カメラスタビライザーおすすめ11選!動画撮影の使い方のポイントは?

カメラスタビライザーおすすめ11選!動画撮影の使い方のポイントは?

カメラのスタビライザーとはどのような商品でしょうか。今回は、カメラのスタビライザーの種類や形状を含めた選び方、一眼レフカメラとスマホのスタビライザーの違い、スタビライザーとジンバルの違い、使い方やおすすめ商品などもご紹介します。

記事の目次

  1. 1.カメラのスタビライザーとは
  2. 2.カメラのスタビライザーの選び方
  3. 3.カメラのスタビライザーの重要ポイント
  4. 4.一眼レフカメラのスタビライザーの特徴
  5. 5.スタビライザーとジンバルの違い
  6. 6.カメラのスタビライザーの使い方
  7. 7.カメラスタビライザーおすすめ5選【電動式】
  8. 8.カメラスタビライザーおすすめ6選【手動式】
  9. 9.カメラ一体型スタビライザー
  10. 10.カメラのスタビライザーは使い方で選ぼう!

カメラのスタビライザーとは

近年、自分が撮影した写真や動画などを世界中の人と共有できる環境が広がっています。YouTubeを使って動画を発信している人をユーチューバーと言い、子どもが将来なりたい職業の上位に挙げられるほど人気があります。また、インスタグラムを使い自分のお気に入り写真や動画を共有する人も増え、「インスタ映え」という言葉も生まれました。

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最近はモバイル向けのショートムービーが投稿できるTikTokも人気で、手軽にSNSに投稿できることから撮影をする人が増えました。今回は、カメラで写真や動画を撮影するときに役立つスタビライザーについてご紹介します。カメラのスタビライザーの選び方や使い方、一眼レフカメラとスマホのスタビライザーの違いやおすすめ商品なども見ていきましょう。

ブレを軽減して高精細な動画や写真を撮る

カメラで撮影をするとき、失敗する原因のひとつに「手ブレ」をあげる人が多いです。ボタンを押す瞬間、気をつけていても揺れが生じてしまうものです。動画を撮影するときはカメラを持ったままずっと構えていないといけないので、移動しながらの撮影は困難です。画素数の高いものほどきれいに撮れる一方、手ブレの影響が出やすくなってしまいます。

最近は手ブレに対応した「手ブレ補正」機能を搭載した一眼レフカメラやスマホなどありますが、その機能だけできれいに撮影できるとは言えません。実際、手ブレ補正中は押したまま動かないように待機するなど制限がかけられ、思うように撮影できないと悩んでいる人も多いのではないでしょうか。

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そんな、手ブレの悩みを解決してくれる商品がカメラのスタビライザーです。スタビライザーとは、英語で表記すると「stabilizer」となり、安定剤・安定装置・安定させるものなど、「安定させる」という意味があります。飛行機や自動車に使われているスタビライザーとは、揺れを防ぎ体制を安定させる装置です。

カメラのスタビライザーとは、カメラ撮影をするときの手ブレを軽減して高精細な動画や写真を撮ることができるカメラアクセサリーです。カメラのスタビライザーはブレが起こる方向とは逆の方向にカメラの位置を調整し軽減します。一眼レフカメラには手ブレ補正機能が搭載されていない機種もあるのでスタビライザーを使うことできれいに撮影できます。

カメラのスタビライザーの選び方

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カメラのスタビライザーとは、カメラ撮影をするときの手ブレを軽減して高精細な動画や写真を撮ることができる商品ということが分かりました。手ブレを気にせずきれいな写真を撮りたい、スムーズな流れの動画を撮影したいと思っている人など、趣味でカメラ撮影している人にもおすすめの商品です。

カメラのスタビライザーを購入するには、カメラに合ったものを選ぶ必要があります。また、スタビライザーを使う人の経験にも左右されます。では、カメラのスタビライザーは何を基準に選べばよいのでしょうか。ここからは、カメラのスタビライザーの選び方について、4つの視点からご紹介していきます。

スタビライザーの種類

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カメラのスタビライザーの選び方、1つめは「スタビライザーの種類」です。カメラのスタビライザーは、手ブレの補正の仕方により、「手動式」と「電動式」の2種類に分けることができます。ここからは、カメラのスタビライザーの2種類について、補正の仕方や特徴などご紹介していきます。

