大人向けキックボードが人気!
以前はキックボードと言えば子ども向けのものが中心でしたが、現在では大人向けの本格的なモデルも多く発売されています。通勤にも快適に使えるような機能やデザインのものも多く、価格も安めのモデルも多数!この記事では、そんな大人向けキックボードについてご紹介します。
大人用キックボードの魅力
歩くには遠いけれどバスや電車には乗りたくないという時に注目されていたのが自転車です。そして最近では、そこに大人用キックボードを活用している人も多く見かけるようになりました。ここからは、そんな大人用キックボードの魅力についてご紹介しましょう。
折りたたみ自転車の代わり
大人用キックボード、まずは折りたたみ自転車の代わりに使えるという魅力があります。折りたたみ自転車もコンパクトで大人気ですが、さらに小さくなるのがキックボードです。
長い距離を走るとなると折りたたみ自転車のほうが機動力がありますが、歩くと疲れるような距離をスムーズに移動するなら大人用キックボードが断然おすすめです。
また、大人用キックボードは小さく折りたたむことができるので、電車やバスなどに持ち込むこともでき、さらに機動力が高くなります。
通勤にも便利
大人がキックボードを使用する場面として特に注目を集めているのが通勤です。キックボードは小さく折りたためるので、電車やバスに問題なく乗せられるだけでなく会社でもスペースを取りません。
自宅から最寄り駅までや最寄り駅から会社までといった数キロ程度の距離であれば、わざわざバスに乗ることもなく、軽快に通勤することが可能です。
また、キックボードを利用すれば公共の交通機関への依存が低くなりますので、遅延などを見越して家を早く出る必要もなくなりますし、運動にもなるのでキックボードでの通勤には利点が数多くあります。
価格も控えめ
さらに注目したいのが大人用キックボードの価格です。折りたたみ自転車やロードバイクでも通勤は可能ですが、どうしても価格が高くなってしまいます。
それに比べて大人用キックボードは価格がかなり安くなり、10000円以下で買えるモデルも多数あります。帰り道にコンビニやスーパーにちょっと寄って行くという時でも、あまり心配することなく駐輪しておけます。
大人用キックボードの選び方
この記事でも次の項目からおすすめのキックボードを17選ご紹介しますが、一口にキックボードと言っても国内や海外モデルが数えきれないほど発売されています。ここからはキックボードを選ぶ時に迷わないように、キックボードの選び方についてご紹介しましょう。
折りたためるかどうか
大人用キックボード、まずチェックしておきたいのは折りたたみができるかどうかです。特に大人用キックボードで通勤する場合には外せないスペックとなります。
通勤に使用しない場合で自宅に広いスペースが確保できる場合はあまり気にする必要はありませんが、電車やバスの中では折りたたむのがマナーとなっています。なるべく小さく折りたためるモデルが理想的です。
サイズがどれくらいか
大人用キックボード、次にチェックしておきたいのサイズです。キックボード自体のサイズもそうですが、走行性に大きく影響してくるのが車高です。
キックボードでは、一般的に車高が低いほうが走りやすいと言われています。車高が低いと地面をしっかりと蹴ることができるためです。ただし、車高が低すぎると今度は地面の凹凸に引っかかってしまうことがあります。
通勤などで使用する道がどのような状態なのかをしっかり確認し、自分にあったキックボードを選ぶ必要があります。
また、キックボード全体のサイズもチェックしなければなりません。折りたたんだ時のサイズや重さもしっかり調べておくと安心です。
大人用キックボードの中には、持ち運びに便利なように専用のバッグやストラップも販売しているものもありますので、通勤に使用するならば検討してみてください。
ブレーキ機能はどうか
大人用キックボード、公道を走るのであれば特に注意しておきたいのが安全性です。公道には車や自転車、歩行者などもいますので、ブレーキ性能が特に大切となります。
大人用キックボードは、ブレーキの仕様はモデルにより異なります。ブレーキが前輪と後輪の両方についているタイプ、どちらか片方にしかブレーキがないタイプなどがあります。
また、ブレーキと一口にいっても、自転車のようにハンドルで握るタイプや、後輪を上から踏みつけるようにしてブレーキを掛けるタイプがあります。
どのタイプにするか
大人用キックボード、どのようなタイプのキックボードにするのかも選ぶ時の基準になります。その際に走行性に大きく関わってくるのがタイヤのタイプです。
