ロードバイクのディスクブレーキの特徴とは?メリットやデメリットも調査!

ロードバイクのディスクブレーキの特徴とは?メリットやデメリットも調査!

ロードバイクの選び方で迷うポイントといえば、リムブレーキとディスクブレーキのどちらを選ぶかではないでしょうか?この記事では、ロードバイクのブレーキの種類をまとめてご紹介しつつ、近年登場した新しいブレーキであるディスクブレーキの特徴を詳しくまとめています。

記事の目次

  1. 1.ロードバイクのディスクブレーキにはどんな特徴があるの?
  2. 2.ロードバイクのブレーキは2種類
  3. 3.ロードバイクのディスクブレーキの特徴
  4. 4.ロードバイクのディスクブレーキの種類
  5. 5.ロードバイクのブレーキの選び方
  6. 6.ロードバイクのディスクブレーキは雨の中の走行も安心!

ロードバイクのディスクブレーキにはどんな特徴があるの?

Photo byEM80

ロードバイクは、走ることに特化した特徴的な自転車です。そのため、シティーサイクルなど他の種類の自転車を選ぶときと違って、ロードバイクの特徴を理解した上で適切なロードバイクを選ぶ必要があります。

ロードバイクの選び方には様々なポイントがありますが、その中でも迷うポイントが、ロードバイクのブレーキではないでしょうか?ロードバイクのブレーキといえば、リムブレーキが定番でした。

しかし、最近ではディスクブレーキが搭載されたロードバイクが増えています。同じロードバイクのブレーキといっても、リムブレーキとディスクブレーキでは、特徴が異なります。

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どちらかが劣っているというわけではなく、ロードバイクの乗り方によって適したブレーキの種類が異なるため、人によっておすすめのブレーキも様々です。

ブレーキはロードバイクのデザインなどと違い、実際に使ってみないと性能の実感が湧きませんが、購入前にブレーキ性能を試せる機会は少なく、ますます迷ってしまいます。

そこで今回は、ロードバイクのブレーキの種類やメリット、デメリットなどをみていきながら、近年主流になりつつあるディスクブレーキについて細かくご紹介します。

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ロードバイクのブレーキは2種類

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ご紹介したように、今までのロードバイクのブレーキはリムブレーキが主流でしたが、近年ではディスクブレーキの割合が増えてきています。まずはリムブレーキとディスクブレーキの特徴やメリット、デメリットからご紹介します。

リムブレーキ

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まずは、ロードバイクのブレーキの主流であったリムブレーキからみていきましょう。リムブレーキとは、タイヤのリム部分と呼ばれる銀色の部分を抑えるブレーキです。リムを挟み込んでブレーキをかけるため、リムブレーキと呼ばれています。

リムブレーキの中でも更にブレーキの種類が分かれており、ロードバイクで主に使われているリムブレーキの種類は、キャリパーブレーキと呼ばれているブレーキです。

その他のリムブレーキの種類には、クロスバイクに使われることの多いVブレーキ、昔のマウンテンバイクによく使用されていたカンチブレーキがあります。

リムブレーキのメリット・デメリット

フリー写真素材ぱくたそ

続いては、リムブレーキのメリットやデメリットをチェックしていきましょう。ロードバイクの主流として使われていたリムブレーキの一つ目のメリットは、ディスクブレーキよりも軽い点です。

リムブレーキはディスクブレーキと比較するとパーツが少なくシンプルな構造のため、単純に部品の重量が軽くなります。二つ目のリムブレーキのメリットは、安価であるという点です。

同じモデルのロードバイクでも、ブレーキの種類がリムブレーキだった場合、ディスクブレーキのロードバイクよりも安く販売されていることが多いです。

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軽くて安価なロードバイクのリムブレーキですが、デメリットもあります。続いては、リムブレーキのデメリットについてご紹介します。リムブレーキのデメリットは、雨の日や舗装のされてない悪路ではブレーキが弱まるというデメリットがあります。

ロードバイクのリムブレーキは、タイヤのリム部分を使います。リム部分は地面と接するタイヤに近いため、雨水や泥などがつきやすく、ブレーキの性能に影響を及ぼすのです。

ディスクブレーキ

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続いては、近年増えてきたロードバイクのディスクブレーキについて、特徴やメリット、デメリットを見てきましょう。ディスクブレーキとは、ホイールの真ん中付近にある、前後のハブに固定されたディスクを左右から挟んで制御する種類のブレーキです。

ディスクブレーキのメリット・デメリット

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ディスクブレーキには、選び方の参考になるどのようなメリットがあるのかチェックしていきましょう。ディスクブレーキには、ご紹介したリムブレーキのデメリットを補ってくれるというメリットがあります。

