くるりんぱのやり方を覚えて可愛くなろう!
「くるりんぱ」は手軽で簡単、かわいいヘアアレンジの定番です。くるりんぱのやり方のコツをつかめば、朝の忙しい時間でもサッとアレンジできます。
ねじりや三つ編みなどと組み合わせたり、くるりんぱを2段・3段と重ねることで、さまざまなヘアアレンジを楽しむことができます。くるりんぱは髪が短くてもできるアレンジもあるので、基本のやり方を覚えて可愛いくなりましょう。
基本的なくるりんぱのやり方
基本的なくるりんぱのやり方を5つの手順に分けまとめました。くるりんぱのヘアアレンジは簡単!と紹介されることが多いですが、中には難しくてできないという人もいるでしょう。
くるりんぱができない人は、基本的なくるりんぱのやり方をマスターしましょう。ヘアゴムを1本用意してください。ここからは、基本的なくるりんぱのやり方について紹介します。
やり方手順①耳上でまとめた髪をゴムで結ぶ
1つ目に紹介する基本的なくるりんぱのやり方は「やり方手順①耳上でまとめた髪をゴムで結ぶ」です。まず、くるりんぱする髪をヘアゴムでまとめます。
トップの髪は、サイドを残して弧を描くようにまとめるときれいに仕上がります。結び目をきつくしてしまうと髪を通すことができないので、くるりんぱができなくなります。ヘアゴムを下にずらして、結び目に余裕を持たせましょう。目安は3cm程度です。
くるりんぱに使うヘアゴムは、シリコンゴムのような細いタイプを使いましょう。結び目がゆるいと崩れてしまうので、太いヘアゴムはくるりんぱアレンジに不向きです。
やり方手順②緩めた結び目を半分に
2つ目に紹介する基本的なくるりんぱのやり方は「やり方手順②緩めた結び目を半分に」です。ヘアゴムの結び目を緩めたら、髪を通すために隙間を作ります。結び目の中心から半分に分けましょう。穴の位置が左右にずれてしまうと仕上がりに影響が出るため、しっかり真ん中で分けましょう。
やり方手順③隙間に毛束を通す
3つ目に紹介する基本的なくるりんぱのやり方は「やり方手順③隙間に毛束を通す」です。作った隙間に毛束を通しましょう。なるべく結び目に近い位置を中心に、隙間に押し込む感じに通すと崩れにくいです。
毛束を通すのが難しい場合は、隙間の下からどちらかの指を出し毛束を掴んで通しましょう。それでもできない場合は、道具を使い毛束を通しましょう。くるりんぱにおすすめの道具については、最後の項で詳しく紹介します。
やり方手順④毛束を引っ張る
4つ目に紹介する基本的なくるりんぱのやり方は「やり方手順④毛束を引っ張る」です。隙間から通した毛束を引っ張ります。結び目をしっかり持ち、真っすぐ下方向に引っ張ります。ゆっくり引っ張ることで、崩れ防止になります。
次に、左右それぞれに毛束を持ち横方向に引っ張ります。きつめにしっかり結ぶことで、より崩れにくくなります。
やり方手順⑤整えて完成
5つ目に紹介する基本的なくるりんぱのやり方は「やり方手順⑤整えて完成」です。最後に、崩しながら整えて完成です。崩すときは間隔を開けながら少量の毛束を引き出します。トップの髪は、隙間を作った部分を隠すよう中心に向かって引き出します。
以上が基本的なくるりんぱのやり方です。繰り返し練習をして、やり方を覚えましょう。慣れれば数分でアレンジすることができます。
くるりんぱが上手くできない時の簡単なコツ
くるりんぱが上手くできない時の簡単なコツを3つピックアップしました。基本のくるりんぱのやり方でも上手くできない時は、コツがしっかり掴めてない可能性があります。くるりんぱは簡単なコツを掴むことで上達します。
くるりんぱが上手くできない時の簡単なコツと比較して、くるりんぱができない原因を探りましょう。ここからは、くるりんぱが上手くできない時の簡単なコツについて紹介します。
髪の量は少なめ
1つ目に紹介するくるりんぱが上手くできない時の簡単なコツは「髪の量は少なめ」です。ハーフアップの場合は、サイドを残し弧を描くようにトップをまとめることで見た目が綺麗に仕上がります。
耳から上半分をまとめるのは、髪の量が多すぎるのでNGです。くるりんぱしてねじった部分がボリューミーになってしまい、見た目のバランスがよくありません。髪の量は少なめにすることで、くるりんぱが上手にできます。
ゴムの位置は下め
