そうめんの賞味期限は種類で異なる!
そうめんには種類がいろいろあります。コンビニエンスストアやスーパーなどでよく見かける乾麺、乾麺に湿度を与えて作る半生麺、もちもち食感の生麺、伝統製法で作られる手延べ麺、これらの賞味期限は同じそうめんでも異なります。
また、そうめんが未開封か開封後かによっても賞味期限が大きく変わるので、それぞれの麺の種類や美味しく食べるタイミングを知っておきましょう。
乾麺
麺を乾燥させて作られる乾麺は、そうめんの中でもよく目にする種類です。乾燥させている分賞味期限は長いと思われがちですが短くて1、2年、木の箱に入っているようなそうめんでだいたい2年ほどで賞味期限が切れます。
乾麺には麺を機械で伸ばして作る方法と麺を人の手で伸ばして作る方法があり、手延の賞味期限は他のそうめんの種類より長くほとんどのメーカーで3年半ほど設けられています。
半生麺
作りたての味を楽しめる半生麺のそうめんは、本来のそうめんの良さを感じてもらいたいとの思いから作られたものです。賞味期限はほとんどのものが短く設定されておりだいたい2~3カ月程度です。
半生麺のそうめんは水分を多く含んでおり、乾麺より風味が強く生麺に近い状態で味わえます。生麺より賞味期限が長く冷蔵の他に常温保存もできますが、開封後は冷蔵庫に入れ早めに使い切るようにしましょう。
生麺
他の種類のそうめんの中で賞味期限がもっとも短くほとんどのものが1カ月ほどです。茹で時間が短く、麺の食感はモチモチで小麦の風味を強く感じることができます。
生のそうめんは日持ちしないため、もともと職人さんや製造会社のご近所さんたちだけに親しまれてきたものでした。技術が進むことで流通するようになりましたが、乾麺などと比べるとまだまだレアなそうめんです。
手延べ
手延そうめんとは、小麦粉に食塩と水を混ぜ植物性油を塗り、2本の棒のようなものを使って少しずつ伸ばして作る製法です。手延べそうめんの賞味期限はだいたい2年ほどですが、高級なものだと3年以上もつものもあります。
油でコーティングされた麺は湿気の影響を抑えるためもちも良く、手延独特のコシの強さを味わえるためそうめんの中でもっとも人気があります。
そうめんの未開封・開封後の賞味期限の違い
未開封の状態で何年も寝かせていたそうめんや、冷蔵庫の掃除をしたときに出てきた開封後のそうめんを見つけたことはありませんか?未開封のそうめんと開封後のそうめんとではどの程度賞味期限に影響があるのでしょうか。
乾麺は麺を乾燥させているので特別気を使うこともなく長期間保管している方が多いですが、そうめんを湿気の多い場所に置いていたり開封後にしっかり密封していないと虫がつく場合もあります。
そうめんは長期保存のきく食材です。正しい保存方法を知り非常食の一つとして常備するのもいいかもしれません。
未開封の場合
そうめんが「乾麺」で「未開封」のものと想定した場合、賞味期限が切れてから1~2年程度であれば食べられるだろうと判断する方が多いようです。
メーカーが明記していないためハッキリした期間を伝えることは難しいですが、保存状態が良ければそれ以上もつ場合もあります。ご自身でそうめんの状態をしっかり見極め、食べられるかどうかを判断するようにしましょう。
開封後の場合
開封後のそうめんの賞味期限も、保存状態が良ければだいたい1~2年程度もつようです。開封後はカビや虫がつきやすいため、賞味期限切れのそうめんを食べる場合は未開封のものより注意が必要です。
そうめんは湿度に弱いためジメジメした場所での保管は避けなければいけません。正しく保管できていれば、風味は落ちたとしても食べても体に支障はないでしょう。ただし、開封後はなるべく早く使い切るようにしてください。
そうめんの賞味期限を維持させる保存方法
そうめんを保存するベストな環境とはいったいどんな状態を言うのでしょうか。今は便利な保存容器もたくさんありますが湿気に強くカビや虫をよせつけない方法があるのか、茹でる前と茹でた後のそうめんの保存の違いについても調べてみました。
賞味期限が近づいてもそうめんの品質を損なわず保存できる方法は意外と簡単ですので、ぜひ覚えておいてください。
乾麺のそうめんの保存
