失業保険受給中に職業訓練を受けるとメリットあり!給付金や条件をリサーチ!

失業保険受給中に職業訓練を受けるとメリットあり!給付金や条件をリサーチ!

失業して失業保険を受給中に今後の就職のことが気になります。そのとき職業訓練校を進められるかもしれません。失業保険を貰いながら職業訓練校に通う場合メリットやデメリットなどはどのようなものがあるのでしょうか。この記事では給付金や条件などもご紹介します。

記事の目次

  1. 1.職業訓練とは
  2. 2.失業保険・職業訓練の申込資格
  3. 3.失業保険・職業訓練の申込方法
  4. 4.失業保険受給中・職業訓練のメリット
  5. 5.失業保険受給中・職業訓練のデメリット
  6. 6.失業保険・職業訓練受講給付金
  7. 7.失業保険・職業訓練受講給付金の申請条件
  8. 8.職業訓練校の目的
  9. 9.職業訓練校で選択できる主なコース
  10. 10.失業保険受給中に職業訓練を受けると自分の成長につながる

職業訓練とは

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職業訓練とは具体的にどのようなものかをご存知でしょうか。職業訓練とは労働意欲のある人にその人が働くために必要としている技能や知識を習得させる訓練を行うことです。その訓練によって労働者の能力の開発や向上も可能になります。そういった職業訓練ができる学校を職業訓練校と呼びます。失業保険を受け取っている期間に入校することもできます。

就職に役立つ知識・スキルを無料で習得

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職業訓練校の大きな特徴は、就職に役立つ知識やスキルが習得できるのに、学費がかからないという点です。さらに交通費が支給されたり、条件が合えば失業保険の受給期間が延びることもあります。特に失業保険を継続して受給できるメリットを受けられない人でもデメリットにならないよう、失業保険の代わりに職業訓練給付金というものもあります。

失業保険・職業訓練の申込資格

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失業保険を受給するにも、職業訓練校に入学するにもそれぞれ申し込み資格や条件があります。どれだけメリットがあり、受けたくても資格や条件が合わなければデメリットとなってしまうこともあります。まずはどのような申し込み資格や条件があるのかきちんと確認しましょう。もちろん受けるときのメリットだけでなくデメリットも確認することが大切です。

雇用保険受給者・全員対象

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失業保険は雇用保険受給者であれば基本的に全員が対象者です。雇用保険は会社勤めであれば基本的には加入しています。ただし失業保険を受け取るには自分で申請しに行かなくてはなりませんし、いくつか条件があります。職業訓練にしても同様です。対象者であっても全員が職業訓練校に通えるわけではないというデメリットもあるので気を付けましょう。

例外:職業訓練を受けられない人

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職業訓練は雇用保険受給者であればだれでも対象ではありますが、稀に例外として職業訓練を受けられない人も存在します。1年以内に職業訓練を受けた人や、職業訓練校を退行処分になっている人、または年齢や資格が合わない人などです。職業訓練を受けようとしたときに自分が合致していないかどうか、これらの条件をきちんと確認しておきましょう。

①職業訓練・受講修了1年未満

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そもそも職業訓練校は、新しい知識やスキルを身につけてその後に就職するために行くものです。それなのに、職業訓練校を終了してまたすぐに就職せずに別の職業訓練を受けるというのもおかしな話です。そのため、訓練校の受講1年未満であれば次の訓練校のコースに応募できないのはデメリットと言えます。訓練校を終了したら就職するよう努力しましょう。

②過去1年以内に退校処分を受けた

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何らかの理由で過去1年以内に退校処分を受けた人もまた再度職業訓練校を利用することはできません。また過去1年以内に正当な理由なく中途退校した場合も受講できません。せっかく入った職業訓練校ですから、途中でやめることなく、退校処分を受けることなく新しい知識やスキルを身につけて、自分に合った職業につくようにしましょう。