特に通勤などで公道をよく走るというケースが想定される場合は、タイヤのタイプにもしっかり注意を払って選びましょう。
大人用キックボードのタイヤはエアータイヤとハードタイヤの2つのタイプがあります。エアータイヤは中にエアーが入っているタイプで、一般的な自転車で使われているものです。
それに対してハードタイヤはハード、つまり硬いタイヤが使用されています。衝撃を吸収するという面ではクッション性の高いエアータイヤが優れていますが、一蹴りで長い距離を進めるのがハードタイヤです。
総合すると、快適性を選ぶならエアータイヤ、スピード性を選ぶならハードタイヤと一般的には言われています。
また、タイヤのサイズだけでなくタイヤの大きさにも注意を払う必要があります。子ども用のキックボードのタイヤのサイズは一般的に4インチですが、大人用キックボードだと5インチや6インチとなります。
タイヤのサイズが大きくなればなるほど快適な走行性が望めますので、通勤で公道を毎日走るといった場合には、サイズが大きいものを選ぶのがおすすめです。中にはタイヤが14インチという大人用キックボードもあります。
大人用キックボードの種類
次にご紹介するのはキックボードの種類です。キックボードについて種類分けができるとは知らない人も多いかもしれませんが、キックボードは大きく分けて3つのタイプに分けることができます。
自分がどのようにキックボードを使用するかをイメージし、どの種類のキックボードが向いているかを考えてみるだけでも実際にキックボードを選ぶ時に迷うことが少なくなります。
折りたたみタイプ
大人用キックボード、まずは折りたたみタイプがあります。機動力を考えるならば断然おすすめのタイプで、通勤などに使用している人はほとんどがこのタイプです。
折りたたみキックボードにもさまざまな種類があり、ぜひチェックしておきたいのが折りたたみ方です。スライド式で折りたたむタイプやワンタッチでたためるタイプなどがあります。
オフロードタイプ
大人用キックボード、オフロードタイプも人気です。こちらは通勤よりもアウトドアで利用したいという人におすすめのタイプです。
公道を走るというよりも、舗装をされていない道路を走るのに向いているタイプで、エアータイヤの大きいタイヤが装備されているものが人気です。
ペダル付きタイプ
大人用キックボード、ペダル付きというタイプもあります。一般的には後輪の上の部分にペダルが付いていますので、それを踏み込むと前に進みます。
中にはペダルが2つ付いており、両足で交互に踏み込むことで前に進むタイプもあります。長い距離をあまり体力を使わずに走行できますので、公道などを日常的に長い距離移動するというようなライフスタイルの人に特におすすめです。
おすすめの大人用キックボード17選
ここからは数多くあるキックボードの中から厳選したおすすめのキックボード17選をご紹介しましょう。現在、キックボードは国産から輸入ものまで数多くの種類が販売されていますが、その中でも特に人気の高いものばかりを厳選しました。
とにかく軽量にこだわったものや、持ち運びがしやすいようにストラップのついたもの、まずはキックボードを試してみたい人にぴったりの価格が安いものなど特徴豊かなモデルばかりです。
ジェイディー・ジャパン JD Razor MS-205R
おすすめの大人用キックボード、まず最初にご紹介するのは「ジェイディー・ジャパン JD Razor MS-205R」です。価格を抑えたモデルで大人気のジェイディー・ジャパンから出ているスタンダードタイプとなっています。
軽量でコンパクトに出来ているので通勤にも人気です。また、LEDライトが搭載されているので夜間の走行も安心なほか、10000円を切る価格ですので一台目として特におすすめです。色は青、赤、黒が揃っています。
SUNPIE キックボード
おすすめの大人用キックボード、次にご紹介するのは「SUNPIE キックボード」です。このキックボードの人気の点は握りやすいハンドルです。
人間工学に基づいて設計されたハンドルは、長時間乗っていても疲れないと評判です。また、ブレーキも手元のブレーキと足元のブレーキの2つありますので、公道などを走ることの多い人にもおすすめです。価格は約7000円です。
Fkstyle 電動キックボード ad247
おすすめの大人用キックボード、次にご紹介するのは「Fkstyle 電動キックボード ad247」です。こちらは1、2回キックすると自動的に電源が入るという便利な電動キックボードです。
タイヤは8インチを採用してますので大人が通勤に使うのにも十分です。また、人気のサスペンションが付いているタイプですので凸凹の公道でも快適に走行できます。価格は約25000円です。
