PEラインの選び方
釣りが大好き、エギングが大好きという人のほとんどが知っているPEラインは、どのように選べばいいのでしょうか?釣りやエギングを知らない、これから釣りやエギングを始めたいという人はPEラインの選び方やPEラインのことが分からないのがほとんどです。
PEラインとはpolyethylene、ポリエチレンのことです。略してPEと呼んでいます。PEラインとはポリエチレンの素材で作られている釣り糸のことを言い、丈夫さからPEラインは釣り好きやエギングが趣味の人に重宝されている釣り糸なのでおすすめです。
PEラインは伸縮性がほとんどありません。そのため、獲物が引っ掛かった時に強引に引き寄せることが可能です。PEラインは水よりとても軽いので水面に浮かせることもできます。
だからこそ風に流されやすく、PEラインをきちんと使いこなせるようにPEライン以外の釣り糸で練習をしておくのをおすすめします。PEラインの使い方を誤ってしまうと、思わぬストレスや失敗の原因となりますので注意してください。
PEラインの正しい使い方を学んで、PEラインで楽しい釣りやエギングを行いましょう。PEラインの号数や値段も参考にしてみてください。
糸の本数を確認する
PEラインは何本で編んであるのかというポイントで選んでみましょう。PEラインは主に4本、8本、12本編まれています。4本編みのPEラインは値段が比較的安く、値段が安いPEラインが欲しい人におすすめです。
ただし、4本編みのPEラインは飛距離が伸びにくいというデメリットもあります。8本編みのPEラインは4本編みのPEラインより飛距離が伸びるのでおすすめです。
値段は4本編みより少し高くなってしまいますが、安定した飛距離が欲しいという人は8本編みのPEラインを購入してみてください。
12本編みのPEラインはPEラインの中で1番多く本数が編まれているもので、値段も4本編みのPEラインや8本編みのPEラインより高くなります。
12本編みのPEラインなのでとても滑らかで飛距離が格段に伸びます。遠投の釣りやエギングに使うという使い方をしたい人は値段が少し高めで機能性がある12本編みのPEライン、少し値段が安くても使いやすいのが欲しい人は8本編みのPEラインです。
まずは値段が1番安いのでチャレンジしたい人は4本編みのPEラインを購入してみましょう。値段も大事ですが、どのような釣りがしたいかでPEラインを選ぶのがおすすめです。
値段を確認する
やはりPEラインを選ぶ際には値段もチェックするのをおすすめします。もちろんPEラインの質が上がれば上がるほど値段も高くなります。しかし質も値段も高いPEラインを最初から使ってしまうと、失敗した時にお金が無駄になってしまいます。
値段が高いPEラインを購入する前に、値段が安いPEラインを使って、釣りやエギングを繰り返して使い方を覚えるのがおすすめです。PEラインは使い方を間違ってしまうと、切り離さなければいけないことになってしまいます。
釣りやエギングを快適に行うために、値段が安いPEラインで使い方を練習しましょう。PEラインの使い方に慣れてきたら、釣りやエギングを少し値段が高めのPEラインを使って行うのをおすすめします。
号数・強度を確認する
エギングなどによく使われるPEラインの選び方のポイント3つ目は強度や号数で選ぶというものです。PEラインはもちろん釣りで使う糸で、当然獲物が抵抗して釣りにくいということがあります。
抵抗する獲物を釣りやすくするために、強度もあって号数もあるPEラインを選んで快適な釣りやエギングを楽しみましょう。号数とはPEラインの太さを表します。号数の数字が大きいほど、エギングなどで役に立ちます。
号数の数字が小さいほど糸の細さは細くなります。PEラインを購入するときは号数をきちんと確認しましょう。号数を確認しないまま購入すると、号数が大きすぎる、または号数が小さすぎるPEラインを使うということになります。
0.6という号数以下の糸は、4本編みか8本編みかで強度が変わります。号数と何本編みかをきちんと確認しましょう。号数の数字によってエギングがやりやすいかどうかが決まります。号数はPEラインで見なければいけないポイントの1つです。
長さを確認する
何本編みか、値段はどうか、号数はどうかのほかに、長さを確認するのもポイントです。エギングに使用する場合のPEラインの長さは150mほどがおすすめです。150mほどだとエギングがしやすいですので、使い方をよくチェックしてからにしましょう。
