エクアドルの治安状況は?観光で危険なエリアや安全に旅行するための注意点は?

エクアドルの治安状況は?観光で危険なエリアや安全に旅行するための注意点は?

残された大切な自然に触れようとエクアドルに観光に行く場合、治安がどうなのか気になります。エクアドルでは治安が悪く、注意すべき危険なエリアもあります。エクアドルを安全に観光するために、私たちはどのような注意を払ったらいいのでしょうか?

記事の目次

  1. 1.エクアドルとはどんな国?治安状況は?
  2. 2.エクアドルの治安状況を詳しく紹介
  3. 3.エクアドルの国民性
  4. 4.エクアドル旅行の注意点【過ごし方編】
  5. 5.エクアドル旅行の注意点【治安・健康編】
  6. 6.エクアドルを安全に観光したい場合
  7. 7.エクアドル観光での治安の悪い場所の見分け方
  8. 8.エクアドル観光は情報収集をしっかり行い安全第一で行おう

エクアドルとはどんな国?治安状況は?

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エクアドルは南米の西部にある、赤道直下の国です。エクアドルという国に馴染みはなくても、ガラパゴス諸島の存在は知っている人が多いでしょう。旅好きなら一度は夢見ると言われる、野生動物たちの宝庫です。

しかしガラパゴス諸島のパッケージツアーなどで、エクアドル本土で観光をする場合も出てくるでしょう。では、エクアドルとはどのような国なのでしょうか?エクアドルは南アメリカ北西部にある国です。

エクアドルは北はコロンビア、東と南はペルーの国境に接した国です、西は太平洋が広がっています。首都はキトです。ガラパゴス諸島は西の洋上1000キロメートル離れた場所にあります。

南アメリカ西部にある共和制国家

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エクアドルは大統領を元首とする、共和国国家です。国名の正式名称はRepublic of Ecuadorで、日本での正式な表記はエクアドル共和国です。エクアドルとは、首都キト直下を通る赤道の名前から来ています。エクアドルは大きく3つのエリアに分かれます。

コスタ地方は穏やかな気候が有名です。首都キトがあるシエラ地域は標高が高いエリアにあります。オリエンテ地域は熱帯雨林が広がっています。

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先述の通り、ガラパゴス諸島を領土に持ち、毎年多くの観光客がやって来る国です。しかし、治安はあまり良いとは言えません。近年は都市部での犯罪件数が増加の傾向にあります。

観光にやって来た外国人が犯罪に巻き込まれるケースも報告されていると言われています。私たち日本人は、治安が悪いとされるエクアドルを旅する時、どのような注意を払えばいいでしょうか?

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エクアドルの治安状況を詳しく紹介

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エクアドルという国は、日本人にはあまり馴染みのない国なのではないでしょうか?自然の宝庫と言われ、アクティブな旅行客が訪れるエクアドルの治安が気になるところです。エクアドルの治安は全体的に見ればそれほど悪くはなく、安定していると言えるでしょう。しかし治安の上でいくつか危険なエリアもあることを覚えておきましょう。

治安状況①渡航中止勧告エリアがある

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エクアドルには22の県があります。もしエクアドルに旅行をする計画があるのなら、外務省が運営している海外安全ホームページで確認をしましょう。このホームページでは海外の治安や犯罪の最新情報が載っています。

エクアドルの項目を見てみると、カルチ県、スクンピオス県、エスメラルダス県の治安が危険レベル1から危険レベル3であると、注意勧告が出ています。

その中でも、エスメラルダス県は危険レベルが3でもっとも治安が悪い場所とされています。このエリアは渡航してはならない場所に出る「渡航中止勧告」が出るくらい治安が悪くなっています。

治安状況②国境地帯は要注意

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エスメラルダス県はなぜ治安が悪く、安全でないのでしょうか?エスメラルダス県はコロンビアと国境を接しています。このエリアは警備が充分ではないようです。コロンビアの反政府ゲリラ組織が暗躍し、殺人事件や誘拐事件が多発しています。