③年齢や資格が設定されているコース

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職業訓練校のコースの中には、資格や年齢制限といったデメリットのあるコースがあります。特に企業実習付きのコースなどは45歳未満の人が対象となっています。ほかにもWEBデザインやアプリ開発など若者を対象としたコースなどもあり、逆にシニアを対象としたコースもあるので、気になるようであれば申し込む前に一度ハローワークに確認しましょう。

失業保険・職業訓練の申込方法

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失業保険や職業訓練の申し込み方法をご存知でしょうか。失業保険を受け取るための条件や職業訓練を受けるための条件を満たしている場合でも、案外申し込み方法や申請方法が分からないという人もいるのではないでしょうか。先に手続きをするべきなのは失業保険になります。必要な書類を会社から受け取ったらまずはハローワークへ行きましょう。

①ハローワーク・求職申込

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失業した時にするべきなのは、会社から必要な書類一式を貰うことと、ハローワークに行くことです。ハローワークで失業保険を受給する方法を教えてもらえるので手続きをし、求職申し込みをします。基本的には再就職の意思のない人に失業保険は支払われることはなく、職業訓練校に入校することもできません。求職活動は必ずするようにしましょう。

②受講申し込み

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職業訓練校は数多くあり、開設しているコースもさまざまです。開講している時期もまた限られるので、ハローワークの職員の方と相談しながら自分に合った講義を受講しましょう。職業訓練校は失業保険受給者であれば申し込むことはできますので、趣味ではなく、仕事にできそうなスキルを身につけられるコースを選び、申し込みをしましょう。

③職業訓練機関・面接や筆記試験

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職業訓練校に入るには試験があります。定員もあり、失業保険受給中で申し込みをしたからと言って全員が入れるわけではありません。就職を目的としているだけあって、能力の合う人、就職をする意欲のある人が中心に合格します。試験は面接や筆記などがあります。訓練終了後の目的が就職なので、意欲の薄い人は基本的には不合格になります。

④選考結果通知

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職業訓練校で試験が終了すると、その後合格発表があります。合格であればもちろん、不合格であっても選考結果通知はきます。郵送で届く場合は発表当日に発送するため、翌日か翌々日に届きます。予定の日になっても通知が届かなければ、基本的には問い合わせ窓口が事前に知らされるため、そちらへ電話をして聞いてみるといいでしょう。

⑤受講斡旋を受ける

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職業訓練校への応募資格のある人は、ハローワークで求職申込中であり、基本的に失業保険受給者になります。ハローワークから推薦や受講指示、受講斡旋、支援指示を受けることができる人になります。職業訓練校へ申し込みをしたいのであれば、まずハローワークに受講斡旋などを受けることができるかどうかを確認しておくといいでしょう。

失業保険受給中・職業訓練のメリット

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失業保険受給中には、職業訓練校へ通った方がメリットがあることがあります。失業中なだけに勉強して資格を取った方がいいと分かっていても、生活面を考えるとなかなか決断できない、ということもあるでしょう。しかし失業保険受給中であり、条件を満たすことができれば、生活費の心配はかなり軽減できるため、きちんと勉強して次の就職へ繋げられます。

①無料で通える

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職業訓練校へ通う一番のメリットはやはり無料で通えるというものです。通常の学校であれば、例えば保育士になるには専門学校へ通う必要があり、学費がかなりかかります。需要の高いパソコン関連でも専門のパソコン教室に通うにはやはりお金が必要です。職業訓練校も費用が掛かるコースもありますが、それでも学校などに比べて十分安く通えます。

②失業保険の延長・交通費支給

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職業訓練校に通うメリットの二つ目は、失業保険が延長されるということです。失業保険を1ケ月しかもらっていなくても、入校の5日目で失業保険が切れるのだとしても、訓練校に入校し、必要な要件さえクリアしてるなら、訓練が終了するまで失業保険が延長されます。さらに合わせて交通費も支給されるため生活費などに心配が軽減されます。

