キャンプ道具をすっきり収納しよう
アウトドアで自然に直に接すると言うよりも自然の中に入り込む機会を与えてくれるのがキャンプです。貸コテージや貸別荘に泊まるよりもキャンプをしてテントで生活すればそれこそ自然に溶け込むことができます。
さてキャンプとなるといろいろなキャンプ用の道具が必要になります。そして道具を揃えれば、今度はそのキャンプ用の道具の収納が悩みの種です。キャンプにもいろいろなタイプがあり、それぞれに必要な道具があり、その収納方法の問題が出てきます。
子供連れの家族キャンプならそのキャンプ用の道具があり、そのキャンプ道具の収納法があります。大人同士が仲間と行くキャンプならそのキャンプ用の道具があり、そのキャンプ道具の収納法があります。
キャンプ道具の収納を考えよう
キャンプと言えば道具が必要です。キャンプ道具を揃えればそのキャンプ道具の収納の仕方が問題になります。収納するにしても狭い空間をうまく整理しておしゃれに収納すしたいものです。これからそんなキャンプ道具を上手に整理しておしゃれに収納するためのアイデアをご提供します。
キャンプ道具のおしゃれな収納法を考えるわけですが、具体的な収納法に入る前に、はじめにキャンプ道具のおしゃれな収納方法を考えるポイントを3つ挙げます。
それはキャンプ道具を「使う場面ごとにまとめる」こと、それからキャンプ道具の「収納グッズを活用してまとめる」こと、そして最後に「自宅での収納も大事」ということです。
使う場面ごとにまとめる
キャンプ道具の収納を考えるポイントの第1は、キャンプ道具を使う場面ごとにまとめて収納することです。
キヤンプにはいろいろなタイプがあり、そのタイプごとに使う道具が違うので、そのタイプのキャンプ道具をまとめて収納するということです。
例えば海のキャンプ用の道具をまとめて収納する、山のキャンプ用の道具をまとめて収納する、子供連れの家族キャンプ用の道具をまとめて収納する、大人同士の仲間でするキャンプ用の道具をまとめて収納する、というようなことです。
収納グッズを活用してまとめる
キャンプ道具の収納を考える第2のポイントは収納用のグッズを活用してまとめることです。キャンプ道具の収納と言っても、むき出しで雑然と置いてあるのは感心できません。キャンプ道具を収納するなら整理しておしゃれな収納をしたいものです。
キャンプ道具を整理しておしゃれに収納するならむき出しで並べるのではなく、収納用のグッズを活用することをおすすめいたします。収納用のグッズも、キャンプの場面に応じていろいろ考えられます。
キャンプの当日、車にキャンプ道具を収納するための収納グッズ、キャンプの当日、テントの中にキャンプ道具を収納するための収納グッズ、またキャンプから帰って自宅にキャンプ道具を収納するための収納グッズなどです。
自宅での収納も大事
キャンプ道具の収納を考える第3のポイントは、自宅での収納も大事ということです。キャンプ道具の自宅での収納については後程1つの章を設けて詳しく解説いたします。
上に申し上げたようにキャンプ道具の収納を考える場合、2つのケースがあります。1つはキャンプの当日、キャンプ地に行く車の中やテント内にキャンプ道具を収納する場合で、もう1つはキャンプから帰った後、自宅にキャンプ道具を収納する場合です。
後の自宅にキャンプ道具を収納する場合は、収納する場所も自宅内の押し入れや収納棚、また自宅戸外のベランダに設置した物置など、十分に広いスペースが取れるので、きちんと整理しておしゃれに収納するためのアイデアが活躍する場面となります。
キャンプ道具のおすすめ収納術①キャンプで
これからキャンプ道具のおすすめ収納術をご紹介するのですが、その第1としてキャンプ地でのキャンプ道具のおすすめ収納術を5項目ご紹介いたします。
キャンプ地でのキャンプ道具の収納と言えば狭いテントの中での収納をすることになります。狭いテントの中こそ、細々とした食器や寝具などが雑然と広げて置かれていれば身動きもできなくなるし、気分も滅入ります。
テントの中こそキャンプ道具をうまく整理しておしゃれに収納するためのアイデアを活用する絶好の機会なのです。
食器を収納ボックスにまとめる
キャンプ地でのキャンプ道具のおすすめ収納術の第1は食器を収納ボックスに整理してまとめるというアイデアです。
食器は小さなものでも人数分となるとたくさん必要になります。これがテント内にバラバラになって広げられていたらそれこそ手に負えない不愉快な光景が出現します。また使う時にも不清潔な感じがしてイヤなものです。
