初めて髪を染める前に確認するポイント
初めて髪を染める人は、どのような色にしたら良いのか分からない人も居るでしょう。自分で髪を染める人も居れば、プロにお願いする人も居ます。美容師にお願いすれば、自分に合ったカラーを見つけてくれます。ここでは、初めて髪を染める前に確認するポイントについてご紹介していきます。
染める時のトレンド
初めて髪を染める人は、自分で好きなカラーにする前に、トレンドを確認しておきましょう。今流行の髪の色は何かをまずは確認しましょう。
流行の色を確認した上で、自分には何色が似合うのかを合わせるという方法もあります。流行はその時だけなので、もしも今の髪の色が飽きてしまえば、またトレンドを確認して染めることが出来ます。
パーソナルカラーの判断
自分の好きな色や流行の色を取り入れ、どんなに綺麗に髪の毛が染まっていても、自分に合っているかどうかは別になります。
髪の毛の色が自分の肌に合っていないと、暗く見えてしまう可能性があります。人の印象は見た目で決まると言われているため、元々暗い印象のある人は明るめの髪色にすることをおすすめします。
今では、パーソナルカラーなど、自分の髪に似合うカラーを診断するサイトもあるため、初めて髪を染める人は利用するのもおすすめです。
ライフスタイル
初めて髪を染める人は、自分の好きな色にしがちですが、ライフスタイルに合わせる必要もあります。職場や自分のライフスタイルに合った髪色にしないと、後々トラブルになる可能性があります。
職場でヘアカラーの規定があるにも関わらず、金髪にしてしまうのは、上司に怒られるだけでなく、規定違反となる可能性があります。
さらに、ママ友の印象が悪くなってしまう可能性があるため、ライフスタイルに合わせて、明るめにするのか暗めにするのかを決めることをおすすめします。
初めて髪を染める人は、冒険したいと思っている人もいるようです。美容室で染めるにしても、短期間で髪を何度も染め直すのは髪を傷めてしまうので、ライフスタイルに合ったヘアカラーにすることをおすすめします。
ファッションの系列
初めて髪を染める人は、今までとは大きく違った色にする人も少なくありません。しかし、髪色を変えるとファッションも大きく変えなければいけません。
今まで、黒髪だったため、落ち着いた服を着ていた人でも、髪を明るめにすれば、服も今までとは違うものを探す必要があるでしょう。
初めて髪を染める前に確認したい似合う明るさ
髪の色は自分の好きなカラーにすれば良いという訳ではありません。初めて髪を染める人は、何色にして良いか分からない人も居るでしょう。自分に似合う髪色は、パーソナルカラーで診断することが出来ます。ここでは、初めて髪を染める前に確認したい似合う明るさについてご紹介していきます。
パーソナルカラーに似合う明るさが違う
初めて髪を染める人は、パーソナルカラーを診断し、自分に合うカラーを見つけることをおすすめします。1つ目の質問で、自分の肌の色はイエロー系かピンク系か確認しましょう。
イエロー系と答えた人は、次は瞳は何色か確認しましょう。瞳の色が明るめという人は「Spring(春)」タイプ、暗めの人は「Autumn(秋)」タイプです。
肌の色がピンク系と答えた人は、自分のイメージがどちらに近いのか確認してみましょう。優しく柔らかいイメージの人は「Summer(夏)」タイプ、クールなイメージの人は「Winter(冬)」タイプになります。
春
春は、元気でフレッシュなイメージがあります。実年齢よりも若く可愛らしいイメージがあり、春は桜の季節ということもあるため、コーラルピンクなどの髪色が似合う様です。
フレッシュなオレンジ色など、透き通った明るさのあるカラーも春タイプの人にはおすすめです。ピンク色にも種類があるため、全てのピンクが春タイプの人に似合う訳ではありません。
青みがかったローズ系のピンクやくすんだピンク系の色は、暗い印象を与えてしまうため、明るめの透き通ったピンクにすることをおすすめします。
夏
夏タイプの人は、上品でエレガントな印象を与えるタイプでもあります。春タイプの人のように明るさのある透き通った色よりも、ローズピンクやラベンダーなどの少し青みがかっているカラーがおすすめです。青みがかった色は、品があり、上品な印象を与えてくれます。