また、麻薬組織が凶悪事件を引き起こしており、現地の人でも治安が悪くて近づきません。エスメラルダス県の中でも特に危険なエリアがあります。

サン・ロレンソ市やエロイ・アルファロ市は銃撃戦が展開されていたり、誘拐位事件が相次いで起きていて治安が悪いです。近づくのは非常に危険なエリアです。

治安状況③スリや置き引き・強盗などに要注意

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危険なエリアは国境近辺だけではありません。都市部は人が多いですが、スリ、置き引き、強盗などの犯罪が多発している治安の悪さでも有名です。

特に観光客が狙われる傾向にあります。都市部の観光地や市場といった、人が多く集まる場所でのスリ、置き引きには要注意です。またエクアドルの強盗はナイフを所持している場合もあります。

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後ろからナイフを突きつけられて、金目のものを奪われるといった危険な目に遭う観光客が少なくないくらい酷い治安です。日本人も例外ではありません。首を絞められて、貴重品を奪われた人もいます。

話しかけられて気を取られているうちにバッグの中身を抜き取られていたといった犯罪事件も起きています。安全な観光のため、充分な注意が必要です。

治安状況④首都キト市観光は危険

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エクアドルの首都キトは人口160万人と人口が多い市です。キトには観光地が多いため、エクアドルを訪れた観光客は必ず訪れる都市の1つです。キトにある観光地のほとんどが徒歩圏内にあるため、観光客は徒歩で移動しています。

そういった徒歩で歩く観光客がスリや強盗に狙われやすく危険と言えます。キトには旧市街地と新市街地があります。旧市街地はキトの中でも治安が悪いエリアと言われています。置き引きやスリが多発しているので、充分に警戒して安全に留意する必要があります。

治安状況⑤非正規タクシーに要注意

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エクアドルには正規のタクシーと、非正規のタクシーの両方が走っています。正規のタクシーの見分け方は、ナンバープレートがオレンジか、白とオレンジになっています。また登録証がドアと窓に貼られて見えるようになっています。

安全に観光するためには、正規のタクシーに乗るようにしましょう。正規のタクシーに乗る場合も注意が必要です。どのタクシーに乗ったか登録番号をメモしておくとトラブル防止になります。ただし、正規のタクシーが安心であるとは言い切れません。

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正規のタクシーも流しのタクシー運転手が犯罪グループと繋がっているケースがあります。安全に観光をするためには、ホテルやレストランで無線タクシーを手配してもらうことでしょう。

その場合も手配してもらったタクシー会社の車か確認をし、運転手が客の名前をきちんと把握しているかどうか確認しましょう。エクアドルではどんなに気を付けても気を付け過ぎることはありません。自分の安全は自分で守るしかないと言えるでしょう。

治安状況⑥具体的な犯罪被害

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日本は世界的に見て、とても安全な国です。そうした安全な国に生まれ、生活している私たちは平和ボケしているのかもしれません。

治安が悪いと言われる異国の地エクアドルに到着しても、具体的にどんな危険があるかがわからないと、ついつい旅の開放感から羽目を外してしまいがちです。エクアドルの治安状況として、最後に具体的な犯罪被害について見ていきましょう。

オートバイでの窃盗

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このバイクによる窃盗は、日本でも行われている犯罪です。2人1組になってオートバイに乗り、被害者に近づきます。オートバイの後ろに乗っている犯人が、被害者の荷物を後ろからひったくるという方法です。盗まれてしまうと、取り返すのはほぼ絶望的となります。荷物はしっかりと身体に身に付け、オートバイなどが近づいてこないか、気を配りましょう。

昏睡強盗

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昏睡強盗もエクアドルでよくある犯罪です。昏睡強盗は睡眠薬を使用します。知らない間に、自分の飲み物に睡眠薬を混ぜられて、うとうとしてしまっている間に、強盗に遭ってしまうというものです。この昏睡強盗は近年、増加傾向にあると言われています。店の主が犯人の場合も多々あるので、怪しい店には行かないよう、自己防衛をしっかりしましょう。

チームによる窃盗

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このチームによる窃盗は、外務省が注意喚起をしている犯罪です。多くの窃盗事件が報告されていますが、問題なのは、チームによる窃盗です。落としたものがあると話しかけられているうちに、別の仲間が金目の物を盗んだりします。