③学校に通う事で成長できる

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職業訓練校に通うメリットの3つ目は当然、自身の成長に繋がるということです。これを機会にやりたかった仕事に就いて勉強し、資格を取ることも夢ではありません。失業したことを後ろ向きに捉えるのではなく、無料で、失業保険を受給しながら生活費の心配もほぼない状態で夢へ近づけるのだと、前向きにとらえてしっかり成長してみてはいかがでしょうか。

失業保険受給中・職業訓練のデメリット

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失業保険受給中で訓練校に通うには、当然メリットだけではなくデメリットも存在します。メリットだけを見るのではなく、デメリットもきちんと把握したうえで職業訓練校に入校するかどうかを決めましょう。特に職業訓練校の受けたいコースの種類や定員、いつ開催されるのかなどといった情報が分からないままなのはデメリットと言えます。

①職業訓練コースの種類に限りがある

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職業訓練校を受講するにあたってのデメリットの1つ目は、職業訓練コースの種類には限りがあるという点です。地域や訓練校の特色によっても開催されるコースは違ってきます。受けたいコースが無ければそもそも職業訓練校に通う意味はありません。自分がなりたい職業のコースがあるかどうかが分からないというのがデメリットと言えます。

②職業訓練の開催時期が分からない

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職業訓練校でいつどんなコースが開催されるのかわからない、というのがデメリットの2つ目です。職業訓練校の具体的なコースや開催時期は実はハローワークにパンフレットがあるので、それを見ればわかります。説明会が開催されることもあり、気になるようであればハローワークの職員に聞いてみましょう。普段利用しないため知らないことも多いようです。

③職業訓練には選考がある

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職業訓練校のデメリット3つ目は、希望した全員が訓練を受けられるわけではないということです。それぞれのコースには定員があり、定員オーバーした際には当然選考があります。筆記試験や面接などです。しかし定員割れをした場合でも必ずしも入校できるとは限りません。職業訓練やその後の就職に対する意欲などを見られます。

④ブランクの期間ができる

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職業訓練を受けるにあたってのデメリット4つ目はやはりブランクの期間が出来てしまうということでしょう。失業した後どうしていたのか、履歴書に空白の期間を作るわけにはいきません。もちろん職業訓練校に行っていたことは履歴書には記載できるので、全く新しい仕事に就く場合にはむしろ積極的にアピールをした方がいい場合もあります。

失業保険・職業訓練受講給付金

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失業保険の金額や、職業訓練校受講給付金というものをご存知でしょうか。失業保険の金額は直近でもらっていた給料から計算されますが、雇用保険に加入していない場合は条件を満たせず、申請することができません。そういった場合でも条件を満たせば職業訓練校に通うことはでき、その場合は職業訓練校受講給付金として月額10万円が貰えます。

貰っていた給与によって大きく変わる

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失業保険の額はもらっていた給与によって変わってきます。基本的にはもらっていた給与の3分の2から半分程度です。貰っていた給与が少ない場合にはだいたい8割程度が支給されますが、月額40万や50万など、多く給与をもらっていた場合には6割程度になることもあります。しかも失業保険は自己都合で仕事をやめた場合3か月の待機期間があります。

失業保険・職業訓練受講給付金の申請条件

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失業保険や職業訓練校受講給付金の申請条件はどのようなものがあるかをご存知でしょか。失業保険の申請条件は簡単で、雇用保険に加入していることです。勤めていた会社から書類一式を受け取ってハローワークに行けば簡単に申請手続きもできます。しかし職業訓練受講給付金を申請するには条件が多く、失業保険と違ってそこがデメリットと言えます。

①本人の収入・月8万円以下

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まずは本人の収入が8万以下というものです。収入が多ければそれはすでに仕事であり就職しているわけですから、給付金を貰う必要がありません。職業訓練校に通っている間はアルバイトをするにも条件があります。失業保険が受け取れない人も就職のために訓練校に通えるようにと、給付金という制度があるので申請条件も収入に関するものが多くあります。

