夏に食べたいおすすめの鍋&具材も紹介!
日本には、四季があり、毎年暑い夏がやってきます。地球温暖化の影響もあって、夏は年々暑くなっていて、みなさんも毎年暑さ対策をされているのではないでしょうか。
夏の厚さ対策として、冷たい食べ物を中心的に食べたり、飲んだり、クーラーで部屋の温度を冷やしたりといった方法がありますが、これらをやり過ぎると体が冷え切ってしまい、体調を崩してしまうこともあります。
この体を冷やし過ぎてしまうことを避けるためにも、夏に熱い鍋を食べる人が多くなってします。今回は、この夏に食べたいおすすめの鍋レシピとおすすめの具材などご紹介していきます。
夏に鍋料理を食べることの効果
鍋は寒い冬に食べるから美味しいのであって、暑い夏に鍋を食べることはあまりないと考える人は多いのではないでしょうか。鍋は体を芯から温めてくれる料理です。夏に鍋をおすすめするのには理由があります。さて、夏に鍋を食べることが出す効果とは一体なんでしょう。
冷房などで冷えた体を温める
夏に鍋を食べることによる効果はクーラーなどで冷えた体を芯から温めてくれることです。夏は外気の気温は高くなり、涼しさを求めて体を冷やそうとします。しかし、冷やし過ぎてしまい、体がだるく感じたり、寒気を感じたりして体調を崩してしまうこともあります。
このような場合は、体を内側から温めることが必要です。鍋を食べることは、体を内側から温めるのに最も効果的なのです。
さらに冬の鍋とは異なり、汗をたくさんかきながら食べることができる鍋が効果的です。夏の鍋に適した鍋の具材を使って、クーラーなどで芯から冷えた体を温めましょう。
夏におすすめの夏野菜を使った鍋レシピ
夏は暑さから食欲も低下します。そんな時にも栄養が一気とれる鍋料理はおすすめです。夏にはおいしい夏野菜もたくさんありますし、何より冷えた体の中を温めてくれます。
そんな夏にも食べたい鍋料理におすすめな鍋のレシピをご紹介します。夏にぴったり、栄養満点の鍋レシピですので、ぜひお家で試してみてください。
キャベツの旨塩レモン鍋
夏におすすめの鍋料理レシピ1つ目は「キャベツの旨塩レモン鍋」です。こちらのレシピは、キャベツ、白菜を4センチにカット、ニンジンは短冊に切って鍋に白菜、キャベツの間にニンジンを挟みます。
しめじも鍋に入れ、合わせだしを入れたら野菜がしんなりするまで煮込みます。合わせだしは、2~3人分で出し汁400ml、酒150ml、みりん大さじ2、塩適量、白みそ大さじ5~6、酒粕150gで作りましょう。
たっぷりのキャベツと白菜を塩ベースのスープに酒かすを合わせたスープで煮込んだ夏でもとても食べやすい鍋です。
レタス鍋
夏におすすめの鍋料理レシピ2つ目は「レタス鍋」です。こちらのレシピは、鍋にだし汁と酒、縦2㎝にカットしたレタス、3㎝にカットしたベーコンを入れ5分煮込みます。
その後トマトを入れさらに1分煮込み、最後にしょうが汁を入れたら完成です。トマトを合わせてさっぱり食べることができる鍋です。生姜汁を加えることで、冷えた体を芯から温めてくれます。だし汁は2人分で500ml目安に入れてください。
夏野菜の豆乳カレー鍋
夏におすすめの鍋料理レシピ3つ目は「夏野菜豆乳カレー鍋」です。昆布(5×3㎝を1枚)を土鍋に入れ火にかけ、煮立ったら、豆乳200mlとコンソメ1個を入れます。
ここにカットした野菜を入れ、煮立ったら味噌大さじ2、みりん大さじ2、カレーパウダー小さじ2をいれます。お肉に火が通ったら完成です。味が足りなかったら、味噌か醤油を足してください。
具材は豚薄切り肉、なす、ズッキーニ、オクラ、アスパラガス、ミニトマトなどですが、お好みで他の具材を入れても大丈夫です。カレー風味を加えた豆乳スープを使った鍋なので、食欲低下中でも食べやすい鍋です。
白菜のトマト鍋
夏におすすめの鍋料理レシピ4つ目は「白菜のトマト鍋」です。鍋に合わせだし400ml、網を通した水煮缶1缶、オレンジジュース250mlを火にかけます。煮立ったら白ワイン大さじ3、みりん大さじ1、塩小さじ1、醤油大さじ1、顆粒チキンスープ少々を入れさらに煮立たせます。
その後鶏肉や野菜など具材を入れ、しっかり火が通るまで煮込みます。最後にオレンジジュース250mlと塩コショウを加えて完成です。白菜や一緒に煮込んだ具材に、トマトスープが良く絡まっていくらでも食べることができる鍋です。
鶏むね肉とキャベツのトマト鍋
