に訪れるのであれば、全体的にヘアカラーを施すのもおすすめです。
ハイライトのみのカラーの人
続いては、全体的にヘアカラーをしているのではなく、髪の毛にハイライトを入れているだけ、という方もこの頻度に含まれます。
ハイライトだけですと、髪の毛が伸びたとしてもそれほど違和感がなく伸びた髪の毛の生え際も気になりません。しかし、初めのデザインからは崩れてしまっていますので、新しいデザインにしてもらったりするのもおすすめです。
ヘアカラーのおすすめ頻度は髪の種類で変わる
ヘアカラーをする頻度というのは、それぞれの髪の質やヘアカラーの色、そしてプロが使うヘアカラーか市販の物かで大分差が出てしまいます。自分のタイプを把握して、適した頻度で美容室へ訪れるのがおすすめです。綺麗な髪の毛で毎日過ごすと、気分が上がっておすすめです!