女性の肩幅を狭くする効果的な方法を紹介!
肩幅については男女で違いがあります。男性の場合は広いほうが理想的な体型とされていますが、女性にとっては、あまり肩幅が広すぎてしまうとマイナスイメージという傾向があります。
できれば肩幅を狭くするほうが、華奢に見えて女性らしいという印象が持たれています。そこで今回は、肩幅を狭くする方法、肩幅が広くなる原因、対処できるストレッチなどをご紹介します。
女性の肩幅が広くなる原因は?
肩幅は骨格が出やすい部位ということもあり、部分的に整えることができないものだと、そう思い込んでいる方が多いようです。しかし肩幅が広くなる原因は、何も骨格だけのことではありません。肩幅が広くなってしまう原因は、いくつかあげられます。
まずは、二の腕に原因があり、もう一つは肩甲骨に大きく関係しています。では、これら二つの原因についてさらに詳しく見てまいりましょう。
二の腕が太い
肩幅が広くなってしまう原因の一つは、二の腕の太さにあります。二の腕は肩周辺からすぐにあるため目立つという点が理由です。しかも油断をすると、脂肪がつきやすく浮腫んでしまうこともあるからです。
そのため、腕を下ろした状態のまま全体を見ると、なんとなく肩幅までも広がっているように見えてしまいます。もし肩幅を狭くすることを考えている女性は、まず二の腕をすっきりとさせる方法から始めてみるのもよいでしょう。
肩甲骨周辺の筋肉の衰え
肩幅が広く見えてしまう原因の二つ目は、肩甲骨の状態が関係しています。上半身の骨格というのは、肋骨とともに安定性を保つようにできています。また、肩甲骨は独立している状態です。それを筋肉などがカバーして安定する構造です。
もし、肩甲骨周辺の筋肉が衰えて貧弱になっていた場合、せっかく安定していた骨格の位置がずれていきます。その結果、さまざまな弊害が出てくるようになります。
肩幅が広く見えるのも、肩甲骨周りの筋肉がもろくて開いた状態になているからです。肩幅を狭くする方法としては、肩甲骨周りの強化をするという方法もよいでしょう。
女性の肩幅が広いことのデメリット
女性にとって肩幅が広いことは、あまり好ましく思わないというのが一般的です。それは肩幅が広いことで、いくつかデメリットが目立ってしまうからです。では、肩幅が広いことで気にしてしまうデメリットについてご紹介します。
おしゃれなファッションが楽しめない
女性の場合、肩幅が広いとファッションが楽しめないという、そのようなデメリットを感じやすくなります。ノースリーブやオフショルダーといった肩を露出するタイプの服を着ると気になってしまうという悩みがあります。
また、肩パッドが邪魔になることや、Tシャツの縫い目のラインがずれてくるため、わざとワンサイズ大きめを選ぶなどの不自由な面も生じます。おしゃれな着こなしをしたいと思いつつも、肩幅のせいでアイテム選びに苦労するということがあります。
逞しく見えてしまう
女性なら肩幅を狭くするほうが、華奢に見られていいという声が多いようです。あまりたくましい印象には見られたくないのが本音ではないでしょうか?肩幅ががっしりとたくましく見えてしまうと、男性のように思われてしまうという、切実な悩みを抱えた女性も結構います。
肩幅を狭くする方法
女性にとって肩幅の広さは大切で、そこを理想的なフォームすることは憧れの一つでもあります。しかし現実的ではないとして、半ば諦めモードになっている方も多いのではないでしょうか?まだ諦めるには早いです。ここでは、女性が肩幅を狭くするための、具体的な方法についてご紹介します。
狭くする方法①肩甲骨の筋肉をほぐすストレッチ
肩幅を狭くする方法として、最もおすすめなのがストレッチです。肩甲骨周辺の筋肉に刺激を与えてほぐすような効果が期待できます。最近では「肩甲骨はがし」という名称でもお馴染みです。
肩甲骨はがしは、肩周りの筋肉を柔軟にして可動域を広ることが可能です。そもそも肩幅が広いのは肩甲骨が広がっているのに、それをさらにほぐすと聞いて疑問に思うかもしれません。しかし、柔らかくなるからこそ、広がった肩甲骨が元に戻りやすくなるのです。
狭くする方法②二の腕を細くするリバースプッシュアップ
肩幅を狭くする方法として、まずは二の腕の筋肉を鍛えることは効果的です。よくダンベルやトレーニングマシンなどを活用するパターンもありますが、自分の体重を使って負荷をかける筋トレなら、場所もとらずコストパフォーマンスも高いのでおすすめです。