ちなみに、ジギングには200mがおすすめ、ライトゲームの形式ならば100mがおすすめです。それぞれどのような釣りの仕方をするかで使い方や長さが変わってくるので、使い方をよく考えて適した長さのPEラインを購入してください。
不適当な糸で釣るという使い方をしてしまうと、目的を達成できない可能性があります。きちんとした長さのPEラインを購入して、きちんとした使い方で釣りやエギングを楽しみましょう。
比重を確認する
PEラインは比重がとても軽いです。そのぶん使い方が難しい糸でもあります。比重とは、海水に対してその糸が浮くかどうかを表しています。その比重が軽ければ軽いほど、遠投しやすくなります。
しかしそのぶん魚がいつエサに食い付いたかのアタリが分かりにくくなるのです。PEラインは強度がとても強く、獲物を引きやすいぶんこのようなデメリットがあり、使い方がとても難しい糸です。
海面に浮きやすいので、海の中層部分に生息している魚などを狙うにはPEラインがおすすめです。しかし強い風が吹くと、糸がゆらゆらと揺れてしまいせっかくの仕掛けが動いてしまうという事態になります。PEラインの使い方には十分な注意を払ってください。
PEラインの使い方
PEラインの選び方のポイントを紹介しました。ここからはPEラインはどのような場面で使うかを紹介していきます。
PEラインはどのような釣りの仕方で使うのか、どのような釣りの方法でPEラインを使うのがおすすめなのかを参考にして、PEラインで魚を釣りたいという人は実際にやってみてください。
PEラインをおすすめの釣り方で、正しい使い方を覚えてから獲物を狙いましょう。PEラインを使う釣りの仕方は2通りあります。
また、正しいPEラインの特徴や結び方も紹介しますので、PEラインを扱うのは不慣れという人はぜひ見てみてください。結び方などをきっちり予習しておいて、いざ釣りをする時に困ってしまうことがないように準備をしましょう。
エギングによく使用する
PEラインはエギングによく使用します。そもそもエギングとは一体なんなのでしょうか?エギングとは、岸から簡単な仕掛けを垂らしてアオリイカを狙う釣りのやり方で、昔から親しまれている釣り方です。
アオリイカは季節や釣りをする場所によって、どのようにすれば釣れるかが変わってくるので釣り人にとても人気です。PEラインは海面に浮くほど比重が軽いので、風が穏やかで波もないでいない時にエギングに使用すると真価を発揮してくれます。
また、アオリイカはアタッた際に独特に糸を引きます。PEラインは伸縮性がないので獲物を強引に引き寄せるのに非常に向いている釣り糸でもあるので、エギングでアオリイカを釣りたいという人はぜひPEラインを使用してみましょう。
ジギングやメバリングにも
PEラインはジギングやメバリングにも向いている糸です。エギングやジギング、メバリングなど、釣りには様々な用語があります。1つずつ覚えていきましょう。
ジギングとは、メタルジグという金属でできた仕掛けを糸につけて、その金属の仕掛けの重さで海の底で生息している魚を釣るやり方です。メタルジグをランダムに動かして、魚にエサだと認識させるというテクニックが必要になります。
海底に糸を沈めるため、獲物の引きや水の抵抗が強くなります。伸縮性がないPEラインだと、丈夫で切れてしまう可能性も少ないのでジギングに向いているのです。メバリングとは、メバルを狙うために防波堤や漁港で仕掛けを浮かせて誘う釣りのやり方です。
メバルは釣り場所と釣り方、時期さえ間違えなければ初心者でも釣れる可能性が高い魚なのです。ジギングやエギング、メバリングでPEラインはとても役に立ちます。PEラインを使って自分の獲りたい獲物を狙いましょう。
特徴を押さえて使う
PEラインは特徴を押さえて使いましょう。PEラインの特徴としては、伸縮性がない、強度がある、海面に浮くほど軽い、クセがなく柔らかくしなるというものです。伸縮性がないということは、アタリが分かりやすくそして獲物を強引に引き寄せられます。
しかし伸びがないぶん、竿に負担がかかってしまいます。強度があるのはいいですが、PEラインが切れてしまう前に竿やリールに負担がかかって故障の原因となります。
PEラインを使う際は、PEラインに対応しているリールや竿を購入することが求められます。竿やリールに負担をかけてしまうと、せっかくのPEラインが活かせないのでリールや竿選びにも気を配りましょう。
結び方
獲物を釣る際にPEラインをリーダーに巻きつけなければいけません。そうやって固定をしておかないと、釣っている最中に糸がするすると逆に獲物に持ってかれてしまう可能性があります。PEラインの結び方の定番はFGノットという結び方です。
