RVボックスは別名コンテナボックス
RVボックスは別名「コンテナボックス」と呼ばれていて、アウトドア用品などの収納に使っているのをよく見かけます。RVとはレクリエーショナル・ビークルの略で、娯楽用の輸送手段という意味があります。そのため、RVボックスは移動可能な娯楽用の箱ということになります。
RVボックスは、車のトランクルームに入るサイズが多いです。車のルーフ上にRVボックスを積んでコンテナとして運ぶことも可能です。RVボックスに荷物を入れて車に積んで運べることも、RVボックスのメリットの一つです。もちろん、据え置きの収納にも使えます。
RVボックスは屋外で使える頑丈な収納ボックス
RVボックスは、ベランダやバルコニー、倉庫の端などに置いておくと重宝します。プラスチック素材ですがしっかり頑丈な作りになっているので、屋外で使用してもほとんど影響がありません。使う人のニーズに合わせて、屋外で収納できるように作られていると言っていいでしょう。
RVボックスを屋外に持ち出して使うことも可能です。薄型のタイプから大容量のものまで、サイズや種類もさまざまなので、車に楽に積み込めます。アウトドアでベンチやテーブルなどに代用できるので、荷物がかさばらずとても便利です。
RVボックスの耐久性
RVボックスが屋外で使用できると言っても、その耐久性は気になるところです。通常販売されているRVボックスについて、耐荷重、防水性の面から耐久性をチェックしてみたので、ここで詳しく解説します。
RVボックスの耐荷重
RVボックスは、プラスチック製で耐久性に優れているため、中に収納した物が外からの圧力に耐えられるようになっています。コンテナのような四角い形なので、ベンチにして座ったり、車の洗車時に踏み台に使ったりしても大丈夫です。
RVボックスには、棚などに積み重ねて置いても耐えられる頑丈さもあります。RVボックスを置くスペースが限られているのなら、下に重めのコンテナを置いて、上に積み上げればOKです。シリーズやカラーを揃えておけば、見た目もおしゃれにスタッキング出来るのでおすすめです。
RVボックスの防水性
RVボックスは防水性能が高いものが多く、種類によって完全防水のものもあります。屋外での使用するならば、必ず防水性をチェックしておくと良いでしょう。アウトドアで食器や食品を保管する場合、水やほこりはNGなので、衛生的にも防水性が高いものをおすすめします。
防水性が高いため、家の中に持ち込めない物や、泥や砂などの汚れが落ちにくい物など、屋外で保管する方が良い物については、RVボックスで収納するのがおすすめです。コンテナの中に雑多に入れておいても、フタを閉めておけばおしゃれに収納しておくことができます。
RVボックスの種類・サイズ
最近のRVボックスは、薄型やスリムなものから大容量のものまで、種類やサイズが豊富なので、さまざまな使い方ができるようになっています。ここでは、RVボックスの種類やサイズ別の特徴について詳しく解説しますので、自分にぴったりのRVボックスを探してみてください。
スタンダードタイプの特徴
スタンダードタイプのRVボックスは、種類やサイズのラインナップが豊富なのが特徴です。程良い大きさのため、持ち運びに優れていることもポイントです。使い方もさまざまで、フタを閉めれば、テーブルやベンチ、踏み台としても使えるため、レジャーやアウトドアで大活躍します。
浅型・深型タイプ(薄型タイプ)の特徴
底が浅めの薄型のRVボックスは、スタンダードタイプに比べて厚みがないのが特徴です。薄型であるため、タンスの上やベッドの下などの空いたスペースに収納することができます。棚の上に置く場合、持ち上げるのが大変になるため、あまり重いものを詰め込まないようにしましょう。
また、薄型のメリットを活かして、家具などの隙間に縦置きにして収納することも可能です。この時、中に入れたものがバラバラにならないように注意しましょう。薄型タイプを使って空いたスペースをうまく活用できれば、収納スペースが増えて便利です。
深型タイプは、縦置きの物をそのまましまえることができるので便利です。中に液体が入っているボトルなどを収納する時、縦にしまえれば液ダレの心配もありません。用途に合わせて薄型や深型のRVボックスを選ぶと良いでしょう。
スリムタイプの特徴
スリムタイプのRVボックスの特徴は、奥行があまりないことです。薄型タイプと同様に、スリムさを活かして隙間収納などに使うと、お部屋が広く使えるようになります。耐久性もあるので、上に重ねて収納もできます。スリムな形状を活かして、書類の保管用に使うのもおすすめです。