夏におすすめの鍋料理レシピ5つ目は「鶏むね肉とキャベツのトマト鍋」です。まずカットしていきます。キャベツは芯ごとくし形に6~8等分にカット、ブロッコリーは小房にわけ、ニンニクは薄切りにカットしておきます。
鶏むね肉は皮を取り、1㎝の厚みにカットし麺棒などで両面叩きます。キャベツを土鍋に入れ、水500mlとコンソメ2個と一緒に弱火で煮込みます。キャベツが柔らかくなったら、ジューサーにかけたトマト缶1缶分と砂糖小さじ1を入れます。
煮立ったら鶏むね肉を入れて5~6分程熱を通し、ブロッコリーを加えます。さらに5~6分煮込んだら完成です。とてもヘルシーな鍋になっています。値段も安く抑えることもできるので、おすすめです。
ネギ豚レタスの豆乳しゃぶしゃぶ鍋
夏におすすめの鍋料理レシピ6つ目は「ネギ豚レタスの豆乳しゃぶしゃぶ鍋」です。鍋に豆乳400ml、水400ml、白だし大さじ4入れ温めます。野菜はレタス、長ネギ、しゃぶしゃぶ用豚薄切り肉を用意し、レタスは食べやすい大きさに、ネギは斜めに薄切りにカットします。
作った豆乳スープにお肉やレタス、長ネギなどの具材はくぐらせながら食べます。味はお好みで胡麻、ラー油、すだちを使うのがおすすめです。食欲低下している夏でもペロっと食べてしまうことができる鍋です。
白菜と豚肉のごま油鍋
夏におすすめの鍋料理レシピ7つ目は「白菜と豚肉のごめ油鍋」です。まず春雨を40gほど戻しておきます。豚肉に塩コショウを振り、戻しシイタケを400mlの水で戻します。白菜、豚肉、薄くカットしたシイタケを重ね、5㎝程にカットして、鍋に敷き詰めます。
そこにごま油を回しかけ、戻しシイタケの戻し汁を400mlいれ煮込みます。白菜が柔らかくなったら、醤油大さじ2、春雨を入れ仕上げにごま油と柚子を乗せたら完成です。
柚子は煮込むと酸味が強くなるので、最後に乗せてください。白菜も豚バラもたっぷり使ってボリューム満点、ごま油の風味が口の中に広がるおすすめ鍋です。
夏におすすめの辛くて美味しい鍋レシピ
辛い物が好きな人は、夏だからこそ、辛いものを食べたいという方も多いでしょう。辛いものは血行促進、血流改善の効果があり、冷えを解消してくれるのです。冷房などで冷えた体を内側から温めてくれます。
また、脂肪を分解しやすくしてくれる効果もあり、ダイエット効果もあるのです。冬に太ってしまって、夏に痩せたいと考えている人にも辛い鍋はおすすめです。さらに、辛いものは疲労回復も期待ができます。
外の暑さや部屋の寒さ、その温度差に疲れた体の回復ができるのです。このように、辛いものにはたくさんメリットがあります。では、夏におすすめな辛くて美味しい鍋をご紹介していきます。
豆腐と豚肉のチゲ鍋
夏におすすめ、辛くて美味しい鍋料理レシピ1つ目は「豆腐と豚肉のチゲ鍋」です。鍋に水500~600mlと煮干しを入れに立たせます。弱火でしばらく煮込んだら煮干しを取り出して下さい。
そこにみそ50g、コチュジャン大さじ1、おろしにんにくとおろししょうがを1片分、納豆を混ぜ合わせます。豆腐、豚バラ、白菜、キムチを入れ野菜が柔らかくなるまで、煮込んで完成です。
食べる前に白ごまをかけるとごまの風味も合わさってさらにおいしくなるのでおすすめです。味噌とコチュジャンでピリ辛の中にしっかり濃厚なコクがあるチゲ鍋は人気の鍋です。
豚キムチのホットプレート蒸し鍋
夏におすすめ、辛くて美味しい鍋料理レシピ2つ目は「豚キムチのホットプレート蒸し鍋」です。まずカットしていきます。白菜は一口大に、にらは3㎝に、えのきは根本を落として半分に、豚バラの薄切り肉は5~6㎝にカットしてください。
まず、ホットプレートに白菜、えのきを敷き詰め、その上に豚肉、キムチ、にらの順に載せていきます。そこに麺つゆ大さじ2を回しかけ、蓋をして7~8分蒸したら完成です。
〆はうどんがおすすめです。ホットプレートでできるので、卓上でみんなで楽しく食べることもできるおすすめ鍋です。
土鍋で熱々スンドゥブチゲ風
夏におすすめ、辛くて美味しい鍋料理レシピ3つ目は「土鍋で熱々スンドゥブチゲ風」です。まずスープです。水250ml、鶏ガラ小さじ1、酒大さじ2、味噌大さじ1、醤油大さじ1/2、オイスターソース大さじ1/2、豆板醤小さじ1、ニンニクチューブ2㎝を鍋に入れ、煮立たせます。
その後、キムチを入れ、そのほかの豚肉、しめじ、もやし、あさり、豆腐、にらなどの具材を入れていきます。にらはあまり火を通さなくても大丈夫なので最後に入れましょう。
