ゴミ袋の収納しやすいたたみ方
まずは、ゴミ袋を収納しやすくするためのたたみ方から考えていきましょう。ゴミ袋と言っても、自治体により指定している種類が違うかもしれませんが、基本的に大小のごみ袋に分かれます。それぞれのごみ袋のたたみ方を見てみましょう。
小さなゴミ袋のたたみ方
小さいごみ袋のたたみ方から解説します。小さいごみ袋をたたむ場合、まずごみ袋をまとめて取り出し、1枚分を上下に三つ折りにします。次に、三つ折りにした1枚1枚のごみ袋を重ねます。そして、それらのごみ袋をゴミ袋ケースに入れます。
小さいごみ袋のたたみ方はこれだけで、特に難しいことはありません。ゴミ袋ケースからたたんだごみ袋は簡単に取り出せるようになります。
大きなゴミ袋のたたみ方
続いて、大きなごみ袋のたたみ方です。45lサイズのごみ袋でたたみ方を説明しましょう。まず、袋からごみ袋を取り出しますが、今度は三つ折りではなく、四つ折りにします。これで4分の1にサイズが縮まります。そして、それぞれのごみ袋を重ねます。
あとは、小さなゴミ袋と同じようにゴミ袋ケースに入れて、取り出せるようにします。これまた簡単ですが、小さなゴミ袋のたたみ方は三つ折りで、大きなごみ袋のたたみ方は四つ折りと覚えておけばいいです。
きれいなごみ袋のたたみ方をすれば、1枚1枚がスムーズにケースから出てきます。逆に、いい加減なたたみ方だと、取り出しがしにくくなるので、できるだけ丁寧に作業しましょう。
ファスナーファイルに折りたたんだゴミ袋を収納
ファスナーファイルを使えば、きれいにたたんだごみ袋をうまく収納できます。その方法ですが、ファスナーファイルの後ろ側の中央部分をはさみで切り、切り口にマスキングテープを貼れば、ゴミ袋の取り出し口となります。
ファスナーファイルもマスキングテープも100均で売っています。この方法なら、簡単にゴミ袋の取り出しができるし、置き場所にも困ることはないでしょう。ゴミ袋ケースでは物足りないという人は、ファスナーファイルで一工夫しましょう。
ファスナーファイルのサイズですが、45l用のごみ袋ではB4くらいがちょうどいいです。一方、35lのごみ袋ではA4サイズが合っています。ゴミ袋の大きさに応じて、ぴったり合うファスナーサイズを使うようにしましょう。
ゴミ袋のたたまない・立てる収納
最初にごみ袋のたたみ方を紹介しましたが、たたまないで、立てる収納方法もあります。たたむのが面倒という人は、このようなたたまない収納方法のほうが利用しやすいでしょう。そんなたたまないごみ袋の収納術を見てみます。
仕切りスタンドを使う
無印食品からゴミ袋をたたまないで収納するのにピッタリ合う商品が販売されています。それは、仕切りスタンドで、ゴミ袋をいくつかに分けて収納できるようになっています。無印食品の仕切りスタンドは、仕切り幅が大きめのものと狭めのものがあります。
どちらの仕切りスタンドを使っても、ゴミ袋をたたまないで収納できますが。取り出しやすさの点では仕切り幅が大きいもののほうがいいでしょう。この場合は、ゴミ袋を4か所に分けて収納できます。
無印食品の仕切りスタンドは、棚にも引き出しにも設置できます。たたまないごみ袋をどこから出すのが一番使いやすいかをよく考えて、設置場所を決めるといいでしょう。
ファイルボックスを使う
ファイルボックスにも、ゴミ袋をたたまないで、立てて収納できます。ファイルボックスと言ってもいろいろな種類がありますが、ワイドタイプ、スタンダードタイプ、スリムタイプなど、置き場所やごみ袋の大きさに応じて選ぶといいでしょう。
ファイルボックスの置き場所ですが、シンク下に入れてもいいし、オープンシェルフの下に並べておくこともできます。オープンシェルフの場合、他の必需品も収納でき。いろいろな用途に利用ができるでしょう。
100均のセリアには、ちょうどいいファイルケースがあります。そのファイルケースにごみ袋を収納して書類ボックスに立てれば、見事にまとまります。このファイルケースはどこにでも設置できますが、冷蔵庫横の空いたスペースなども利用できます。
ハンギングホルダーを使う
ファイルボックス+突っ張り棒というアイデアもありますが、ハンギングホルダーを使うという手もあります。ファイルボックスに設置すれば、ゴミ袋のたたみ方を気にせずにきれいにすっきり収納できます。
ハンギングホルダーは、本来書類や説明書の整理に使うグッズですが、ゴミ袋の収納にも適しています。いくつものハンギングホルダーを使えば、ゴミ袋を何か所にも分けられます。
仕切りファイルを使う
