焼肉はやっぱり太る?太らない食べ方もあるの?
焼肉を食べると太るという理由でダイエットの大敵と考える人が多いでしょう。しかし、ネット等で検索をすると焼肉は太らないという記載もあるようです。理由も様々ありますがここできちんと整理していきましょう。
焼肉で太る理由と太らない理由、また太りにくい食べ方をしっかりと把握することが大切です。せっかくの美味しい焼肉なので太る心配せずに気に食べられるようにしましょう。
焼肉を食べると太る?
焼肉は、濃厚な旨味の詰まった美味しいお肉を網の上で焼きます。程よく焼けた肉は肉汁たっぷりで想像しただけでヨダレがこみ上げてくる方も少なくないはずです。しかし、その美味しさの反面として太ると考える人も多いようです。
焼肉はダイエット中でもおすすめ!
焼肉自体には、実は太る要因がすごく少ないのです。焼肉を食べると太るという定説を覆すような意見ですが実際、ダイエット中における食べ方を把握しておけば、食べてほしい料理ともいえます。意外かもしれませんがダイエット中に必要な栄養素が含まれています。
焼肉=脂っこい・高カロリーと考える人が多いのですがお肉には野菜以上のタンパク質が含まれています。プロテイン摂取の次にタンパク質を摂取できる料理が焼肉です。お肉から摂取できるタンパク質は、動物性のアミノ酸を含んでいます。
このアミノ酸は、体調を良くする効果もあるので、ダイエット中におすすめのお料理と言われています。タンパク質を摂ると筋肉が付きやすくなりますので、鍛えてしまった体を作るためには必要な栄養素です。
焼肉が太る理由
とはいえ、焼肉を考えなしに食べてしまうと太ることになります。ここでは、太る理由を理解しておきましょう。先にお話したようにダイエット中に、必要な栄養素が含まれているのでおすすめのお料理とは言いました。
確かに、焼肉には必要な栄養が含まれていますが食べ方には注意が必要です。ここでは、焼肉を食べると太る理由をご紹介していきます。普段、美味しいと思って食べている焼肉なので、意外な理由で太る可能性があります。
太る理由①アルコールにより食べ過ぎてしまう
お酒が好きな方にとっては、焼肉とお酒の相性は抜群で最高の贅沢ではないでしょうか。想像するだけで美味しさが蘇ってきます。楽しい焼肉の席でついついお酒の量が増えてしまうこともあるでしょう。このお酒が太る理由となるのです。
そのお酒の中でも「生ビール」「カクテル」「サワー」などはお酒の中でも太る原因とされています。糖質を多く含んでいたり甘い飲み物を使用しているので、過剰に糖分とカロリーを摂取してしまいます。
お酒全般に言えることですが、アルコールは脂質の吸収率を上げてしまう効果があります。脂質の吸収が上がるとお肉の脂質もどんどん吸収され太る原因です。できるだけお酒は避けるようにしてください。
太る理由②焼肉と一緒に炭水化物を食べている
焼き肉を食べると太るという理由に、炭水化物を摂取してしまうことも上げられます。確かに、お肉の脂とご飯は最高の相性だと言えます。中には、焼き肉とご飯はセットと考えている人も多いです。
それくらい焼き肉にとってご飯の位置づけは重要だと考える人もいるようです。しかし、この考え方は太る原因を作ってしまいます。ご飯以外にも炭水化物のメニューはあります。
冷麺・クッパ・ビビンバ・チヂミなど焼肉と相性のいいメニューはたくさんありますので、普段気にせずに食べているメニューが太る元となっている可能性があります。
太る理由③脂身を多く食べている
焼肉を食べている時、意識せずお肉を食べていると、脂を思っている以上に摂取している事があります。サーロインやリブロースなどのサシが入っている部位は脂を含んでいます。
また、鶏もも肉や、豚トロなども牛肉以外でも脂を摂取してしまいます。ダイエット中の焼肉の食べ方としては、太る原因の部位は控えるようにしましょう。また太る一番の要因は脂は極力食べないようにしましょう。