②世帯収入・25万円以下

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職業訓練受講給付金を受け取るには個人の収入だけでなく世帯収入も関わってきます。そもそも世帯収入が多いなら給付金をわざわざ申請して受け取らなくても、訓練校に行かなくても普通の学校にそれなりに費用をかけて通うことができるからです。ですから給付金を申請する条件の一つに、世帯収入がつき25万円以下という基準が設けられています。

③世帯全体・金融資産300万円以下

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これも個人収入や世帯収入と同じです。給付金の申請条件には金額に関するものも多いですが、その中でもこの金融資産300万円以下というものには首をかしげる人もいるのではないでしょうか。しかしよくよく考えてみれば、金融資産、つまり貯金などが沢山あるなら給付金を受けて訓練校に行かなくてもその貯金を使って学校に通えばいいというわけです。

④現在の住居以外に土地などの資産が無い事

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現在住んでいる家のほかに土地などの不動産がある場合も申請条件に該当しなくなってしまいます。資産があるならその資産を学費や交通費にあてればいいことです。ですからその場合はわざわざ訓練校で学ぶことはありません。給付金の申請条件として案外見落としがちな条件になりますので、申請の際は登記簿などをきちんと確認してからにしましょう。

⑤全ての訓練実施日に出席

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給付金を受け取る申請条件の一つにすべての訓練実施日に出席をするというものがあります。基本的に給付金の申請は、失業保険と同様に職業訓練を資金面の不安を少しでも減らして職業訓練を真面目にし、就職へつなげるという意欲ややる気のある人に支給されるものです。職業訓練実施日すべてにまじめに出席するのは当然のことと言えるでしょう。

⑥過去3年以内・不正受給をした事が無い事

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失業保険の不正受給をしてしまえば、他の申請条件の全てを満たしていたとしても、申請が通ることはありません。過去3年以内に失業保険の不正受給が発覚した場合には、給付金の申請を出しても申請が通ることはありません。そもそも失業保険の不正受給は犯罪になりますので、気を付けるようにしましょう。

職業訓練校の目的

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失業保険を受給中に職業訓練校を進められることがあります。なぜ職業訓練をするのか、その目的は新しい技術や資格、知識の取得です。専門的な知識や技術がない状態で失業してしまえば、次の就職はなかなか難しいこともあるでしょう。失業保険を受給中は生活も保障されています。勉強する余裕がある間に新しい技術を身につけ次の就職へつなげるのです。

公共職業訓練

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職業訓練校は大きく分けて2種類が存在します。入校条件や申請条件は2種類どちらも特に変わることはありません。一つ目は公共職業訓練と言って、運営母体が国や都道府県である施設です。主に失業保険を受給している人を対象とした公的な訓練校であり、無料で就職に必要な知識や資格などのさまざまなスキルを習得することができます。

求職者支援訓練

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求職者支援訓練校がもう一つの職業訓練校です。こちらは運営母体は国や都道府県のほかに民間が運営している場合もあります。失業保険の受給ができない人や失業保険の受給が終了した人を対象にした、無料で今後の就職に必要な知識などを学ぶことができる訓練校になります。テキスト代は自己負担になります。

訓練校によって学べるものが違う

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職業訓練校はすべて同じ内容ではありません。地域や訓練校ごとの特色があり、一般的な事務やパソコン、ビル管理しか学べないところもあれば、1年や2年という長い時間をかけて保育士などの資格受験資格を得られるところもあります。どのような職業につきたいかも大切ですが、どのくらいの時間を職業訓練にあてられるのかもよく考えてから検討しましょう。

芸術関係はない

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職業訓練校は就職支援を目的としているため、音楽や絵画などの芸術関連の訓練コースはほぼありません。まったくないわけではなく中にはWEBデザインやネイリスト、アロマテラピスト、インテリアデザインなどのそういった芸術関連を取り入れているところも一部ありますが、そういったコースは珍しく、実用的な訓練コースがほとんどです。

職業訓練校で選択できる主なコース

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職業訓練校で学べるコースは多岐に渡ります。訓練校や地域に、運営母体によっても内容は違ってきます。一般的なパソコン系や事務系などはほとんどの職業訓練校で学ぶことができますが、中にはキャリアサポーターやトラベルビジネス、フラワーデザイナーなどの専門的かつ珍しい職業訓練を受けることのできる訓練校も存在します。