手動式

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カメラのスタビライザーの種類、1つめは「手動式」です。手動式のスタビライザーは機械式と呼ばれることもあります。手動式は重りがついており、カメラの重量に合わせてスタビライザーに搭載する重りを調整しバランスを取ります。調整に慣れるまでは時間がかかるかもしれませんが、特に使い方が難しいといったことはありません。

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電動式とは違い調整に時間がかからないため、重さの違うカメラに変えたり被写体が生き物の場合などは手動式のほうがおすすめです。また、手動式スタビライザーは、電動式とは違い安い商品が多いです。まずは試しに使ってみたいという初心者にもおすすめのカメラアクセサリーです。

電動式

カメラのスタビライザーの種類、2つめは「電動式」です。電動式のスタビライザーは電気式と呼ばれることもあります。電動式はモーターを利用して自動でバランスを取り手ブレを軽減するため、手動式よりも高精細な動画や写真を撮ることができます。長時間撮影するときには電動式のほうがおすすめです。

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しかし、電動式スタビライザーは手動式とは違い操作が難しく設定も複雑なので、どちらかと言えば上級者向けです。調整にも時間がかかるため、生き物の撮影には不向きかもしれません。慣れれば手動式より電動式の方が便利なので、カメラの手動式スタビライザーに慣れたあと、電動式スタビライザーを購入してはいかがでしょうか。

スタビライザーの形状

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カメラのスタビライザーの選び方、2つめは「スタビライザーの形状」です。カメラのスタビライザーは、「ハンドヘルド型」「ボディマウント型」「ショルダーマウント型」の3種類に分けることができます。ここからは、カメラのスタビライザーの形状3種類について、持ち方や使い方、特徴などご紹介していきます。

ハンドヘルド型

カメラのスタビライザーの形状、1つめは「ハンドヘルド型」です。ハンドヘルド型のスタビライザーは、片手で持ち操作する形状で、カメラはグリップの上に装着します。片手で持てるよう、スタビライザーの重量が1kg以下のものも多く販売されています。軽量で持ち運びやすいので、旅行や登山などさまざまなイベントで撮影したい人におすすめです。

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デジタル一眼レフカメラ専用のものもありますが、最近はスマホで撮影する人も多いので、スマホに対応したハンドヘルド型スタビライザーも販売されています。軽量なので、一眼レフカメラやスマホで手軽にきれいな写真を撮影したい、旅先に持って行きたい人におすすめです。また、ほかの形状とは違い安い商品が多いため、初心者にもおすすめです。

ボディマウント型

カメラのスタビライザーの形状、2つめは「ボディマウント型」です。ハンドヘルド型とは違い、非常にサイズが大きいのです。両手を使い操作するタイプで、カメラは器具に吊り下げられた状態で使用します。バランスを取るのが慣れるまで難しいですが、高精細な動画や写真を撮ることができます。本格的に撮影したい人におすすめです。

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ハンドヘルド型とは違い重量があるため、持ち運びには不向きです。あまり移動しない本格的な撮影に適しています。しかし、旅行など出先で本格的な撮影をしたい人もいるでしょう。折り畳み式の軽量タイプも販売されているので、ボディマウント型を購入の際は、用途に合わせて選びましょう。

ショルダーマウント型

カメラのスタビライザーの形状、3つめは「ショルダーマウント型」です。ショルダーマウント型は、両手と肩の3点で器具を支える形状で、カメラはハンドヘルド型と同じくグリップの上に装着します。ボディマウント型とは違い、両手と肩で支えることにより、ハンドヘルド型のように移動しながらの撮影も安定して行うことができます。

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ハンドヘルド型の手軽さとボディマウント型の高精細な動画や写真を撮ることができる特徴を併せ持つショルダーマウント型は、動く動物や乗り物などを被写体にして撮影したい人や移動をしながら撮影したい人におすすめです。長時間の撮影にも対応できるため、手軽さと高精細さを求める人はショルダーマウント型がおすすめです。

カメラ本体の重量

カメラのスタビライザーの選び方、3つめは「カメラ本体の重量」です。カメラのスタビライザーは、装着できるカメラ本体の重量が決められています。耐荷重と言われ、スタビライザーの規定耐荷重を超えるカメラを装着すると、動きが鈍くなりブレを軽減して高精細に撮影することができなくなるだけでなく、重さに耐えきれず最悪故障を招くことになります。