二の腕とは上腕三頭筋や上腕二頭筋に該当し、それらの部位は「リバースプッシュアップ」によって刺激を与えることができます。腕立て伏せの逆バージョンだと思えばよいでしょう。ベンチや椅子に両手を置いた姿勢で、上半身を上げ下げします。
狭くする方法③どこでも簡単にできる合掌のポーズ
肩幅が広くなってしまう原因として、姿勢の悪さが関係しています。とくに猫背の姿勢を改善すれば、肩幅を狭くすることができて均整がとれてきます。そのためのストレッチとして、肩甲骨を寄せる合掌のポーズがおすすめです。
合掌のポーズの方法は、まず、手のひらを胸の前で合わせ、そのまま、ゆっくりと頭の上へあげていきます。次に、頭よりも後ろまでもっていき、手を離し肩甲骨を寄せるようにします。
手のひらを前に向けながらゆっくりおろし、再び手のひらを合わせます。この一連の動作を10回繰り返します。
どこでも簡単にできる合掌のポーズのストレッチですが、実際にやってみると、かなりきついと感じるはずです。隙間時間などを有効にしながら行うとよいでしょう。
狭くする方法④肩が痩せるエクササイズ
肩周りについた脂肪を落とすことで、肩幅を狭くすることができます。肩の周辺の脂肪を落とすためのエクササイズがあります。ここでは肩を狭くするために効果的なエクササイズについてご紹介します。
上半身を反らすエクササイズ
肩幅を狭くする方法として、上半身を反らすエクササイズが有効的です。まずうつ伏せに寝ることから始めます。その際には、両腕を前にまっすぐ伸ばしておきます。足は肩幅程度に開いて、胸を反らしてみましょう。ちょっときついと思える直前くらいの状態にします。
後ろで腕を上げるエクササイズ
肩幅を狭くする方法として、腕を後ろで上に上げるエクササイズも取り入れてみましょう。まず両手を後ろに回して組みます。その姿勢のまま、背中を反らさないようにしながら、腕を上にゆっくりとあげていきましょう。このエクササイズもややきついと思えるくらいの状態まで上げていきます。
肩の上げ下げエクササイズ
肩幅を狭くする方法として、肩を上げ下げするエクササイズというのもあります。胸を張った状態をキープしながら、頭を動かさないよう肩をゆっくりと上げていきます。これ以上あがらないというところまで来たら、すっと脱力して肩を下げるという動作です。
肩幅を狭くする習慣
ストレッチやエクササイズを毎日行うことも大切ですが、それとは別に、日々の生活の中でできる規則正しい行いや習慣で、肩幅を狭くする方法はあるのでしょうか?ここでは、肩幅を狭くするために行いたい習慣についてご紹介します。
姿勢を良くする
日常生活では、無意識に姿勢が悪くなりがちです。とくにスマホの操作をする人が増えてきたことにより。姿勢が猫背になっている可能性があります。
人体は肩と鎖骨とを連結させている「肩鎖関節」という関節があります。肩鎖関節が後ろに張っていれば、肩幅を狭くすることが可能です。そのためには日ごろから正しい姿勢を心がけ、背筋を伸ばす習慣を持つようにしましょう。
片側の肩にだけ負荷をかけない
人にはどうしても癖があります。左右どちらかのほうに負担が掛かるような行動様式をしてしまいがちです。例えば肩に鞄をかける場合、いつも同じ右側にするという方もいれば、就寝の際はいつも左の肩を下にして横に寝たりといったものです。
利き手があるのと同様に、肩にも癖があります。生活習慣として、左右均等に使うことを意識すると、肩幅を理想的に狭くする可能性が高まります。
ストレッチなどをまめにすることを心がける
先述しているような、各種ストレッチやエクササイズを心がけてみましょう。とくにストレッチは、場所や時間もそれほど掛からず、その気になれば隙間の時間で習慣化させることができます。
また肩幅を狭くする方法や、肩幅を均等にするストレッチ方法については、今ではたくさん動画が公開されていますので、自分なりに取り入れる参考にしてみるのもよいでしょう。
肩幅を狭くする方法を試してみよう!
男性の場合は、逆に肩幅が広いほうが理想となりますが、女性の場合は、そこそこに華奢で肩幅が狭くすることができれば、ファッションやスタイルにも関係してくるので好まれています。
女性らしい肩幅という意味で、普段からちょっと意識しながら狭くする方法や習慣を取り入れてみましょう。もちろん一朝一夕ですぐに変わることは考えられませんが、コツコツと続けることで、自然と肩幅を狭くすることも夢ではありません。