ヨーグルトファスティングで断食ダイエットしてみない?
ダイエットをしたいと思っている人は結構多く、断食をしようとする人もいますが、断食は素人が一人でやるには大変危険なダイエットです。そんな断食ダイエット法の一つとして最近人気が高まっているのがヨーグルトファスティングという方法です。
本格的な断食は断食道場などに入門して専門家に管理してもらわなければなりませんが、ヨーグルトファスティングという断食ダイエットなら自宅で自分で簡単にできるため、断食道場に行くようなお金もかかりません。
自宅でヨーグルトを食べるだけで簡単にできる断食ダイエット・ヨーグルトファスティングでダイエットをしてみましょう。
ヨーグルトファスティングとは
それではまずヨーグルトファスティングとは何かについてご紹介します。ヨーグルトファスティングという言葉を聞いたことがあるという人はそう多くないでしょう。
またヨーグルトは知っていてもファスティングという言葉がわからない人も多いでしょう。ファスティングは「断食」を意味する英語で、ヨーグルトファスティングは「ヨーグルト断食」という意味になります。
ヨーグルトファスティングとはいったいどういうダイエット方法なのか、ヨーグルトファスティングについてご紹介しましょう。
ヨーグルトを用いた断食のこと
ヨーグルトファスティングとは何かの一つ目は、ヨーグルトファスティングはヨーグルトを用いた断食だということです。断食というと水だけを飲み続けるダイエット方法ですが、ヨーグルトファスティングはヨーグルトを食べることができます。
完全な断食では少しずつ食事を減らしていって水しか飲まない状態を何日も続けるため、素人がやるには危険です。また断食は道場などでやらないと空腹に我慢ができなくなり、長続きしません。
ですがヨーグルトファスティングならヨーグルトを食べることができるため、空腹感に悩まされることはほぼなく健康的に断食ダイエットができます。
断食だけど全く食べないわけじゃない
ヨーグルトファスティングとは何かの二つ目は、ヨーグルトファスティングは断食ですが全く食べないわけではないということです。先に触れたように、ヨーグルトファスティングではヨーグルトを食べることができます。
逆に言えばヨーグルトファスティングではヨーグルトしか食べられないということになりますが、それでも何も食べられないわけではありませんので空腹感などはあまりありません。
またヨーグルトファスティングではヨーグルト以外に飲み物などでも栄養補給できますが、そちらはまた後でご紹介します。
筋力を保ったまま痩せられる
ヨーグルトファスティングとは何かの三つ目は、筋力を保ったまま痩せられるということです。完全な断食ダイエットだと水分以外摂れないため脂肪が減るだけでなく筋肉も減ってしまいますが、ヨーグルトファスティングなら筋肉は減りません。
ヨーグルトファスティングでは良質のタンパク質を含むヨーグルトを食べ続けるため、筋肉を減らすことなく断食ダイエットができます。
脂肪を燃焼するためには筋肉の量を増やすことも大切なので、ヨーグルトファスティングは理想的なダイエット方法だと言えます。
胃や腸を休めることができる
ヨーグルトファスティングとは何かの四つ目は、ヨーグルトファスティングをすれば胃や腸を休めることができるということです。
普段脂っこいものを食べたりお酒を飲んだりしている人は胃や腸が疲れていますが、ヨーグルトファスティングで断食ダイエットをすれば疲れた胃や腸を休めて胃腸機能を回復することができます。
ヨーグルトは消化吸収が良い食品でお腹に優しいので、ヨーグルトだけを食べるヨーグルトファスティングは胃や腸の具合が悪い人にもおすすめです。
腸内環境が良くなる
ヨーグルトファスティングとは何かの五つ目は、ヨーグルトファスティングをすれば腸内環境が良くなるということです。乳酸菌が多く含まれている健康食品であるヨーグルトを食べるヨーグルトファスティングをすれば、腸内環境が良くなります。
普段便秘気味の人などもヨーグルトファスティングをすればお通じが良くなりますので、便秘気味でダイエットを考えている人にはヨーグルトファスティングをおすすめします。