青みがかった色は、落ち着いた色ですが、あまり暗すぎてしまうと、全体的に暗めの印象になってしまうため、暗すぎず、落ち着きすぎないカラーを選ぶことをおすすめします。夏タイプの人は、青色をベースとして、爽やかな印象になるカラーを取り入れると良いでしょう。
秋
秋タイプの人は、大人っぽく知的な印象を与えることが出来ます。そのため、あまり明るすぎてしまうと、自分の印象からはかけ離れてしまうため、シンプルな髪の色でまとめることがポイントです。カーキ系の色やマットブラウンなど、シンプルな色で染めると大人っぽい印象になるでしょう。
冬
冬タイプの人は、クールでスタイリッシュな印象を与えることが出来る人です。冬タイプの人に似合う髪の明るさは、ワインレッドやパープルなど、はっきりとしたカラーがおすすめです。
クールな印象の人は、化粧もはっきりとしたものをしている人が多いでしょう。そのため、髪色もはっきりとしたカラーにすることで、クールな印象になるでしょう。
初めて髪を染める前に確認したいトーン表
美容室で髪を染める人は見たことがある人も居ますが、トーン表というものがあります。髪の明るさを表した表の事で、数字によって髪色の明るさが異なるようです。ここでは、初めて髪を染める前に確認したいトーン表についてご紹介していきます。
5トーン以下
髪を染めている人が、髪を黒に染める時は5トーン以下にするのが基本です。日本人は、黒髪の人がほとんどですが、日本人は4~5トーンの明るさのため、かなり真っ黒な髪色になります。そのため、5トーン以上になれば、黒髪ではなく、明るめの色になります。
6・7トーン
6・7トーンは、黒髪よりも少し明るめの色になります。そこまで明るくなく、ナチュラルなので、初めて髪を染めるという人にもおすすめのトーンです。仕事などで、あまり髪を染めれない人も居るでしょう。
6・7トーンであれば、仕事でも支障がない場合もあるため、少し髪を染めたいという人にはおすすめのトーンです。
8・9・10トーン
8・9・10トーンは、5トーンに比べると、かなり明るめの色になります。普通にしていても明るいですが、照明が当たると、かなり明るさが目立ちます。
職場でヘアカラーの規定が厳しい場合には、8・9・10トーンの髪色は無理があるでしょう。8・9・10トーンは、かなり明るいですが、透明感が出しやすい色でもあることから、人気のカラーでもあるようです。
11・12トーン
11・12トーンは、限界の明るさになります。髪を染めると色落ちしますが、11・12トーンの髪の人が色落ちするとオレンジっぽくなります。
日本人は地毛が黒の人がほとんどのため、11・12トーンで髪を染めると、髪が伸びた時の差が目立てしまいます。髪の毛が伸びて、色が目立ってきたら、染め直すことをおすすめします。
13・14・15トーン
13・14・15トーンは、ブリーチをした時の色になります。就活中などに、13・14・15トーンの髪色にしてしまうと、印象は良くありません。職場で髪型・髪色自由というところ以外では禁止レベルになります。ブリーチは、かなり髪へのダメージがあります。
白髪染めのトーン
白髪染めの場合は、6・7トーンがおすすめです。それよりも明るくしたいという人もいるでしょう。しかし、8トーン以上で白髪染めをしようとすると、色が浮いてしまい、上手く染まらなくなり、余計に白髪が目立ってしまう可能性があります。そのため、6・7トーンで染めることをおすすめします。
初めて髪を染める前に確認したい似合う色
髪の色は、全ての色が自分に似合うという訳ではありません。明るさもそれぞれ違うため、自分にあったカラーを見つける必要があります。自分はどのような人になりたいのかで選ぶと良いでしょう。ここでは、初めて髪を染める前に確認したい似合う色についてご紹介していきます。
ブラウン系のヘアカラーが似合う人
ブラウン系には、チョコレートブラウンやアッシュブラウンなど種類もあります。チョコレートブラウンは、明るさも落ち着いているため、年齢問わず好感度が高い色でもあります。ボブヘアにし、毛先を外巻きにすれば、今風の髪型になります。
ベージュ系カラーが似合う人
ミルクティーベージュやアッシュベージュなど、ベージュ系にも種類があります。ベージュ系は透明感があり、種類によっては落ち着いた印象を与えるものや、少し冒険をしたい人におすすめなベージュ系のカラーなどがあります。初めて髪を染めるという人は、ベージュ系にするのもおすすめです。
グレー系のヘアカラーが似合う人
