ブルースリーとは
ブルース・リー「英語表記:Bruce Lee、中国名:李小龍(発音はリー・シャオロンまたは、レイ・シウロン)」は、サンフランシスコ生まれの中国人で、1970年代の世界的俳優・アクションスターとして知られています。しかしその生涯は短く、1940年11月27日 に生まれ、1973年7月20日(32歳)で幕を閉じました。
両親は中国人の役者である父・李海泉とドイツと中国の混血である母・グレイスで、ブルスリーの中国名の本名は「李振藩(リー・ジュンファン)」です。ブルース・リーは俳優・アクションスターの他に、截拳道(ジークンドー)の創始者としても知られています。
截拳道(ジークンドー)とはカンフーの技術に、レスリング、ボクシング、サバット、合気道、柔道などの幅広い技術を取り入れられた武術のことです。
映画史に残る伝説のアクションスター
ブルースリーはアジアを代表とする映画史に残る伝説のアクションスターとして有名で、亡くなった後も、そのカリスマ性と、極限まで極められた武術に魅入られた、熱狂的なファンがアジア圏のみならず、世界中に多数います。また、父親が中国での役者であった為、ブルースリーは3歳の頃から映画などに出演していました。
ブルースリーは中国で生まれましたが、その後、まだ当時はイギリスの植民地であった香港に帰国しました。1941年12月からは第二次世界大戦が始まり、ブルースリーの本格的な活動は第二次世界大戦終了後の8歳頃から再び子役として数多くの映画に出演すると同時に、本格的な武術の訓練を始めるようになりました。
名言を残したブルースリーの生涯
ブルースリーは数々の名言・格言を残した俳優として知られています。しかし俳優として認知されているブルースリーですが、実は本人が主演として登場している作品は3作しかなく、そのうち「考えるな感じろ」の名言で、最もヒットした「燃えよドラゴン」は彼の死後、アメリカを始め、世界各地で公開され大ヒットしました。
ブルース・リー(李小龍)
ブルースリーの中国語の正式な出生名は李振藩(リー・ジュンファン)ですが、映画などに出演する際には李小龍(発音はリー・シャオロンまたは、レイ・シウロン)という芸名で出演していました。これが英語ではブルースリーと発音され、世界中にブルースリーとしての名前が定着するようになったという由来があります。
武術家からアジア人初の世界的スターに
ブルースリーはアジア人で初めて世界的なスターになりました。ブルースリーがここまで有名になった理由はいくつか考えられ、1960~70年代にブルースリーの様にリアリティーにこだわった格闘シーンを表現するような映画は無く、正に「本物の格闘家だったから」ということに加え、表現も個性的で、独特のオーラが出ていたからだとされています。
また、結果的にはブルースリーの最期の作品となってしまった、「燃えよドラゴン」が異常な人気を博した映画の公開前に亡くなってしまったことも理由として考えられます。絶頂期のままキャリアを終えると、いつまでも人気が衰えず、世代が変わってもその人気は伝説となって引き継がれるという有名人特有の風潮があったからだとも言えるでしょう。
ブルースリーの最期
ブルースリーは32歳という非常に若くして亡くなりましたが、彼の死亡説には様々な憶測が飛び交いましたが、最終的に、公式な死因は脳浮腫だと発表されました。しかし、未だにその死の原因は謎とされていますが、脳原因としては、背中の古傷に長年使っていた痛み止め薬と、亡くなる晩に服用した頭痛薬の副作用だと言えわれています。
しかし、後述で詳しく説明しますが、彼は僅か32歳でこの世を去ってしまったにも関わらず、非常に多くの名言・格言を残しています。これらの名言・格言は如何にブルースリーの人生の内容が濃いものだったのかを表していると言えるでしょう。
ブルースリーが現代でも愛される理由
ブルースリーが死後40年以上経った現代でも愛されているには理由があります。勿論、アジア人として初めて世界の映画界でスターとして認知されたに人物であることや、残した名言の数々、ブルースリーのカリスマ性そのものと言った理由もあるのですが、その他に彼が現代でも多くのファンに愛されている理由を詳しく説明します。
唯一無二の格闘スタイル
ブルースリーが現代でも愛される理由として、当時のアクション映画では考えられなかったような正にエネルギーに満ち溢れた「唯一無二の格闘スタイル」を映画に取り入れたことが理由の1つと言えるでしょう。特に、彼の代名詞ともなった「怪鳥音」と呼ばれる格闘の際に発する「アチョー」という独特の叫び声は現代の子供でも知っている程です。
肉体一つで作り上げたアクションと演技
また、ブルースリーの人気がある理由として、彼は映画の為に体を鍛え上げたのではなく、普段から肉体に磨きをかけていたストイックさが理由として挙げられます。今では、スポーツ科学の間では定番となった体幹トレーニングですが、この時代に彼は既に独学で体のコアの部分を鍛える重要性を理解しており、それが映画でのアクションでも活かされました。