Photo bystevepb

一眼レフカメラは、スマホとは違いカメラ本体だけで1kgを超える重量のものも多くあります。また、カメラ本体以外にも、カメラレンズやマイク、モニターやLEDライトなどを加えて撮影する人もいるでしょう。それらもすべてカメラ本体の重量と捉えて、耐荷重を確認する必要があります。

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カメラを含めて装着するものすべての重量を把握し、それに見合う耐荷重のスタビライザーを選びましょう。メーカーや商品により使いやすさは違ってくるでしょう。購入の際は店舗に足を運んで使用感などを確かめ自分が使いやすいと感じるものを選ぶのが一番ですが、難しければレビューなどを参考にスタビライザーの動きの評価を確認すると良いでしょう。

撮影用途

カメラのスタビライザーの選び方、4つめは「撮影用途」です。カメラのスタビライザーの使い方の項でご紹介したように、手軽に使えるものから本格的な撮影に向いているものまで、さまざまな種類や形状のスタビライザーがあることが分かりました。また、耐荷重についてもスタビライザーを選ぶ際、重要であることが分かりました。

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カメラのスタビライザーを選ぶためには、まず撮影用途をはっきりさせる必要があります。インスタグラムやYouTubeにひとりで撮影した写真や動画を投稿する用途や、旅行の思い出などをきれいに残したい用途には、手軽に使えて持ち運びも便利なハンドヘルド型がおすすめです。

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子どもやペットの成長を残したい用途には、同じ目線で撮影することができるローアングル対応のスタビライザーもあります。大人数で本格的な動画制作をする用途には、ボディマウント型のスタビライザーで高精細な動画を撮影することができます。移動も兼ね備えた高精細の撮影用途なら、ショルダーマウント型がおすすめです。

カメラのスタビライザーの重要ポイント

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カメラのスタビライザーの選び方についてご紹介しましたが、購入の際には注意する重要なポイントがあります。カメラのスタビライザーの選び方の項でご紹介したように、スタビライザーを選ぶときには、カメラの重量も確認する必要があります。この耐荷重に注目してみましょう。

一眼レフとスマホはスタビライザーが違う

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カメラのスタビライザーの重要ポイントは、一眼レフとスマホはスタビライザーが違うということです。スタビライザーの耐荷重について、カメラ本体の重量に合わせたものを選ぶことが重要とご紹介しました。スマホの重量はおよそ200g程度です。一方、一眼レフカメラの重量は1kgを超えるものも多くあります。

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一眼レフカメラとスマホ、どちらもマイクやLEDライトなどを撮影の用途により取り付ける場合があるでしょう。しかし、一眼レフカメラは、カメラレンズを交換するだけでも重量が大きく変動します。また、モニターを付け加えたりと、スマホとは比べ物にならないほど用途により重量の変動があります。

一眼レフカメラとスマホ、両方に対応したスタビライザーも販売されています。しかし、より本格的な撮影をする場合は耐荷重にも注目し、一眼レフカメラとスマホそれぞれに合うスタビライザーがあるということを覚えておきましょう。

一眼レフカメラのスタビライザーの特徴

一眼レフカメラのスタビライザーは、静止画の写真撮影をおこなう場合と、動画撮影をおこなう場合、それぞれに特徴があります。ここからは、一眼レフカメラのスタビライザーの特徴についてご紹介します。それぞれ、どのような良さがあるのか、おすすめポイントなども見ていきましょう。

静止画の場合

一眼レフカメラで静止画の写真撮影をおこなう場合、スタビライザーを使うことで、手ブレを軽減して高精細写真を撮る使い方ができます。動物や人物、乗り物など、動く被写体を対象とする撮影におすすめです。被写体にピントを合わせることで、写真に写り込む周囲の風景の流れが、より被写体を引き立ててくれます。

Photo byamayaeguizabal

動物の行動、人物の表情、乗り物のスピード感などをブレることなく捉え、その一瞬を鮮明に静止画として写真に切り取ることができます。動画とは違い、静止画はその一瞬をいかにきれいに撮影することができるかが重要です。その手助けをしてくれるスタビライザーは、動く被写体を撮影する場合に欠かせないカメラアクセサリーでしょう。

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最近はカメラもさまざまな機能が搭載され、技術の進歩により高性能な商品を購入することができます。中にはスタビライザーと同等の使い方ができる機能を搭載した一眼レフカメラもあります。このような商品は、揺れを感知するために常時作動しているため、バッテリーの消耗が激しいという欠点がるので注意しましょう。

