体脂肪率を10%以下にしたい!
体脂肪率10%以下の体に憧れたことはありますか?アスリートじゃないんだから自分には到底無理、と最初から諦めていてはいつまでたっても引き締まった体脂肪率10%の体は手に入りません。
体脂肪計で計ると、見た目以上に体脂肪率の高い人も多くいます。体脂肪率10%以下になると、専門家から見てもかなり引き締まった体になります。
体脂肪率10%以下を目指したいあなたに体脂肪率を落とす方法や、計算方法など役立つ情報をご紹介します。体脂肪率10%以下を目指して、筋肉のラインが出来上がったかっこいい体を手に入れましょう。
体脂肪率10%の体とは
体脂肪率10%以下といっても、見た目ではどのような体なのでしょうか?痩せている女性や男性でも一見体脂肪率は低そうでも、計ってみると意外と体脂肪率が高いことがよくあります。
体脂肪率が10%以下となると、やはり痩せているだけではないのです。脂肪が少なく筋肉が多い引き締まった体ほど、体脂肪率は低くなるでしょう。
腹筋が割れている
体脂肪率が10%前後になると、だいたいの男性の方は腹筋が割れてきます。体脂肪率が10%以下になってくると、筋肉のラインがはっきりと全身に出てきて、腕やお腹の血管が見えてくるようになるのです。
腹筋が割れている男性や、腕の血管が浮き出ている男性に魅力を感じる女性はとても多くいます。お腹がぽっこり出ているよりも、引き締まった体をしている男性のほうが、生活面でもしっかりしているイメージもあり、印象も良くなります。
ボディビルダー級
腹筋が割れていて比較的筋肉質な男性でも、体脂肪率は10%以上あることが多いです。体脂肪率が10%以下となると、アスリートなどで毎日トレーニングを積んでいるような方ではない限り少し難しい数字となります。
体脂肪も健康のうえでとても大切なものですので、体脂肪率が5%を切ると健康面に支障が出てきます。ボディビルダーの方はコンテストに向けて、一時的に3~5%に落とすと言われていますが、それを維持すると生命を維持することが難しくなります。
一般的には体脂肪率は10%前後であると、見た目や健康面も考えてとても良い状態の体と言えます。体脂肪率は多すぎても、少なすぎても健康面に支障が出るので注意が必要です。
体脂肪率の計算方法
現在では体脂肪計というものがあるので、簡単に体脂肪率を気軽に計ることができますが、実は体脂肪計では正確な体脂肪率を計ることはできません。
体脂肪計は年齢や体重・身長を入力して計ります。そのデータから体に流した電流の抵抗をもとに、体脂肪率を推定で計算しているのです。ですから、あくまでも推定での測定となるため実際の体脂肪率とは誤差が生じます。
体脂肪率を計算するには、まずは標準体重を計算します。「標準体重=身長(m)×身長(m)×22」これで標準体重が分かります。そして「体脂肪率=(実際の体重-標準体重)÷標準体重×10」で、あなたの体脂肪率が分かります。
体脂肪率10%の例
いくら食事制限でダイエットしても、筋肉を付けなければ体脂肪率はうまく落ちていきません。ただ痩せるよりも、適度な筋肉を付けてかっこいい体に仕上げましょう。
男性の体脂肪率10%と、女性の体脂肪率10%には見た目にも結構違いがあります。男性と女性の体脂肪率10%を比べてみましょう。
男性
男性は体脂肪率10%というと、腹筋が割れて綺麗な筋肉のラインが出来上がっている状態です。女性が男性に魅力を感じる体形でもっとも多いのが、体脂肪率10%前後でしょう。体脂肪率は多くても、少なすぎてもあまり女性には人気がないようです。
やはり男性なら体脂肪率10%前後まで、体脂肪率を落とすと引き締まったかっこいい体となります。よっぽどのアスリートではない限り、体脂肪率は10%程度を目標にしておくことがおすすめです。
女性
女性はもともと体に丸みがあり、脂肪率は高めです。女性の場合だと体脂肪率25%程度で柔らかさのある細めのスタイルです。体脂肪率20%となるとかなり引き締まった体に見えます。
女性の場合体脂肪率を20%以下まで落としてしまうと、生理が止まってしまったり健康面に危険が出てきます。女性のボディビルダーでも体脂肪率は10%ちょっとあるのが通常です。