スリムタイプは、コンパクトカーやワゴンタイプの車にもおすすめです。トランクルームの奥行が狭いため、そのスペースを活用するためにはちょうどよい大きさです。フタの両側に取っ手が付いたタイプであれば、持ち運びも簡単にできます。
密閉タイプの特徴
密閉タイプのRVボックスの特徴は、フタのフレーム部分にパッキンを使用しているため、水やほこりに強いことです。使い方として、アウトドア用品や食器、食べ物などを入れて、コンテナごと保管するのに向いています。
小型で鍵付きの密閉タイプであれば、バイクの荷台にも付けることができます。固定用のベルトと合わせて購入すれば、バイクの移動中も安心です。密閉しておける分、中の物の劣化も防ぐことができるので、幅広く使うことが可能です。
大型タイプの特徴
大型タイプのRVボックスの特徴は、たっぷり収納できることです。ステーションワゴンタイプのラゲッジスペースや、軽トラックの荷台に積めるようなサイズのRVボックスがあるので、たくさん収納して移動することが可能です。
また、大型サイズであるため、収納する物のサイズをあまり気にせず、何でも雑多に入れて収納しておくことが可能になります。納戸の中やバルコニーで使う時は、適当に物を入れておいてもさほど問題はありません。
キャリー付きタイプの特徴
キャリー付きタイプのRVボックスの特徴は、物を詰め込んだ重いRVボックスを簡単に移動させることが可能なことです。棚の下などに置いていても、取っ手を引っ張ればキャリーケースのように自由に動かすことができます。フタの上に物を乗せて、一緒に移動させることも可能です。
キャリー付きのRVボックスを棚の上などに収納する場合は、キャスターロックがついたものを選びましょう。ロックがないと、何かの拍子にコンテナごと転がり落ちる可能性もあり、危険です。安全面を考えて、必ずキャスターロックをかけておきましょう。
バケツ型タイプの特徴
バケツ型タイプのRVボックスの特徴は、持ち運びやすい取っ手がついていることです。収納に使うのはもちろん、釣りや洗車の際のバケツ代わりにもなります。普段は釣具や洗車用具を入れておいて、必要な時にバケツとして使えばとても便利です。
フタは他のRVボックス同様頑丈に作られているので、座っても上に乗っても問題ありません。取っ手のハンドルにホースホルダーが付いているタイプもあるので、一つあれば多くのシーンで活躍します。
RVボックスの使い方
RVボックスは、使い方一つですっきりと収納ができるので、幅広く使うことができます。ここでは、RVボックスの便利な使い方について紹介するので、自分に合った収納方法を見つける参考にしてください。
収納グッズとして使う
RVボックスは、収納グッズとする使い方が一般的です。分類して収納すれば、中の物の出し入れが便利になります。細々した物をまとめて入れたり、一時的にストックするための保管場所として使うのも良いでしょう。おもちゃ箱や食料品のストッカーとして使うのもアリです。
収納する物の高さに合わせて、薄型や深型のタイプのものを選ぶと、フタを開けても中の物が分かりやすくて便利です。中がぐちゃぐちゃになるのが困るのであれば、仕切りが付いているタイプもおすすめです。室内でも屋外でもどこにでも収納できるので、安心して使えます。
インテリアとして使う
最近はRVボックスのカラーバリエーションも豊富です。そのまま部屋の中に置いて、おしゃれなインテリアとして「見せる収納」という使い方もおすすめです。好みのカラーを選んで、お部屋をカジュアルにもモダンにも飾ることが可能です。
収納力もバッチリで、多少の衝撃にも耐えられるので、雑に扱っても大丈夫です。分類別にして、いくつか同じRVボックスを揃えておけば、並べて置くだけでも統一感が出て素敵なインテリア収納に変わります。
宅配ボックスに使う
鍵付きのRVボックスは、宅配ボックスとして使うと便利です。耐久性も防水性もあるので、玄関脇や屋外に置いておけば、留守中の荷物の保管も可能です。RVボックスを置くスペースにもよりますが、どんな大きさの荷物にも対応できるように、大きめのものを選ぶと良いでしょう。
アウトドアに使う
RVボックスはアウトドアにぴったりです。いろんなサイズのRVボックスがあるので、さまざまな利用の仕方が可能です。ミニサイズのものは楽に持ち運びできるので、子供と公園へ遊びに行く時に、レジャーシートや遊び道具などを入れて持っていくという使い方もおすすめです。