仕切りファイルを使っても、ゴミ袋をたたまないで収納できます。それぞれのファイル入れにごみ袋を入れるだけですが、少し出しにくいのが難点です。それでも、ゴミ袋を多くの種類に分けられて、整理がしやすくなります。
仕切りファイルのいいところは、あまり場所を取らないことです。狭い場所に置いても、すっきりまとまります。スペースの有効利用を考えているのなら、仕切りファイルはグッドアイデアです。
クリアファイルを使う
少し立たせにくいですが、クリアフィルにもたたまないごみ袋を収納できます。クリアファイルは100均でも売っているので、安価に入手できます。クリアファイルは透明な作りになっているので、ゴミ袋の種類の確認がしやすいです。
クリアファイルもゴミ袋の出し入れがしにくそうですが、背の部分を後ろにしておけば、その問題は解決します。クリアファイルを何枚も用意して、背を後ろにすれば、使いやすくなることは間違いありません。
ティッシュボックスを使う
無印食品にごみ袋を立てて収納するのにちょうど適したティッシュボックスがあります。アクリル製で、透明なので、ゴミ袋とも色がマッチします。ただ、ゴミ袋をたたまないで収納はできませんが、並べて立てておくことはできます。
無印食品のアクリルティッシュケースには、かなりの数のごみ袋を収納できます。ゴミ袋をたくさん買い、ためている人には、ちょうどいい収納ケースを言えるでしょう。
ゴミ袋のかける・吊るす収納
たたまないで、立ててごみ袋を収納する方法に続いて、かける・吊るす収納方法です。たたまない収納方法も便利ではありますが、かける・吊るす収納方法にもメリットがあります。やはりごみ袋が取り出しやすく、使いやすいからです。
ハンガーに吊るす
一番簡単なごみ袋を吊るす方法は、ハンガーを使うやり方です。ハンガーにかけるだけでいいのですが、特におすすめなのが3本のバーが連なったタイプです。このタイプのハンガーはズボン用ですが、ゴミ袋もうまく吊るせて、とても重宝します。
ハンガーにごみ袋を吊るすと、取り出しがしやすく、いつでもごみ袋を使えます。特に、3本のバーが連なったハンガーの場合、数種類のごみ袋を分けて収納できるので、とても便利です。
3本のバーが連なったハンガーにはもう一ついい点があります。それは、収納場所が狭くても困らないことです。このタイプのハンガーの場合、スペースをほとんど取らないので、どこでも好きなように置けます。
可動式タオル掛けハンガーでゴミ袋収納という変わったアイデアもあります。この種のハンガーなら、シンク下の扉の内側に取り付けることができ、ゴミ袋がすぐに取り出せます。ハンガーのバーごとにごみ袋の種類も分けられます。
ニトリからは、すべりにくいスラックスハンガーというものが売られています。名称が示すように特殊加工で滑りにくくなっているので、ゴミ袋もズリッと落ちません。ハンガーにもいろいろな種類があり、ゴミ袋の収納用に探すのも面白いです。
ウォールラックに吊るす
100均のセリアで売られているアイアンウォールラックにごみ袋を吊るすという方法もあります。そのウォールラックを扉裏に付ければ、ゴミ袋がきれいに収納できます、ウォールラックのメリットは、ゴミ袋が見やすく、種類の確認がしやすいことです。
シンク下の扉の裏側にアイアンバーウォールラックを取り付ければ、必要な時にすぐゴミ袋を取り出せます。100均の製品とは言え、アイアンバーウォールラックは丈夫なので、長い間使えるでしょう。
突っ張り棒にひっかける
ハンガーやウォールラックにごみ袋を吊るすのも妙案と言えますが、突っ張り棒を使用するというのもなかなかいいアイデアです。突っ張り棒ならどこにでも設置でき、好きなようにゴミ袋を取り出せます。
突っ張り棒の設置でおすすめな方法は、ゴミ箱のすぐ近くに取り付けてみることです。ゴミ袋を吊るす突っ張り棒とゴミ箱がそばにあれば、すぐにゴミ袋を取り出して、交換ができます。手間いらずとはこのことで、突っ張り棒は非常に便利なグッズです。
突っ張り棒もダイソーなどの100均で手に入ります。デザインがいい突っ張り棒を選べば、ゴミ袋も格好よく収納できて、落ち着きます。
突っ張り棒を何段にもわたって設置すると、ゴミ袋の種類や大きさごとに分けることができます。下から順に小さなゴミ袋から大きなごみ袋としてもいし、その逆でも構いません。突っ張り棒は応用範囲も広いです。
それから、突っ張り棒を2本使って、1本はゴミ袋をかける用とし、もう1本の突っ張り棒はそれを押さえるのに用いるという方法もあります。これなら、ゴミ袋がプラプラせず、見た目もすっきりします。