一撃ショップ 折りたたみキックボード sis016
おすすめの大人用キックボード、次にご紹介するのは「一撃ショップ 折りたたみキックボード sis016」です。一般的なキックボードにはタイヤが2つですが、これには3つ付いているので安定感があると人気が高いです。
重量が2.5キロと軽くできているほか、ワンタッチで折りたたみもできますので持ち運びが多い人に特におすすめです。また、ハンドルの高さは調整できます。1980円という安い価格にも注目です。
Hudora 折りたたみ キックスケーター
おすすめの大人用キックボード、次にご紹介するのは「Hudora 折りたたみ キックスケーター」です。非常におしゃれな見た目が人気のキックスケーターで、乗り心地もよいと評判です。
ドイツの安全基準をクリアしているほか、ハンドルの高さが調節可能なので大人でも子どもでも楽しめます。本体はアルミニウムなので軽いのも特徴的。価格は約15000円です。
Radikal KICK SKATER 光るキックスケーター
おすすめの大人用キックボード、次にご紹介するのは「Radikal KICK SKATER 光るキックスケーター」です。人気のポイントは商品名にもあるようにタイヤのホイール部分が光るというところです。
折りたたみも可能で、本体が非常に軽くできているので、大人でも子どもでも楽々持ち運ぶことができます。耐荷重は80キロなので、荷物をたくさん運びたいような時には不向きですが、おしゃれなうえに価格が5000円以下というのは非常に魅力的です。
JD RAZOR MS-105
おすすめの大人用キックボード、次にご紹介するのは「JD RAZOR MS-105」です。通勤中の電車などでは折りたたむことになるキックボード。
おしゃれな人はストラップにもこだわりたいですが、本体と色を合わせたストラップが付いてくるのが人気の点です。ボディも非常に安定感があると評判で、定番を探している人におすすめのキックボードです。
JD RAZOR キックボード キックスケーター MS-105R-B
おすすめの大人用キックボード、次にご紹介するのは「JD RAZOR キックボード キックスケーター MS-105R-B」です。デザインが非常に可愛らしいので特に女性におすすめのモデルです。
キックボードのサイズも小さいので、小柄な大人にぴったり。重量は2.8キロと持ち運びも楽々できるほか、耐荷重は90キロとなっています。走行すると光るLEDホイールなので夜間の走行も安心です。価格は約8500円です。
JD RAZOR MS-102LED RD
おすすめの大人用キックボード、次にご紹介するのは「JD RAZOR MS-102LED RD」です。キックボードブランドとして定評があるジェイディージャパンの製品で、こちらはホイールが光るタイプです。
肩から掛けられるようにストラップも付いてくるうえに、重量は2.8キロですのでモバイル性も高いです。赤、オレンジ、カラフルなどカラーバリエーションも豊富に揃っています。価格は約7500円です。
JD RAZOR MS-101A-V2
おすすめの大人用キックボード、次にご紹介するのは「JD RAZOR MS-101A-V2」です。定評あるブランドから発売されているキックボードということで、肩掛けのストラップや高さの調節可能なハンドルなど基本的な機能は備わっています。
色は紫、青、ピンクの3色展開です。どれも黒を基調とした本体になっていますので、大人でも乗りやすいデザインです。便利なスタンドも付いています。
JD RAZOR MS-205R
おすすめの大人用キックボード、次にご紹介するのは「JD RAZOR MS-205R」です。タイヤが光るタイプのキックボードを探している人におすすめのタイプで、黒のを基調にした本体がシンプルでおしゃれです。
本体ハンドルの高さが調節できるので、子どもから大人まで使用が可能です。価格は約8000円となっています。
RAYSEN キックスクーター
おすすめの大人用キックボード、次にご紹介するのは「RAYSEN キックスクーター」です。白と黒のシャープなボディが特徴的で、まさに大人のためのキックボードといったデザインが人気です。
ハンドルの高さが6段階調節できるので、子どもさんとの共有も可能です。さらにRAYSENの特徴として折りたたみ方が独特で、ほかの会社のものよりかなり小さくなるのも人気の理由です。
enkeeo キックボード キックスクーター