バーベキューやキャンプの時にも、RVボックスは大活躍します。食材や食器などを運ぶためのコンテナとしてはもちろんのこと、テーブルにも椅子にもなるので、荷物がかさばらなくなります。汚れても水洗いでOKなので、お手入れも簡単です。
アウトドア用品はサイズも種類もさまざまです。アイテムの大きさや形に合わせて、スタンダードタイプ、大容量タイプ、スリムタイプ、薄型や深型タイプなど、いくつか揃えておくと便利に持ち運びできます。
RVボックスの収納アイデア
コンテナとしてのRVボックスの使い方はさまざまですが、収納のバリエーションもたくさんあります。たくさんの収納アイデアのうち、誰でも手軽に活用できる使い方についてご紹介します。このアイデアを利用して、自分に合った使い方を見つけてみてください。
小物を収納する
RVボックスの一般的な使い方は物を収納することですが、収納する時にひと工夫すれば、とても便利に使うことができます。小物を収納したい時には、種類別に分類して入れるのがおすすめです。収納庫に同じサイズのRVボックスを揃えて並べると、見栄えもすっきりします。
細々とした小物であれば、小型タイプや薄型タイプのRVボックスに収納すると便利です。フタを開ければ簡単に中の物が確認できます。楽に出し入れも可能なため、すっきりと収納できること間違いなしです。
防災グッズをまとめて収納する使い方もおすすめです。キャスター付きのものに入れておけば、急いで持ち出すことができるので便利です。園芸用品など庭で使うような小物をコンテナ内にまとめて収納して、ベランダやテラスに置いておくという使い方も良いでしょう。
使用頻度が低いものをまとめて収納する
季節ものや年に数えるくらいしか使わない物など、通常より使用頻度が低いものの収納に困っている方は多いでしょう。そのまま納戸や収納庫に置くと場所を取るのであれば、RVボックスにまとめて収納すると便利です。そしてコンテナごと納戸や収納の奥に入れておきましょう。
ただ、使用頻度が低いからといって、やみくもに入れてしまうと、取り出すときに面倒になります。サイズが大きいRVボックスだと、出し入れだけで疲れてしまうこともあるでしょう。まとめて入れるにしても、ある程度の種類に分けてコンテナの中に入れることをおすすめします。
シーン別に分類して収納する
RVボックスに収納する場合、シーン別に分類する方法もおすすめです。アウトドア用品でも、釣り、キャンプ、サイクリングなど目的によってアイテムのサイズや種類も変わりますし、その都度準備するのも大変です。
釣り用のコンテナ、キャンプ用のコンテナのように、シーン別にRVボックスを分けておくと、必要なコンテナだけ持っていけば良いので、準備が楽です。忘れ物をすることもありません。帰って来たら元の位置に戻すだけで良いので、保管するにも便利です。
仕切りを利用して収納する
RVボックスのサイズが大きい場合、中に雑多に入れてしまうとごちゃごちゃになってしまい、欲しいものを見つけるまで時間がかかることがあります。コンテナの中をすっきりさせたい時は、仕切りをすることで解決します。
コンテナの中を仕切れば、フタを開ければ入っている物をある程度確認できますし、物の出し入れがしやすくなります。予め仕切りがついているタイプもありますが、ついていなければポリスチレン素材の仕切り版などで代用すると良いでしょう。
100円ショップにある収納ボックスなどを活用して、コンテナの中に隙間なく詰めればスムーズに整理整頓できます。収納するアイテムの種類ごとに仕切るだけで、出し入れも保管も便利になります。100均の便利な収納ボックスを紹介している記事があるので、参考にしてください。
おすすめのRVボックス
いろいろなメーカーからたくさんの種類のRVボックスが販売されているので、それぞれの特徴を活かして、便利に使うことができます。ここでは、より便利に使うことができるおすすめのRVボックスについて紹介します。
アイリスオーヤマのRVボックス
アイリスオーヤマのRVボックスは、サイズも種類も豊富に揃っています。スタンダードタイプの耐荷重はすべて80kgと非常に頑丈で、ベンチや踏み台などフタの上に人が乗っても問題なく使うことができます。薄型のものから160Lの大容量タイプまで、用途に合わせて選べます。