ふきん掛けにひっかける
ふきん掛けは、ふきんを吊るすためのグッズですが、ゴミ袋をかけていけないということはありません。ふきん掛けにごみ袋をかけても、ハンガーや突っ張り棒同様、取り出しやすくて、使い勝手もとてもいいです。
ネットバッグにかける
大きなごみ袋をそのまま収納するのには向きませんが、100均で売られているネットバッグにごみ袋を吊るせます。ネットバッグは手ごろなグッズであり、ゴミ袋の収納でもしゃれた雰囲気が出ます。
大きなごみ袋をネットバッグに入れる場合は、折りたためばいいです。それで何枚も収納ができるようになり、取り出しも簡単です。
ゴミ袋を引き出しに収納
ゴミ袋をキッチンなどの引き出しに収納したいという人も多いでしょう。そのような人たちのために、便利な引き出し収納術をご紹介します。その中には、これまでの取り上げた収納方法もあるし、新しい方法もあります。
収納ケースにしまう
ゴミ袋を引き出しに収納しようというのなら、一押しの商品があります。それは、ニトリの「引き出し用ゴミ袋収納ケース」です。名称からしてとても役立ちそうですが、プラスチック製で、結構丈夫です。
ニトリの「引き出し用ゴミ袋収納ケース」の使い方ですが、まずゴミ袋を40枚真ん中に仕切れ板を入れながら折ります。次に、ケースを開けて、中に折ったゴミ袋を入れます。ケースを大きく開いてから入れるのがコツです。
これで、ケースの取り出し口からゴミ袋が1枚1枚取り出せるようになります。40枚もゴミ袋が入っているので、ぐにゃぐにゃになったりはしません。それから、取り出し口は十字になっていて、ゴミ袋がうまく取り出せるように工夫がされています。
ニトリの「引き出し用ゴミ袋収納ケース」には、縦タイプも横タイプもあります。引き出しに入れて使う場合、その引き出しのサイズや形でどちらかを選ぶといいでしょう。それから、大きなごみ袋だけでなく、小さなゴミ袋にも使えます。
一つおまけもあります。ゴミ袋の種類を分けるためのラベルシールが付いているのです。そのラベルシールには、20l、30l、45lなどのサイズが6種類、不燃ごみ、可燃ごみ、資源ごみなどの仕分け用も6種類入っています。
キッチン消耗品収納ケースにしまう
キッチン消耗品収納ケースという商品があります。この中の消耗品とは、ゴミ袋やポリ袋、レジ袋などを指すようです。キッチン消耗品収納ケースは100均でも売っているので、入手がしやすく、何個でも購入できます。
キッチン消耗品収納ケースは、どちらかと言えば小さなゴミ袋の収納に適しています。中には支え板がなく、大きなごみ袋の収納は難しそうです。色は何種類かありますが、ゴミ袋と合わせるさせるためには白などの色がよいでしょう。
キッチン消耗品収納ケースは、手ごろな大きさで、どこへでも置けます。もちろん、引き出しの中に入れることも可能です。ケースをきれいに並べれば、ゴミ袋も取り出しやすくなるし、見た目も落ち着いて、清潔感があります。
キッチン消耗品収納ケースは縦置きでも使えます。その場合は、引き出しではなく、棚などにおいて使うといいでしょう。縦置きでも横置きでも便利さに変わりはなく、ゴミ袋の取り出しは問題なくできます。
100均のファイルボックスにしまう
ファイルボックスを使ったゴミ袋の収納についてはすでに解説してありますが、これを引き出しの中に並べることもできます。何個も並べれば、サイズや種類ごとにごみ袋を整理でき、使いやすくなります。
ファイルボックスには比較的ゴミ袋を多く収納できるので、たくさん購入した場合に助かります。ゴミ袋は意外に使う頻度が多いので、引き出しにファイルボックスをまとめておくことで、ゴミ出しもスムーズに行くでしょう。
カゴにしまう
シンプルなゴミ袋収納と言えば、かごがあります。かごならうまくゴミ袋がまとまって、取り出しもしやすいです。と言っても、引き出しに入れるかごですから、大きいものでは用を足しません。小型のサイズのかごやバスケットを購入して、うまく収める必要があります。
ゴミ袋を各種ケースに収納する
ゴミ袋を各種ケースに収納する方法について解説しましょう。収納ケースと言ってもさまざまな種類がありますが、ここでは、セリア、無印食品、ダイソーなどの商品を取り上げてみます。よさそうなものがあれば、ぜひ購入してください。
セリアのおすすめグッズ
ゴミ袋の収納ケースとして、キッチン消耗品収納ケースを紹介しまたが、セリアからいい商品が販売されています。デザインはシンプルで、穴が開いていて、そこからゴミ袋を取り出します。ティッシュをティッシュボックスから取り出すような感覚で使えます。