ディスクブレーキが付く場所は、ホイールの中央付近です。そのため、リムブレーキよりも雨水や泥汚れによるブレーキ影響が少なく、安定した制御力を保つことができます。

続いては、ディスクブレーキのデメリットをみてきましょう。ディスクブレーキのデメリットな点は、リムブレーキよりも部品数が多く重さが増えることです。また、リムブレーキ搭載のロードバイクよりも高価になる点も、デメリットといえるでしょう。

このように、ロードバイクのリムブレーキとディスクブレーキは、メリットとデメリットがほぼ正反対となりますので、選び方の参考にしてください。

ロードバイクのディスクブレーキの特徴

Photo bymarkusspiske

リムブレーキとディスクブレーキ、二種類のロードバイクのブレーキそれぞれのメリットやデメリットについてみていきました。続いては、安定した制御力を保つ近年のロードバイクの主流となったディスクブレーキの選び方の参考に、更に特徴を詳しくご紹介します。

ブレーキの利き

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まずは、ブレーキの利き具合からみていきましょう。ロードバイクはスピードを重視した構造となっているため、安定したブレーキ力のあるディスクブレーキでは、ブレーキが効き過ぎてしまうのではないかという疑問が浮かぶでしょう。

ロードバイクのディスクブレーキは、マウンテンバイクのディスクブレーキのようにがっちりとロックするという種類のブレーキではありません。軽い力でブレーキのコントロールが可能なため、自由にブレーキの利き具合を調節できます。

一度ディスクブレーキに慣れてしまうと、リムブレーキには戻れないといわれるほど扱いやすいブレーキなのです。後ほどご紹介する油圧タイプのディスクブレーキの場合は、更に軽いブレーキタッチで操作ができます。

重量

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二つ目は、ディスクブレーキの重量についてです。スピードを重視するロードバイクですから、重さは必要最小限に留めたいものでしょう。

実際に同モデルのロードバイクで、リムブレーキ搭載のロードバイクと、ディスクブレーキ搭載のロードバイクの完成車重量を比べても、その差は大きくても600gほどです。

走行中はスタート時やのぼり道が軽くなるため、リムブレーキ搭載のロードバイクとそれほど変わりはないでしょう。組み合わせるパーツやホイールを調節すれば、リムブレーキ搭載のロードバイクより軽くすることも可能です。

メンテナンスの頻度

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最後は、リムブレーキ搭載のロードバイクとディスクブレーキ搭載のロードバイクの、メンテナンスの頻度の違いをご紹介します。ロードバイクのディスクブレーキはまだまだ登場したばかりのため、最初の組付けには専門知識が必要となり、注意する点も多いです。

しかし、自信のない場合は専門ショップに頼むことができますし、メンテナンスが簡単ではないとはいえ、頻度自体はリムブレーキよりも少なくなるため、扱いやすいといえるでしょう。

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ロードバイクのディスクブレーキの種類

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ロードバイクの選び方の参考に、リムブレーキとディスクブレーキそれぞれの特徴やメリットをご紹介しました。

それぞれのブレーキの特徴を把握し、ディスクブレーキのロードバイクを買おうと決めても、ロードバイクのディスクブレーキには、油圧タイプと機械タイプの二種類があるため、どちらの種類のディスクブレーキにするか決めておかないと、お店で迷ってしまいます。

続いては、ディスクブレーキの油圧タイプと機械タイプのメリットとデメリットをご紹介しますので、選び方の参考にしてください。

油圧式

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まずは、油圧タイプのディスクブレーキについてみていきましょう。油圧タイプのディスクブレーキとは、ブレーキのレバーとキャリパーがブレーキフルードで満たされたホースでつながっている種類のブレーキです。油圧を利用して、ブレーキキャリパー内蔵のパッドを動かしています。

油圧式のメリット・デメリット

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続いては、油圧タイプのディスクブレーキのメリットとデメリットをみていきましょう。油圧タイプのディスクブレーキのメリットは、パスカルの原理を使っているため、ご紹介したように非常に軽い操作でブレーキのコントロールが出来る点です。

油圧タイプのディスクブレーキのデメリットは、油圧専用のキャリパーやレバーが必要で、機械タイプのディスクブレーキに比べるとコストがかかる点です。

機械式

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続いては、機械タイプのディスクブレーキについてご紹介します。機械タイプのディスクブレーキとは、リムブレーキと同じように、ブレーキの力をワイヤーなどの金属ケーブルで伝える種類のブレーキです。

機械式のメリット・デメリット

フリー写真素材ぱくたそ

機械タイプのディスクブレーキのメリットは、油圧タイプに比べて部品数が少ないため、コストが低い点です。また、リムブレーキと同じ仕組みのため、ブレーキレバーなどはリムブレーキと同じ部品が使えます。メンテナンスが簡単というメリットもあります。