バスを降りる時に話しかけられ、気を取られている隙に、別の仲間が荷物の中身を盗んで逃げるといったやり方が報告されています。

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エクアドルの国民性

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エクアドルは決して治安のいい国ではありません。観光客は安全のために充分に注意をする必要があるでしょう。次にエクアドルに住む人々は、どのような国民性なのかを見ていきましょう。エクアドルに住む人々はどのような性格をしているのでしょうか?こうした情報も、エクアドルを観光する上で役に立つことでしょう。

国民性は地域で異なる

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エクアドルの国民は南米らしく、明るく穏やかな性格をしていると言われています。泣く時は思い切り泣き、笑う時は思い切り笑う人が多く、人生を楽しく生きている人が多いようです。

一般的にジョークが好きで、明るく、あっけらかんとしていると言われています。しかし、エクアドルの国民性は、気候によって少しずつ変わっています。気温が高いコスタ地方に住む人たちは、オープンで明るい人が多いと言われています。

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いっぽうで山間部のアンデス山脈地方に住む人たちは、繊細で大人しい人が多いと言われています。さらに田舎に住む人と都会に住む人の性格も違ってきます。

田舎に住む人は少し粘着質ではあるけれど温かみがあると言われています。都会に住む人はクールで、あまり他人に関心を向けない傾向にあると言われています。

エクアドルの人は挨拶を大事にしている

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エクアドルの国民は挨拶を非常に大事にすると言われています。エクアドルに観光に行くならば、エクアドル式の挨拶を覚えて出かけましょう。エクアドルの公用語はスペイン語です。

気楽に「こんにちは」の意味の「Hola(オラ)」と挨拶した後に、軽くハグをして片側の頬にキスをしましょう。親しい間柄になるとこのキスの時に頬をすり寄せる場合もあります。エクアドルではこのハグとキスを必ず行います。

ビジネスの間でも行われるので、時間がかかるとイライラする外国人もいるようです。しかし、挨拶が終わるまでじっと待ちましょう。挨拶を重んじる国民性のため、きちんと挨拶をしないと、冷たい人だと誤解されてしまうかもしれません。

エクアドルの人は時間にルーズ

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エクアドルの国民は時間をあまり守らない傾向にあるようです。時間を守らないことは当たり前のことであり、時間を守らないからといって、仲間や友人に咎められることはないと言われています。

ビジネスシーンに限らず、プライベートの時間でも約束を守る人は少ないようです。商店も時間通りには開店することは少ないようで、時間がある程度過ぎてから開店するので注意が必要です。どうしてエクアドルの国民は時間を守らない人が多いのでしょうか?

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1つ目の理由は温暖な気候です。過ごしやすい環境にあると人の心も緩み、時間なんか守らなくていいという心境になるという説があります。2つ目の理由は、余裕を持って行動するようにしようという価値観が重視されているからと言われています。

エクアドル人が時間を守らなくても、怒らずに大きな気持ちで迎えましょう。またあなたが遅れたとしても、気にするなと言って許してくれるでしょう。

エクアドルの人は家族が多い

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エクアドルの国民は大家族で暮らしている人たちが多いようです。5人家族、6人家族は当たり前で、親子孫と同居しているのも普通です。エクアドルのようなラテン系の男性は、母親を大事にする傾向にあります。

母親も息子が大好きなので、相思相愛でべったりになっている母息子が多いようです。また、家族を大事にするエクアドル人は、両親が子供の結婚を心配するのは当然とされています。

また、25歳までに結婚しろというプレッシャーも強いようです。またエクアドルでは事実婚が多いという特徴もあります。

エクアドルの人はダンス好き

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エクアドルに限らず南米の人は踊りが大好きです。パーティなどで酒を飲みながら、サルサやメレンゲなどを踊る人が多いようです。サルサはニューヨークに住むプエルトリコ系のミュージシャンによって生み出されたと言われています。