2つ目に紹介するくるりんぱが上手くできない時の簡単なコツは「ゴムの位置は下め」です。ヘアゴムで髪を結ぶときは、毛先を通しやすいよう余裕をもって下めにしましょう。目安は3cm程度です。基本的なくるりんぱのやり方の項で紹介したように、一度結んでから下にずらすと簡単です。
下の位置で結ぶことで程よいルーズ感が生まれ、ゆるふわな可愛い雰囲気になります。また、作った隙間を隠すことができない「われりんぱ」を防ぐ効果もあります。
ヘアゴムは、美容師さんも使っているシリコンゴムがおすすめです。細めのヘアゴムを使うことで、目立たず崩れにくいくるりんぱが作れます。
最後に必ず「崩し」
3つ目に紹介するくるりんぱが上手くできない時の簡単なコツは「最後に必ず崩し」です。くりりんぱは、ゆるふわな可愛さが魅力です。しっかり結んだあとは、必ずバランスをみて崩しましょう。
髪を崩すときは、必ず結び目を片手で抑えて髪を引っ張り出します。結び目を押さえていないと、余分な髪まで引っ張ってしまいます。また、間隔をあけて髪を引っ張ることも大切です。結び目より上は隙間を隠すように引っ張り、トップとねじった部分も少量を引き出していきましょう。
くるりんぱの可愛いヘアアレンジ
くるりんぱの可愛いヘアアレンジを「ショート・ボブ」「ミディアム・ロング」に分けてそれぞれ2つずつピックアップしました。くるりんぱは髪の長さを選ばすアレンジできるヘアスタイルです。
基本的なくるりんぱのやり方ができるようになったら、ぜひチャレンジしてください。ここからは、くるりんぱの可愛いヘアアレンジについて紹介します。
ショート・ボブ
1つ目に紹介するくるりんぱの可愛いヘアアレンジは「ショート・ボブ」です。髪が短いショートやボブは、ヘアアレンジが限られるため毎日同じヘアスタイルになってしまうと悩んでいる人も多いでしょう。くるりんぱを使ったアレンジであれば、ショートやボブでも可愛く仕上げることができます。
髪が短いからと諦めず、毎日のヘアスタイルにくるりんぱを取り入れ可愛くなりましょう。ここからは、ショート・ボブにおすすめのくるりんぱの可愛いヘアアレンジを2つ紹介します。
くるりんぱ×ハーフアップ
1つ目に紹介するショート・ボブにおすすめのくるりんぱの可愛いヘアアレンジは「くるりんぱ×ハーフアップ」です。くるりんぱを2段作ることで、ふんわり感をアップさせるヘアスタイルです。簡単にできるのに、手の込んだヘアスタイルに見えるアレンジです。ヘアゴムを2本用意しましょう。
基本的なくるりんぱのやり方やコツの項でも紹介したように、サイドの髪を残し弧を描くようにトップだけ下めに結びます。くるりんぱをしてきつく結びなおしたら、結び目を押さえながら隙間を埋めるようにバランスよく少量ずつ髪を引き出し崩します。
残しておいたサイドの髪をくるりんぱの下で結び、同じようにくるりんぱして崩します。毛先をカールさせて完成です。バレッタやポニーフック、マジェステなどの飾りをつけるとおしゃれです。
2段目のくるりんぱは「ロープ編み」「三つ編み」「ねじり編み」などと組み合わせることでアレンジの幅が広がります。
サイドくるりんぱ
2つ目に紹介するくるりんぱの可愛いヘアアレンジショート・ボブは「サイドくるりんぱ」です。後ろで結ぶほど髪が長くない場合は、サイドにくるりんぱを取り入れましょう。左右どちらかを1回くるりんぱする場合はヘアゴム1本、2段の場合は2本、両方くるりんぱする場合は2本以上用意しましょう。
まず、左右どちらかにくるりんぱするやり方を紹介します。顔周りの髪を残して、トップを6:4か7:3に分けます。多く分けた方の髪をヘアゴムで結んでくるりんぱします。髪を引き出し崩して完成です。ヘアゴムを隠すようにヘアアクセサリーをつけましょう。
くるりんぱを3段に重ねると、編み込み風に仕上げることができます。ショート・ボブでもサイドであれば可能なヘアアレンジです。
左右両方の髪を耳にかける場合は、くるりんぱを取り入れましょう。それぞれくるりんぱをして崩し耳にかければ完成です。運動やデスクワークなど横髪がうっとおしいと感じるときにおすすめです。
ミディアム・ロング
2つ目に紹介するくるりんぱの可愛いヘアアレンジは「ミディアム・ロング」です。ミディアムやロングは、髪の長さを活かしてさまざまなヘアアレンジができます。