最後に卵を入れ完成です。キムチの辛さがたまらなく美味しいこちらの鍋は、あさりも合わせて旨味たっぷりの美味しい鍋です。
夏におすすめの魚介の鍋レシピ
鍋の具材のメインがお肉も良いですが、魚介がメインも鍋は美味しいものです。肉の鍋ばかり食べている人は魚介の鍋もおすすめなのでこれを機会に挑戦してみてはいかがでしょうか。魚介を鍋の具材に使うと、肉にはない、旨味や味わいを楽しむことができます。
魚介にも様々な栄養素が含まれており、夏の体には欠かせません。しかし、魚介は種類がたくさんあって鍋に合う魚介がわからないという人も多いかもしれません、ここでは、夏におすすめな魚介を使った鍋料理をご紹介していきます。
トムヤムクン風海鮮鍋
夏におすすめ、具材に魚介を使った鍋料理1つ目は「トムヤムクン風海鮮鍋」です。まず下準備です。あさりは砂抜きをしておきます。
むきエビは避け小さじ1をかけておき、鶏もも肉は食べやすい大きさにカットし、酒小さじ1とガーリックパウダーをかけて10分程度揉みこんでおきます。しめじは石突きを取り、イカは食べやすい大きさにカットしておきましょう。豆腐は1/2を8等分にしてください。
それでは鍋を作っていきます。鍋に水600ml、鶏ガラスープ小さじ2、ナンプラー大さじ1、レモン汁大さじ1、豆板醤小さじ2を入れ煮立たせます。沸騰してきたらあさり、鶏もも肉を加え中火で3分程煮込みます。
その後えび、しめじ、豆腐を加え3~5分煮込んだら完成です。お好みでパクチーを乗せて食べてください。魚介をたくさん使うことで、魚介の旨味が出て、体に染み込んでくるおいしさです。〆は中華風にフォーを入れて食べるのがおすすめです。
ちゃんぽん風鍋
夏におすすめ、具材に魚介を使った鍋料理2つ目は「ちゃんぽん風鍋」です。合わせだしとして、出し汁800ml、牛乳100ml、顆粒チキンスープ大さじ2、酒大さじ3、みりん大さじ1.5、塩小さじ1/2、胡椒少々、ごま油小さじ1を鍋に入れ、火にかけます。
煮立ったら、ホタテ、イカ、エビ、豚バラ肉、かまぼこ、キャベツ、玉ねぎ、もやしなどの具材を入れ煮込めば完成です。深い旨味が野菜に染み込んで、食欲のない夏でも食べやすい鍋です。〆はやはり中華麺がおすすめです。
夏のアンコウ鍋
夏におすすめ、具材に魚介を使った鍋料理3つ目は「アンコウ鍋」です。鍋にぶつ切りにしたアンコウとえのき、シイタケ、みりん大さじ1、酒大さじ1を入れ火にかけます。アンコウの肝と味噌をすり鉢に入れ、麺棒でトロトロになるまで混ぜ合わせます。
鍋が沸騰したら、味噌と混ぜ合わせた肝を鍋に入れます。そこに豆腐を加えたら完成です。盛り付けた後、上に万能ねぎを加えるとより美味しくいただけます。アンコウは冬の代表格ですが、夏は身が柔らかく美味しく食べることができるので、夏のアンコウ鍋はおすすめです。
牡蠣と鶏肉のレモン鍋
夏におすすめ、具材に魚介を使った鍋料理4つ目は「牡蠣と鶏肉のレモン鍋」です。下準備として、牡蠣は塩で滑りをとり、鶏もも肉は一口大にカット、チンゲン菜は10㎝程にカット、レモンは3㎜にカット、舞茸は一口大に分けておきましょう。
土鍋に300mlの水を沸かし、沸騰後レモン1枚と牡蠣を入れます。牡蠣に火が通ったら、粉末だし10gと鶏もも肉を入れていきます。鶏もも肉に火が通ったら、チンゲン菜、舞茸、残りのレモンを入れて蓋をします。全体的に煮込んだら、醤油小さじ1をいれ完成です。
お好みでおろしポン酢、柚子胡椒を合わせて食べるとさらにおいしくいただけるのでおすすめです。生牡蠣が苦手という方も、鍋で煮込めば食べやすくなるのでおすすめです。鰹だしを使うことで、魚介としっかり合って旨味、栄養満点の満足な鍋です。
おすすめの鍋を食べて暑い夏を乗り切ろう!
今回は、夏におすすめな鍋料理についてご紹介してきました。食べてみたい鍋はありましたでしょうか。夏は、気温も高く、体が冷えにくいと考えがちですが、冷房などの影響や冷たい食べ物、飲み物を体に入れることで体が冷える環境がたくさんあるのです。
体を冷やすことで体調を崩してしまうこともあるので、体の冷えには注意が必要です。夏の体を温めるのに効果が抜群なのが、「鍋料理」です。
鍋は一気に栄養をたくさん取ることができますし、暑さで疲れている体を回復させるのにもおすすめな料理です。今回ご紹介した鍋はどれも夏に食べやすく、栄養満点なので、ぜひ参考にしてください。