また、ブルースリーはボディービルの業界でも有名でした。彼の身長は171cmと高くはありませんでしたが、その美しく鍛えられた筋肉は多くの人々を魅了させたと言われています。
多くの名言・格言を残している
ブルースリーは映画でのアクションや演技が秀でていただけではなく、人の心に深く残るような名言や格言を数多く残しています。有名なもので、「考えるな感じろ」や「知識は力を与え、人格は尊敬をもたらす。」のような名言がありますが、彼の人生哲学はいろいろな人に影響を与えました。
ブルースリーの名言・格言を英語と和訳で紹介
ブルースリーは多くの名言・格言を残した俳優としても知られている。最も有名なものはやはり「考えるな、感じろ」が思い浮かびますが、その他にも様々な名言や格言を残しています。ここではブルースリーの名言・格言を日本語で紹介して、それらを英語に訳し、意味を説明します。
一般的に、古来から存在する名言や格言は、ラテン語や古代英語を使った表現方法で記したものが多いのですが、ブルースリーの残した名言は、一部を除き比較的和訳しやすい名言が多いと言えるでしょう。
名言・格言①考えるな感じろ
まず、有名な映画「燃えよドラゴン」の際に使われた、「考えるな感じろ」という名言ですが、これを英語にすると「Don't think, feel.」となります。名言や格言は主に、主語や述語が省略され、その名言の意味を強調させるという文法が使われますが、これはそういった例の1つに当てはまるといえるでしょう。
また「Don't think, feel」は2つの文章が組み合わさって構成されている文章です。和訳した場合でも「Don't think, feel」の「Don't think」の和訳が「考えるな」になり、「feel」の和訳が「感じろ」となり、始めて「考えるな、感じろ」という和訳になります。
名言・格言②原理原則に縛られることなくそれに従うのだ
「原理原則に縛られることなくそれに従うのだ」という名言もブルースリーが残した名言の1つです。この名言を英語に訳すと「Obey the principles without being bound by them.」となります。この英文はかなりの言葉が省略されていて、この英文だけを見て、すんなりと和訳することができる人はかなり英語力が高いと言えるでしょう。
まず、「Obey the orinciples」は「原則に従う」と和訳するのが一般的です。しかしその後に「without」という否定形の単語が入っており、前半の「原則に従う」を否定する形になっています。また「being bound by them」の「them」は「原則に従う事」の代名詞だと考えられ、「bound」は「縛られる」という意味です。
従って、「Obey the principles without being bound by them.」という文章は、上のルールに乗っ取って和訳すると「原理原則に縛られることなくそれに従うのだ」として訳すことができます。
名言・格言③短気なヤツはすぐに馬鹿だと思われる
「短気なヤツはすぐに馬鹿だと思われる」という名言は「A quick temper will make a fool of you soon enough.」という英文になりますが、これは比較的文法上容易な文章だと言えるでしょう。因みに「quick temper」は「短気な人」という意味で和訳され、「short temper」と同じように良く使われる表現です。
「fool of you」は「馬鹿な奴」と訳されます。そして基本的な英語の文法として役に立つ例がここでは使われており、「〇〇 make you □□」という形です。これは「〇〇すると(の様に振る舞うと)」「□□のように思われてしまう(のようになれる)」という、「make」を使った英語の基本的な表現方法です。
簡単な例文を1つ挙げるとすると「Studying hard makes you smarter」という英文は「勉強を頑張ればもっと賢くなれるよ」のように和訳されます。「make」を使った名言や表現は沢山あるので、この英語の文法は覚えておくと便利でしょう。
名言・格言④私の武器はこの肉体だ
ブルースリーの名言の中で「私の武器はこの肉体だ」というものがあります。これはもっとも単純な英語の文法を使って英語に翻訳することができます。英語にすると「My weapon is this body」というように訳すことができます。これは「This is a pen」(これはペンです)と全く同じ文法です。
名言・格言⑤幸せであれ だが決して満足はするな