とくに女性は、体脂肪を落としすぎないように注意が必要です。女性には必要な体脂肪が男性に比べて多いので、女性の方は20%前後の体脂肪率で十分引き締まった体になるでしょう。
体脂肪率を10%以下に落とす方法
ダイエットを始めたとき、あなたは体脂肪率を気にしていますか?せっかくダイエットを始めるのであれば、ただ脂肪を落とすだけではなく、綺麗な体のラインを手に入れたいと思うでしょう。
体脂肪を落としながらダイエットをする場合には、運動と食事制限は必要不可欠となります。上手にダイエットができるように、体脂肪率を10%まで落とすおすすめの方法をご紹介します。
体脂肪率を気にしながらダイエットをすると、綺麗に痩せることができるのでおすすめです。体重だけを気にするのではなく、運動なども取り入れて男性も女性もかっこいい体を作りましょう。
ダイエットが必要
体脂肪率を10%まで落としたいのであれば、まずはダイエットが欠かせません。ダイエットの方法は色々とありますが、自分に合った方法を探しましょう。食事制限や運動は必ず取り入れなければなりません。
食事制限といっても糖質制限や、炭水化物を制限するダイエットなど方法は色々あります。無理なく継続できる方法を試してみましょう。
運動も最初からきつすぎると長く続けることができませんので、最初は長く続けれるようにすることがポイントです。
食事制限
食事の管理はダイエットにとってとても重要となります。体脂肪率を落とす食事の方法があります。毎日の食事の間隔は3~4時間を目安にあけるようにし、食事の回数は4~5回に増やします。
そして1回の食事の量を減らし、腹6~8分目くらいにするように調整します。そして食事の際には緑茶を飲むのも効果的です。
緑茶には新陳代謝を上げてくれる効果がありますので、燃焼カロリーを増やしてくれるメリットがあります。そして食事には筋肉を作るたんぱく質も積極的に摂ると良いでしょう。
そして体脂肪率を落とす方法で気を付けたいのが、カロリーです。カロリー制限をすると、体は体脂肪をエネルギーとして使うので、どんどん体脂肪を消費していきます。食事制限でダイエットを考えるのであれば、カロリー計算をして効果的に体脂肪を減らすようにしましょう。
運動
体脂肪率を落とすには、まず余分な脂肪を落とす必要があります。脂肪を落とすために効果的な運動方法は有酸素運動です。それに筋力トレーニングを加えるとさらに体脂肪率を落としやすくしてくれます。
有酸素運動とはある程度の時間をかけて、体に軽い負荷を与えることです。楽に呼吸ができるくらいの早歩きで30分以上歩くとどんどん体脂肪が燃焼されていくと言われています。
有酸素運動は健康面でもとても良いと言われているので、ぜひ続けていきたい運動方法です。家の中でも有酸素運動は可能です。脂肪燃焼を目的とするのであれば、有酸素運動の前に筋力トレーニングをするととても効果的になります。
筋力トレーニングを先に行うことによって、脂肪を分解する働きをもつホルモンが分泌されます。基礎代謝をアップさせる働きもあるので、体をその状態にしてから有酸素運動を行うと、より効果的な脂肪燃焼を可能にさせてくれるのです。
ただ筋力トレーニングをやりすぎてしまっても、かえって効果が表れません。体の負担になりますし、脂肪燃焼ができにくくなってしまいますので、息が上がらない程度の運動をしてじっくりと長く取り組むことが大きなポイントになります。
体脂肪率10%を目指そう!
体脂肪率10%というのは決して簡単には達成できる数字ではないと思っているあなたも、上手に体脂肪を落とす方法を掴めば体脂肪率10%は決して不可能な数字ではありません。
脂肪分の多い食事を避け、野菜やたんぱく質を取り入れながらカロリーを減らした食事を摂ることがとても大切です。1回の食事の量を減らし数回に分けて食べるというのも効果的な方法ですので、自分に合ったやり方で続けてみましょう。
運動でもすぐに効果がでると考えていてはいけません。何事も長い目で取り組むことが重要です。体脂肪を落としながら、綺麗に筋肉を付けてかっこいい筋肉のラインが入った体脂肪率10%の体を目指しましょう。