グレー系のヘアカラーは、柔らかく落ち着いた雰囲気のある人におすすめです。グレー系は、黒に近いですが、透明感があり、少し印象を変えたいという人にはおすすめのカラーです。
ロングでもショートヘアにもおすすめで、就活中やヘアカラーで規定がある職場でも問題がないでしょう。
赤やピンク系のヘアカラーが似合う人
赤やピンクと聞くと、派手な色を想像する人も居ますが、そこまで目立つ色ではありません。ラブリーな愛され女子には、赤やピンク系のヘアカラーがおすすめです。
大人っぽくまとめたい人には、ピンクバイオレットで優しい雰囲気にしたり、女子っぽくしたい場合には、ピンクアッシュなど、自分が求める雰囲気に合わせて変えるのも良いでしょう。
オレンジ系のヘアカラーが似合う人
オレンジ系のヘアカラーは、元気でキュートな女性におすすめです。オレンジは、色を見てもわかるように、元気なイメージがあります。
オレンジにブラウンをプラスすることで、不自然な色から自然な色に染めることが出来ます。柔らかい雰囲気になり、肌が色白の人におすすめのカラーでもあります。
ブルー系ヘアカラーが似合う人
カジュアルさを前面に出したいのであれば、ブルー系のヘアカラーもおすすめです。アッシュブルーで色っぽい女性に仕上げたり、大人ぽく仕上げたいのであれば、6トーンのブルー系のアッシュにするとよいでしょう。初めてブルー系にする人は、ブラウンをミックスすることをおすすめします。
パープル系のヘアカラーが似合う人
パープル系は透明感溢れるカラーですが、クール女子を目指している人にピッタリです。パープル系の色でより柔らかい印象にしたい場合は、アッシュをプラスすることをおすすめします。
クールな印象よりも、可愛らしさを強調されたい場合は、ラベージュがおすすめです。ラベージュは、ラベンダーとベージュが混ざった色になります。
グリーン系ヘアカラーが似合う人
グリーン系は明るいよりも、くすんだ色でおしゃれに挑戦したいという人にはおすすめです。オリーブブラウンは、温かさのある色で、マットアッシュは、綺麗なグリーンの色が強調されているので、今までにない色に挑戦したいという人にはグリーン系もおすすめです。
ホワイト系ヘアカラーが似合う人
外国人系の顔をしている人には、ホワイト系のヘアカラーもおすすめです。ホワイト系と聞くと、明るいイメージを持つ人がほとんどですが、トーンを調節することで、ナチュラルな仕上がりになります。
ホワイト系のカラーにハイライトを入れることで、アクセントにもなり、外国人風にイメチェンしたい人にはおすすめです。
初めて髪を染める前に確認したい見え方のコツ
人によって、髪質が違うため、同じ薬剤を使っても染まり方が変わってきます。自分の髪の毛の質を知る事で、自分でも染めやすくなります。分からない場合は、美容師に聞いたり相談することも出来ます。ここでは、初めて髪を染める前に確認したい見え方のコツについてご紹介します。
髪の毛の太さ
髪の毛の太さはみんな同じではありません。細い人も居れば太い人もいます。髪の毛が細い人は、髪を染めた時に染まりやすく明るく見えます。
光を通しやすい分、透明感も出てきます。逆に髪の毛が太い場合には、細い髪の人には出せない深みが出てきます。艶やかに見えやすいという特徴もあり、それぞれ良い部分を持っているということです。
髪の毛の柔らかさ
髪の毛を自分で染めた時になかなか染まらないという人も居るでしょう。そのような人は、キューティクルが強い人と言えます。
外部からの刺激から髪の毛を守るためのものをキューティクルと呼び、キューティクルが強い人より、髪の毛が柔らかい人はすぐに明るくなります。なかなか染まらないからと、いくつも薬剤を使うと傷みやすくなってしまうため、美容師に相談するとよいでしょう。
ショート・ロングで見え方が違う
美容室に行くとトーン表を見せてもらい、色を決めることになります。トーン表を見てカラーを決めても、実際に染めると、思っていた色と違うという場合もあるでしょう。
色が違うと感じるのは、ショートヘアとロングヘアで見え方が異なるからのようです。そのため、トーンを自分で選ぶよりも、美容師に相談して決めることをおすすめします。
初めて髪を染める前には似合う色をイメージしよう!
初めて髪を染める人は、自分の色に染めがちですが、自分に合った色でないと、暗い印象になってしまう場合もあります。どのような色にして良いのか分からない場合には、美容師に相談して色を決めることをおすすめします。