しかし食器は重なればコンパクトにまとまります。それも同じ種類の食器が人数分あるのを一まとめにしておけば使う時もたいへん便利です。小さな食器は種類ごとに重ねてまとめて収納ボックスに整理して入れておくことをおすすめします。
ワイヤーバスケットでひとまとめに
キャンプ地でのキャンプ道具のおすすめ収納術の第2はワイヤーバスケットをを使ってひとまとめに整理するというアイデアです。ワイヤーボックスはワイヤーで作られたかご状の箱です。サイズは大きなものも、小さなものもあります。
このワイヤーボックスの大きめのものを選んで、細々としたキャンプ道具をひとまとめにして収納しておくと散らばらないで便利です。ワイヤーボックスは普通のボックスと違って中が見えますから、何が入っているか一目瞭然となるところが利点です。
小さめの収納かごで整理する
キャンプ地でのキャンプ道具のおすすめ収納術の第3は小さめの収納かごで整理するというアイデアです。大きな収納かごではなく、小さめの収納かごを使います。
小さめの収納かごならいろいろなキャンプ道具を用途別に分けて収納することができます。こうしておけば使う時に必要な収納かごだけを取り出せばよいのでたいへん便利です。小さめの収納かごは積み重ねれば場所を取りません。中身が分かるようにステッカーを貼っておきます。
工具箱に小物を
キャンプ地でのキャンプ道具のおすすめ収納術の第4は、工具箱に小物を整理して入れるというアイデアです。キャンプ道具の中には、例えば歯ブラシ、歯磨きなどの洗面用具、また虫刺され用の薬や風邪薬、整腸剤などの薬類といった小物がたくさんあるものです。
こういった小物はジップロックなどに分類して入れて、それらを工具箱にまとめて入れておくと便利です。工具箱はしっかりできていてつぶれることもありません。その上しっかり閉まって開くこともなく、また取っ手もついていて持ち運びにも便利です。
取っ手付きのコンテナが便利
キャンプ地でのキャンプ道具のおすすめ収納術の第5は取っ手付きのコンテナに整理して収納するというアイデアです。アウトドア用品として取っ手付きのコンテナが売り出されています。大きさは大体52cm×32cm×21cmくらいで、折りたたみ式になっているものもあります。
このコンテナにキャンプ道具をまとめて収納しすると、キャンプ地で移動する時にはコンテナとして運ぶことができ、キャンプ場に付いたらキャンプ道具の棚として使えます。積み重ねることもできるので場所も取りません。
キャンプ道具のおすすめ収納術②自宅で
上にキャンプ地でのキャンプ道具のおすすめ収納術をご紹介しました。今度は自宅でのキャンプ道具のおすすめ収納術を3項目ご紹介いたします。
自宅なら家屋内の押し入れや収納スペース、またベランダなど屋外の物置や車のガレージなど、キャンプ地よりはるかに広いスペースが使えます。この場合こそおしゃれな収納術のアイデアを活用するチャンスです。
但し自宅での収納はキャンプ地での収納と違って収納すべきキャンプ道具がはるかに多くなります。それは、家族キャンプ、仲間同士のキャンプ、山のキャンプ、海のキャンプなど、いろいろな種類のキャンプのための道具を全部収納する必要があるからです。
キャンプギア用の棚を用意
自宅でのキャンプ道具のおすすめ収納術の第1はキャンプギア用の棚を用意することです。ギアとは英語の「gear」でスポーツ関係の用語としては「用品」とか「道具」を意味する言葉です。キャンプギアと言えばキャンプ道具のことです。
さてキャンプ道具の収納にそれ用の棚を用意して使えば、ただ床に積み重ねて置いたりするよりもはるかに使いやすく、しかもおしゃれに収納できます。ホームセンターでスチールラックを買って来る、木製の棚を自作する、また靴箱を利用するというアイデアもあります。
ガレージに収納するアイデア
自宅でのキャンプ道具のおすすめ収納術の第2はガレージに収納するというアイデアです。ガレージにカー用品などを収納するための棚などのスペースが取ってあれば、わざわざ屋内の収納スペースや屋外のベランダなどに設置した物置を使わなくても、ガレージを使えば簡単です。
家屋内の収納スペースもベランダなど家屋外の物置などにしても、かなりヴォリュームのあるキャンプ道具を収納するゆとりは取り難いものです。その上ガレージにキャンプ道具を収納しておけばいざキャンプに出かけようという時、車に道具を積み込むにも便利です。
見せる収納でおしゃれに