機械タイプのディスクブレーキのデメリットは、リムブレーキよりもケーブルの長さが必要になるため、ケースによってはブレーキが重くなるという点です。

ロードバイクのブレーキの選び方

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ロードバイクに使われている二種類のブレーキ、リムブレーキとディスクブレーキについての特徴や、近年ロードバイクブレーキの主流になりつつあるディスクブレーキについて詳しくご紹介しました。

ロードバイクのブレーキであるリムブレーキとディスクブレーキは、特徴やメリットが異なるため、一概にこちらが良いというわけではなく、用途や希望に適したブレーキを搭載したロードバイクを選ぶ必要があります。

そのため、あなたがロードバイクのブレーキに何を求めるかによって、適したブレーキの種類が異なります。

しかし、初めてロードバイクを選ぶときには、ブレーキの選び方も迷ってしまうでしょう。続いては、ロードバイクのブレーキの選び方の参考になるよう、ケース別にロードバイクのブレーキの選び方のポイントをご紹介します。

重さ・値段で選ぶなら

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まずは、ロードバイクのブレーキを重さや値段で選ぶ選び方です。ロードバイクのブレーキを重さや値段を重視して選ぶときには、やはり従来のリムブレーキ搭載ロードバイクを選ぶのがおすすめです。

また、悪路や雨の日にはロードバイクに乗ることが少ないのであれば、やはりリムブレーキの方がいいでしょう。

ディスクブレーキの方が、より軽い操作で安定したブレーキ性能を持っていますが、リムブレーキのブレーキ性能が特別に悪いというわけではありません。街で乗ったりサイクリングを楽しんだりといったことは、リムブレーキでも十分楽しめるでしょう。

安定・制動力で選ぶなら

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続いては、ロードバイクのブレーキを安定・制動力で選ぶ選び方です。ロードバイクのブレーキに安定性や制動力を求める場合は、やはりどんな天気や悪路でも安定したブレーキ性能をディスクブレーキを選ぶのがおすすめです。

特に、ロードバイクで長い下り坂を走ることが多い場合は、ディスクブレーキのメリットを最も実感できます。より軽いタッチでブレーキ操作をしたい場合は、ディスクブレーキの中でも油圧タイプの種類を選びましょう。

メンテナンスの難易度で選ぶ選び方

フリー写真素材ぱくたそ

ロードバイクのブレーキを、メンテナンスの難易度で選ぶ選び方もあります。メンテナンスが簡単なブレーキは、リムブレーキと、機械タイプのディスクブレーキです。

油圧タイプのディスクブレーキは手順が多いため、慣れるまではメンテナンスが難しいと感じることもあるでしょう。油圧タイプのディスクブレーキのメンテナンスに自信がない場合は、専門のショップに依頼するのがおすすめです。

ロードバイクの種類によってホイールの規格などが異なる

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ロードバイクのブレーキの種類によって、ホイールの規格や取り外し方も異なりますので、合わせてご紹介します。リムブレーキとディスクブレーキは、それぞれのブレーキに合ったホイール規格があります。

そのため、新しくロードバイクのホイールを交換する時には、今使っているブレーキの種類に対応したホイールを選ぶ必要があります。

また、ホイールにフレームを取り付けるときにも、リムブレーキはクイックリリース方式が採用されていることが多く、ディスクブレーキの場合はスルーアクセル方式が採用されていることが多いです。

このように、ブレーキの選び方ひとつでロードバイクの扱い方が大きく異なるため、事前にどちらのブレーキが適しているか、しっかりと調べておく必要があります。

ロードバイクのディスクブレーキは雨の中の走行も安心!

Photo bydewkort

今回は、ロードバイクのブレーキの種類と、近年主流になりつつあるディスクブレーキの特徴や種類を、メリットデメリットをふくめてご紹介しました。ディスクブレーキの特徴は、リムブレーキに比べて雨の日や悪路の走行中にも安定したブレーキ性能を保つことです。

特に油圧タイプのディスクブレーキの場合は、軽いタッチでブレーキ操作が可能です。デメリットとしては、リムブレーキよりも部品重量が重く、高価な点です。

ご紹介したように、ロードバイクのブレーキには種類によってそれぞれ特徴が異なります。予算やロードバイクの乗り方、楽しみ方などから、あなたに合ったブレーキを選びましょう。

如月さち
ライター

如月さち

2人の子供をもつ30代の主婦です。子育てやお金、暮らしの知識などといった生活に密着したものを書くのが得意です。自分の経験を生かした記事で、楽しく生活を送れるお手伝いができたら嬉しいです。

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