もう1つのブルースリーの名言として「幸せであれ だが決して満足はするな」というものがありますが、これは一般的に「Be happy, but never satisfied.」と英訳されています。これもかなりの単語が省略されており、正しく記すとすれば「you should be happy, but you should never feel satisfid.」のようになります。
「should be」(されるべきだ)という表現も英語で非常によく使われる表現です。例えば、「彼はあれだけ努力したのだから、成功するべきだ」は英訳すると「He'd made such a effort, so he should be successful 」のようになります。注意点として「should be」の後に来るのは必ず形容詞でなければならいというルールがあるということです。
名言・格言⑥待ってろ 俺が世界一の中国人スターになるから
ブルースリーはファンに「待ってろ 俺が世界一の中国人スターになるから」という名言を放ったと言いますが、これを英語で訳すと「You just wait. I’m going to be the biggest Chinese Star in the world.」となり、この名言が使われた文章には特に複雑な文法は使われていません。
ただ、敢えて注意点を挙げるとしたら、「biggest」といった「big」のような形容詞の最上級を表す単語の前には必ず「the」が付くことは意外と忘れがちになるので注意しましょう。
名言・格言⑦人は自分が考えた通りの人間になっていく
ブルースリーの名言の中で「人は、自分が考えた通りの人間になっていく。」という名言がありますが、これは一般的に「As you think, so shall you become」と訳されています。しかしこれは現代の英語の文法では訳すことのできない、非常に難易度の高い英文です。前半の「As you think」はそのまま、「あなたが考えたように」と和訳されます。
しかし「so shall you become」という文章はかなり古典的な英文と言えます。「shall」は「should」の丁寧語で名言や格言によく使われます。「shall you become」はもう文章として「その通りになっていく」と丸暗記した方が良いと言えるでしょう。
名言・格言⑧何かを得るには心の中でそれを思うことから始まる
最後にブルースリーの名言・格言として「何かを得るには、心の中でそれを思うことから始まる。」というものを紹介します。これを英訳すると「he possession of anything begins in the mind.」になるのですが、これもかなり難しい英文です。「possession」は「所持・保有」という名詞に和訳できます。
そして、「anything begins in the mind.」という英文を直訳すると「全て心の中から始まる」となります。そしてこの場合の「he possession」は「彼(ブルースリー)の信念のこと」を指しています。しかしこの英文を難しくしている理由として「何かを得るには」という英語がそのまま省略されて、和訳のしようがないところにあります。
現代英語の文法に則って「何かを得るには心の中でそれを思うことから始まる」を英語に翻訳すると「In order to get something, everything will begins in the mind.」のような英文が自然ですが、映画では「he possession of anything begins in the mind.」となっています。
また、この英文では「he possession」となっており、主語の次にすぐに名詞が来ることは英語の文法上あり得ません。本来であれば「possession」の動詞形の「possess」が来なければなりません。従って、これは特殊な英文の例として捉えておくのが無難だと言えるでしょう。
ブルースリーのその他の名言・格言
ブルースリーはこれ以外にも数々の名言・格言を残しています。例として「本物の生き方とは、人のために生きることである。」という名言や、「簡単な人生を願うな。困難な人生を耐え抜く強さを願え。」という名言、また「自慢したり見せびらかすのは、栄光をはき違えた愚か者の考えだ。」のような名言も残しています。
その他の名言として、「誰が正しくて誰が間違っているのか、誰が優れているのかなどと考えるな。賛成も反対もするな。」といったものや「考えているばかりでは、決して成し遂げることはできない。」というもの、また「日々何かを増やすのではなく、日々何かを減らすのだ。重要でないものを切り落とせ。」という人の心の核心を突いた名言が多くあります。
これらの名言・格言は意図して作られたものではなく、ブルースリーのストイックな生き方や、トレーニングを通じて自然と名言として発せられた言霊のようなものだと言えるでしょう。
「考えるな、感じろ」の真の意味とは?