動画の場合

動画撮影をおこなう場合、ビデオカメラを使うという人が多いかしれません。しかし、一眼レフカメラでもビデオカメラのように動画撮影をおこなう使い方ができるため、静止画と動画両方撮影できる一眼レフカメラの人気は高まっています。静止画同様、動画撮影もスタビライザーを使うことで手ブレを軽減して高精細写真を撮ることができます。

動画は写真とは違い見続けるものです。手ブレの激しい動画は見づらいだけでなく、酔いに似た症状で気分が悪くなる人もいます。滑らかできれいな動画撮影をおこなう場合は、スタビライザーを使うことをおすすめします。一眼レフカメラのスタビライザーを使うことで、ビデオカメラに負けない映像撮影が可能になります。

スタビライザーとジンバルの違い

スタビライザーは、カメラの重量に合わせて重りを調整する「手動式・機械式」と、モーターが自動でバランスを取る「電動式・電気式」の2種類があるとご紹介しました。スタビライザーと似た「ジンバル」という商品があります。どちらもブレを軽減して高精細な動画や写真を撮ることができますが、どのような違いがあるのでしょうか。

スタビライザー

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スタビライザーは先にご紹介したように、カメラの重量に合わせて重りを調整する「手動式・機械式」と、モーターが自動でバランスを取る「電動式・電気式」の2種類があり、ブレを軽減して高精細な動画や写真を撮ることができるカメラアクセサリー全般を指します。では、ジンバルはどのような商品なのでしょうか。

ジンバル

ジンバルも、ブレを軽減して高精細な動画や写真を撮ることができるといった点では同じです。まず、「ジンバル」の言葉の意味について見ていきましょう。ジンバルとは、英語で表記すると「Gimbal」となり、「1つの軸を中心に物体を回転させる回転台」という意味があり、吊枠と表現することもあります。

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カメラのジンバルは、滑らかな映像を撮るための回転台付きグリップという意味で使われています。つまり、モーターが自動でバランスを取る「電動式・電気式」のみをジンバルと指します。センサーで揺れを感知し、小型モーターで高精細な動画や写真が撮れる仕組みになっています。

カメラのスタビライザーの使い方

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カメラのスタビライザーの選び方についていろいろな角度からご紹介しましたが、購入後に使い方が分からず放置、ということにならないよう、使い方もある程度理解してから購入するようにしましょう。ここからは、カメラのスタビライザーの使い方についてご紹介していきます。

第一に調整が最も重要

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カメラのスタビライザーの使い方、1つめは「第一に調整が最も重要」です。カメラのスタビライザーは、ブレを軽減して高精細な動画や写真を撮る目的で使います。そのためには、調整をしっかりすることが最も重要です。調整されていないものを使っても、ブレを軽減して高精細な動画や写真を撮ることはできません。

スタビライザーの持ち方

カメラのスタビライザーの使い方、2つめは「スタビライザーの持ち方」です。スタビライザーの使い方は、持ち手部分を持てば使えるだろうと何となく思っているかもしれません。実際ハンドル部分を握って操作しますが、持つ部分によって安定感が変わってきます。特に持ち方に決まりはありませんが、操作性を考え自分に合った持ち方を探りましょう。

スタビライザーを持った歩き方

カメラのスタビライザーの使い方、3つめは「スタビライザーを持った歩き方」です。スタビライザーの使い方・持ち方と同じく、スタビライザーを持った使い方・歩き方も決まりはありません。しかし、スタビライザーを使ったとしても上下に揺れるような歩き方をしては、滑らかな動きを撮影することができません。

よく言われるのは、「すり足」のように体が揺れないように歩くということですが、プロの方でないとなかなか難しいのではないでしょうか。スタビライザーを持った歩き方を紹介する動画などもインターネット上ではさまざま紹介されてますので、スタビライザーの使い方や歩き方など実際に目で確認したい方は参考にしてみてください。

カメラスタビライザーおすすめ5選【電動式】

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カメラのスタビライザーについて種類や形状、使い方や選び方、一眼レフカメラとスマホスタビライザーの違いなどご紹介しました。では、これらを踏まえて実際にどのような商品がおすすめなのでしょうか。ここからは、カメラスタビライザー電動式のおすすめ商品を5選ご紹介していきます。