シーバス釣りをする際のベーシックな結び方と言えます。リーダーにPEラインを15回ほどまずは編み込んでください。リーダーとラインを先端部に巻きつけて更に15回編み込みます。
合計で30回ほど編み込んで、糸が緩んだり外れたりしまわないようにしましょう。その後はその結び目をライターなどで炙ってコブを作り、より頑丈にしてください。これがFGノットのやり方になります。
PEラインのおすすめ商品TOP5【4本編み】
PEラインの特徴はたくさんあり、メリットがあるぶんデメリットもあるということが分かりました。しかしPEラインは使い方を間違えなければジギングやエギング、メバリングにとても役に立つ糸ですので正しい使い方をして獲物を獲得する確率をあげましょう。
そのためにまずPEラインにはどのようなものがあるのかを見ていく必要があります。4本編みのおすすめPEラインを5個紹介していきます。
4本編みのPEラインは値段も比較的安価なので購入しやすい釣り糸です。ぜひ紹介した4本編みのPEラインのおすすめ商品を見て購入する際の参考にしてみてください。
モーリス(MORRIS) バリバス ライトゲーム スーパープレミアムPE X4
モーリスのパリバス ライトゲーム スーパープレミアムPEのX4はおすすめです。このPEラインはメバリング、アジを釣るためのアジングに最適な4本編みのPEラインになります。細くて軽くてとても丈夫で耐久性に優れた糸になります。
スーパーフッ素加工も施されているため、摩擦があっても切れにくく飛距離も伸びます。PEラインの色は視覚的に認識しやすいナチュラルブルーです。
色落ち、汚れにも強いのでぜひこのモーリスのパリバス ライトゲーム スーパープレミアムPEのX4を購入してメバリングやアジングに活かしてみてください。
東レ(TORAY) ソラローム ルアーPE
東レのソラロームルアーPEもおすすめです。長さは75mで、ブラックバスなどの魚を釣る時にぴったりのPEラインです。淡水や海水問わず使える素晴らしいPEラインなので、海水釣り、淡水釣りを楽しみたい人におすすめの逸品です。
耐久性に優れていて、操作性にも優れています。ラインカラーはシルバーグレーとホワイトマーキングです。そうすることによとって視覚的に認識しやすいので見失うこともありません。
安くて丈夫なPEラインが欲しいと考えている人はぜひ東レのソラロームルアーPEを購入して海水、淡水釣りを楽しみましょう。
クロサワ(KUROSAWA) X-CORE
クロサワのX-COREはミシンなどで使うボビン巻きのような形式でカラフルなPEラインとなっています。違う長さと違う色のPEラインがグルグルと巻き付けられていてとても便利です。
値段もとても安価なので、PEラインを気兼ねなくたくさん使いたいと考えている人はぜひこのクロサワのX-COREのPEラインを購入して釣りやエギングを楽しみましょう。
通常PEラインは消耗品ではなく、大切に使わなければなりませんが、値段が安く長さもあるので緊張せずにリラックスしてPEラインを使えるのは嬉しいポイントです。
デュエル ハードコア X4
デュエルのハードコアX4も4本編みのPEラインの中でおすすめです。ハードコアシリーズは釣り好きの人の間で有名なシリーズで、PEラインは必ずこれを使うという人が多いです。コーティングが施されていて、とても釣りがしやすいPEラインです。
ジギングやエギングだけではなく、ヒラマサなどを狙えるキャスティングゲームなどでも使えるので、ぜひデュエルのハードコアX4を購入してエギングなどで使ってみるのをおすすめします。
サンヨーナイロン(Sanyo Nylon) APPLAUD SALTMAX GT-R PE
サンヨーナイロンのAPPLAUD SALTMAX GT-R PEは大型から小型まで様々な魚類に対応できる魅力的なPEラインです。10mほどの長さのPEラインが5色に分かれていて、視認性が高いのがポイントです。
表面に樹脂をコーティングしているのでとても丈夫で汚れも落ちやすいというのも魅力です。様々な魚類に対応できる汎用性が高いPEラインが欲しいという人はサンヨーナイロンのAPPLAUD SALTMAX GT-R PEをお店を訪れてチェックしてみてください。
PEラインのおすすめ商品TOP5【8本編み】
4本編みのPEラインを紹介しましたが、次はおすすめの8本編みのPEラインを紹介します。8本編みのPEラインは4本編みのPEラインより少し値段はあがりますがとても使いやすい商品です。