既にブルスーリーは亡くなってしまっているので、名言「考えるな、感じろ」の本当の意味は曖昧で、しばしばファンの間で議論されます。「考えるな、感じろ」の意味は2つの考え方があり、1つは「頭で考えて体を動かすのではなく、もっと人間の深い意識の部分で、自分を感じろ」というものです。
「考えるな、感じろ」のもう1つの捉え方は、素早い動きが必要とされる武術などで、一瞬一瞬で考えて行動していたら反応や対応が遅くなり、それが致命的になってしまう為、考えずに感じ取ることで瞬時に動けという捉え方があります。
何れにしろ、ただ読むだけでは理解しづらい「考えるな、感じろ」という言葉は非常に奥深い名言と言えるでしょう。
名言だけではない!ブルースリーは本当に強かった
ブルースリーは名言・格言を残しただけではなく、武術・格闘技に纏わる数々の逸話を残しています。先述の通り彼はアクションスターとしての実績だけではなく、映画とは関係のない頃から日々体を鍛えるトレーニングをしていました。彼は映画の中でだけではなく、実際の世界でも稀に見る強靭な体の持ち主でした。
ブルースリーは非常にストイックな性格で、毎日時間を決めてトレーニングをしていました。実際に、「午前9時20~30分まで脚と腹部のウォーム・アップ、9時30〜49分までランニング、そして12時00~45分までパンチ500回、フィンガー・ジャブ300回。
その後、午後15時からスクワットとストレッチ、19時30分フィンガー・ジャブを100回、パンチ200回、最後に21時00から腹筋300回」のような直筆の記録も残っています。
ブルースリーはチャチャ大会で優勝経験がある
ブルースリーのエピソードの1つとして知られているのが、ブルースリーは10代の半ば頃に中国武術に没頭していましたが、同時に「チャチャ」と言われるキューバが起源のリズムダンスを趣味として始めました。先述の通り、ブルースリーは常日頃ストイックなトレーニングを行っていた上に、体幹トレーニングもしていた為、すぐにダンスも上手になりました。
その結果、ブルースリーは18歳の時に香港で行われた、チャチャの大会で優勝した経験があります。更にアメリカに渡米した後、アメリカ人にチャチャを教えてお金を稼ぐほどその技術に長けていたと言われています。
命に関わる大怪我をしても復活した
ブルースリーの有名な逸話の中で、1970年(当時29歳)の時に、トレーニング中に腰の仙骨神経を痛めてしまう大怪我をします。その大怪我により医者からは、武術のトレーニングは勿論、普通の生活にさえ支障をきたす可能性があると診断されますが、彼は驚異的な回復力により、その大怪我の後に5本の映画に出演している、という逸話があります。
ブルースリーの動きにカメラが追い付かなかった
一般的にはカンフー映画を撮影する際に、動きを素早く見せるために、カメラを早回しすることが良くあるのですが、ブルースリーにはそのようなことをする必要がありませんでした。それどころか、彼の動きはあまりに早く、当時では平均のフレームレートである24fps(1秒24コマ)では捉えきれなかったため32fpsで撮影したという逸話もあります。
体操選手のような筋肉をもっていた
先述した通り、彼はストイック、且つ厳しいトレーニングを日々重ねることにより非常に美しい筋肉をもっており、ブルースリーはボディービルの業界でも有名でした。彼の綺麗に割れた腹筋や、メリハリとバランスを重視した肉体美は、まるで体操選手のようだっと言われています。
片手でチンアップ(逆手懸垂)を50回出来た
ブルースリーの逸話の一つで、彼は片手でチンアップ(逆手懸垂)を50回出来たというものがありますが、これは度々ファンの間で真意を問う議論の対象となっています。というのは物理的に、通常の両手で行う懸垂を60kg前後の体重で50回連続でやるだけでもかなりの握力が必要になります。
しかしながら、この懸垂を片手で同じ回数をやるとなると単純に2倍の握力が必要になり、これは物理的にほぼ不可能であり、ブルースリーを「神格化」する為の偽のエピソードであると主張する人もいます。しかし、仮に偽のエピソードだとしても、そこまでのエピソードを人々に想像させる程の力とカリスマ性がブルースリーにはあったと言えるでしょう。
必殺技「ワンインチパンチ」
ブルースリーの必殺技の1つに「ワンインチパンチ」というものがあります。「ワンインチパンチ」とは、冒頭で記した、截拳道(ジークンドー)の技の一つで、パンチをする際に、その衝撃が一番強くなる距離のことを「スイート・ディスタンス」と言い、がわずか1インチ(約2.5センチ)であるところから名づけられた技の名前です。
勿論、誰にでも使えるものではなく、人並み外れた手首の強度と相当の訓練が必要です。ブルースリーはこの「ワンインチパンチ」はいろいろな場所で披露しており、この「ワンインチパンチ」も「考えるな感じろ」同様、ブルースリーの代名詞の様なものになっています。
ブルースリーの生き方や名言・格言をもっと知りたい!