キューバ音楽にジャズの要素を加えたこのサルサが広まり、人気が爆発しました。食事をしては踊る、酒を飲んでは踊る、パーティで踊るなど、とにかく踊るのが大好きな国民性と言えるでしょう。ダンスは上手である必要はないようです。

上手いか下手かは関係なく、大胆に踊ることを楽しんでいるようです。エクアドルに旅行に行って、現地の人に踊りに誘われたら、下手だからとしり込みせず、積極的に踊りまくることをおすすめします。

エクアドル旅行の注意点【過ごし方編】

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ここでエクアドルの治安について、話を戻しましょう。エクアドルを旅行する時、注意しておきたい問題がいくつかあります。日本は便利な国なので、なんでもあるのが当然と思ってしまいがちですが、海外に行くと、日本の常識は通用しません。日本でできたことがエクアドルではできないからといって、慌てることがないようにしましょう。

ネットの通信が難しい

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エクアドルではネット環境がよくないと言われています。空港、ホテル、カジノといったエリアではフリーWi-Fiが飛んでいます。そうした施設では無料でネットを使用できます。

しかし、それ以外のエリアでフリーWi-Fiが飛んでいるところは少ないと言えるでしょう。したがって移動中や街中でのネット接続が難しくなります。

ネットがつながらないことで引き起こされる不便は、スマホの地図を見ながら行動できないこと、観光地で調べ物をできないこと、SNSに写真をアップできないことなどが挙げられます。

エクアドルに旅行をする時は、どのエリアでも使えるようにポケットWi-Fiを持っていくことをおすすめします。

銃に注意

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エクアドルには良い人も大勢いますが、中にはやはり悪い人もいるので注意が必要です。エクアドルは他の南米の国々と比べて極端に治安が悪いわけではありません。最近では銃による強盗や殺人事件が頻発して危険だると言われています。

死傷者も出ているので、注意が必要です。エクアドル国民は攻撃するためでなく、護身用にも銃を持つ人が増えているようです。つまり、いつ誰がどこで銃を向けるかわからない危険な国であるとも言えるかもしれません。

麻薬に注意

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エクアドルではマテ茶、コカ茶がが広く飲まれています。マテ茶はマリファナのお茶です。コカ茶はコカインから作られるお茶です。どちらもお茶としての使用は合法です。

しかし麻薬が日本に住んでいる人に比べて、身近にあるということは言えるでしょう。街中で、目に焦点が合っていないでふらふらと歩いているような人がいたら、危険なので近づかないほうがいいでしょう。

車(交通マナー)に注意

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エクアドルの街中を歩いている時や、レンタカーを運転している時には、自動車やバスなどの車にも注意をしましょう。エクアドルの人たちの交通マナーは良くないと言われています。

信号無視は当たり前で、追突したり割り込んだりといった危険なことが日常茶飯事だと言われています。交通マナーに関しては、気が短い人が少なくありません。青信号でなかなか進まないと、激しくクラクションを鳴らされて危険なことがあります。

ウインカーを出していても当てにはならないようです。あらぬ方向に突っ込んできたりするので安全を考え、ドライバーとしても、歩行者としても気をつけましょう。

迷子に注意

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エクアドル旅行で危険なのが迷子です。自分が今、どのエリアにいるのかを把握していないと、いつの間にか治安の悪い危険なエリアに入ってしまう危険性もあります。スマホの地図が当てにならない点も、安全性に不安を感じることでしょう。

異動する時は、なるべく大きな道を通るようにするのがおすすめです。大通りは外資系の企業の建物や大きなビルがあり、人目に付きやすい点も安全なポイントです。スマホを見ながら歩くのも危険と言えるでしょう。スリやひったくりに遭いやすくなります。

地元の人に聞こう

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エクアドルのように治安の悪い国に旅行する時は、日本にいる間に下調べをしておく必要があります。しかし、現地のことは現地の人が一番よく知っているとも言えるでしょう。

もし旅先で信頼できるエクアドル人に会ったら、その人に、エクアドルで注意したほうがいいことや、最近治安が悪くて気を付けたほうがいいエリアなどを尋ねてみましょう。

現地の人も危ないと思っているエリアは、観光客は絶対い行かないほうがいいエリアになるでしょう。現地の最新情報は、現地の人から聞くのが一番です。エクアドル人のガイドや、ホテルのフロントなどに聞いてみましょう。

エクアドル旅行の注意点【治安・健康編】

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エクアドルを旅行する上で、考えなければならないことは、治安と健康上の安全性でしょう。エクアドルの犯罪率を知っていますか?