木箱に入ったそうめん(乾麺)でも開封後は保存袋に保管します。そうめんと一緒に食品用の除湿剤を入れておくと虫防止にも繋がります。乾麺の保存用ジッパーバッグや乾麺専用のプラスチック容器は、100円ショップでも見つかるのでぜひ探してみてください。
使っていないパスタケースやダブルチャック付きの密閉用ビニール袋を代用しても良いかもしれません。ちなみにパスタケースのような筒状のものを使う場合は、そうめん(19cm)より高さのある20cm以上の容器を選ぶようにしましょう。
冷蔵庫で保存
乾麺は直射日光を避けて風通しの良い場所で保存することが大切です。冷蔵庫に保存する場合は、匂いの強い食材の近くに置くことは避けましょう。
茹でたあとに余ってしまったそうめんも方法次第で保存しておくことができます。すぐ捨てずに茹でたそうめんの保存方法をチェックしてみてください。
茹でたそうめんの保存
茹でて余ってしまったそうめんを1,2日で食べきる場合は、そうめんをラップに包みタッパーなどの容器に入れて冷蔵庫に保管すれば大丈夫です。ただし、どうしてもコシは失われるためそのまま食べるのに抵抗ある場合はチャンプルなどにアレンジすれば美味しくいただけます。
茹でたそうめんが余ってしまったら、冷凍で小分けにしておくと便利です。冷凍庫に入れる前にそうめんの水気をしっかり切っておき、一口サイズの小分けにします。
小分けにしたそうめんを指にクルッと巻いておくと使う際に取り出しやすくなります。小分けにしたそうめんはタッパーなどの保存容器に入れしっかり密封しておきましょう。
冷凍したそうめんを使うときは耐熱容器に入れ、レンジで温めれば茹でる前のそうめんを味わうことができるのでおすすめです。また、冷凍したそうめんは何カ月も長期保管せず早めに使い切ることを意識しましょう。
賞味期限切れの食べてはいけないそうめん
「麺は賞味期限が切れてから寝かせるほうがコシが出ていい。」と聞いたことはありませんか?実はこれは本当なんです。製粉会社の公式サイトにも10年以上前に賞味期限の切れた乾麺が十分食べられるものだったと載っていました。
ただし、どんな状態の乾麺でも良いわけではありません。保存状態の良い乾麺に限った話ですが、「食べたらマズイことになる」判断はどこでつければいいでしょうか。
カビが発生している
カビの生えたそうめんはもちろんNGです。湿気の多いジメジメした場所、とくに開封後のそうめんをキッチンまわりに保管しているご家庭は注意が必要です。
茹でたそうめんを冷蔵庫に保存する場合は、保存前にしっかりそうめんの水分を落としておくとカビ防止になります。カビは冷蔵庫に持ち込まないのが一番です。
そうめんそのものにカビがなくても、長期保管している調味料などのパッキンにカビが生えることもあるのでアルコール除菌などで常に清潔にしておく必要があります。
虫がついている
開封後のそうめんだけでなく、未開封のものでも長期間寝かせていたそうめんは虫がついている可能性があります。虫を取り除けば食べることができるそうですが、100%体に害はないとも言いきれません。
そうめんを処分することに抵抗がある、という方はお手元にあるそうめんメーカーに問い合わせるなどご自身で対策されることをおすすめします。
異臭がする
未開封でも開封後でもそうめんから異臭がする場合は食べないようにしましょう。見えないところにカビが生えている可能性があります。また、臭いのキツイものの側にそうめんを置いておくと臭いがそうめんに移ることもあります。
そうめんに臭いが移ると確実に風味が落ちます。密封容器などに入れ、そうめんの風味を損なわないようにしましょう。
そうめんの賞味期限は意外と長い!
そうめんの賞味期限は思っていた以上に長いということがわかりました。そうめんを作る工程が機械なら2年~3年半ほどもちますが、生麺や半生麺は数カ月ほどしかもちません。ただし乾麺や手延べそうめんも開封後は早めに食べきることを意識しておく必要があります。
賞味期限はあくまでも「美味しく食べることができる期間」です。未開封のものや賞味期限の長いそうめんでも保存容器などを利用し、なるべく早めに使い切る工夫をしてみましょう。