一日で痩せるダイエット方法を教えて!
ダイエットと言えば長距離ランニングやハードな筋トレ、そして辛い食事制限などが思い浮かぶのではないでしょうか。けれど、それは何週間、何ヶ月もかけて行わなければならない苦行とも言える活動です。しかし、なんと一日で痩せる方法というものがこの世にはあります。
一日で痩せることはできるの?
何週間も何ヶ月も辛いダイエットに耐えるのは難しいけれど、たった一日ならどうでしょうか。少し負荷のあるダイエットですが、一日だけ限界まで頑張れば個人差にもよりますが1〜3キロ痩せることは可能です。つまり、一日で痩せることは可能であると言えるのです。
体内の水分の量を減らす
一日で痩せる方法の1つとして、身体の中の水分量を減らすというものがあります。成人した人間の身体は約60〜65パーセントが水分で出来ていると言われていますので、摂取する水分よりも多く大量の汗を出すことで、ダイエット効果を上げて行くことが出来ます。
水分を減らすだけでは1kg減が限界
ちなみに、同じ一日でもランニングで1キロ痩せようと思うと150キロは走らなければなりません。それなら、一日で痩せる為には体内の水分量を減らす方に集中した方が早いでしょう。しかし、水分を減らすことだけでは1キロ減が限界と言ったところです。
なので、そこに別の要素である食事制限や入浴、運動を併用して取り入れて行きましょう。複合することで、より効果的でスピーディーに痩せることが出来ます。どんなものがあるのか、次の項からお伝えして行きます。
一日で痩せる方法【運動】
ダイエットと言えば運動ですが、辛い運動もたった1日と思えばなんとか乗り越えられそうです。身体を動かして1日で痩せる為の種目をいくつかご紹介します。集中的にダイエットに励み、限界まで身体を動かしてボディをすっきりさせて行きましょう。
ランニング
まずはトレーニングの基本とも言える有酸素運動のランニングです。基本とはいえ走ってダイエットするには、その人の体質や運動量によっても変わってきますので、フルマラソンの距離を走っても効果が出ない人もいるようです。しかし、中には8キロ走って2キロ痩せることが出来た人も居ます。
普段ランニングをしない方は1度チャレンジしてみてはいかがでしょう。また、効果があまり出ないと感じる方でも、例えばサウナスーツを来て走り込むことで大量の汗を出すことが出来ます。代謝を上げる為にも、是非挑戦することをおすすめします。
水泳
全身をフルに動かせる水泳もダイエットにおすすめです。例えば体重が55キロの人の場合、クロールを10分泳ぐと80キロカロリー消費することが出来ます。また、平泳ぎだと99キロカロリー、背泳ぎですと91キロカロリー消費することが出来るのです。
人によっては、食事と休憩を含めて5〜6時間泳いだ結果4キロの減量に成功した人や、36時間の永水で10キロ前後も減量出来た人も居るようなので、水泳でのダイエット効果は期待出来そうです。
水中ウォーキング
陸上だと膝などの関節に負担のかかるウォーキングも水の中なら大丈夫です。しかも、陸上ウォーキングよりもダイエット効果が期待出来るのです。
何故なら、例えば通常のウォーキングを1時間行うと150キロカロリーしか消費出来ませんが、水中でのウォーキングですと360キロカロリーも消費することが出来ると言われています。
同じ時間身体を動かすなら、消費カロリーがより高い方が効率的です。プールや水が苦手でなければ、是非挑戦してみてください。
踏み台昇降
お腹を引き締める効果のある、踏み台や段差を使った昇降もおすすめです。ランニングや水泳に比べたら少し地味ですが、負荷が軽い分手軽に始めることが出来ます。
軽快に昇降を繰り返すには身体のバランス感覚が必要なので、繰り返し行うことで体幹を鍛える効果を狙えます。上記で紹介したハードな運動と、空いた時間でこの昇降を取り入れることで、1日という限られた時間をフルに活用して、ダイエットに励んで行きましょう。
一日で痩せる方法【お風呂】
運動で汗を流したらお風呂に入る人が殆どです。ゆっくり湯船に使って沢山汗をかきたいものですが、そうそう何時間も入っては居られません。1日で痩せることが目的なので、お風呂のシーンでも効率的に痩せられる方法を使って入浴して行きましょう。