使いやすくて値段もそれなりのPEラインが欲しい人は8本編みのPEラインをお店でチェックして購入しましょう。8本編みのPEラインはどれがいいのか分からない人は、これから紹介する8本編みのPEラインを参考にしてみてください。
サンライン(SUNLINE) ソルティメイト キャストアウェイPE
8本編みのPEラインは何を買えばいいか分からない人はサンラインのソルティメイト キャストアウェイPEラインをチェックしてみてください。このPEラインは釣り糸を専門に取り扱っている国内ブランドのサンラインから発売されています。
ロングセラーのPEラインなので、釣り好きにとってとてもポピュラーな釣り糸です。コーティングがされているので表面がとてもつやつやしていて汚れも落ちやすく、扱いやすいアイテムです。
デュエル(DUEL)Super X-wire 8
デュエルのSuper X-wire 8もおすすめの8本編みのPEラインです。リーズナブルな値段でとても扱いやすく汎用性もあります。
超強力なポリエチレン素材が使われているので、従来のPEラインと比較するとハリとコシがあります。そのハリとコシがあるおかげで、狙った獲物を高い確率で獲得できます。
クレハ(KUREHA) シーガー PE X8 ルアーエディション
クレハのシーガー PE X8 ルアーエディションは柔軟で扱いやすい8本編みのPEラインです。8本編みのPEラインでどれを買えばいいか悩んでいる人はこのPEラインを購入すれば間違いないです。ぜひ購入して使ってみてください。
バークレイ(Berkley) スーパーファイヤーライン ウルトラ8
8本編みのPEラインでおすすめのアイテムはバークレイのスーパーファイヤーラインウルトラ8です。つやつやとしてコシがあるPEラインで、汎用性に優れています。バークレイのPEラインで釣りやエギングを楽しみましょう。
ゴーセン(GOSEN) 剛戦X8ブレイド
ゴーセンの剛戦X8ブレイドはまさに名前の通り剛なPEラインです。その頑丈さで決して獲物を逃すことはしません。獲物を絶対に獲得したいという人はゴーセンのこのPEラインを釣りに持っていって使ってみてください。
PEラインのおすすめ商品TOP3【8本編み】
PEラインのおすすめ商品で12本編みのPEラインを紹介します。コシがあり丈夫で、値段はそれなりに高くなってしまいますが安心感があるPEラインです。PEラインの扱いに慣れてきた人には12本編みのPEラインがおすすめです。
ダイワ(DAIWA) UVF モアザンセンサー 12ブレイドEX+Si
12本編みのPEラインでおすすめなのがダイワのUVF モアザンセンサーの12ブレイドEX+Siです。12本編みのPEラインの中で定番の釣り糸ですので、モアザンセンサーのこのPEラインを使ってみましょう。
ダイワ UVF ソルティガセンサー 12ブレイドEX+Si
同じくダイワから発売されているダイワ UVFのソルティガセンサー12ブレイドEX+Siもおすすめの12本編みのPEラインです。安心と信頼のダイワシリーズの12本編みPEラインで様々な獲物を獲得しましょう。
シマノ(SHIMANO) ピットブル 12
同じくダイワから発売されているダイワ UVFのソルティガセンサー12ブレイドEX+Siもおすすめの12本編みのPEラインです。安心と信頼のダイワシリーズの12本編みPEラインで様々な獲物を獲得しましょう。
PEラインのおすすめ商品TOP2【高比重】
PEラインのおすすめ商品の番外編として、高比重のPEラインを紹介しますので、高比重のPEラインが欲しいという人はぜひ参考にしてみてください。実際にお店を訪れて自分の目や手で確認してみてください。
シマノ セフィアG5 PE
シマノのセフィアG5のPEラインは高比重で比較的獲物を獲得しやすいPEラインです。高比重のPEラインを使っている人はこのPEラインが最も使いやすい高比重のPEラインと評していますのでおすすめのアイテムです。
よつあみ G-soul オードラゴン
よつあみのG-soulのオードラゴンは4本編みの高比重のPEラインです。比較的安価な4本編みのPEラインで高比重なので比較的扱いやすくなります。高比重で4本編みのPEラインが欲しい人はこれをおすすめします。
PEラインで釣りを楽しもう
PEラインで釣りを楽しむためには、自分が釣り初心者、中級者、上級者かを自覚してからPEラインを購入してみましょう。また、どんな獲物を獲得したいかで考えてみてください。お店できちんと確認してから購入するのがおすすめです。