ロードバイクのレースってどれがおすすめ?
今回は、ロードバイクのレースについて紹介します。ロードバイクのレースは、出場資格が必要なものから条件が特にない初心者でも誰でも参加できるものまで多数あります。
各地方の特徴を生かした個性的なロードバイクのレースも多いです。特におすすめできるレースを紹介していきます。
初心者向けのロードバイクレース
まず、ロードバイク初心者にもおすすめのレースを18レース紹介します。全国各地でロードバイクのレースは開催されています。平たんなコースのレースから、ヒルクライムが多いハードなレースもあります。
初心者の方は、参加しやすく住まいから近いレースを選んで経験を積んでいくことをおすすめします。楽しいイベントが併設されるレースも多く楽しめます。
ツール・ド・東北
初心者におすすめのロードバイクレースの一つ目は、「ツール・ド・東北」です。ツール・ド・東北は仙台のエリアを走行するレースで、東日本大震災の復興を目的に開始されたものです。
毎年9月上旬に開催されます。走行距離の選択の幅が50キロから210キロと幅広く、自分の能力に応じた設定ができて参加しやすいです。
アルプスあづみのセンチュリーライド
初心者におすすめのロードバイクレースの二つ目は、「アルプスあづみのセンチュリーライド」です。これは、長野県のアルプス山脈の真ん中にある安曇野市を走行するのんびりしたレースです。
毎年4月と5月の二回開催されます。平たんなコースで、途中のエイドステーションの数も多く、初心者向けのレースです。
Mt.富士ヒルクライム
初心者におすすめのロードバイクレースの三つ目は、「Mt.富士ヒルクライム」です。富士山のヒルクライムとなると厳しそうな印象ですが、なだらかな坂が続く初心者向けのヒルクライムです。
6月上旬の開催で、25キロメートルを走行します。ヒルクライムが苦手な初心者の方でも完走率は高く、参加しやすいレースです。
スポニチ佐渡ロングライド210
初心者におすすめのロードバイクレースの四つ目は、「スポニチ佐渡ロングライド210」です。石川県佐渡島を一周するレースで、210キロメートルの走行をします。
毎年5月に開催されます。数か所急こう配の難所がありますが、それ以外は平たんで走行しやすいコースになります。完走率も90パーセントと高いです。
ツール・ド・八ヶ岳
初心者におすすめのロードバイクレースの五つ目は、「ツール・ド・八ヶ岳」です。毎年4月中旬に開催されるヒルクライムイベントになります。
25キロメートルと、ヒルクライムとしては難易度が高そうですが、それほど急な坂道は少ないので、初心者向けヒルクライムレースといえます。
嬬恋キャベツヒルクライム
初心者におすすめのロードバイクレースの六つ目は、「嬬恋キャベツヒルクライム」です。群馬県の嬬恋で毎年9月中旬に開催されます。
19.8キロメートルの走行距離で、ヒルクライムコースとしては初心者やビギナー向けです。他のヒルクライムレースの練習になります。
ツール・ド・草津
初心者におすすめのロードバイクレースの七つ目は、「ツール・ド・草津」です。毎年4月に開催されるレースで、12.3キロメートルのヒルクライムレースです。
道路わきに雪の壁があるという幻想的な空間でロードバイクが楽しめます。初心者向けですが景色を楽しみにする常連参加者も多いです。
榛名山ヒルクライムin高崎
初心者におすすめのロードバイクレースの八つ目は、「榛名山ヒルクライムin高崎」です。都心部からのアクセスが良く参加しやすいレースです。
14.7キロメートルという走行距離ですが、平均勾配や最大勾配がきついコースで、少し難易度が上がるレースといえます。
マウンテンサイクリングin乗鞍
初心者におすすめのロードバイクレースの九つ目は、「マウンテンサイクリングin乗鞍」です。ロードバイクで通行できる日本の最高地点を通るレースとして有名です。
8月下旬に開催されるレースです。サイクリストの聖地も言われるコースで、多くのロードバイク愛好家が集まる大会です。上位にランキングするのは相当厳しいです。
エンデューロ日産スタジアム・サイクルパークフェスティバル
初心者におすすめのロードバイクレースの十個目は、「エンデューロ日産スタジアム・サイクルパークフェスティバル」です。新横浜の立地条件の良さで参加しやすいレースです。
普段は自転車で走行できないコースを通るため、お得感があります。気軽に参加できるイベント的なレースといえます。
霞ヶ浦エンデューロ
初心者におすすめのロードバイクレースの十一個目は、「霞ヶ浦エンデューロ」です。毎年10月に開催されるイベントです。4.8キロのコースの周回数を競うレースです。
ママチャリコースやキッズコースなど、レースの種類が多く、ファミリーで参加する家族の姿も見られ、イベント風の楽しいレースという印象が強いです。
富士チャレンジ200
初心者におすすめのロードバイクレースの十二個目は、「富士チャレンジ200」です。200キロメートルのコースをどれだけ速く走行できるかを競うレースになります。
個人タイムトライアルの感覚で参加して、腕試しとして利用する方も多いです。結果によって称号が得られるのも目標に楽しむことができるレースです。