GoPro・AGIMB-004-JK

GoPro(ゴープロ)とは、アメリカの企業Woodman Labsのブランドです。初心者から熟練者まで幅広いレベルに対応した商品が多く、放送局の番組撮影にも使われています。AGIMB-004-JKは、GoPro Heroシリーズのカメラ専用に開発された純正スタビライザーです。GoProのカメラを使う人におすすめのアクセサリーです。

GoPro HERO4 Silver(専用のkarmaハーネスが必要)とGoPro HERO4/5/6/7 Blackに対応しており、片手で操作できるハンドヘルド型です。Karmaドローンにも対応しており、Karma Gripのカメラスタビライザーをグリップから取り外し、Karmaドローンに装着することで空撮の撮影にも使うことができます。

また、歩きながら撮影する場合は、オプションのKarma Grip延長ケーブルを使うと、ヘルメットにスタビライザーを装着し、グリップをバックパックのショルダーストラップに取り付ける使い方で、手に持つ必要がなくなり安全な歩行が可能になります。

GoPro・AGIMB-004-JK本体価格は44,200円(税込)です。専用ケースは別売りですが、持ち運ぶ場合は合わせて購入することをおすすめします。内蔵バッテリーは、最大2時間使用可能です。

FeiyuTech・Handheld Gimbal G5 FYG5K2

Photo by MIKI Yoshihito. (#mikiyoshihito)

FeiyuTech(フェイユーテック)は2007年に中国で設立されたメーカーで、中国南部では自動制御機器の先駆者として有名なようです。2013年に業界初3軸手持ちジンバルの開発に成功し、「FYG4」はアメリカやヨーロッパの市場で最も独有率の高い商品となっております。

Photo by sridgway

FeiyuTech・Handheld Gimbal G5 FYG5K2は生活防水機能を世界で初めて搭載した商品です。雨が飛んでくるような海での使用や、急な雨でも大丈夫です。水中での撮影には対応していないので注意しましょう。360度の撮影ができるので、180度回転することでセルフィ撮影もできます。シンプルなデザインなので、利き手を選びません。

GoPro HeroシリーズやSJ5000Xなどの大きさに対応しています。コンパクトな収納ポーチ付きなので、持ち運びも便利です。三脚や延長棒などを付け加えることで、幅広い撮影に対応することができます。大容量22650リチウムイオン電池で、最大8時間使用可能です。

DJI・RONIN-M

DJI(ディー・ジェイ・アイ)とは、2005年に中国で設立されたメーカーで、ドローンやその関連機器を製造しています。軽信じられないほどの軽量で小型化を実現した、片手で持つこともできるボディマウント型です。ボディマウント型はサイズが大きく重いという概念を覆した商品です。組み立ても簡単で、5分以内に調整まで行うことができるようです。

撮影スペースに合わせて部品を外すなどしてサイズ調整ができるほか、取り外しも簡単なのでスムーズに撮影をおこなうことができます。また、一般的な吊り下げモードのほか、車のサンルーフなど頭の上に持ち上げることができるので、芽の位置より高い位置の映像が可能です。さらに、ジンバルを垂直に回転させることもできます。

作動時の音を抑えられるサイレントモードにより、マイクや録音機材にモーターの音が録音されないようになっています。本体価格は118,000(税込)で総重量2.3kg、最大耐荷重は3.6kg、最大6時間使用可能です。外出先で本格的な撮影をおこない人におすすめです。

DJI・RONIN-S

一眼レフカメラやミラーレスカメラ用に開発された、片手で操作できるハンドヘルド型です。セットアップは簡単に行え、時速75km/hの高速移動でも流れるような映像を撮影することができます。片手で操作ができ、簡単にアングルを変えることもできます。

また、ユーザー設定ができるMボタンがあり、瞬時にスポーツモードで動く被写体を捉えることもできます。本体価格は64,800(税込)で総重量1.84kg、最大耐荷重は3.6kg、最大12時間使用可能です。

DJI・OSMO MOBILE 2

スマートフォンを設置することができるハンドヘルド型で、充電しながらの撮影も可能です。カメラに映る人をいつでもビューティファイモードできれいに撮影してくれるため、ライブ配信する人にはうれしい機能です。総重量485gと軽量なので長時間の使用も負担になりにくく、折り畳んで持ち運ぶことができます。

スマートフォンで撮影したとは思えないほどブレのない高精細な動画や写真を撮ることができるので、手軽にきれいに撮影したいひとにおすすめです。本体価格は12,960円(税込)で最大耐荷重は240g、最大15時間使用可能です。