自宅でのキャンプ道具のおすすめ収納術の第3は見せる収納でおしゃれに、です。着るものをファッション感覚で選んで楽しむ遊び心はキャンプ道具を選ぶ場面でも大切にしたいものです。キャンプ道具だからと言って実用本位になる必要はありません。
現代の若者はどんな場面でもファッション感覚を発揮して楽しむ遊び心が身に付いています。気に入ったデザインのキャンプ道具を選んで、それを飾るようにして見せるおしゃれな収納も良いものです。
キャンプ道具のおすすめ収納術③アイテム
上にキャンプ道具のおおすすめ収納術の①としてキャンプでの収納術、キャンプ道具のおすすめ収納術の②として自宅での収納術をご紹介いたしました。今度はキャンプ道具のおすすめ収納術の③として具体的な収納用品のアイテムを6つご紹介いたします。
無印良品 ポリプロピレン頑丈収納ボックス
キャンプ道具のおすすめ収納術の③アイテムで最初にご紹介するのは「無印良品ポリプロピレン頑丈収納ボックス」です。この収納ボックスの取り柄は頑丈にできていて積み重ねて使えること、キャンプの場面ではイスとしても使えること、しっかり収納できることです。
デザインも白一色でシンプルです。サイズは外寸が幅60.5cm、奥行き39cm、高さ37cm、内寸は幅49cm、奥行き29cm、高さ29cmで、十分な収納スペースがあります。
スノーピーク キャンプ キャリーケース
キャンプ道具のおすすめ収納術の③アイテムで2番目にご紹介するのは「スノーピークキャンプキャリーケース」です。このアイテムは要するに取っ手のついたキャリーバッグです。アウトドア用品の有名メーカー、スノーピークの製品ですから品質は十分信頼できます。
素材は600Dポリエステルです。サイズは内寸が幅53cm、奥行き37cm、高さ26cmで収納スペースは十分あります。重量は1.3kgと軽量で、生産国は中国です。
スノーピーク ガーデン/シェルフコンテナ
キャンプ道具のおすすめ収納術の③アイテムで3番目にご紹介するのは「スノーピークガーデン/シェルフコンテナ50」です。これもアウトドア用品の名門スノーピークの製品で頑丈にできた折り畳み式収納ボックスです。
素材は本体がスチール、ハンドルは竹とステンレス、脚がポリカーボネイトでサイズは外寸が幅62.5cm、奥行き40.5cm、高さ27cm、内寸が幅50cm、奥行き37cm、高さ25.5cmです。最大積載量は20kgで3段まで重ねることができます。ふたを乗せればローテーブルにもなります。
LL Bean定番バッグ
キャンプ道具のおすすめ収納術の③アイテムで4番目にご紹介するのは「LL Bean定番バッグ」です。LL Beanはアメリカのアウトドア用品の有名メーカーです。
この定番バッグはトートバッグと呼ばれる厚手のキャンバス布地を使ったバッグで元は氷の運搬用に使われたバッグです。丈夫な取っ手が付いていて肩にかけることができます。サイズはミニとスモールとミディアムとラージとエクストララージがありますが、ミディアムがおすすめです。
キャプテンスタッグ CSクラシックス 木製3段ラック
キャンプ道具のおすすめ収納術の③アイテムで5番目にご紹介するのは「キャプテンスタッグCSクラシックス木製3段ラック」です。キャプテンスタッグは新潟、燕三条の金物産業をバックに始めたアウトドア用品メーカーです。
この3段ラックは折り畳み式のラックなので持ち運びが簡単のためキャンプ地でも使い易い収納棚です。サイズは幅46.5cm、奥行30cm、高さ57cm、折り畳んだサイズは幅46.5cm、奥行40cm、厚さ9cm、素材は天然木、耐荷重は棚板1枚が10kgです。
サモルックス 折り畳みコンテナ
キャンプ道具のおすすめ収納術の③アイテムで6番目にご紹介するのは「サモルックス折り畳みコンテナ」です。厚い素材で出来ているので十分な強度があり、キャンプ地で重い物を入れて運ぶにも便利です。高さが30cmなのでふたをしめればローテーブルとしても使えます。
使用時のサイズは幅52.5cm、奥行36cm、高さ30cm、折りたたみ時のサイズは幅52.5cm、奥行36cm、高さ7cmです。折り畳めば高さ7cmなのでキャンプ地へ行く車に乗せるのも簡単です。
キャンプ道具を賢く収納しよう!
キャンプは自然に直に触れる機会として貴重なアウトドア活動です。キャンプにはいろいろな道具が必要です。道具を揃えればその収納が問題になります。
キャンプ道具のおすすめの収納術をキャンプ地における場合と自宅における場合に分けてご紹介し、具体的な収納アイテムもご紹介いたしました。キャンプ道具の上手な収納を考えている方のご参考にしていただければ幸いです。