便秘がちな人は便が溜まっているためにお腹が出ているというケースもありますので、そういった人は是非ヨーグルトファスティングを試してみましょう。
ヨーグルトファスティングのやり方
ヨーグルトファスティングとは何かについてご紹介しましたので、次はヨーグルトファスティングのやり方についてご紹介します。ヨーグルトファスティングは断食ダイエットですが普通の断食に比べればやり方はそう難しくありません。
ですがヨーグルトを食べることができるとはいえ断食ダイエットなので、正しいやり方をしなければ体を壊す恐れもあります。
ヨーグルトファスティングを安全に行うためにはどのようなやり方をすれば良いのか、ヨーグルトファスティングのやり方についてご紹介しましょう。
3日間で行うのが一般的
ヨーグルトファスティングのやり方の一つ目は、ヨーグルトファスティングは3日間で行うのが一般的だということです。ヨーグルトファスティングはヨーグルトは食べられるとはいえ断食ダイエットなので、あまり長期間やるのは危険です。
そのため3日間しか行わないというのがヨーグルトファスティングの一般的なやり方ですが、下準備を入れれば4日間にわたる場合も多いです。
いきなりヨーグルトだけの生活になると普段の食生活との差が激しすぎますので、前日の朝は普通のご飯、お昼以降はおかゆを食べるようにするなどの準備をすることも大切です。
1日目の食事
ヨーグルトファスティングのやり方の二つ目は、1日目の食事です。ヨーグルトファスティングの1日目の食事は、朝はギリシャヨーグルト100gと野菜ジュース200ml、昼はギリシャヨーグルト100gと豆乳200ml、夜は朝と同じメニューです。
ヨーグルトファスティングでは通常のヨーグルトではなく、粘り気の強いギリシャヨーグルトを食べるようにすると腹持ちが良くなりますのでギリシャヨーグルトを食べましょう。
またヨーグルトの一日の摂取量は700gまでOKなので、ヨーグルト100gではお腹がすくという場合には三食ともヨーグルトを200gずつ食べると良いでしょう。
2日目の食事
ヨーグルトファスティングのやり方の三つ目は、2日目の食事についてです。ヨーグルトファスティング2日目の朝はギリシャヨーグルト200gと豆乳200ml、昼はギリシャヨーグルト200gと野菜ジュース200mlで、夜は回復食になります。
回復食には重湯やおかゆ、柔らかく煮込んだうどんなどが向いていますので、好みで選ぶと良いでしょう。ただヨーグルトファスティング直後は味覚が敏感になっていますので、味付けは普段より控えめがおすすめです。
ヨーグルトファスティング後の回復食はあまり濃い味付けをすると「塩辛くて食べられない」と感じたりしますので、出汁などもあまり使わずお米やうどんの素材の味を楽しめるようなメニューにしましょう。
3日目の食事
ヨーグルトファスティングのやり方の四つ目は、3日目の食事についてです。3日目の朝は回復食としておかゆを食べますが、昼以降は普段の食事に戻します。
もちろんヨーグルトファスティングは断食ダイエットなので3日目の昼以降も食べすぎないよう注意しなければなりません。いきなり脂っこいものを食べたり大量に食べたりするとお腹がびっくりしてしまいます。
ヨーグルトファスティング3日目の昼や夜には味付けの濃くない和食や、消化しやすい食べ物などを摂るようにしましょう。これで3日間の断食ダイエット・ヨーグルトファスティングは終了です。
ヨーグルトファスティングの断食ダイエット効果
ヨーグルトファスティングのやり方についてご紹介しましたので、次はヨーグルトファスティングの断食ダイエット効果についてご紹介します。
断食ダイエットとはいえヨーグルトを食べることはできるので、「本当に断食ダイエットみたいな効果はあるの?」と疑問を持つ人も多いでしょう。
ヨーグルトファスティングをするといったいどのような効果が出るのか、ヨーグルトファスティングの断食ダイエット効果についてご紹介しましょう。
体重が減る
ヨーグルトファスティングの断食ダイエット効果の一つ目は、体重が減るという効果です。ヨーグルトファスティングをすると、ほぼ確実に体重が減るという効果を実感できます。
ただヨーグルトファスティングは短期決戦のダイエット方法なので、何キロも一気に痩せたりはしません。少ない人で1kg、多い人で2kg程度の体重減少なので、肥満と言えるほど体重の多い人にとっては物足りないでしょう。