パソコン系

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パソコン系の職業訓練は、パソコン操作、エクセル、ワードなどパソコンの初歩的な基礎を学べるコースです。パソコンはどこの職場でも、どのような職種でもある程度使えることが求められることが多い技能です。難しいことはできなくても文書の作成、報告書、メールのやり取りなど全くできないと困ることも多いため、幅広い年齢層の方が利用しています。

事務系

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事務系の職業訓練コースはかなり幅広く選択肢があります。簿記や経理、会計などの必須技能習得コースから、ファイナンシャルプランナー、貿易実務、国際ビジネス、不動産ビジネスなどの専門的な職業訓練まであります。事務系はどの職業訓練校にも設置されていることの多いコースです。デメリットとしては求人も人気がありなかなか難しいのが現状です。

WEB系

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WEB系の職業訓練も数多くあります。WEB系の職業訓練を受けると、最終的にWEBサイトを作ることができるようになります。WEBクリエイターやWEBデザイナーと呼ばれる職種で、未経験であれば20代~30代と若者が多く、ホームページの作成や管理、グラフィックデザイン、WEBサイトのデザイン、管理など需要は多岐に渡り、幅広く活躍できます。

アプリ、プログラミング系

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アプリ開発やプログラミング系の職業訓練コースは多岐に渡ります。プログラミング初心者でも基礎知識から学ぶことができ、職業訓練を終えるころには携帯のアプリを自分で開発できるほどのレベルにまで到達することができます。任意受験ではありますがプログラミングに関する資格取得も可能で、プログラマーの仕事は多岐に渡り、需要の多い職業です。

ネットワーク系

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職業訓練校によっては、ネットワークの構築やサーバーについて学べるところもあります。パソコンに詳しく、一歩先に進みたいという人であれば学んでみるのもいいのではないでしょうか。IT関連は人手不足のところも多く、また専門職であるため、就職先は多岐に渡ります。ネットワークの構築までできるのであれば幅広く職業を選択することができます。

機械系

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機械系の職業訓練とはどのようなものだろうと疑問に思うかもしれません。機械系は建築機械、機械オペレーターの技能を習得することのできるコースです。フォークリストの運転技能やそのほかの車両系建設機械の運転技能を習得することができます。物流の現場や土木、建築関係の現場で活躍できる資格と、即戦力になれる技能です。

電気系

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電気系統の職業訓練コースもまたさまざまなものがあります。電気工学科や電子工学科、制御工学、計算機支援技術科、変わったところでは音響や光、画像処理を学べるコースもあります。かなり専門的な技術であり、その就職先も多岐に渡ります。特に音響や画像処理を学んだならば演劇の裏方や映画館、テレビ局への就職も可能ではないでしょうか。

建築・土木系

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職業訓練校の建築・土木系は建築家になれるわけではありません。CADオペレーターの資格が取れたり、大工仕事を学べたりするコースです。大工仕事は資格が取得できるわけではありませんが、専門職であり、大工を目指したいならおすすめです。CADオペレーターの場合は、任意ではありますが、GADトレース技能審査などの資格試験を受けられます。

CADオペレーターにはデメリットも

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CADオペレーターは職業訓練コースでも人気のコースのひとつです。ただし、メリットだけでなくデメリットもある職業なので気を付けましょう。CADオペレーターの場合は、求人の募集が圧倒的に実務経験者を求めるものが多いです。職業訓練を受けて資格を取得したとしても実務経験がないために、正社員の職をすぐに求めるのは難しい職業と言えます。

大工だけでな造園関係のコースも

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職業訓練校の土木系には大工だけでなく造園関係のコースもあります。訓練期間は6ヶ月や長いものになると1年かかるものもありますが、仕事としては個人宅の庭園作りから公園や公共施設の緑地、街路樹、ゴルフ場の管理業務、日本庭園や公園の維持管理など多岐に渡ります。定年退職後などにパートタイマーでの就職を考えている人に向いています。