セリアのキッチン消耗品収納ケースには、一体型の仕切り板がついています。これがあるおかげで、ゴミ袋の枚数が少なくなっても取り出しにくくなりません。100均の商品とは言え、グッドアイデアです。
サイズは、MとSがあります。ゴミ袋の収納に向いているのはMサイズです。Sサイズは、ゴミ袋というよりも、レジ袋や排水溝ネット、キッチン用ゴム手袋などの取り出しに合っています。
シールを使ってみよう
セリアのキッチン消耗品ケースは色がホワイトなので、いろいろなデザインができます。たとえば、シールを貼って、ゴミ袋の仕分けをしてもいいでしょう。ちょうどいいシールがセリに売られているので、ついでに購入しておくと便利です。
組み立て収納ケースもある
セリアでは、組み立て収納ケースも扱っています。組み立てと言っても大したことはなく、簡単に作れます。この収納ケースの場合、ゴミ袋と一緒に他の台所用品も置けて、使い勝手が非常にいいです。
無印良品のおすすめグッズ
すでに紹介したグッズも含まれますが、無印食品からもゴミ袋の収納にぴたりと合う収納ケースが売られています。いくつか挙げると、PPファイルボックス、アクリルティッシュケース、ポリプロピレンケースなどです。
無印食品のゴミ袋収納ケースは、どれも丈夫で、曲がったりしません。もちもよく、長い間使えます。そういう意味では、無印食品の収納ケースは一押しのグッズと言えるでしょう。
ダイソーのおすすめグッズ
100均の本家本元と言えばダイソーですが、そのダイソーにも優れたゴミ袋収納ケースがあります。たとえば、ファイルケースですが、他社のファイルケースに比べても決して見劣りがしません。
ダイソーのファイルケースの場合、背中側をカッターで切り取り、穴を開け、そこからゴミ袋を取り出すようにします。ケースの中には、適度な大きさに切ったスポンジシートを入れ、そこにゴミ袋をかければ、オリジナル収納ケースのできあがりです。
ダイソーのふた付きボックスは、ゴミ袋を隠して、収納するのにピッタリです。ゴミ袋はそれほど目立つ場所に置きたくないものですが、このボックスなら大丈夫です。また、ふたにラベルを貼っておけば、種類別に取り出せるようになります。
そのほかにも、ダイソーからはおすすめグッズがいろいろ販売されています。収納ボックス、突っ張り棒、ハンガーなど簡単にゴミ袋を収納できる商品はいくらでも見つけることができるので、ぜひダイソーに立ち寄ってください。
100均というと、面白みのある商品は扱っていないのではと思う人もいるでしょうが、どうしてどうしてゴミ袋収納に適した素晴らしい商品も多いです。今度100均に行ったら、自分で探してもいいし、店員に聞いてもいいので、いい収納ケースを見つけてください。
ゴミ袋のおしゃれな収納アイデア
いろいろなごみ袋の収納方法やグッズを紹介しましたが、ここでおしゃれな収納アイデアを取り上げてみましょう。ゴミ袋はシンプルなデザインとなっていますが、収納アイデアを工夫することで、少しはおしゃれに見えるでしょう。
クラフト封筒に切り込みを入れて立てる
クラフト封筒に穴を開けて、ゴミ袋を簡単収納というアイデアがあります。何枚もクラフト封筒を用意すれば、かなりの分量が入ります。クラフト封筒なら見た目も悪くないし、ゴミ袋が入っているという感じもしないし、すっきりします。100均で購入できます。
バッグ・ポーチに収納する
バッグ・ポーチをゴミ袋収納にというと、もったいないような気もしますが、100均のものなら心配ありません。背中側の真ん中に穴を開けて、ゴミ袋を出せるようにもできるし、ファスナー側からゴミ袋の充填もできます。
おしゃれな麻袋に収納する
おしゃれな麻袋にごみ袋を収納というアイデアもあります。麻袋なら中身はわからず、麻袋のデザインだけが目立ちます。また、たくさんあるゴミ袋をたたまないでも、折り曲げるだけで収納できて、非常に使いやすいです。
ストッカーを手作りする
ゴミ袋収納グッズというと、新しく買ってくるものというイメージがありますが、オリジナルストッカーをDIYで手作りすることもできます。たとえば、木箱があれば、その入り口におしゃれな板を貼り付けて、隙間からゴミ袋を取り出すなんてことも可能です。
ゴミ袋は100均の商品などでおしゃれに収納できる
ここまで、ゴミ袋のたたみ方、たたまない・立てる収納、かける・吊るす収納など、ゴミ袋の収納方法をご紹介しました。ゴミ袋の収納方法はいろいろありますが、100均にもいいグッズがあり、おしゃれに収納できるようになっています。ぜひ覗いてみてください。