ですが「最近ちょっと太り気味で困ってるの」という程度の人ならヨーグルトファスティングで確実に体重を減らすことができますので、食べすぎで体重が増えた人なら充分効果が感じられるでしょう。
見た目にも変化が
ヨーグルトファスティングの断食ダイエット効果の二つ目は、見た目にも変化が出るということです。ヨーグルトファスティングは大幅な体重減少効果はありませんが、1kgから2kgでも体重が減ると見た目も変化します。
少し増え気味だったウエスト周りがサイズダウンするなど、ヨーグルトファスティングで断食ダイエットをすれば少し見た目が変わります。
また頬や顎など顔のたるみも改善されますので、体だけではなく顔の見た目にも変化が見られるようになります。
健康効果も
ヨーグルトファスティングの断食ダイエット効果の三つ目は、健康効果もあるということです。ヨーグルトファスティングで断食ダイエットをすれば、便秘気味だった人の便通が良くなるなどの健康効果が期待できます。
また濃い味付けのものを多く食べてきた人の場合、ヨーグルトファスティング明けには味覚が正常になり、素材の味がちゃんとわかるようになりますので、健康に悪い濃い味付けの料理を敬遠するようになります。
ヨーグルトファスティングは短期決戦の断食ダイエットではありますが、美容効果以外にも健康効果がありますので、そう太っていなくても不健康な食生活を送っているという人などにもおすすめです。
ヨーグルトファスティングの注意点
ヨーグルトファスティングの断食ダイエット効果についてご紹介しましたので、次はヨーグルトファスティングの注意点についてご紹介します。
ヨーグルトファスティングは意外に気軽に行える断食ダイエットですが、行う際には注意しなければならないポイントもいくつかあります。
ヨーグルトファスティングで断食ダイエットをする際にはどのような点に注意をしなければならないのか、ヨーグルトファスティングの注意点についてもご紹介しましょう。
断食後の食事に注意
ヨーグルトファスティングの注意点の一つ目は、断食後の食事に注意するということです。ヨーグルトファスティングをした後、いきなりヘビーな肉料理などの食事をすると胃の具合が悪くなったりすることもありますので注意が必要です。
ヨーグルトファスティングが終わったら、できるだけ消化に良い食べ物などを食べるように心がけましょう。またヨーグルトファスティングの後で食べ過ぎるとリバウンドする恐れもありますので、食べすぎには要注意です。
ですが実際ヨーグルトファスティングを経験すると、ヨーグルトファスティング後には小食になったり味覚が敏感になったという人が多いので、ヨーグルトファスティング後に食べ過ぎる人は少ないと言えます。
ファスティング中の飲み物に注意
ヨーグルトファスティングの注意点の二つ目は、ファスティング中の飲み物に注意するということです。ヨーグルトファスティングをしている間に飲んで良い飲み物は野菜ジュースやフルーツジュース、豆乳や水などです。
空腹感があるなら野菜ジュースをスムージーに変えても良いですが、厳禁なのはお酒です。お酒を飲むと水分の排出量が増えますので、あまり水分量を多く摂れないヨーグルトファスティング中にお酒を飲むのは危険です。
またヨーグルトファスティング中にはお腹が空いている時にコーヒーを飲むと胃が荒れたりしますので、コーヒー好きな人はヨーグルトを食べて野菜ジュースを飲んだ後にコーヒーを飲むようにしましょう。
ヨーグルトの種類に注意
ヨーグルトファスティングの注意点の三つ目は、ヨーグルトの種類に注意するということです。ヨーグルトファスティングには、粘り気があって腹持ちの良いギリシャヨーグルトがおすすめです。
普通のヨーグルトの場合すぐに消化してしまってお腹がすきがちなので、ヨーグルトファスティングをするならギリシャヨーグルトを食べましょう。
ヨーグルトファスティングでプチ断食に挑戦しよう
ヨーグルトファスティングのやり方や効果などについて色々とご紹介してきましたが、如何だったでしょうか。ヨーグルトファスティングは意外に簡単にできるので、是非ヨーグルトファスティングで断食ダイエットに挑戦しましょう。