エクアドルは軽犯罪が多く起きている点でも治安はよくないとされていますが、殺人事件の発生率は世界76位と低いほうです。

確率的に言えば、10万人のなかで6人が犯罪被害に遭う確率になっています。だからといって安全だと安心せずに、気を引き締めて旅を続けましょう。

国境には近づかない

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エクアドルとコロンビアの国境地帯が治安が悪いことは有名ですが、コロンビアに限らず、ペルーとの国境地帯も治安が悪く、近づかないほうが安全だと言われています。国境地帯はなぜ治安が悪いのでしょうか?

コロンビアではゲリラであるコロンビア革命軍や麻薬密売組織が暗躍しています。安全な旅のためには、絶対に近づかないようにしましょう。信頼できるガイドが、安全だからと言っても、信用しないで国境付近のエリアは近づかないようにしましょう。

地域ごとの気温差に注意

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エクアドルが大きく3つのエリアに分かれることは先述しました。この3つのエリアは、気候も大きく違うのが特徴です。海に近いコスタ地方は平均気温は25度から28度で、雨季と乾季があります。

山間部のシエラ地方は首都のキトがあるエリアですが、標高が高いために平均気温15度程度です。オリエンテ地域は熱帯雨林が広がっているので年中暑いエリアです。

このように同じエクアドルでも気温がまちまちなので、訪れるエリアの気候をよく確認し、防寒対策、防暑対策をしておきましょう。

衛生環境に注意

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エクアドルでは治安の他、衛生面でも注意が必要です。エクアドルの衛生環境は良いとは言えない状況のようです。ゴミを捨てるのに抵抗感がほとんどなく、清潔な環境で過ごそうという意識が低い傾向にあるようです。エクアドル人だけが悪いとは言えないでしょう。ゴミを捨ててはいけないという教育が徹底していないせいとも言えるのではないでしょうか?

感染症に注意

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衛生面の問題と関係しますが、エクアドルでは感染症に注意しましょう。まず経口感染症に注意が必要です。生水や非衛生的な食事から感染する危険性があります。

消化不良や下痢を引き起こすかもしれません。また首都のキトは高い標高にあるので高山病にかかる危険性もあります。急性高山病になってしまうと、食欲不振、胃腸不良、消化不良を引き起こします。

また、めまいや不眠といった症状が出てきたら、高山病を疑いましょう。感染症にかからないためにはどうすればいいでしょうか?まず水道水を飲むのを止めましょう。さらに生野菜は避け、加熱した食品を食べるようにしましょう。

エクアドルを安全に観光したい場合

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せっかく異国の地エクアドルに降り立ったのですから、安全に観光を楽しみたいものです。治安の悪さばかりを取り上げてきましたが、エクアドルは美しいい自然が多く、また、親しみやすい人との交流も楽しい経験となるでしょう。まず何が安全で何が危険なのかを知って、エクアドル観光を安全に楽しみましょう。

日本人は狙われやすいことを認識しておく

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日本人は金持ちだという認識は、世界的にありますが、エクアドルでも同じと考えましょう。日本人は大人しい性格であり、かつ現金を多く持ち歩いているというイメージがあるようです。

犯罪者から見れば、こんなに狙いやすい人はいないと言えるでしょう。日本にいる時と同じように行動していると、治安の悪いエクアドルでは犯罪に巻き込まれる危険性は高まると言えるでしょう。

賑やかな通りを歩く

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観光地や市場など、大勢の不特定の人が集まるエリアに行く場合は、充分に警戒しましょう。美しい景色や賑やかな街を眺めて、気を取られているうちに、犯罪者に狙われる隙ができてしまいます。貴重品の管理はしっかりとしましょう。