車のトランクにすっぽり入る種類のRVボックスもあり、サイズは軽自動車仕様、コンパクトカー仕様、ミニバン・ワゴン仕様の3つです。それぞれ底の浅い薄型と深型のタイプがあるので、車のトランクをすっきりさせたい方におすすめです。
他にも、密閉タイプ、バケツ型タイプ、キャスター付きなどのRVボックスも揃っています。サイズや種類が違っても、カラーを統一して揃えれば、棚や納戸に並べても、見栄え良くおしゃれに収納することができます。
CAPTAIN STAG(キャンプテンスタッグ)のRVボックス
アウトドア用品が豊富なCAPTAIN STAG(キャンプテンスタッグ)が販売するRVボックスは、おしゃれなミリタリー風の外観が特徴です。人気の「ツールボックス」は耐荷重が80kgで、安心して長く使えます。
頑丈な作りなので、アウトドアで使う器具やアイテムを収納しておけば、どこへでもしっかり安全に運ぶことが可能です。シンプルなデザインなので、シールを貼り付けたり、自分好みにアレンジすればよりおしゃれに使えます。
Astage(アステージ)のRVボックス
Astage(アステージ)が販売するRVボックス「アクティブストッカー」は、アウトドアはもちろんのこと、DIY用品や工具類、カー用品などを収納するのに最適な作りになっています。耐荷重はしっかり80kgで、ベンチや踏み台として使用でき、スタッキングも可能です。
使用しない時は、トランクを入れ子状態にして積み重ねれば、スペースを取ることなくしまっておくことができます。キャスター付きで、錠前用の鍵穴がも付いているので、しっかりと保管管理が可能な商品です。
TRUSCO(トラスコ)のRVボックス
TRUSCO(トラスコ)のおすすめは、魅力的なシンプルデザインの「トランクカーゴ」です。落ち着いたオリーブ色で、どこに置いても馴染むデザインなので、リビングのインテリアとしても素敵です。キャンプ場にも最適です。
フタの耐荷重は、小型タイプで100kg、大きめサイズではなんと200kgです。人が体重をかけて座ったり、上に乗ったりしてもビクともしません。一人で持ち運びできるサイズなので、どこへでも案単に移動させることが可能です。
RING STAR(リングスター)のRVボックス
RING STAR(リングスター)が販売するRVボックスは、強く頑丈な箱を追求して作られています。「Starke-R」の素材は、自動車のバンパーにも使われるもので、耐久性は抜群です。耐荷重は驚きの600kgで、ベンチや踏み台、スツールとしても最適です。
無骨でタフなデザインの外観が印象的で、多くのアイテムを収納できるのも魅力です。付属の薄型の中皿を使えば、小物の整理も簡単にできます。ハンドルが付いているので、持ち運びがとても簡単です。カラーは、ベージュとオリーブの2種類から選ぶことができます。
リスのRVボックス
リスの「トランクカーゴ」は、タフさが特徴です。耐荷重が100kgもあるので、非常に頑丈な作りになっています。フタの上に人が乗っても問題なく、ハードな場面でも活躍すること間違いなしです。
ロック機能が付いた取っ手で、多少詰め込んでもしっかりと収納することができます。デザインがシンプルなので、玄関先やベランダに置いても圧迫感もなく、リビングに置いてもおしゃれなインテリアになります。頑丈なRVボックスを探している方におすすめです。
RVボックスを含めた収納方法はたくさんあります。以下の記事では、ベランダや納戸での便利な収納方法を紹介しています。今回ご紹介したRVボックスの収納方法と合わせて、ぜひ参考にしてみてください。
無印良品のRVボックス
無印良品の収納ボックスも上級キャンパーに人気の品です。ポリプロピレン素材のしっかりした作りで、屋外でも室内でも安心して使えます。耐荷重が100㎏と頑丈で、アウトドアでベンチやテーブルとして活躍します。飽きのこないシンプルなデザインで、インテリアにも使えます。
RVボックスはコンテナ型で大きいので収納に便利
RVボックスは、使い方のバリエーションが豊富で、さまざまなシーンで活躍する便利グッズです。薄型やスリムタイプ、バケツ型などいろいろありますが、迷った時はスタンダードタイプのコンテナ型のものを使ってみてください。その大きさが収納に便利なのです。
便利だと分かれば、RVボックスを手放せなくなります。そこから、今回ご紹介した使い方を試してみてください。ますますRVボックスの良さが分かるはずです。さまざまなアイデアを駆使して、オリジナルのRVボックスの使い方を見つけてみてください。