太る理由④よく噛まずに食べている
これに関しては、焼肉と限定的な事ではありません。食事の際には気をつけることで太るリスクを減らすことが出来ます。ただ、焼肉に関してはサシが多くて柔らかいお肉だと噛む回数が減りがちです。
また、目の前で美味しいお肉が焼けていくのを見ていると「もっと食べたい」と思い、ついつい早食いになる事もあります。こういった理由で焼肉の時は意識的に噛むようにしましょう。
太る原因の一つに早食いが上げられます。焼肉だからというわけではありませんが太るリスクを簡単に減らすことができますのでよく噛むようにしましょう。
太る理由⑤焼肉のタレにも原因が
焼肉のタレにも太る原因があります。焼けたお肉に甘いタレをたっぷり付けて食べると本当に幸せな気持ちになります。しかし、この甘いタレが太る原因です。
砂糖やブドウ糖が含まれています。この糖の甘さで体脂肪の増加を促進しているのです。タレで食べる時は、たっぷり付けるのではなく少しだけにしておくことをおすすめです。
絶対に太るのが嫌だと考えている人は、焼肉を食べる時にタレを使うのではなく、塩をつけたりポン酢でさっぱりと食べることをおすすめします。
太る理由⑥塩分が多いお肉はむくみの原因に
タレが甘いから塩をつけて食べることをおすすめしましたが、塩分の摂りすぎはむくみの原因にもなります。また、お肉にだけ注意をするのではなく焼肉を食べる際のサイドメニューも注意しましょう。
タレの甘さとサイドメニューの塩辛い味で無限ループのように食べてしまう可能性もあります。お肉にも塩分で味付けがしてある場合もありますので、塩分の摂取には十分気をつけましょう。
焼肉のダイエット中におすすめの太らない食べ方
焼肉を食べても太らない理由についてお話をしてきました。それを考えて食べるだけで太るリスクについては激減することを理解して頂けたのではないでしょうか。
焼肉には、食欲増進することで夏バテ防止になるとも言われています。では、これからはもっと具体的に焼肉を食べても太らない方法についてご紹介してきます。
お肉を食べる前に野菜を食べる
焼肉を食べる前にまず注文するのはサラダにしてみましょう。ベジファーストという言葉があるようにまず、サラダや海藻などのを食べましょう。急激な糖質の上昇はダイエット中にはむきません。
また、ナムルも食物繊維が豊富です。ナムルには、ほうれん草やにんじんなどが使われています。この野菜には、緑黄色野菜には抗酸化作用が豊富に含まれていますので、お肉の前にまず摂取しておきましょう。
さらに、海藻メニューもおすすめです。海藻は低カロリーなのはもちろんのこと、ミネラルも豊富に含んでいるのでしっかり摂取するようにしましょう。このようにお肉の前に野菜や海藻類をお腹に入れることで食べ過ぎも予防できます。
キムチは代謝を上げる
焼肉店のほとんどにキムチがあるはずです。キムチを食べることをおすすめします。キムチには酵素がたっぷりはいっているので、腸内環境を整える働きがあります。太るリスクを軽減できます。
また、辛味成分であるカプサイシンも豊富に含まれているので、血流改善やエネルギー代謝を高める働きもあります。こういった働きはお肉を上手に食べるために必要なものです。
また、食物繊維も豊富なので、糖質や脂質の吸収をおだやかにする働きもあります。焼肉には糖質や脂質を思っている以上に摂取するのでぜひ食べてほしいメニューです。
牛タンを最初に食べる
焼肉を食べる時に、あまり気にせずに牛タンから注文する人が多いようです。実は、この牛タンから食べる方法も太りにくい食べ方なのです。カルビとカロリーの比較をしてみましょう。
カルビと牛タンはカロリーの半分なのです。また、牛タン特有の歯ごたえがあるので噛む回数も自然と増えます。更に太るリスクを減らす事を狙うとしたらレモンで食べることをおすすめします。