暑い季節は首元をすっきりさせるポニーテール、髪をおろしたい気分のときはハーフアップ、ドレスアップにはアップヘアなどその日の気分や服装などに合わせて可愛く仕上げましょう。ここからは、ミディアム・ロングにおすすめのくるりんぱの可愛いヘアアレンジを2つ紹介します。
くるりんぱ×ローポニー
1つ目に紹介するくるりんぱの可愛いヘアアレンジミディアム・ロングは「くるりんぱ×ローポニー」です。
定番のポニーテールは、くるりんぱを加えるとおしゃれで可愛いヘアスタイルに仕上げることができます。ローポニーにすることで、大人っぽい雰囲気になります。ヘアゴムを2本用意しましょう。
両サイドを残し、残りの後ろ髪を下の位置で結びくるりんぱします。結び目を押さえながら崩しましょう。残した両サイドは分け目を隠すようにくるりんぱの上までねじり結びます。くるりんぱをして崩し、ポニーテールのくるりんぱの中に入れ込みます。
毛先をヘアアイロンで巻いて完成です。くるりんぱを下に重ねていくヘアアレンジとはまた違った印象になります。ヘアアクセサリーなどで飾りましょう。
くるりんぱ×三つ編み
2つ目に紹介するくるりんぱの可愛いヘアアレンジミディアム・ロングは「くるりんぱ×三つ編み」です。くるりんぱと三つ編みを組み合わせた、初心者でも簡単にできるアップヘアです。ヘアゴム2本とアメピンを用意しましょう。
おくれ毛を残し、耳から上半分の髪を左寄せで結びます。くるりんぱをして崩します。残りの髪を右寄せで結びます。くるりんぱをして崩します。
毛先を三つ編みにしてほぐし、結び目が見えないように毛先を折りたたみます。上半分のくるりんぱに寄せるようにアップしてアメピンで留めます。おくれ毛を巻いて、全体をバランスよく崩して完成です。
くるりんぱに使える道具
隙間から毛先を通すことが難しくて、どうしてもくるりんぱが上手くできないという不器用さんもいるでしょう。また、もっと簡単で手軽な方法を知りたいという人にもおすすめの道具がありますここからは、くるりんぱに使える道具について紹介します。
くるりんぱスティックが優秀!
くるりんぱに使える道具は「くるりんぱスティック」が優秀です。くるりんぱスティックとは、簡単に毛束を髪に通すことができる道具です。毛束を引き抜きやすい楕円形と毛束をキャッチするクシ付きの道具や雫型のクシなし道具など、メーカーにより特徴の違いがあります。
くるりんぱスティックは「ヘアアレンジ」「アレンジポニー」などという商品名で販売されている店舗もあります。大小2本セットになっている商品が多いです。
100円ショップやしまむらなどで販売している安い商品もありますが、柔らかすぎて使いにくいという口コミもあります。心配な人は少し高価な商品を購入しましょう。
くるりんぱスティックがあれば、ヘアゴムに髪を巻き付けることも簡単にできます。さまざまな使い方ができるので、1本持っているとアレンジの幅が広がります。不器用さんでもくるりんぱスティックを使えば簡単にできるでしょう。ここからは、くるりんぱスティックの使い方について紹介します。
くるりんぱスティックの使い方
くるりんぱに使える道具「くるりんぱスティック」の使い方を紹介します。まず、お好きな位置で髪を結びます。次に、くるりんぱスティックを結び目より上の中央にさします。柄の部分が隠れるくらい、奥までしっかりさしましょう。
最後に、くるりんぱスティックの輪に毛束を通して引っ張り完成です。毛束をくるりんぱスティックの輪に通すときは、なるべく結び目に近い位置から通すと入れやすいです。また、くるりんぱスティックを引っ張るときは、通した毛先が戻らないように押さえ下向きに動かしましょう。
あとは、基本のやり方と同じです。毛束を引っ張り結び目をしっかり固定し、バランスよく崩しましょう。隙間に毛先を通すことができない人にはぜひ試してほしいくるりんぱの道具です。
くるりんぱのやり方は3つのコツで簡単!
ヘアアレンジのくるりんぱ、紹介した基本的なやり方と3つのコツをつかめば簡単に綺麗にできます。不器用さんはくるりんぱに使える道具を利用することで簡単にできるようになるでしょう。
ショート・ボブ・ミディアム・ロングなと、どの長さの髪でもアレンジできるくるりんぱで可愛くなりましょう。