9極の耐9 in 筑波サーキット
初心者におすすめのロードバイクレースの十三個目は、「9極の耐9 in 筑波サーキット」です。筑波サーキットのコースを9時間かけて走行するレースです。
走行距離によって順位が決まる形式で、チームで参加する常連サイクリストが多いです。イベントも多くて楽しく参加できます。
シマノ鈴鹿ロードレース
初心者におすすめのロードバイクレースの十四個目は、「シマノ鈴鹿ロードレース」です。鈴鹿サーキットで年に一回開催されるレースです。
だれでも自由に参加でき、二日間でひたすら鈴鹿サーキットを周回するレース内容になります。参加者のレベルが高く、初心者だと周りに圧倒されてしまうかもしれませんが、上位にこだわらなければ爽快な走行が楽しめます。
大磯クリテリウム
初心者におすすめのロードバイクレースの十五個目は、「大磯クリテリウム」です。既定の周回数を最も速く走破した人が勝者となります。
4月から10月の月一回開催され、年間全6~7戦を戦うシリーズ戦となります。他のレースとは異なる楽しみ方ができる個性的な大会です。
日光白根ヒルクライム
初心者におすすめのロードバイクレースの十六個目は、「日光白根ヒルクライム」です。群馬の山道を走行するヒルクライムのレースになります。
距離は11キロメートル強と長距離ではありませんが、急こう配がたくさんあり難所が多いです。初心者には少しハードなレースになるかもしれません。
もてぎ7時間エンデューロ
初心者におすすめのロードバイクレースの十七個目は、「もてぎ7時間エンデューロ」です。ツインリンクもてぎのコースを走行できる気持ちのいいレースです。
子供向けのエントリーや、ピットでの売店営業など、楽しいイベントになっています。結果にこだわって参加する方も多いですが、イベントを楽しみにして参加する方も多いです。
ツール・ド・北海道
初心者におすすめのロードバイクレースの十八個目は、「ツール・ド・北海道」です。毎年9月初旬に開催されます。開催場所は北海道のどこかで開催され、毎年異なります。
上級者向けの国際大会とは別に、市民大会が開催され、だれでも気軽に参加できるレースになります。レベルに応じた参加が可能で、楽しめます。
上級者向けのロードバイクレース
続いて、上級者向けのロードバイクレースを3種類紹介します。全国各地で様々なレースが開催されます。初心者向けのレースで経験を積んだら、次のステップとしてレベルの高いレースに参加してみると、さらにロードバイクの魅力にはまっていくことができます。
ツール・ド・おきなわ
上級者におすすめのロードバイクレースの一つ目は、「ツール・ド・おきなわ」です。毎年11月上旬に開催されます。日本内で開催されるレースとしては最高峰です。
足きりもあり、完走すら難しいレースとなります。210キロメートルのコースで、厳しい二回のヒルクライムがあるなどコースの内容も高めのレベルです。
富士山国際ヒルクライム
上級者におすすめのロードバイクレースの二つ目は、「富士山国際ヒルクライム」です。Mt.富士ヒルクライムの距離の半分ですので走行しやすそうな気がしますが、相当厳しいレースになります。
Mt.富士ヒルクライムより勾配差が二倍になるので、精神的にも身体的にも負担感が大きくなります。ヒルクライムの経験を十分に積んでから参加しましょう。
UCIニセコ・クラシック
上級者におすすめのロードバイクレースの三つ目は、「UCIニセコ・クラシック」です。7月上旬に開催され、高低差も大きく本格的なロードレースになります。
この大会で上位にランクすると、海外レースに公認で参加できる資格が得られるという予選会の要素もあります。目標にするにはもってこいのレースです。
ロードバイクレース・イベントに参加するときの注意
最後に、ロードバイクレースに参加する際の注意点について紹介します。レースによっては参加する条件が決まっていたり、申し込みの制限があるなど注意するべき点があります。条件をクリアしていないと参加できないレースもあるので事前に注意しておきましょう。
条件をしっかり確認する
ロードバイクのレースには、条件が設定されているものもあるので、参加前に事前に確認しておきましょう。年齢制限や性別の条件など、大会によって異なります。過去のロードバイク経験なども条件になってくることもあります。
体調を整える
ロードバイクレースに参加する前に、体調を整えておきましょう。ロードバイクに限らず、スポーツ系のイベントに参加する場合は当然のことですが、大会当日に練習の成果を最大限に発揮できるよう、体調を整えて本番に臨みましょう。
練習をしておく
いきなりレース本番に力を発揮しようと思ってもやはり練習をしていないと思う走行をすることはできません。日々の積み重ねが大事です。いくらイベントに参加することを楽しみにするといってもレースを楽しむには普段の練習をしっかりしておきたいところです。
ロードバイクのレースに参加してみよう!
以上、ロードバイクのレースを紹介してきましたがいかがでしたでしょうか。全国各地で初心者向けから上級者向けまで様々なレースが開催されます。参加条件などを確認して、自分に合ったレースに参加してみて本番の空気を味わってみましょう。