カメラスタビライザーおすすめ6選【手動式】

カメラスタビライザー電動式のおすすめ商品を5選ご紹介しましたが、全般的に価格が高いというデメリットがあります。まずは安い商品を試してみたい、調整や使い方が簡単な商品の方が良い、持ち運びに便利な方が良いという方には手動式の方がおすすめかもしれません。ここからは、カメラスタビライザー手動式のおすすめ商品を6選ご紹介していきます。

AFUNTA・カメラスタビライザー

AFUNTAは中国のメーカーです。電動式とは違い高精細とまではいきませんが、初心者には使いやすいハンドヘルド型です。iphoneやデジタル一眼レフカメラ、ビデオカメラ、キャノン、ニコンGoPro、などあらゆるカメラに対応しており360度回転可能です。本体価格7,800円(税込)から購入することができます。総重量は1.2kg、最大耐荷重は2.1kgです。

Excelvan・ハンドルグリップスタビライザー ローアングル

Photo by uemu

Excelvan(エクセルヴァン)とは、電化製品を扱っているメーカーです。ローアングル撮影が可能なハンドヘルド型で、子どもやペットなどの撮影にも便利です。ハンドグリップの先にライトが取り付けれるようになっており、画面の確認のためにモニターを付けることも可能です。本体価格は1,600円(税込)で重量は325g、最大耐荷重は5kgです。

Flycam・フライカムC6 RedKing

Photo by NJVA

スマートな形ですが、こちらもボディマウント型です。ジンバル位置を自由に動かすことができ、C5の後継C6ではメモリがついているため調整位置の把握が可能になりました。縦軸の高さ調節ができ、ローアングルには53cm、ハイアングルには81cmまで対応できます。本体価格は38,800円(税込)で総重量1.7kg、最大耐荷重は7kg、最小荷重は600gです。

iFootage・Wild Cat Ⅲ

握りやすいグリップで角度調整ができるハンドヘルド型ですが、ハンドル部分にアームサポートを取り付けることができ、ボディマウント型のような安定感も兼ね備えています。雑音が発生しない構造になっています。本体価格は67,500円(税込)で、総重量0.9g、最大耐荷重は1.5kgです。

NEEWER・ビデオムービーキット ショルダーマウントリグ

NEEWER(ニューワー)とは、撮影機器を開発・販売している中国のメーカーです。品質の良さから、プロカメラマンやユーチューバーからも人気があり、最近では映像業界にも広がりを見せています。両手と肩の3点で器具を支えるショルダーマウント型で、青と赤の2種類があります。

長時間の動画撮影撮影にも対応でき、利き手を選びません。本体価格は7,999円(税込)で総重量2.2kgです。

R-STYLE・スタビライザー

Photo by TomenoNaoki

Excelvan・ハンドルグリップスタビライザーと同じく、ローアングルに対応できる商品です。簡単に設定できるので、初心者にも手軽に使うことができます。子どもの成長の記録やペットのかわいい映像を撮影する人におすすめです。など本体価格は1,800円(税込)で総重量493g、最大耐荷重は2,000gです。

カメラ一体型スタビライザー

Photo by TheBetterDay

今回一眼レフカメラやデジカメ、スマートフォンを取り付けて使うタイプのスタビライザーをご紹介しましたが、カメラと一体型のスタビライザーもあります。電動式カメラスタビライザーでご紹介したDJIからは、「Osmo Pocket」という商品が発売されています。価格は5万円以上しますが、カメラの設置の必要がなくポケットサイズで持ち運びに便利です。

カメラのスタビライザーは使い方で選ぼう!

Photo by ibm4381

カメラのスタビライザーは、手動式や電動式、ハンドヘルド型やボディマウント型など、使い方によりおすすめの種類や形状が違ってきます。カメラとスマホ両方に対応したスタビライザーもご紹介しましたが、スマホと違い一眼レフカメラは重量の変化も幅広く、耐荷重に注意する必要もあります。カメラのスタビライザーは使い方で選ぶようにしましょう。

enisi
ライター

enisi

月に1回のジェルネイルを楽しみに過ごしており、暇な時には新しいデザインを検索しています。片付けが苦手なので、収納アイデアに興味があります。疑問に感じたことは、手を抜かず納得できるまでしっかり調べることを大切にしています。

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