周囲に意識を向けることが大切です。人気のない通りは治安が大変に悪いです。凶悪犯罪に巻き込まれる危険性があるので、賑やかな道を選んで歩きましょう。

事前に治安情勢の確認をしておく

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エクアドルでは今のところ、日本人をターゲットにしたテロは発生していません。しかし周辺の、治安が悪い国々では日本人が狙われているのも事実です。イスラム過激派によるテロ行為は世界中で展開されています。

こういった世界情勢の中で、エクアドルでもそうした犯罪が起こる可能性がないと誰が言い切れるでしょうか?常に世界情勢を把握し、自分が出かける場所に危険性があることを意識して旅行をしましょう。

タクシーは正規タクシーに乗る

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エクアドルでは移動をする時も、細心の注意が必要と言えます。観光客にとってタクシーは大変便利な乗り物ですが、慎重に選ぶ必要があるでしょう。エクアドルには非正規のタクシーが多く走っています。

非正規のタクシーに乗るとトラブルに巻き込まれる危険性が高くなるので、必ず正規のタクシーに乗るようにしましょう。間違っても、街中で流しのタクシーを利用しないようにしましょう。無線タクシーかホテルから乗車できるタクシーが安心です。

夜の外出はしない

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夜のエクアドルの街は大変危険です。夜間の外出はできれば避けたいところです。どうしても出かけなければならない場合、最大級の警戒が必要と言えるでしょう。治安が悪いエクアドルの夜の街を出歩く時は車での移動にしましょう。

服装は、あまり華美にならないようにしましょう。エクアドルではなるべく目立たないようにすることが大切だと言えるでしょう。危険と隣り合わせにあることを自覚し、行動しましょう。

エクアドル観光での治安の悪い場所の見分け方

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エクアドルは治安が悪い国であることは理解できたでしょう。しかし、恐れてばかりいて、ホテルに籠っていては、せっかく海外旅行に来たのに何も経験ができません。

エクアドルにも素晴らしい場所はたくさんあり、どれも多くの人に訪れて欲しいエリアです。

安全にエクアドルを旅行するのに必要なのは、そこが安全な場所なのか、治安が悪い場所なのかを見分けることです。エクアドルで治安の悪い場所の特徴をいくつか挙げてみました。

ゴミや落書きが多い

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首都であるキトの街では繁華街も多く、アジア系やヨーロッパ系の観光客が夜でも出歩いているようです。しかしそれもホテルの近くや、レストランの側など、比較的清潔さを保たれているエリアに限ってのことです。

ゴミを捨てることに抵抗感の低い国民性のエクアドル人ですが、安全だと言われる場所では、ゴミや落書きといったものが目立ちません。

逆に、横道に入ってしまって、急に建物に落書きが目立ったり、足元にゴミが落ちていたりしているエリアは、危険な場所である可能性が強いので、早急に引き返しましょう。

人気の少なさ

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首都のキトには旧市街と新市街があります。ガラパゴス諸島に行く旅人がキトの街に滞在することは多いですが、多くの観光客は新市街のホテルを利用するようです。新市街のほうが人気が多く、安心できると言われています。

旧市街は長い坂が多かったり、道が迷路のようになっていて、オートバイ強盗などが犯罪を犯しやすい環境にあるようです。一番重要な点は、人気が少ないというところです。

キトに限らず、エクアドルでは人気の少ない場所は治安が悪い場所だと考えて、速やかに引き返すことが重要です。

エクアドル観光は情報収集をしっかり行い安全第一で行おう

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エクアドルはとても魅力的な国です。訪れる場所によってさまざまな景色を見せてくれます。確かに治安に関して問題のある国ではありますが、きっちりと防犯の対策を立てて観光すれば、きっと最高の思い出を残すことができるでしょう。楽しい旅行になるように、現地の最新情報を常にチェックし、安全面での対策を立てながら、観光を楽しみましょう。

橘亜月
ライター

橘亜月

家族にも呆れられる人形オタクです。見る側の気持ちによって表情を変える人形の写真を撮って人形劇ブログを作成するのが何よりの楽しみです。日々の忙しさにブログは休止中ですが、人形への愛は変わりません。

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