半身浴
肩くらいまでお湯に浸かる全身浴に対して、みぞおち位まで浸かるのが半身浴です。ダイエット効果が期待出来るこの半身浴は女性にとても人気ですが、心臓への負担が少ないことから、お年寄りや妊娠中の方にも良い入浴方法であるとも言われています。
半身浴は、低めの温度で徐々に体を温めて行く為にも、38度〜40度で行いましょう。入浴中上半身が寒くならないように軽く羽織れるタオルや、水分補給の為の飲み物を準備しておくのもおすすめです。
入浴時間は20分〜30分が適切と言われていますが、身体が温まって発汗しているのを実感出来たり、もう良いかなと感じるのであれば早く終了しても問題ありません。体力には個人差があるので、決して限界まで頑張るといった無理はしないようにしてください。
高温反復入浴
低めのお湯でゆっくり温まる半身浴とは異なり、熱めのお湯に出たり入ったりを繰り返す入浴を高温反復入浴と言います。消費出来るカロリーは高く、半身浴と比べて約3倍の効果があると言われているようです。しかし、その分負担も大きいので、始まる前と終わった後は必ず水分を補給してください。
高温反復入浴では、お湯の温度を40度〜43度くらいに設定しましょう。湯船に浸かる前にかけ湯を行い身体を慣らしてください。その後、湯船には肩まで浸かって3分温まり、その後湯船から1度出て5分休憩します。
5分経ったら次も3分湯船に浸かり、再度出て5分休憩してください。最後にもう1度3分湯船で温まったら終了です。休憩する時間は、髪や身体を洗ったり、ボディマッサージをして過ごすのが良いでしょう。しかし、少しでも気分が悪くなったらすぐに中断するようにしてください。
サウナ
沢山汗をかけるサウナも効果的です。サウナには冷たい水風呂もありますので、温冷交代浴も取り入れて行くのが良いでしょう。サウナに入る前にはしっかり水分補給をするようにしてください。
入り方ですが、サウナには5分〜12分ほど入り、その後シャワーで汗を流したら30秒〜1分ほど水風呂へ入りましょう。水風呂では動かずにじっとしている方が冷たさに慣れやすいです。水風呂から出た後は身体を拭いて、5分〜10分ほど休憩してください。
この工程を2〜3回繰り返すのがおすすめです。サウナには長くても15分以上は入らないようにして、決して限界まで我慢することはやめてください。
注意点
お風呂でのダイエットは、身体の水分も大量に奪われます。試すのであれば、決して我慢の限界まで耐えることはしないようにしましょう。入浴剤や読書をお供に、ルールを守って楽しく行ってください。
一日で痩せる方法【食事】
一日で痩せる方法として、残るは食事です。運動、お風呂でのダイエット方法を知れたら、最後に食事の面でのダイエット方法をご紹介します。一日で痩せる為に、食事の面では一体どんな対処をすればよいのでしょうか。チェックして行きましょう。
断食をするのが効果的
ダイエットに限らず、食べない日を作るのは身体にとっても良いことなので、思い切って断食をするのがおすすめです。私たちの身体は日々、消化、吸収、排出を繰り返していますが、一日中食べているのでなかなか排出にまで力が回って行きません。その為、断食の日があると良いのです。
断食すると排出することにエネルギーが使われますので、老廃物や有害物質も体内から取り除くことが出来ます。ダイエット効果を除いても、ある意味健康の為に週に一日だけ断食の時間を作ってあげると良いかもしれません。
断食後の注意点
一日食べるのを我慢出来たら、翌日の食事には注意しましょう。断食後の食事のことを、回復食と呼びますが、断食が終わったからといって急に脂っこいものや胃に負担のかかるものを食べるのはやめましょう。
限界を迎えるまで何週間も断食していた訳では無いにせよ、例えばバナナのスムージーや、お豆腐、うどんや素麺などの胃に優しいものから食すようにしてください。
一日で痩せるダイエット方法を試してみよう!
意外にも一日で痩せる方法は沢山あります。長期戦のダイエットではありませんので、苦手な運動でも一日だけなら頑張れそうと感じた方も多いのではないでしょうか。週末や連休に食べ過ぎてしまったり、急なダイエットが必要になった時は是非トライしてみてください。