ビルメンテナンス系

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ビルメンテナンス系のコースでは、専門的な資格を取得することができます。第二種電気工事士、危険物取扱者乙種4類、2級ボイラー技士、第3種冷凍機械責任者などです。オフィスやビルの電力、空調、排水などの調整や管理を行うのがビル管理やビル設備の仕事で、資格がないとできない仕事もある専門的な分野です。そのため需要もあります。

医療・介護系

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医療、介護系コースでは看護師や医者になれるわけではありません。医療系コースでは医療事務の資格を取得できるコースがあります。就職先は病院や診療所などの医療機関、介護施設、調剤薬局などの受付や窓口業務です。医療事務関連の資格はすべて民間資格ですがその種類は多岐にわたり、特に診療報酬請求事務能力検定試験は評価されています。

介護士になれる

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介護系の場合は、介護職員初任者研修の資格と、実務者研修の資格の取得が可能なコースがあります。どちらも既定のカリキュラムさえ受ければ改めて資格試験を受ける必要はありません。初任者研修は3ヶ月、実務者研修は6ヶ月のコースになります。就職先は老人ホームやデイサービス、グループホームや病院、訪問介護など多岐に渡り、需要もあります。

保育系

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保育系のコースでは2年かけて保育士の資格試験を受ける条件を満たせるコースと、3か月ほどの補助コースがあります。条件を満たしていて保育士になりたいと希望するなら少し長くても保育士養成コースがおすすめです。3ヶ月の保育者養成コースでは保育士資格は取得できません。就職先は保育園だけでなく、児童養護施設や学童保育など多岐にわたります。

美容系

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美容系とはいえ、美容師とは違います。職業訓練校ではジュエリーデザイン科、ネイリスト養成科、アロマセラピスト養成科、ハーブセラピスト科など、美容に関する訓練をするコースがいくつもあります。ネイリストの技能検定やアロマテラピー検定、アロマアドバイザー、ハーブ検定などコースによって様々な実用的資格を取得できます。

デザイン系

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デザイン系と言っても芸術関係とはまた別です。職業訓練校で学べるのは、インテリアコーディネーター、インテリアデザインなどです。仕事内容は住宅の内装や旅館、ホテル、会社のオフィス、ロビーやエントランスなどの空間デザインを行います。高い機能性と同時に訪れた人や住む人が安らげる空間づくりをすることが求められる職業です。

フード系

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職業訓練校のフード系のコースでは、フードビジネスや食育について学ぶことができます。その就職先は食品メーカーの流通部門や店舗部門、製造開発、企画設計だけでなく、食堂やマスコミなど多岐にわたります。年々需要の増えている職業です。訓練校ではフードコーディネーターの資格を取れるところもありますが調理師免許はとれません。

その他

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職業訓練校によっては、少し変わった職業の訓練を受けられるところもあります。日本語教師、キャリアコンサルタント、観光ビジネス、ウェディングプランナー、フラワーデザイナーなどです。その他にもまだまだあります。地域によって受けられるコースが違ってきますし、職業訓練の種類は多岐にわたります。この機会に自分を見つめなおしてみましょう。

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失業保険受給中に職業訓練を受けると自分の成長につながる

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失業して保険を受け取る時、次の仕事をどうしようか悩む人も少なくありません。そんな時、職業訓練校で新たなスキルを身につけることで、自身の成長に繋がります。地域や訓練校によって受けられる訓練は全く違ったものになります。自分に合った職業訓練を受け、これを機会に新しい仕事へチャレンジしてみるのもいいのではないでしょうか。

asakamizuki
ライター

asakamizuki

現在3人の子育て中の主婦です。農業、介護士、テレアポ、不動産会社勤務などいろいろな仕事を経験しています。趣味は読書と家庭菜園。最近珍しい果物を育ててみたいなあと思っています。果物とエビとカニが大好きです。よろしくお願いします。

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