酸味で食欲を抑えられる・胃もたれ防止・血糖値の上昇が穏やかになる。レモンを使うだけでこれだけの効果が期待できます。牛タンを食べる時はぜひレモンを使うようにしましょう。
赤身を選んで食べる
お肉には赤身と白身があります。白身にはサシが入っているなどと言われており脂身のことを指します。赤身はもも肉などの脂身のない赤いお肉を指します。
赤身肉の脂が少ないとはいえ、多少の脂を含んではいます。しかし、しっかり焼くことで30%近くの脂をカットすることができます。レアが好みの方もいるでしょうが太りにくい食べ方をしたい場合はしっかり焼きましょう。
野菜でお肉を巻いて食べる
先のお話でベジファーストをおすすめしました。でも、食事の合間にも野菜を積極的に食べるようにしましょう。焼肉店には、お肉以外にもたくさんの野菜メニューがあります。
そこで、サンチュをお肉に巻いたりして食べるのもいいでしょう。また、キムチとお肉、ナムルとお肉と言ったように野菜を食べる方法はたくさんあります。
味が変わることで満足感が増します。また、お肉以外にも魚介や野菜を焼くのもいいでしょう。お肉メニューばかりではなく他のメニューを食べることで太るリスクを減らすようにしましょう。
タレをたっぷり付けて食べない
これも先にお話をしたように焼肉のタレには太る要因になる物がたくさん含まれています。これは、出来れば避けたいものです。しかし、タレの甘い味とお肉の組み合わせは最高です。
そういう場合は、タレを少量付けるようにしましょう。また、塩で食べてお肉本来の味を楽しむようにしましょう。太ることを気にせず、焼肉を楽しむ方法です。
スープはわかめスープが◎
焼肉の際にビビンバや冷麺を楽しむ人も多いようです。しかし、太るのが嫌ならここはわかめスープにしましょう。スープは温かいので胃の調子を整えてくれる効果があります。
どうして、わかめスープなのかと言いますとこのわかめに秘密があります。海藻なので炭水化物や脂質の吸収を抑えてくれる効果があります。これで体脂肪になりにくくなります。
焼肉を食べた次の日にやりたいこと
今までは焼肉で太るリスクを減らす方法をご案内してきました。しかし、そうは言っても焼肉なので残念ながらダイエットに少し影響はあります。では、その太るリスクをもっと減らすにはどうしたらいいでしょうか。
食べている最中に十分気を付けて、更に次の日にプラスの行動をしたらもっと太るリスクが減らせます。焼肉に行った次の日の行動についてご紹介します。
汗を流す
できるだけたくさんの汗を流すようにしましょう。これは、ダイエットのための汗を流すのではないのです。実にはこれにはしっかりとした効果があるのです。それはむくみの解消です。
先にお話をしたように焼肉では思っている以上に塩分を摂取していることがあります。これが原因で体がむくんでしまうと話をしました。そこでたくさんの水分を摂取して汗を流すようにしましょう。
カリウムを摂取
お水を飲んで、汗を流すことで摂取してしまった過剰な塩分を排出することを目的にしています。しかし、汗を流すことが難しい場合もあります。そのような場合は、カリウムを摂取するようにしましょう。
しかし、通常の食事で摂取するのが難しいのがカリウムです。なのでサプリメントを使って摂取することをおすすめます。1日数回に摂取して、過剰な塩分を体外へ排出しましょう。
焼肉を太らない食べ方で楽しもう!
せっかくの美味しい焼肉なので太ることを考えずに楽しみたいものです。しかし、太ることはできるだけ避けたいはずです。その時は、ご紹介した食べ方や方法を選ぶようにしましょう。
また、焼肉の次の日にやっておきたい行動もぜひ、参考にしてみてください。どれも難しい方法ではありません。少し、気を付けるだけで太る心配をせずに楽しく焼肉を食べられます。