ここまでブルースリーの生き方や逸話や名言・格言を説明しましたが、彼はまだまだ多くの名言を残しています。もしブルースリーに対して興味を持ち、もっとブルースリーの名言や生き様、映画の情報などを知りたい場合は、後述にあるような実際にブルースリーが主演としている映画を観てみるのも良いでしょう。
インターネットにはブルースリーの名言集など英語での名言が予め和訳されているホームページも多数あるので、インターネットを使って調べてり、またはブルースリー関連の本を買ってみるのも良いでしょう。
本を読む
ブルースリーに関する書籍は非常にたくさんあります。ブルースリーの思想・哲学や、トレーニング方法についての本、あるいはブルースリーの生涯を綴ったものもあります。有名で人気のあるものとして「ブルース・リー 思想解析」、「ブルース・リー伝」または「截拳道(ジークンドー)への道」などがあります。
またブルースリーの名言集のような本もあります。但し、基本的に海外で作られたものを和訳している作品が多い為、ブルースリー関連の本はどれも値段が少し高めの設定になっています。
映画を観る
やはり、実際のブルースリーの魅力を知るには、ブルースリーが出演している映画を観るが良いと言えるでしょう。ヒット作はブルースリーの晩年である1970年以降のものが多く、後述に説明している「燃えよドラゴン」「最後のブルース・リー/ドラゴンへの道」「ドラゴン怒りの鉄拳」の3作がブルースリーが主演を演じています。
ネットで調べる
YouTubeなどの動画サイトにもブルースリーのドキュメンタリーや映画のワンシーン、それこそ「ワンインチパンチ」を実践している動画なども多数アップされているので、探してみるのも良いでしょう。また、「ブルースリー」と検索すれば様々なサイトで、ここでは紹介していない彼の名言・格言や逸話なども沢山閲覧することができます。
ブルースリーの代表作
ここでブルースリー主演の映画3つ紹介します。先ず最も評価の高かった映画は「燃えよドラゴン」で、1973年に香港で作成され、監督はロバート・クローズで主演がブルース・リーです。この映画はブルース・リーの最高傑作とされていて、カンフー・アクションにサスペンスを融合させたもので「考えるな感じろ」の名言が生まれたのもこの映画です。
また「最後のブルース・リー/ドラゴンへの道」という作品があります。1972年に製作に香港で作成され、監督・主演共にブルースリーです。この映画はブルースリーが企画・監督・脚本・主演・武術指導・ひとり5役務めた作品として知られています。
最後に「ドラゴン怒りの鉄拳」という作品で、1971年に上海で製作され、監督はロー・ウェイで、主演はブルースリーです。舞台は1900年代初頭、日本帝国主義が横行している上海で、ヌンチャクを駆使したシーンが有名な作品ですが、日本人の描写が間違った形で撮られており、日本では「日本を誤解している洋画の1つ」としてあまり評価せれていません。
ブルースリーは多くの名言・格言を残したスーパースター
ここまで、ブルースリーについていろいろと説明してきましたが、如何でしたでしょうか。ブルースリーは1960年代から晩年にかけてアジアの格闘技文化を全世界に広げたきっかけになった人物と言えるでしょう。「考える感じろ」のような彼の名言も物事の本質を捉えており、多くの人がそれに共感したと言えるでしょう。
また、ブルースリーは他にも数々の名言・格言を残していますが、それらの名言は彼のストイックな生き様が背景にあるからこそ、多くの人の心に刺さり、彼が残した名言・格言という言霊として、今後も残り続けていくと言えるでしょう。