おすすめの大人用キックボード、次にご紹介するのは「enkeeo キックボード キックスクーター」です。アルミニウム製の軽量キックボードで、重量がわずか3.76キロと通勤にもおすすめです。
また、折りたたみ時間がわずか3秒という点でも人気を集めているほか、折りたたんだ後のサイズは77センチと非常にコンパクトになります。男性にもぴったりの黒のデザインは、通勤に使用しても違和感がありません。
DEEPER キックスクーター 8インチ D-KS205
おすすめの大人用キックボード、次にご紹介するのは「DEEPER キックスクーター 8インチ D-KS205」です。アクセントに赤を使用したオシャレなデザインが人気のキックボードで、持ち運びに便利なストラップも付属しています。
本体はアルミニウムですので軽いのも特徴で、ハンドルの高さが調節できることから子どもから大人まで使用できるタイプです。価格は約7000円です。
HALO Big Wheels Scooter キックボード
おすすめの大人用キックボード、次にご紹介するのは「HALO Big Wheels Scooter キックボード」です。おしゃれさに定評があるカナダのメーカーのキックボードで、パッケージにもこだわりが感じられます。
ハンドルの高さが調節できたり、ハンドルまでコンパクトに折りたためたりと細かなところの違いが感じられる製品です。また、ちょっと置いておく時などに便利なスタンドも付属しています。
ラングスジャパン R8ラングススクーター レッド
おすすめの大人用キックボード、次にご紹介するのは「ラングスジャパン R8ラングススクーター レッド」です。かなりユニークなデザインですので、誰とも被らないようなキックボードを探している人に特におすすめです。
また、本体が非常に軽いのが特徴的でなんと2.4キロという軽さです。約6500円という安い価格も人気の理由の一つです。
WINDWALKER キックボード キックスクーター
おすすめの大人用キックボード、最後にご紹介するのは「WINDWALKER キックボード キックスクーター」です。8インチのタイヤが搭載されていますので、公道などを長距離走るのに向いています。
本体重量は約5.6キロですので持ち運びにはあまり向いていませんが、走行中の安定感は抜群。サスペンションも複数搭載していますので、凸凹の道でも快適な走行を楽しむことができます。
大人用キックボードの注意点
大人がキックボードの購入を検討する場合には通勤で公道を走りたいという目的が多いですが、キックボードで公道を走ることは法律的には認められてるのでしょうか。最後にその点について確認しておきましょう。また、忘れてはならない防犯対策についてもご紹介します。
公道での使用について
大人用キックボードの注意点、まず気を付けたいのは公道でキックボードを使用することについてです。子どもがキックボードを使用するのは公園が多いですが、大人だと通勤で公道を走ることもあります。
キックボードを公道で使用することは正式に認められているのでしょうか。まずは、キックボードは基本的にはローラースケートやスケートボードと同じような扱いとなります。
そしてこれらは、交通の頻繁な道路での使用は禁止されていいます。この「交通の頻繁な」という部分の解釈が難しいところですが、交通量が多くないところでは公道でも乗れるということになります。
しかし、公道を走るということは歩行者や自転車、車などと近いところを走ることになりますので、ベルなどの安全対策はしっかりとしておきましょう。
また、日本キックスケーター協会というところでは、キックボードを公道で乗ることも含めたさまざまな情報提供を行っています。また、大人向けの安全講習会もあります。
キックボードで公道を走ることには必然的に危険も伴いますので、ぜひ一度安全講習会の受講を検討してみてください。
盗難防止について
大人用キックボードを導入する際にぜひ考えておきたいのが盗難対策です。いくら折りたたみ自転車より価格が安いといっても盗まれたくはありません。
一般的に盗難防止として使われているのはワイヤーロックです。自転車の鍵として販売されているものがキックボードにも使えますし、価格も安く手に入れやすいという利点があります。
タイヤの部分にぐるぐると巻き付けるだけでも盗難防止効果が望めます。さらにガードレールなどに巻き付けると頑丈に守ることができます。
大人用キックボードで移動を快適にしよう!
渋滞を横目にスイスイと快適に通勤ができるキックボード。会社に乗って行っても違和感がないような大人っぽいモデルも多く揃います。公道を走る時にはくれぐれも注意をし、安全なキックボードライフを楽しんでください。